国立国際美術館で先週まで開催されていた「アジアとヨーロッパの肖像」という展覧会です。
知り合いにこの美術館にお勤めの方がいらして、たまにこちらの美術館のチケットをいただきます。今回も招待券をいただいので行ったようなことでして・・・。ただ、チケットをいただいたのが11月22日で、会期が24日までという、“ロハで行ける”というのも苦労が多いです。
実は、恥ずかしながら、この展覧会を開催されていることすら知らなかったんですが、なかなか面白かったです。最終日に行きましたが、まあそれなりに人は入っていました。
こういう“学芸員さんが一生懸命考えました”的な展覧会、好きです。ピカソ展とかゴッホ展とかでも、もちろん学芸員さんが一生懸命考えられて、その都度“切り口”を変えて実施されているわけなんですが、“有名な絵描きさんのネームバリュー頼り”みたいな感じがして、天邪鬼なワタクシは、つい「けっ」なんて思ってしまいます。
チラシによると
「アジアとヨーロッパの人々は、自らをどのようにとらえ、お互いをどのように受入れてきたのでしょうか。本展では、その認識のうつりかわりを、肖像画や彫刻、写真や陶器など、さまざまな美術作品における人体表現の中にたどります」
とありました。要するに「ひと」が描かれたものが、ずっと並んでいました。
一応、時代順に並んでいて、アジアとヨーロッパの交流が始まる前と後というようにわけてありました。昔の日本人が描いた西洋人って、鼻が天狗のようになっているものが多く、鼻の高さが目に付いて仕方がなかったんでしょうね。そこまでデフォルメしなくても、と思うくらいでした。
入ってすぐの17世紀あたりは、徳川家康の肖像画があったり、レンブラントがあったり、南蛮屏風があったりと、わりあい“フツー”っぽい展示だったんですが、『現代』になると(スミマセン、その間抜かします)、草間弥生やアンディ・ウォホール、森村泰昌、横尾忠則、池田満寿夫、山本容子などが展示されていて、「あー、国立国際美術館の展覧会に来たわ」と思いながら見ておりました。澤田知子の写真もあって、よく新聞や雑誌などで取り上げられているのは拝見していましたが、実物を見られてよかったです。何か、人をおちょくっているような、あの写真、面白いです。結構、私の“ツボ”です。
知り合いによりますと、今年は国立国際美術館で「ルーブル展」があるそうです。またすごい人が押しかけるんでしょうね。国立の美術館も「独立行政法人」になって、お客さんが入ってナンボの世界みたいなので、お客さんがどっと来てくれるのもしないといけないんでしょうが、なかなか難しいところですね。
知り合いにこの美術館にお勤めの方がいらして、たまにこちらの美術館のチケットをいただきます。今回も招待券をいただいので行ったようなことでして・・・。ただ、チケットをいただいたのが11月22日で、会期が24日までという、“ロハで行ける”というのも苦労が多いです。
実は、恥ずかしながら、この展覧会を開催されていることすら知らなかったんですが、なかなか面白かったです。最終日に行きましたが、まあそれなりに人は入っていました。
こういう“学芸員さんが一生懸命考えました”的な展覧会、好きです。ピカソ展とかゴッホ展とかでも、もちろん学芸員さんが一生懸命考えられて、その都度“切り口”を変えて実施されているわけなんですが、“有名な絵描きさんのネームバリュー頼り”みたいな感じがして、天邪鬼なワタクシは、つい「けっ」なんて思ってしまいます。
チラシによると
「アジアとヨーロッパの人々は、自らをどのようにとらえ、お互いをどのように受入れてきたのでしょうか。本展では、その認識のうつりかわりを、肖像画や彫刻、写真や陶器など、さまざまな美術作品における人体表現の中にたどります」
とありました。要するに「ひと」が描かれたものが、ずっと並んでいました。
一応、時代順に並んでいて、アジアとヨーロッパの交流が始まる前と後というようにわけてありました。昔の日本人が描いた西洋人って、鼻が天狗のようになっているものが多く、鼻の高さが目に付いて仕方がなかったんでしょうね。そこまでデフォルメしなくても、と思うくらいでした。
入ってすぐの17世紀あたりは、徳川家康の肖像画があったり、レンブラントがあったり、南蛮屏風があったりと、わりあい“フツー”っぽい展示だったんですが、『現代』になると(スミマセン、その間抜かします)、草間弥生やアンディ・ウォホール、森村泰昌、横尾忠則、池田満寿夫、山本容子などが展示されていて、「あー、国立国際美術館の展覧会に来たわ」と思いながら見ておりました。澤田知子の写真もあって、よく新聞や雑誌などで取り上げられているのは拝見していましたが、実物を見られてよかったです。何か、人をおちょくっているような、あの写真、面白いです。結構、私の“ツボ”です。
知り合いによりますと、今年は国立国際美術館で「ルーブル展」があるそうです。またすごい人が押しかけるんでしょうね。国立の美術館も「独立行政法人」になって、お客さんが入ってナンボの世界みたいなので、お客さんがどっと来てくれるのもしないといけないんでしょうが、なかなか難しいところですね。