ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

米倉涼子さんの涙のわけ

2009-04-21 10:09:06 | TV DVD
NHKのバラエティ番組のひとつ「鶴瓶の家族に乾杯」の番組が面白い。先週と今週はゲストに女優の「米倉涼子」さんを迎えている。彼女は「温か味のある焼き物を作って見たい」と佐賀県唐津市を訪ねる舞台に選んだ。

さっそく唐津で出会った方に「唐津焼は中里太郎右衛門」と教えられて興味を持つ。訪ねた窯元の太郎右衛門さん、14代目にあたり錚々たる方だが実に気さくな方だった。NHK大河ドラマ「ムサシ」のお通役に出演した米倉さんを覚えていて、それ以来のフアンだと言はれる。そして焼き物に挑戦することに、希望したのは大きな器の創作だ。初めての方は小さなモノからはじめるのにと驚きながら、ろくろ回しを教えてくれる。そして唐津焼伝統技法のひとつ「たたき技法」による大皿つくりも体験する。悪戦苦闘するが周囲の方の手助けで絵付けも教わり完成。その後の家族の方々との交流の場面が実にこころ温まる場面が展開する。

その後で、米倉さんは中里家の娘さんの紹介で「シラウオのおどりくい」をさせてくれる店を訪ねる。5代目の当主で170年の伝統を持つ唐津を代表する伝統ある老舗だったようである。何てずうずうしい方だろうと思ったと店主が述懐するように、突然飛び込んだ彼女に周囲がびっくりする。生きたままの「シラウオ」を食べて、天ぷらにしたのをご馳走になる。戸惑いながら家族の皆さんが温かいもてなしをしてくれる。

番組の最後に夫々訪ねた家族の方のメッセージが流れる。突然のトップ女優の訪問に驚きながらも、実に温かく迎えてくれた家族達の言葉に、男勝りの気性を持つという彼女が号泣する。父親を亡くし母と弟の3人の暮らしをしているという彼女が家族の持つ温もりに感激した様である。完成した唐津焼の大皿が紹介されるが見事な出来である。この初めて出会った家族達との交流を通じて、益々女優としての彼女の成長を願ってやまない。

コメント (8)
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