ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

刑事の誓い

2008-03-25 18:20:22 | 勉学
3日ほど前の読売新聞編集手帳のコラムに、北海道警察の「刑事の誓い」という言葉が紹介されていた。1969年に作られた言葉だそうである。当時、幹部の間で刑事のサラリーマン化やマイホーム型志向が問題になり、「ひとつ刑事の理想像をえがき、一線刑事の指針にしょう」となったのだという。

△ 社会正義のために これがわれわれの使命である。 
             △ 打てばひびく これがわれわれの感覚である。
△ 腰軽く粘りつよい これがわれわれの根性である。 
             △ 心と心の触れ合い これがわれわれの誠意である。
△ 物からものを聞く これがわれわれの科学である。 
             △ 話し上手より聞き上手 これがわれわれの技術である。 
△ どんな役にも誇りを これがわれわれの組織である。


この7つの言葉を読んで、内容は古びてはおらず、全く現代でもどんな職業にも通用する内容だと思う。しかしこの言葉を紹介した、元道警の刑事部長だった中川さんは、「業務負担が過重で、育成に注ぐ余力も時間もないと悲鳴が」現場から聞えたために、仕事との合理化、効率化も試みたそうである。

最近は、残念ながら警察の不祥事が発生している。冤罪問題や警察関係者からみの事件なども報道される、時世である。われわれの生活の安全を守るためにも、職務内容や職場の環境にも配慮して、上記の言葉を銘記して、職務に邁進できる警察であり警察官であって欲しい。

今回の、土浦市の無差別殺傷事件の報道を見て敢えてアップしてみた。



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2 コメント

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Unknown (しらほ)
2008-03-26 23:21:40
刑事の誓い7ヶ条は,私たちの職場にも適用する言葉だと感じながら読ませて頂きました。
社会人として身の引き締まる思いです。
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Unknown (ピーナツ)
2008-03-27 10:35:58
こんにちは
新年度に向けて、異動や新入社員を迎えるじきですあ。各職場で心して向って欲しい想いです。
管理者もなお一層の精進をお願いしたい。
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