おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

落雁諸江屋の塩どら焼き

2012-09-04 23:32:05 | 食べたもの
 金沢の落雁諸江屋さんの「塩どら焼き」でございます。落雁諸江屋さんは嘉永2年(1849年)創業の金沢の老舗です。お店の名前に「落雁」とつくだけあって、落雁で有名です。「花うさぎ」という可愛らしい落雁はちょっとしたプレゼントに便利で、いただいたりあげたりすることが多いです。

 先日、大阪伊勢丹の果遊庵でこの「塩どら焼き」を見つけ、諸江屋さんのであれば、と思い買ってきました。

 お菓子の紹介です。
加賀百万石の塩蔵には能登半島先端に位置する珠洲(すず)の各地で精製された揚浜式製塩が納められていました。現在では塩蔵こそ有りませんが、珠洲の天然塩はミネラル豊富で全国のお客様にお買上を頂いております。この度この天然塩ともちもちとした食感が楽しい米粉を使ったどら焼きに仕上げてみました。さっぱりとした塩味と餅菓子のような食べ口、甘さを抑えた粒あんの絶妙などら焼きになりました。

 なかなかのヒット商品のようです。でも、私はちょっと苦手でした。もともとこの「塩○○○」というのがどうなん?って感じで、「甘いなら甘い、塩辛いなら塩辛い、どっちかにしようよ!」と言いたいと常々思っておりまして、お善哉に隠し味に塩少々ならわかるんですが、塩と砂糖って正反対のお味がいっしょになるって何か腑に落ちません。

 これも、食べながら「うーん、これは甘いの?塩辛いの?どっち?」と常に舌の先で味を確認してしまい、もひとつ食べたっていう満足感が得られませんでした。不味いというのでもないんですが。諸江屋さんほどの和菓子屋さんであれば、普通の甘いどら焼きもきっと美味しいんだろうなぁと思ってしまいました。ただ、このハーフサイズは食べやすくてよろしゅうございます。これはなかなかのアイディアだと思いました。
コメント (8)
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