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おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

今年の南座顔見世

2019-08-30 00:40:15 | 先々の予定
 昨日「南座の顔見世もそろそろ?」と書いたら、今日早速出ました。一応、ウリは「成駒家三代、松嶋屋三代 勢ぞろい!」らしいのですが、昔から関西での歌舞伎公演は成駒家さんと松嶋屋さんが中心の座組みが多く、特に珍しいものではなく、というより“いつもと変わらず”感のほうが強いです。そんな座組みで切符代は顔見世料金の25000円って・・・。通常の18000円(これでも高いと思うけれど)で十分のような気がするけれど、今さら25000円の切符代は下げられないんでしょうね。

 演目的には昼夜ともガッツリって感じです。“歌舞伎見た感”は十分あると思います。孝夫さんは昼夜にご出演です。昼の部は「七段目」の由良さん、夜の部はちかえもんの姦通ものだそうです。これは初めて拝見します。由良さんはいいのですが、お軽がタカタロさんってねぇ~。ジャラジャラするお役ですよねぇ~。う~~~~ん。ビジュアル的には壱太郎さんの雪姫、隼人クンとまるるの「釣女」が楽しみです。

 演目と配役は以下の通りです。

【昼の部】 
第一、信州川中島合戦
   輝虎配膳
     長尾輝虎    愛之助
     勘助妻お勝   雀右衛門
     直江山城守   隼人
     直江妻唐衣   壱太郎
     勘助母越路   秀太郎

第二、戻駕色相肩
     浪花の次郎作実は石川五右衛門   梅玉
     禿たより             梅丸改め莟玉
     吾妻の与四郎実は真柴久吉     時蔵
    
第三、祇園祭礼信仰記
   金閣寺
     松永大膳         鴈治郎
     此下東吉後に真柴久吉   扇雀
     雪姫           壱太郎
     大膳弟鬼藤太       亀鶴
     十河軍平実は佐藤正清   愛之助
     狩野之介直信       芝翫
     慶寿院尼         藤十郎
 
第四、仮名手本忠臣蔵
   祇園一力茶屋の場
     大星由良之助    仁左衛門
     遊女お軽      孝太郎
     富森助右衛門    隼人
     矢間重太郎     橋之助
     大星力弥      千之助
     赤垣源蔵      進之介
     寺岡平右衛門    芝翫

【夜の部】  
第一、堀川波の鼓
     小倉彦九郎     仁左衛門
     お種        時蔵
     お藤        壱太郎
     文六        千之助
     磯部床右衛門    亀鶴
     おゆら       扇雀
     宮地源右衛門    梅玉
    
第二、釣女
     太郎冠者      愛之助
     大名某       隼人
     上臈        梅丸改め莟玉
     醜女        鴈治郎

第三、新皿屋舗月雨暈
   魚屋宗五郎
     魚屋宗五郎     芝翫
     磯部主計之助    鴈治郎
     磯部召使おなぎ   孝太郎
     小奴三吉      橋之助
     浦戸十左衛門    秀調
     宗五郎女房おはま  雀右衛門
 
第四、越後獅子
     角兵衛獅子     隼人
     同         橋之助
     同         千之助
     同         梅丸改め莟玉
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今日はこことここ

2019-08-29 17:21:39 | 観たもの




今日は、「働き方改革」?で有休を取って、春秋座の右近さんの「研の会」から国立近代美術館の「ドレスコード」展へまいりました。なかなか充実した休日となりました。やっぱりお洋服が好きなワタシ…。

南座の「顔見世」出ましたね。帰宅したらupします。
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新作歌舞伎 風の谷のナウシカ

2019-08-28 22:56:02 | 先々の予定
 
  
 今年12月に新橋演舞場で上演される「風の谷のナウシカ」です。昨年12月に菊ちゃんメインで上演されると発表されていましたが、今日、詳細な配役が発表されました。

 宮崎駿監督を見ないので全く興味はないのですが、朝からTwitterが騒がしく、「何事かいな」と思ってその配役を見るとなかなかの豪華版でした。チラシの両面をupしておきます。

 12月はおそらく玉ちゃんが歌舞伎座なので、遠征する予定で、行こうと思えば行けないことはありません。ただ、上にも書いたように「風の谷のナウシカ」を全く知らない、しかも昼夜通しで見ないといけない、ワタシにはちとハードルが高いです。

 それよりも、そろそろ南座の顔見世の情報が出てきてもよさそうなものなのですが。孝夫さんメインのお舞台かと。何をなさるのか楽しみです。
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ノガラッツァ

2019-08-27 23:56:49 | 食べたもの
 中之島ダイビルにあるイタリアンレストランでございます。先週土曜日に諸事情により、ランチに伺いました。

 
 ヴィシソワーズ
 ジャガイモの冷製スープです。自家製のクルトンとハムのジェリーが載ってました。

 
 グラスワインを頼むとお仕着せではなく、5本の中から選ばせてくれます。バラエティに富んでいて、選ぶのが難しかったです。

 
 選んだ白ワイン
 ブドウの実も皮も種もすべていっしょに漬け込んであるので、こんな色になります。白だけどしっかりとしたお味でした。

 
 パン
 こちらも自家製のフォカッチャと全粒粉のパンです。

 
 信州サーモンのスモークと和束野菜のフェットチーネ
 またまた自家製フェットチーネです。お野菜たっぷりで美味しかったです。

 
 赤ワインです。こちらも5本並べてくださったのですが、選んだらすぐに引かれました。白がしっかりしてたので、軽めの赤を選びました。

 
 国産牛のロートロ炭火焼き 
 牛肉の薄切り肉をくるくる巻いて棒状にしてから、焼いて、輪切りにしたものだそうです。赤身が多そうだったので、がんばって食べました。ランチなので「苦手な食材は?」って聞いてくれなくて…。申し訳ないけれど、味わうとかそういうレベルではなく、お野菜は味わいながらゆっくりいただきました。

 
 晩柑のショートケーキ
 およそショートケーキらしからぬ姿かたちですが、食べると確かにショートケーキでした。

 
 コーヒー
 ビスコッティ付きです。

 これでお料理は2200円、ワインを2杯飲んで4000円のお支払いでした。かなりコスパ高いです。お料理も在り来たりではなく、凝ってたし、美味しかったし、よろしゅうございました。

 実は、毎年実施している近畿二府四県の持ち回りの研修会が今年は大阪の当番で、こちらで夜の懇親会をしてはどうかと思い、お味見に行ったんです。ワインもどんな感じか見ておかないと思い、昼間っから赤白飲んでしまいました。このレベルならば、参加者に喜んでいただけると思ったのですが、いろいろあって結局“却下”となりました。残念です。

 でも、また夜に行ってみたいです。スポンサー様を探します。
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今日はここ

2019-08-24 18:38:36 | 観たもの
上方歌舞伎会に来ています。

諸事情から今日のランチは中之島でイタリアン、諸事情からグラスワインを2杯もいただいてしまい、“撃沈状態”、眠いのなんのって…。「三番叟」は夢の中、「熊谷陣屋」の終盤でようやく意識が戻ってきました。これから「堀川」です。頑張ります!
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初代中村莟玉丈

2019-08-24 11:01:45 | その他いろいろ(歌舞伎)
 梅玉さんの部屋子である梅丸さんが初代中村莟玉(かんぎょく)を11月の歌舞伎座吉例顔見世公演から名乗られることが発表されました。おめでとうございます。

 お江戸の方なので、小さい頃から見ているわけではなく、こちらがお江戸へ行くようになってお見かけするようになりました。とにかく可愛らしい男子です。「NARUTO」のさくらちゃんがびっくりするくらい女の子になっていましたね。ファンの間では「まるる」と呼ばれ、その語感も彼の雰囲気をよく表しているなぁと思います。

 また、今回、正式に梅玉さんのご養子に入られたそうです。玉ちゃん、愛之助さんに続き、ですね。梅玉さんがとても真摯に歌舞伎に向き合っていらっしゃる方なので、梅丸さんも道を踏み外すことなく、このまま素直にまっすぐ歌舞伎にご精進されることと思います。新しい期待の星ですね。

 11月にお披露目ということで、高砂屋さん御一門皆さんそちらへご出演です。実は、梅玉さんが永楽館に出たいとおっしゃっているとチラチラ聞いておりまして(「夜噺」か何かでおっしゃっていた。「愛ちゃんに『出してよ』って言ってるんだけど」っておっしゃっていたとか)、もしご出演になったら、アノ往年のHNKアナウンサーのような「口上」を拝聴できるのかしらと淡い期待を抱いていたのですが、当然そんなことはありません。残念でした。でも、いつかぜひご出演を! その時は莟玉さんもごいっしょに!

 
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今年の永楽館歌舞伎

2019-08-23 23:18:24 | 先々の予定
 今年の永楽館歌舞伎の出演者と演目の発表がありました。いつもならもう少し早い時期に発表されていたかと思うのですが。先にバスの予約の案内が来ていました。とりあえず、申し込みはしてあります。

 う~~~~~ん、ワクワクもドキドキもしないこの気持ちは何なんでしょうね。“出石ゆかり”の演目にこだわらなくてもいいような気がするのですが。がっつり、歌舞伎らしい歌舞伎を見せてほしいものです。でも、行くけどね。ワタシの年中行事に組み込まれていますので。 
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オール讀物9・10月合併号【追記あり】

2019-08-22 23:43:42 | 読んだもの
 本日発売の「オール讀物9・10月合併号」でございます。第161回直木賞受賞作「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」が掲載されているということで、早速買ってきました。これまで、芥川賞とか直木賞とか発表があっても、リアルタイムで読んだことはありませんでした。今回の直木賞が文楽を題材にしていると聞き「これは読まねばなりますまい」と思ったのですが、単行本は2000円ぐらいするし、文庫になるのを待ってるとあと2,3年はかかりそうだし、どうしようかなぁと思っていたら「そうだ、直木賞受賞作ってオール讀物に載るよね」ということを思い出し、今日まで待っておりました。

 実は「オール讀物」という雑誌を買ったのは初めてです。もちろん存在は知っていましたが。直木賞受賞作掲載号ってこんなになっているんですね。受賞作品だけでなく、大島真寿美さんのグラビアページ?、選評全て、自伝エッセイ、七之助さんとの特別対談まで載っていました。

 賞発表時に新聞でも選評って見ますが、あれってごく一部なんですね。こちらには選考委員全員の選評が載ってました。小説家の方たちなので書くのはお手の物、一人当たりの選評が長いんです。それぞれ評価している作品はバラバラで、こっちで褒めてるかと思うと、あっちではボロカスって感じで、これでよう受賞作が決まるものだと、びっくりしました。「渦」を評価している人は少ないように感じたのですが。っていうか、選考委員の小説家の皆さん「文楽とか歌舞伎とかは見たことがない、門外漢、だからわからない」っておっしゃる方が何人かいらっしゃって、「えーーーーーっ、日本を代表する小説家が歌舞伎も文楽も見ないなんて、そんなことあるんですかっ!。そんなんで日本文学を書いてますって言っていいんですかっ!」ってちょっと倒れそうになりました。

 その選評のすぐ後のページに山川静夫さんの「ちょっといい話」があって、ちゃんと「妹背山婦女庭訓」を題材に書いてくださっていて、ホッとしました。オール讀物のいつものページ構成がどうなっているのか存じ上げませんが、ここに山川さんのエッセイを置いてくださった編集部の方、GJです。

 自伝エッセイの挿絵はなんと!桐竹勘十郎さん、その後ろに5月の国立小劇場の「妹背山」通し上演の【鑑賞の手引き】、それから七之助さんとの対談です。この対談も充実した内容でした。大島真寿美さん、もともと歌舞伎ファンでいらっしゃるので、おっしゃってることが的確で空回りしてません。玉ちゃんも“玉三郎のおじ様”で何度も登場します。面白く読みました。

 かんじんの小説はまだ読んでないのですが、楽しみです。

 これだけ盛り沢山でお値段は1050円、これは買いだと思います。

【追記】
「渦」は全部載ってませんでした。9章のうち4章だけ掲載されていました。ま、そうですよね、単行本が売れてくれないと困りますからね。2年後の文庫化を待ちます。
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人それぞれ

2019-08-20 23:25:27 | その他いろいろ
 まあ、どうでもいいことなんですが、って個人のブログなんてほとんどどうでもいいことのような気がしますが。

 先日、PCを買い替えたけれど自力でネットに繋げなくて、サポートセンターに電話して接続方法を教えてもらったと書きました。その際、電話のおねぇさんから現在加入の100Mコースから1Gコースへの変更をオススメされました。PC関係は全く疎いので「何がどう違うのですか?」を尋ねたところ、「数字だけ見れば単に10倍になっただけですが、実際のスピードは全然違います。段違いに早くなるんです」といわれました。でも、そんな説明ではよくわからなかったので、「早くなったら何かいいことがあるのですか」とさらに尋ねたところ、おねぇさんは「動画をとてもスムーズにご覧になれます」とおっしゃいました。私は動画を見ることがないのでそんなことはどっちでもいいと思い、「あのぅ、チケットを取る時に早くつながるとか、そういうのはないんですか」としつこく食い下がりました。こんな質問は初めてだったのか、電話の向こうのおねぇさんは一瞬絶句した後「気持ち早くなるかもしれません」と答えられました。チケットWeb松竹に素早く繋がるのならば、それに変えてもいいと真剣に思っていたのですが、おねぇさんの口ぶりではそうでもないようなので、この件はお断りしました。(来年「俳優祭」があるというウワサをチラッと聞いたもので、こんな質問をしてしまいました。)

 で、今日会社でそのことを話したら、同僚の女性がコンサートによくいらっしゃるので、その人も「本当に早く繋がるのであれば、そっちにするよね」とワタシに同意してくれました。普段、チケ取りに苦労している人なら「あるある」だと思うのですが、電話のおねぇさんはあまりそういうことをなさってない方だったんでしょうね。本当に、どうでもいいことなんですが、人の興味なんていろいろ、それぞれ違うんやねぇとちょっと面白いと思いました。

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御所氷室

2019-08-18 23:58:24 | 食べたもの
 鶴屋吉信の「御所氷室」でございます。真っ白なスリコハクの中に小豆が浮かぶお干菓子です。夏限定、直営店限定のお菓子です。「限定」という言葉に弱いワタクシ、先日、上京した折に、コレド室町にある鶴屋吉信で買ってきました。

 昨年の夏、東京博物館の鶴屋吉信のカフェでいただいてから、ずっと食べたいと思っていたのですが、直営店舗に行くことがなく、なかなかいただくことができませんでした。一年越しでようやくgetです。

 まわりはさっくり、中は柔らかいお干菓子です。上品な甘さです。自分用に10個入りを買ってきたのですが、“欲望”のままいけば10個一気に食べられそうでした。何とか“理性?”で3個ずつちょびちょびいただいております。

 百貨店の中のお店でも頼めばお取り寄せしてくれるようなので、また一度頼んでみたいと思います。おそらく8月下旬ぐらいまでのお菓子です。機会があれば、ぜひ一度ご賞味を。です。

 
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