『25』とは今年見た舞台の数です。昨年が26本だったので横ばいでした。前半はかなり少なくて、これだと昨年より大幅に減になると、後半はあせって見まくりました。特に11月と12月は平均すると週に1回のペースで見ていました。そんなに無理しなくても・・・と自分でも思いましたが、何となく「見なければっ!」という気分になってしまいました。
印象に残っている舞台は「sisters」「火宅か修羅か」「私生活」「踊る職員室」「リチャード三世」でしょうか。あと、古典芸能では、歌舞伎の「顔見世」「米團治襲名披露」「茂山狂言会」のあたりかなぁ・・・。
特に青年団の「火宅か修羅か」は、私がこれまで見てきたお芝居というものの概念が根底から覆されたと言っても過言ではないくらい、衝撃的でした。平田オリザはこれからも注目していきたいと思っています。「sisters」「私生活」は、それぞれ奇しくも松たか子、寺島しのぶという歌舞伎役者のお嬢さんが主演でしたが、これまでの彼女たちに対して私が持っていたイメージを交換したような役柄でした。松たか子はエキセントリックで壊れていく人妻、寺島しのぶは明るいわがままなお嬢さんの役でした。でも全然違和感なくお芝居に入り込めたので、やはりそれだけの演技力をお持ちなのかと思いました。
「米團治襲名披露」は、久しぶりに華やいだ雰囲気の舞台を楽しめました。歌舞伎もそうですが、襲名披露って、いわゆる“人気者”が顔を揃えられるので、何だか得した気分にもなれます。
さらに、今年は「初めて行く劇場」が多かったように思います。東京の新橋演舞場とシアターコクーン、伊丹のアイホール、京都の観世会館、中之島の新ABCホールです。東京でお芝居を見たというのも、私の人生の中では“画期的”なことでした。私の中では「東京=お買い物」しかなかったので。これってクセになるかもしれません。
来年は、早速1月に3本見に行きます。2月は、またまた東京へ行こうかと画策中で、さらに、大阪で若手の歌舞伎役者の公演もあるので、そっちも行きたいし、既に「お楽しみ」目白押しです。東京の歌舞伎座も建て替える前に是非一度中に入りたいし・・・。
まあ、もともと、このブログは観劇日記と読書日記をつける目的で始めたわけで、決しておやつ日記をつけるためではないので、本来の目的に近づけるべく頑張ります。でも、ご覧になる方は、わけのわからない“感想文”を読まされるよりは、美味しそうな写真のほうがいいとは思うんですが、懲りずにこちらをご訪問いただけると有難く存じます。
今年も一年有難うございました。新しい年もよろしくお願い申し上げます。
印象に残っている舞台は「sisters」「火宅か修羅か」「私生活」「踊る職員室」「リチャード三世」でしょうか。あと、古典芸能では、歌舞伎の「顔見世」「米團治襲名披露」「茂山狂言会」のあたりかなぁ・・・。
特に青年団の「火宅か修羅か」は、私がこれまで見てきたお芝居というものの概念が根底から覆されたと言っても過言ではないくらい、衝撃的でした。平田オリザはこれからも注目していきたいと思っています。「sisters」「私生活」は、それぞれ奇しくも松たか子、寺島しのぶという歌舞伎役者のお嬢さんが主演でしたが、これまでの彼女たちに対して私が持っていたイメージを交換したような役柄でした。松たか子はエキセントリックで壊れていく人妻、寺島しのぶは明るいわがままなお嬢さんの役でした。でも全然違和感なくお芝居に入り込めたので、やはりそれだけの演技力をお持ちなのかと思いました。
「米團治襲名披露」は、久しぶりに華やいだ雰囲気の舞台を楽しめました。歌舞伎もそうですが、襲名披露って、いわゆる“人気者”が顔を揃えられるので、何だか得した気分にもなれます。
さらに、今年は「初めて行く劇場」が多かったように思います。東京の新橋演舞場とシアターコクーン、伊丹のアイホール、京都の観世会館、中之島の新ABCホールです。東京でお芝居を見たというのも、私の人生の中では“画期的”なことでした。私の中では「東京=お買い物」しかなかったので。これってクセになるかもしれません。
来年は、早速1月に3本見に行きます。2月は、またまた東京へ行こうかと画策中で、さらに、大阪で若手の歌舞伎役者の公演もあるので、そっちも行きたいし、既に「お楽しみ」目白押しです。東京の歌舞伎座も建て替える前に是非一度中に入りたいし・・・。
まあ、もともと、このブログは観劇日記と読書日記をつける目的で始めたわけで、決しておやつ日記をつけるためではないので、本来の目的に近づけるべく頑張ります。でも、ご覧になる方は、わけのわからない“感想文”を読まされるよりは、美味しそうな写真のほうがいいとは思うんですが、懲りずにこちらをご訪問いただけると有難く存じます。
今年も一年有難うございました。新しい年もよろしくお願い申し上げます。