おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

次はここ

2016-04-30 14:24:38 | 見たもの
京都国立近代美術館でございます。「オーダーメイド:それぞれの展覧会」という展覧会です。国立近代の所蔵品の“絶賛、棚卸し”って感じでした。もともと国立近代ファンなのでワタシ的には面白かったけど、万人受けではないんでしょうか。ゴールデンウィーク真っ只中にもかかわらず、貸切状態に近かったです。


お向かいの市立美術館は「モネ展」と「ルノワール展」、超売れ筋展覧会をやってました。人がどんどん吸い込まれていきます。さすがでございます。
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今日はここ

2016-04-30 10:54:33 | 桂離宮&修学院離宮&仙洞御所
本日は桂離宮の参観でした。朝9時の予約だったので、会社へ行くよりも早く家を出ました。ツツジとサツキを狙ってこの日を予約しましたが、既に盛りは過ぎているような感じで、ちょっと残念でした。自然相手は難しいです。

これから国立近代美術館へむかいます。朝早く行動を起こすと1日が有効に使えるものですね。(普段の行動を反省)
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奥村土牛-画業ひとすじ100年のあゆみ-

2016-04-29 23:38:36 | 見たもの
 私が上京する目的の第一は歌舞伎見物で、ほとんどの時間を歌舞伎座(+銀座)で過ごして帰阪していますが、そればかりではあまりに能がないので、今回は山種美術館へ行ってきました。山種美術館は今年開館50周年だそうで、それを記念する特別展の第一弾として「奥村土牛-画業ひとすじ100年のあゆみ-」が開催されています。

 国立新美術館の「三宅一生」展とどちらにしようか迷ったのですが、以前にも書いたかと思いますが、会社のほうに山種美術館のカレンダーを送ってくださる方がいらっしゃって、今年の3月4月のページはこの奥村土牛画伯の「醍醐」でした。毎日それを見ていたら、やっぱりこっちを見んとあかんやろね、ということで恵比寿のほうへまいりました。

 展示作品の数は約60点、ほとんどが山種美術館の所蔵品でした。山種美術館の設立者である山種二氏は「これは!」と見込んだ画家には援助を惜しまず、生活全般すべて面倒を見て絵が描ける環境を提供なさったようです。奥村土牛画伯もその一人で、無名だった時代の作品から始まり院展出品作品のほとんどを買い取っていらっしゃいます。山氏が亡くなった時の奥村画伯の追悼文にも「美術館が買い取ってくれるので安心だった」と書いていらっしゃって、経済的な面だけでなく精神的にも安定できたんでしょうね。

 描く人がそうした安定した状態だからか、とても優しい落ち着いた画風の絵が多かったように思います。兎とか
山羊とか犬とか猫とか鹿とか牛とか、動物の絵が何点もありましたが、どれもとても可愛らしくて、見ているこちらが思わずふわっと微笑んでしまうような、穏やかな気持ちになれました。チューリップとか水蓮とか桜とか薔薇とかガーベラとかお花の絵は美しいのが当然ですが、みんな“しゅっと”描かれています。姫路城もあって、今の「白すぎ城」と揶揄される前の適度に白い「白鷺城」で、空の色とのコントラストがきりっとしていました。

 5月22日(日)までの開催です。でございます。

 
 
 
 恵比寿駅から山種美術館の間で撮りました。お花のきれいな季節です。

 
 
 恵比寿駅そばの猿田彦コーヒーです。コーヒー豆を買って帰りました。深煎りですが、苦くなく飲みやすいコーヒーです。

 
 恵比寿のあとは新宿伊勢丹にも行きました。ずっと歩いていたのでHATAKECAFEで休憩です。米粉のロールケーキです。ま、普通に美味しいケーキでした。
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今日もここ

2016-04-25 14:36:29 | 観たもの
毎度お馴染み「めで鯛焼」でございます。あ、歌舞伎座ですね。幸四郎さんが終わりました。今から孝夫さんです。白塗りホワホワの右京さまでございます。キャッ、うふふ・・・。
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今日はここ その2

2016-04-24 21:57:19 | 観たもの
もちろん、こちらもです。孝夫さんの「毛谷村」、染ちゃんの「空海」でした。孝夫さんが登場されると、客席のご婦人方が一斉にオペラグラスをお持ちになります。染ちゃんの新作歌舞伎には松十郎さんもご出演でした。千壽さんに続き抜擢してくださって有難う、って思いながら拝見しておりました。児太郎さんの猫のぬいぐるみの被り物がワタシのツボでした。
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今日はここ

2016-04-24 14:48:07 | 見たもの
歌舞伎座の夜の部まで時間があるので、山種美術館へ行きました。「奥村土牛展」を開催中です。思ったほど混んでなくてゆっくりと見ることができました。兎とか山羊とか猫とか牛とか動物の絵が結構あってなんとなくほっこりしました。山種のあの静謐な雰囲気、好きです。
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第二回あべの歌舞伎「晴の会」

2016-04-20 23:25:20 | その他いろいろ(歌舞伎)
 千次郎さん、松十郎さん、千壽さんの自主公演「晴の会」のチラシが近鉄百貨店のホームページにUpされていました。今年も城井十風さん(桂吉坊さん)が新作歌舞伎「『伊勢参宮神乃賑』旅立ち~七度狐」を作られ、山村友五郎さんが振付をご担当、秀太郎さんが監修されます。

【日程】
7月29日(金)午後6時~
7月30日(土)午前11時~、午後4時~
7月31日(日)午前11時~、午後4時~
8月1日(月)午前11時~

【チケット】
チケット代金は6000円、6月5日から発売開始となります。

 で、こちらの公演なんですが、「世界初!クラウドファンディングによる歌舞伎公演」なんだそうです。昨年の公演は大阪市やアーツサポート関西の助成金を受けられたようなんですが、今後もっと続けていくためには助成金頼みでは難しいということから広く寄付を募っていらっしゃいます。1万円コース、3万円コース、5万円コースとあり、その額に応じていろいろな特典があります。詳細はコチラ。現時点で既に何名か寄付なさっています。私も、う~~~ん、どちらかと言えば寄付を求めているのはワタシのほうなんですねけど、でも上方歌舞伎発展のために(←大きく出ましたね)考えます。
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買って応援

2016-04-18 23:42:01 | その他いろいろ
 2時間ほど前に震度5強の余震がありました。先週木曜の前震、金曜の本震、そして立て続けの余震と被災地の皆様は落ち着かない不安な時をお過ごしのことと存じます。今回の熊本地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。一日も早くこれまでの生活に戻れますようお祈りしています。

 上の写真は大阪の堺筋本町にある熊本県のアンテナショップです(写真は熊本県のホームページから拝借)。東京の銀座熊本館は立派な自社ビル(だと思う)ですが、こちらはローソンに間借りです。

 「熊本のものを買って熊本を応援しよう!」ということで、私も行ってまいりました。が、考えることはみんな同じです。ほぼ売り切れ状態でした。

 
 こちらは食べ物の棚だったようで、空っぽでした。

 
 こちらはグッズの棚。スカスカです。

 
 とりあえず付箋を買いました。330円也でした。本当に微々たる金額で申し訳ありません。張り切って行ったんですけどね。肩透かしでした。

 お店の人に「また入ってきますか?」って聞いたら、「現地があんな状態ですから、しばらくは無理かも」とおっしゃっていました。東京のほうはまだ商品がありそうな感じなので、今度の日曜に歌舞伎座へ行った時にちょっと寄ってこようかと思います。

 歌舞伎座には義捐金の募金箱が置いてあるようなのでそちらにも“貧者の一灯”を捧げたいと思っております。博多座では座頭の亀ちゃんが先頭に立って、幕間の時間に出演者の方たちが拵えのままで募金活動を行っていらっしゃいます。金丸座では開演前は愛之助さん、終演後にはがんじろはん、扇雀さん、壱太郎さんが拵えのまま募金を呼びかけていらっしゃいます。こちらは3000円以上募金すると出演者全員のサイン入り色紙がいただけるようで、いいですよね。
 
 ここはやはり歌舞伎座でも孝夫さんにお出ましいただき、募金箱なんぞを持っていただければ、おそらくご観劇のご婦人方が争うように諭吉さんを募金なさり、あっという間に100万円や200万円集まりそうな気がします。千穐楽まで1週間ありますが、ン千万円も夢ではないかと。役者さんは皆さんお疲れとは思うんですが、孝夫さん、ご無理のようであれば染ちゃんと松也クンあたり(ただ、その場合は金額は一桁は減ると思う)にロビーに立っていただければと、ちょっと思いました。松竹株式会社の皆様、ヨロシクでございます。

 ピーエス
 文楽劇場でもお福ちゃんの人形が募金活動を行っているそうです。これから文楽にいらっしゃる皆様、お福ちゃんもヨロシク。
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今週もここ

2016-04-16 23:54:25 | 観たもの
 やっぱり簔助さんの雛鳥ちゃんをもう一度見ておきたくて文楽劇場へ行ってまいりました。先週見てから「もう一回行けないものか」とずっとチケットを探していたところ、3日前に戻りチケットで11列13番という良席を発見、行けました。

 前回は最前列だったのでかなり“寄り”でしたが、今回は11列目と少し“引き”でした。ちょうど全体が見渡せるような感じです。

 とにかく簔助さん目当てだったので、それ以外の場面は「ま、いいか」と思ってしまうのか、少し気を抜くと意識を失っていました。スミマセン。

 お席が通路側だったので、ちょうど通路の先が雛鳥ちゃんの定位置みたいになっていて、人の頭で遮られることなく簔助さんを堪能しました。簔助さんはさらにパワーアップされたんでしょうか、川向こうの久我之助に思いを届けようとするところは一途で可愛らしく、一方、母に首を討たせようとするところは健気で可哀想で、どこをどう動かしたらあの表情、あの仕草になるんでしょうかね?

 義太夫の詞も素晴らしいですね。字幕も非常に見やすいお席だったので、簔助さんが見えなくなると字幕を見ていましたが(重ね重ねスミマセン)、泣かせます。「妹山背山の段」は床が左右両側に設置され、太夫さんが両側から語られます。前回は前すぎてあまりその良さがわかりませんでしたが、今回は“ステレオ”で聞こえてきて、掛け合いも迫力があって、よろしゅうございました。

 お金と時間があればまだ何回かリピートしたいところですが、残念ながらできません。公演は24日(日)まで、でございます。幕見もありますよ。

 《オマケ》
 お弁当とおやつの写真がないので、「団子より花」ということで桜の写真なんぞを。八重桜は今が見ごろです。
 
 
 
 
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関西歌舞伎を愛する会 第二十五回七月大歌舞伎

2016-04-14 22:59:59 | 先々の予定
 7月の松竹座の演目と出演者が発表されました。雀右衛門さんの襲名披露興行ございます。藤十郎さんもご出演ですが、実質孝夫さんが仕切られるんでしょう。

 吉右衛門さんが来られると思っていましたがお見えにはなりません。なんとなく全体におとなしめなご出演者のような気がします。せっかくの襲名披露公演、ぱーっと派手にと思いますがそうもいかないんでしょうか。

 孝夫さんは「与話情浮名横櫛」と「鳥辺山心中」で新・雀右衛門さんにおつき合いなさいます。「鳥辺山心中」は何年か前の南座の顔見世で雀右衛門さん(当時は芝雀さん)と梅玉さんで拝見したことがあります。孝太郎さんのも見ました。主役の半九郎とお染って若いんですよね。孝夫さん、確かにお若くは見えますが、それでもかなり無理があるような(スミマセン、案外冷静なファンなので)…。この配役を見たとき、「オールド鳥辺山心中やね」と大変失礼な独り言を呟いたのはワタシです。できればイケメン隼人クンやマシュマロ米吉クン、サディちゃん右近クンあたりのお役の年齢に近い役者さんで見てみたいです。

 雀右衛門さんはお富さん、お染のほかに「夕霧名残の正月」で遊女夕霧をお勤めになります。もともとお地味な方ですからね。華やかな遊女のお役ってどうなんでしょうか。衣装や鬘にめげず頑張っていただきたいものです。
 
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