京都国立博物館で開催されている「古事記1300年出雲大社大遷宮・大出雲展」を見てまいりました。特に、行くつもりはなかったのですが、昨日、外出先で急に予定がなくなり、まあ家へ帰ればいいんですが、せっかくお化粧もして身だしなみも整え出かけたので、出たついでだしと思い、行こうか行くまいか迷っていたこの展覧会に行きました。
展覧会の紹介です。(京博のホームページから)
コピペしながら読んだら「空前絶後」って書いてありますね。受けました。この文章書いた人、ナイス!ですね。京博の人って、面白いです。展覧会の最後のお部屋は「出雲の神宝」というタイトルで、出雲大社をはじめとする神社の宝物が展示してあり、その中に「三十六歌仙図額」というのがありましたが、その説明でも「懐が深い」とあって(何に対して懐が深いのかは失念)、こういう展覧会で「懐が深い」って…とすごくびっくりしたんですが、京博の人の日本語、ステキすぎます。
見どころはコチラに詳しくあるので、見ていただいたらいいと思いますが、確かに空前絶後、「ひょえ~」と思える展示が多かったです。
とにかく、日本史の教科書で写真で見たものがすべてありました。埴輪、勾玉、土器、須恵器、青銅器etc.そういったものがすごいボリューム、すごいスケールで迫ってきます。これだけのものを、よく出雲から京都まで運んできたものだと、それに感心してしまいました。でも、この後、東京(10月10日~11月25日)でもありますから、さらに東京まで運ぶんですよね。こういうのって、大体日通が運んでいらっしゃいますが、気を遣うでしょうね。
って、展示物以外のことばかりに目が向いておりますが、ちゃんと展示も見ております。上にも書いたように、全て「大きい」です。埴輪も土器・須恵器も想像以上の大きさです。私は子持ち土器(須恵器)の形がなんとも可愛らしく気に入りました。最初、見たときは「これって、どうやって注ぐんやろう?」と思ったんですが、キャプションを見ると「祭祀用」とあり、またまた無知をさらけ出しておりました。
さらに青銅器のお部屋は、もう、びっくりしますよ。荒神谷遺跡の銅剣42本、銅矛16本、銅鐸5個、加茂岩倉遺跡の銅鐸15個、計78点が出展されています。それが全て国宝だそうで、“権威”に弱いワタクシはハハーッとなりました。これらの青銅器には「×」という印がついていて、なぜそういう印がついているのかは、謎だそうです。ついている位置も鮮明さもまちまちで、私は「『×』を探せ!」とばかりにガラスに顔をくっつけて見ておりました。
携帯カメラなのでわかりづらいかと思いますが、古代出雲大社復元模型(十分の一)です。京博の天井ってかなりの高さがありますが、そこにくっつくほどの高さで、それで十分の一模型って、実際はどれだけ大きいんでしょうか。出雲ってすごい権力があったんですね。
関西にいると、奈良とか羽曳野とかこちらに遺跡とか古墳とかがゴロゴロあって、そういうのがいつも身近にあるせいか、関西以外のところにまで目を向けることがまずなく、今回の展覧会も「目からウロコ」のところが多々ありました。あまり積極的な気持ちで行ったわけではありませんが、非常に面白い展覧会でした。京都は9月9日(日)までです。東のほうの方、10月10日から東博です。ぜひ、どうぞ。
展覧会の紹介です。(京博のホームページから)
本展は、古事記編纂1300年、そして平成25年に約60年ぶりで行われる出雲大社大遷宮を機に、出雲の古社、そして関わりの深い古寺の宝物と、出雲の重要遺跡から出土した品々を一堂に紹介する空前絶後の展覧会です。本展の事前調査による新発見も盛り込んで、出雲神話と出雲大社の成り立ち、古代・中世の出雲人がはぐくんだ神と仏への祈りのかたちを展望します。
コピペしながら読んだら「空前絶後」って書いてありますね。受けました。この文章書いた人、ナイス!ですね。京博の人って、面白いです。展覧会の最後のお部屋は「出雲の神宝」というタイトルで、出雲大社をはじめとする神社の宝物が展示してあり、その中に「三十六歌仙図額」というのがありましたが、その説明でも「懐が深い」とあって(何に対して懐が深いのかは失念)、こういう展覧会で「懐が深い」って…とすごくびっくりしたんですが、京博の人の日本語、ステキすぎます。
見どころはコチラに詳しくあるので、見ていただいたらいいと思いますが、確かに空前絶後、「ひょえ~」と思える展示が多かったです。
とにかく、日本史の教科書で写真で見たものがすべてありました。埴輪、勾玉、土器、須恵器、青銅器etc.そういったものがすごいボリューム、すごいスケールで迫ってきます。これだけのものを、よく出雲から京都まで運んできたものだと、それに感心してしまいました。でも、この後、東京(10月10日~11月25日)でもありますから、さらに東京まで運ぶんですよね。こういうのって、大体日通が運んでいらっしゃいますが、気を遣うでしょうね。
って、展示物以外のことばかりに目が向いておりますが、ちゃんと展示も見ております。上にも書いたように、全て「大きい」です。埴輪も土器・須恵器も想像以上の大きさです。私は子持ち土器(須恵器)の形がなんとも可愛らしく気に入りました。最初、見たときは「これって、どうやって注ぐんやろう?」と思ったんですが、キャプションを見ると「祭祀用」とあり、またまた無知をさらけ出しておりました。
さらに青銅器のお部屋は、もう、びっくりしますよ。荒神谷遺跡の銅剣42本、銅矛16本、銅鐸5個、加茂岩倉遺跡の銅鐸15個、計78点が出展されています。それが全て国宝だそうで、“権威”に弱いワタクシはハハーッとなりました。これらの青銅器には「×」という印がついていて、なぜそういう印がついているのかは、謎だそうです。ついている位置も鮮明さもまちまちで、私は「『×』を探せ!」とばかりにガラスに顔をくっつけて見ておりました。
携帯カメラなのでわかりづらいかと思いますが、古代出雲大社復元模型(十分の一)です。京博の天井ってかなりの高さがありますが、そこにくっつくほどの高さで、それで十分の一模型って、実際はどれだけ大きいんでしょうか。出雲ってすごい権力があったんですね。
関西にいると、奈良とか羽曳野とかこちらに遺跡とか古墳とかがゴロゴロあって、そういうのがいつも身近にあるせいか、関西以外のところにまで目を向けることがまずなく、今回の展覧会も「目からウロコ」のところが多々ありました。あまり積極的な気持ちで行ったわけではありませんが、非常に面白い展覧会でした。京都は9月9日(日)までです。東のほうの方、10月10日から東博です。ぜひ、どうぞ。