今月の歌舞伎座の夜の部でございます。文学座の「オセロー」で上京したので、せっかくだと思い夜の部を見てきました。
↓チラシに載っていた説明です。
「面白そう!」と思い期待して臨みましたが、何となく消化不良な感じです。元々は昼の部と夜の部両方を使った上演時間7時間?8時間?の超大作だったそうで、それを3時間15分に短くしての上演です。パーツ、パーツはそれらしく盛り上がるような造りにはなっているのですが、通して見た時に「裏と表の太閤記」っていうのがいまいちわかりづらく、さらにそこに「孫悟空」が絡んでくるので、「何が何やら…」状態でした。 宙乗りあり、本水あり、早替りあり、いろいろな歌舞伎の台詞あり、と散らかすだけ散らかして結局収集がつかなくなってしまって…。舞台を見ながら「もし亀ちゃんがいたら、もっとちゃんと作らはったんやろうなぁ…」とずっと思ってた失礼な客はワタシです。スミマセン。
でも、大詰めで幸四郎さん、松也さん、巳之助さん、右近さん、染五郎さんが「三番叟」を踊る場面があり、皆さん、白塗りの凛々しい武将のお姿、見目麗しい方たちばかりなのでそこは見応えがありました。巳之助さんの踊りって、久しぶりにちゃんと見たように思います。坂東流のお家元ですからね。この場面、15分ぐらいでしたが、もっと長くてもいいよ、って思ってしまいました。スミマセン。
あとは、寿猿さんがお元気にお舞台をお勤めで、大変結構でございました。第2幕の幕開きに登場する「じじーず」です。猿三郎さんがブログに書いてくださっています。ここが一番受けていたような…。ここでも「もし亀ちゃんがいたら、寿猿さんともっと遊んだんやろうなぁ…」ってちょっと思ってしまったのですが。スミマセン。
これだけのために遠征してたら暴れるところでしたが、「オセロー」という素晴らしい舞台を拝見できたので、今月も歌舞伎座へ行けてヨカッタ、ということで…。
↓チラシに載っていた説明です。
天下人・豊臣秀吉の出世物語「太閤記」から、秀吉の活躍が光る“表”の物語と、その輝かしい光の陰にある秀吉のライバル・明智光秀らの悲劇的な“裏”の物語を巧みに織り交ぜた『裏表太閤記』を上演。『裏表太閤記』は、昭和56(1981)年の二世市川猿翁(三代目猿之助)による初演以来、実に43年ぶりの上演となります。今回はその情熱的な精神を受け継ぎながら、松本幸四郎による宙乗りや早替り、幸四郎と尾上松也と市川染五郎による本水を使った大滝での大立廻りなどケレン味あふれる演出が盛り込まれ、歌舞伎の魅力が凝縮された熱い舞台が繰り広げられます。
「面白そう!」と思い期待して臨みましたが、何となく消化不良な感じです。元々は昼の部と夜の部両方を使った上演時間7時間?8時間?の超大作だったそうで、それを3時間15分に短くしての上演です。パーツ、パーツはそれらしく盛り上がるような造りにはなっているのですが、通して見た時に「裏と表の太閤記」っていうのがいまいちわかりづらく、さらにそこに「孫悟空」が絡んでくるので、「何が何やら…」状態でした。 宙乗りあり、本水あり、早替りあり、いろいろな歌舞伎の台詞あり、と散らかすだけ散らかして結局収集がつかなくなってしまって…。舞台を見ながら「もし亀ちゃんがいたら、もっとちゃんと作らはったんやろうなぁ…」とずっと思ってた失礼な客はワタシです。スミマセン。
でも、大詰めで幸四郎さん、松也さん、巳之助さん、右近さん、染五郎さんが「三番叟」を踊る場面があり、皆さん、白塗りの凛々しい武将のお姿、見目麗しい方たちばかりなのでそこは見応えがありました。巳之助さんの踊りって、久しぶりにちゃんと見たように思います。坂東流のお家元ですからね。この場面、15分ぐらいでしたが、もっと長くてもいいよ、って思ってしまいました。スミマセン。
あとは、寿猿さんがお元気にお舞台をお勤めで、大変結構でございました。第2幕の幕開きに登場する「じじーず」です。猿三郎さんがブログに書いてくださっています。ここが一番受けていたような…。ここでも「もし亀ちゃんがいたら、寿猿さんともっと遊んだんやろうなぁ…」ってちょっと思ってしまったのですが。スミマセン。
これだけのために遠征してたら暴れるところでしたが、「オセロー」という素晴らしい舞台を拝見できたので、今月も歌舞伎座へ行けてヨカッタ、ということで…。