おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

仁左さま@歌舞伎美人

2018-05-26 23:43:40 | その他いろいろ(歌舞伎)
 松竹座の七月のチラシに孝夫さんの拵えの写真がなかったので、歌舞伎美人の記事をご紹介いたします。先日、松竹座「七月大歌舞伎」について記者会見をされたようです。

 孝夫さんの後ろに「御浜御殿」の怪傑ライオン丸、ではなく、綱豊卿のお写真があります。うふっ 6月の博多座はやっぱり行かないので、7月はがんばって1階×2、3階×2で見ます。7月は週末は松竹座へGOになりそうです。
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松竹座のチラシ

2018-05-26 23:31:28 | 先々の予定
 松竹座のチラシが更新されていました。

 七月
 
 高麗屋さんの襲名披露なので拵えの写真は高麗屋さんのみです。

 十月
 
 右團次さんと齊入さんの襲名披露です。藤十郎さん、がんじろはん、亀ちゃん、エビサンがお付き合いなさいます。松竹座、がんばりました。「やれば出来るコ」です。

 この襲名披露公演のことは昨年秋ぐらいに発表されたと思いますが、そのときは「右團次さんと齊入さんの襲名披露」としか出ておらず、正直なところ、このお二人でお客は呼べるのか?と他人事ながら心配しておりましたが、亀ちゃんとエビサンがご出演ならば、反対にチケット争奪戦になりそうです。演目はまだ発表されていませんが楽しみです。

 10月は歌舞伎座が「芸術祭」、御園座が「顔見世」で、さらに永楽館も今年は10月にあります。東京と名古屋は出演者と演目次第ではありますが、もし、行かなければいけないようなことになれば、その順列組み合わせで大変なことになりそうです。
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今年の上方歌舞伎会

2018-05-24 23:28:59 | 先々の予定
 今年の上方歌舞伎会の演目と出演者が発表されました。お芝居と舞踊が2本ずつです。

 今日のお昼過ぎにまず演目だけ発表され、チラ見して「毛谷村」だけ目に入り、松十郎さんの六助に千壽さんのお園、千次郎さんのお幸かしらと勝手に思っていました。夕方になって出演者も発表になり、松十郎さんと千次郎さんはビンゴでしたが、お園は折之助さんでした。千壽さんは舞踊だけなんですね。あのお声が聞けないのはちと残念です。そして、吉太朗クンが舞踊とはいえ、お三輪ちゃんです。美吉屋さん、今回はお二人とも大活躍です。吉弥さんのご指導も熱が入ることでしょう。

 今年は久しぶりに土日開催になりました。有難や、有難やです。4回コンプリートはきついので、土曜の夜と日曜の夜かなぁと思っています。日曜の夜は「指導者ご挨拶」がございます。素の孝夫さんのご挨拶でございます。日曜の夜の競争率、激しくなりそうです。

 東京の歌舞伎座の納涼歌舞伎の出演者もカード会社の案内がツイッターに出ており、出演者(予定)として「松本幸四郎、市川猿之助 中村獅童、中村七之助、市川中車」があがっていました。染ちゃんと亀ちゃんの「弥次喜多」は今年もあるのかしら…。こちらも行く予定でホテルを予約しています。

 8月もどんどん埋まってきました。忙しくなりそうです。
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「国宝 春日大社のすべて」展

2018-05-20 23:07:46 | 見たもの
 奈良国立博物館で開催されている「国宝 春日大社のすべて」展でございます。

 展覧会の概要です。
 
平成30年、春日大社は神護景雲2年(768)の創建以来ちょうど1250年を迎えます。平成28年に第60次式年造替で本殿をはじめとする各社殿が美しく修理造営され、大きな注目を集める春日大社にとって節目の年となります。
 本展は、春日大社ゆかりの地に建つ奈良国立博物館で、春日大社および春日大社に対する信仰の全容を包括的に紹介する、決定版ともいえる展覧会です。
 国宝に指定された古神宝類や数多の奉納品、創建当初の縁起に関わる鹿島や香取の宝物、修理後初公開となる縁高約4メートルにおよぶ「鼉太鼓」、宮廷から村落まで広がった春日信仰の展開を示す美術品や歴史資料などを一堂に展示し、1250年にわたる歴史と信仰の美をたどります。

 奈良博も結構いろいろと楽しい展覧会が開催されているのですが、京都に比べるとちょっと遠い(電車の乗換えが多い)のと、展覧会の後のお楽しみがほぼゼロということで、なかなか行く機会がありませんでした。今月は珍しく劇場通いがなく土日がヒマということもあり、何年ぶりかで奈良博へ行って来ました。

 もともと権威やお墨付きみたいなものに弱いワタクシ、この展覧会も「国宝」ってところにビビッときました。奈良って京都に比べるともひとつ華やかさに欠けるようなところがありますが、「国宝」は多いところです。国宝指定を受けている仏像の8割が奈良にあると以前聞いたことがあります。興福寺にはその名もずばり「国宝館」というのがありますから。

 で、この展覧会ですが、第1室のタイトルは「平安の正倉院」。春日大社には国宝に指定されたお宝がたくさんあり、それの多さや水準の高さから「平安の正倉院」と呼ばれているそうです。何点展示されていたかは数えてはいませんが、ほとんど98%ぐらい、国宝でした。太刀、箏、鏡台、矢、弓・・・、いろいろなものがありました。蒔絵とか螺鈿とか彫りとか、細工がすごいんです。刀の類が多かったので、“刀剣女子”にはたまらないのではないかしらと思いました。(ワタシは“刀剣女子”ではないのですが)

 春日大社本殿第一殿の祭神・武甕槌命は常陸国鹿島から白鹿に乗って春日の地へ降り立ち、第二殿には下総国香取の経津主命が祀られているそうで、関東と深いつながりがあるそうです。全然そういうことを知らないで「春日大社の創建」という部屋に入ったら、いきなり茨城の鹿島という地名が出てきて、「え、なんで?」とちょっとビックリしました。初めて知りました。古代って畿内が一番進んでいて、それ以外は“田舎”って思っていたので、関東から神さんが来られたって不思議な感じでした(その反対で、奈良の神さんが茨城に降り立ったって言われたら納得すると思います)。

 その後も曼荼羅とか絵巻物とか続きます。だんだんと疲れてきたのですが、最後で能装束が展示してあり、その模様が雪持柳と揚羽蝶とそこだけちょっと反応してしまいました。

 こちらのページに主な展示品の写真と解説があります。

 お宝ざくざくの貴重な展覧会でしたが、思ったほど混んでなくて、余裕で見ることができました。ちょっともったいないような気がしました。奈良の地の利を生かした展覧会やねぇと思いながら、でも東博で「興福寺展」ってやったよな、すごい人出だったよなということを思い出し、もし東京で開催したらきっと何時間待ち!みたいな展覧会になるんでしょうね。関西の人、がんばろうよ!って最後は訳のわからない感想を持ってしまいました。です。

 
 鹿と奈良博

 
 奈良博の旧館。常設の仏像館です。一応見に行きましたが、こちらも国宝、重文の仏像がざくざくあります。春日大社展でかなり疲れたので、一点一秒って感じの鑑賞となりました。

 
 鹿さんもお疲れのようです。

 
 春日大社の一の鳥居

 《奈良のおみや》
 
 奈良博オリジナルの一筆箋です。以前「奈良時代の美人」といわれたことがあります。この絵の女性、他人のような気がしません。

 
 
 
 春日庵のさつま焼きと萬々堂通則のぶと饅頭です。ぶと饅頭は三越の菓遊庵でも売っています。

 
 
 春鹿で利き酒をしてきました。買いたかったけれど、重いのと要冷蔵って言われてパスです。
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南座新開場記念2018~2019の公演

2018-05-18 23:27:54 | 先々の予定
 南座の耐震補強改修工事終了後の公演情報が出ました。以前より今年は「吉例顔見世興行」が2ヵ月連続あり、11月は高麗屋さんの襲名披露、12月は通常の顔見世興行というのは出ておりましたが、それ以降来年9月までが発表されました。

 3月に玉ちゃんの「特別興行」とあります。「舞踊公演」とはなっていないので、お芝居の公演になるのでしょうか。舞踊がちと苦手なワタシは有難いです。

 6月に「NARUTO」、8月が「超歌舞伎」、9月が「花形歌舞伎」と歌舞伎公演がまあそこそこあるようです。「NARUTO」は8月の演舞場に行こうかと思っていますが、関西に来るのであればどうしようかとちょっと迷います。「超歌舞伎」は見たことがないので、ぜひ!と思っています。「花形歌舞伎」が愛之助さん・七之助さん・中車さんという組み合わせです。何をなさるんでしょうか。

 ただ、大幹部がご出演の「大歌舞伎」が予定に入っていない(顔見世以外で)のがちょっと「どうよっ」って思わなくもありませんが、とりあえず、関西での公演が増えることは非常に喜ばしいことでございます。松竹座1館だけでは、なかなか心もとない状況でしたから。松竹株式会社さま、期待しております。
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明治150年展 明治の絵画と工芸

2018-05-13 23:43:23 | 見たもの
 京都国立近代美術館で開催されている「明治150年明治の絵画と工芸」を見てまいりました。月初に書きましたが、今月はエンタメ関係が不発で、休みの日に特に何もすることがないので展覧会を調べていたら、このポスターのピンクと花柄の色合いが何だかステキに思われて行ってきました。そんな軽いノリで行ったので、当然のことながら、何が展示されているのかまったく知らないまま美術館へINです。

 特に目玉となるような有名な作品が展示されているわけではないので(そういうのがあれば、京阪電車でそういう広告が出るはずですが見なかったので)、空いているだろうなぁと予想はしていましたが、本当にガラガラでした。見るほうにしたら、とても見やすくて有難いのですが、独立行政法人的には困るんでしょうね。

 展覧会の概要です。
 
1868年に明治時代に入ると、政府主導のもと殖産興業や輸出振興政策が推し進められ、海外での日本美術への関心が高まりました。政府は『温知図録』を制作するなど、国家戦略として工芸図案指導に力を注ぎました。
京都では、地場産業の振興を目的の一つとして京都府画学校が設立され、多くの日本画家が工芸図案制作に携わることで、時代に即した図案の研究が進められました。
本展では、明治の工芸図案とともに、美術工芸作品や工芸図案を描いた日本画家たちの作品を一堂に展示することで、近代化していく社会の中で生み出された明治の美術品を紹介します。

 前半が絵画、後半が工芸とパキッと分かれた展示になっていました。ワタシの無知蒙昧ぶりを露呈することになりますが、ほぼ知らない方たちでした。わかったのは竹内栖鳳と清水六兵衛(六代)、象彦、並河七宝、川島織物ぐらいでした。

 絵画よりも工芸のほうがワタシ的には興味深く拝見しました。象彦からはそれはそれは立派な「源氏物語蒔絵飾棚」が、川島織物からは「試織」の見本帖「からにしき」が出展され、6点の丸帯の原画と試織を見ることができました。これが帯になったらすごいだろうなぁというような複雑な模様と色あわせで、相当な技術がないと織り上げられないものばかりでした。下世話な話で恐縮ですが、いったいいくらぐらいの値段がつくんやろうか?と思ってしまいました。ちなみにこれは川島織物セルコン織物文化館所蔵のものでして、川島織物セルコンって聞くと反射的に歌舞伎座の緞帳を思い出しました。

 工芸ということで、いろいろなものがありました。人の背丈ほどある大灯篭が磁器・染付けで、いわば清水焼で作った大灯篭でして、ビックリしました。こんなのが似合うお庭ってどんなんなんでしょうか。

 象牙の彫り物がまたすごかったんです。↑上の看板の左側に仏手柑がありますが、それです。安藤緑山という人のなんですが、これ、象牙を彫って着色してあります。仏手柑以外に貝尽くし、竹の子、蜜柑がありました。どれも本物と見間違うほどの精緻さなんですが、その中でも蜜柑のすごいこと!本当に蜜柑なんです。ちょっと剥きかけみたいになっていて、凝ってました。これら以外にも伊勢海老とか蓮の葉の上の蛙とか本物と見紛うようなものばかりでした。

 なかなか面白い展覧会でした。

 常設展は写真撮影OKなので、写真があります。
 
 
 
 
 
 
 
 銀のティー、コーヒーセットなんですが、何か“近代美術館”でした。一番上なんて、トレーの持ち手が手?指?になっていて、よく見るとちょっとグロテスクでした。

 
 
 京都のおみやです。ひさごのお寿司と仙太郎の水無月です。お寿司の巻物は竹の子と鯛です。5月限定だそうです。
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第4回あべの歌舞伎「晴の会」

2018-05-10 23:39:23 | 先々の予定
 松嶋屋さんのお弟子さん、松十郎さん、千壽さん、千次郎さんが立ち上げられた「晴の会」、今年も公演が決定しました。

 公演の概要です。
 【日時】8月2日(木)~5日(日)、いずれも11時と16時の2回公演
 【会場】近鉄アート館(あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)
 【演目】『謎帯一寸徳兵衛(なぞのおび ちょっと とくべい)』
 【作】四世 鶴屋南北
 【改訂】亀屋東斎
 【監修】片岡仁左衛門 片岡秀太郎
 【出演】片岡松十郎、片岡千壽、片岡千次郎、片岡佑次郎、片岡りき彌、片岡當史弥、片岡當吉郎、中村翫政、片岡當十郎 ほか
 【料金】前売7,200円 当日7,500円(全席指定)一般発売は6月下旬予定

 今年も鶴屋南北、そして亀屋東斎こと千次郎さんが脚本改訂を担当されています。監修は秀太郎さんと孝夫さん、既に第一稿は見てもらわれ、現在それの訂正をされているそうです。歌舞伎公演に出演しながらの執筆作業はお大変だと思います。頑張っていただきたいと願っています。

 「謎帯一寸徳兵衛」については犬丸治さんがコチラでとっても詳しく解説してくださっています。ちょっと長すぎてまだ全部読めていませんが、見るまでにはちゃんと読むようにします。

 8月は大阪では「晴の会」のほか、「第1回竹之助の会」「上方歌舞伎会」があり、東京では歌舞伎座の「納涼歌舞伎」、演舞場の「NARUTO」があります。文楽も入ってくるかもしれません(7月は松竹座で高麗屋さんの襲名披露があり、孝夫さんが昼夜にご出演、身も心も(そしてお財布も)そちらに注力する予定なので)。忙しくなります。でも、楽しい忙しさです。
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玉さま@産経新聞

2018-05-09 23:47:48 | その他いろいろ(歌舞伎)
 画家の安野光雅さんが毎月第一日曜に産経新聞に連載中の「洛中洛外」に玉ちゃんが描かれていました。昨年の京丹後市での舞踊公演の「羽衣」です。凛とした玉ちゃんの佇まい、その周りの清らかな空気感がステキです。ベストショットな一瞬を捉えられています。

 ↑上の記事を拡大して読んでいただいたらいいのですが、最初の5行の文章がすごいんです。20年以上前にパリのお寿司屋さんで孝夫さんと玉ちゃんが入ってこられたのを安野さんは目撃されています。「お寿司屋さんに孝玉コンビが突然現われた図」を想像しただけで萌え~、息が止まりそうです。安野さんは特に挨拶もされなかったそうですが“充実した一夜”だったと書いていらっしゃいます。そりゃそうよね、素の孝玉コンビをご覧になったんですから。

 その後、特に接点はなかったようですが、昨年の京丹後での玉ちゃんの舞踊公演をご覧になる機会があり、この絵を描かれました。京丹後には安野光雅さんの美術館があるんですよね。そういうご縁からでしょうか。

 今年もまた今月の19日と20日にあります。私は舞踊が苦手なので、せっかくお近くまで来ていただいているのですがパスです。歌舞伎のお芝居なら行くんですが。スミマセンです。
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近頃のおやつ ⑲

2018-05-06 23:44:19 | 食べたもの
 合間にちょいちょいとおやつの写真を載せているのでそれほどご紹介できるおやつはないのですが、甘いものの記事は評判がよいようなので…。

 
 銀座甘楽の三色柏餅
 普通の柏餅もありましたが、何となく三色のほうがお得?なような気がして。ここって、道明寺の桜餅も二色になってます。いわゆるインスタ映えを狙ってるんでしょうか?

 
 銀座甘楽のこいのぼり
 中は求肥と餡子です。

 
 いちりんの柏餅
 シーズン的に柏餅は外せないかと…。

 
 タワニコのクッキー
 会社の近くにある焼き菓子のお店です。季節のタルトが有名なようなんですが、私が行ったときは売り切れで買えるものがこれしかなくて…。コーヒーによく合う美味しいクッキーでした。このお向かいにボニーズベイクショップというやはり焼き菓子のお店があります。今度はこちらで何か買ってこようと思っています。

  
 阪急百貨店のアラカンパーニュのイチゴのショートケーキ(もっと小難しい名前がついていましたが…)
 スポンジとスポンジの間にイチゴをはさんである“王道”のショートケーキでした。これ、1個だけ買ってきました。阪急百貨店に入ってるケーキ屋さんは「1個からどうぞ」と書いてくれているので、堂々と買えます。他だとちょっと嫌そうな顔をされるときがあって、なかなか買いづらく、こういう生ケーキは久しぶりでした。(まあ、阪急のケーキ屋さんはどこもかしこも単価が高いっていうのもあると思いますが)

 これら以外もコンビニスイーツとかおかき系とか(豆源の柿ピーとか北菓楼の開拓おかきとかですね)、いろいろおやつは喰っとりますが、最近あまり写真を撮らないのでこれだけです。こうやってまた肥大化、否、成長していくワタクシです。
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坂東玉三郎 越路吹雪を歌うスペシャルコンサート「愛の讃歌」

2018-05-04 23:19:50 | 観たもの
 行ってまいりました! 玉ちゃんのコンサートです。実は玉ちゃんのコンサートは初めてではありません。2012年にも「坂東玉三郎 コンサート~世界の旅~」と銘打って全国何ヵ所かを回られました。大阪でも公演があり、それにはワタクシも馳せ参じました。そのときの記事はコチラです。

 昨年の3月28日に日生劇場での「越路吹雪37回忌追悼公演」にご出演になったのがきっかけとなって、昨年11月の越路吹雪さんのご命日(の前日?翌日?でしたっけ?)にはヤマハホールでシャンソンのコンサートを開かれ、さらにタカラヅカOGの方たちとミュージカルの海宝直人さんがいっしょに出演される今回のコンサートツアーとなりました。歌舞伎ぢゃない玉ちゃんを“遠征”してまで見に行く気はないのですが、せっかくあちらから大阪に来てくださるのを行かないのは失礼かなと思い、とりあえずいちばんお安いB席で拝見してきました。

 フェスティバルホールの総客席数は2700だそうで、満席でした。圧倒的に中高年が多く、歌舞伎座とはまた違った客層でした(男性も多かった)。越路さんのファンの方なんでしょうか。

 プログラムに演出の小林香さんが書いていらっしゃいましたが、玉ちゃんからは「しつらえの美しい舞台にしましょうね」というお言葉があったそうで、そのとおり、隅から隅までずずずいーっと玉ちゃんの美意識で彩られたお舞台でした。照明が本当に美しく、B席ということで2階の後方からでしたが、その色合いや明暗、変化のタイミング、どれを取っても完璧でした。

 そして、始まる前から楽しみにしていたご出演の皆様のお衣装。玉ちゃんが行きつけのフィレンツェの生地屋さんで特注なさったスパンコールキラキラの布地。玉ちゃんが「光りすぎるくらい光る」とコメントに書いていらっしゃいましたが、本当に照明を受けてよく光ってました。「人間ミラーボール?」って失礼な感想を持ったのはワタシです。下品でスミマセン。

 皆さん同じデザインではなく、それぞれの個性に合わせたデザインで、女性陣のドレスは少し動いただけで裾のドレープが美しく波打つようになっていました。姿月あさとさんのドレスはプリンセスラインって言うんでしょうか、スカートがふわっと広がった、タカラヅカの娘役トップさんがお召しになるようなデザインで、ご本人もすごくお気に入りのご様子でした(何回もクルクル回ってドレス全体を見せてくださっていましたから)。それぞれの髪型もドレスによく合っていて、このあたりも玉ちゃんのご指導があったんでしょうね。玉ちゃんも全身スパンコールのタキシード姿でした。いっそのこと玉ちゃんもドレスで出てくださったらよかったのに、とちょっと思ってしまったのですが。ブルガリのジュエリーは残念ながらかなり遠くて、オペラグラスで必死で見ましたが細部まではよくわかりませんでした。

 かんじんのお歌のほうですが、オープニングからの3曲「バラ色の人生」「夢の中に君がいる」「群集」は玉ちゃんのソロで、「え、タカラヅカの人も出てるんちゃうん?」と一瞬不思議に思いましたが、コンサートのタイトルは「坂東玉三郎コンサート」なので、そういうもんなんですねと納得しました。ボイストレーニングをかなりなさったようで、2012年のコンサートに比べると、ずっと「声楽の人」の歌になっていたように思いました。っていうか、玉ちゃんの地声が全く出てこないんです。違う人の声みたいで、慣れていないワタシは違和感ありまくりでした。ただ、歌い続けるとたまに玉ちゃんの声になってきて、「このまま、この声で」と思っていたら、気づかれるのかまたお歌の声に戻るんです。

 真琴つばささん、姿月あさとさん、鳳稀かなめさん、海宝直人さんはさすがにコンサートに慣れていらっしゃるので、こちらもリラックスして聞けます。伸びやかな歌声で、やっぱり上手いんですよね。聞かせます。玉ちゃんもお上手なんですよ、でも何かこう固いというか、その職業の人ではないなぁと思ってしまうので。これって、私の中で「歌舞伎の玉ちゃんを見たいよ~」という意識があるからだと思います。このコンサートツアー、秋まであるそうで、11月17日(土)には大阪狭山市のSAYAKAホールで公演があるそうで、チラシをもらいました。ということは11月の南座にはご出演ではないということですね。軽くショックを受けました。大阪狭山市は大阪の南のほうにあり、難波(松竹座があるところです)から電車で30分ぐらいのところです。(たぶん、私は行かないと思いますが)

 コンサートってまず行かないので、こうやって行く機会をいただけたのはよかったです。タカラヅカの皆さんが玉ちゃんとの共演を「貴重な体験」とおっしゃっていましたが、私にとっても「貴重な体験」でした。でも、最後に思うのは「歌舞伎に出てください」なんですよね。スミマセンです。

 
 
 会場となったフェスティバルホールです。最近建替えられてきれいになりました。お向かいは朝日新聞でそちらも建替えられ、地下でつながっていて、ツインビルになっています。

 
 
 
 
 
 
 お向かいの朝日新聞ビルの地下のスペインバルです。終演が8時半ぐらいだったので、さくっと一人打ち上げです。こちら、飲み物2杯とタパスのミニ盛り合わせで1000円(税別)というお得なセットがありました。1000円だとあまりに悪いかと思い、野菜の煮込みを追加しました。それでも1500円ほどで、とてもリーズナブルでした。フェスの帰りは、って思いましたが、もうフェスに行くことはないと思うので…。
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今月のお芝居

2018-05-02 23:31:58 | 今月のお芝居
 5月になりました。薫風爽やかと書きたいところですが、あいにくの雨模様です。

 さて、今月のお芝居ですが、さびしいことに1本だけです。玉ちゃんのコンサートのみです。

 5月3日(木)
 坂東玉三郎 越路吹雪を歌う「愛の讃歌」

 中之島のフェスティバルホールであります。新しくなって初めてです。玉ちゃんが先月のコメントでも書いていらっしゃいましたが、フェスティバルホールでは昔々玉ちゃんの舞踊の会がありました。「道成寺」とか「鷺娘」とかを踊っていらっしゃたと思いますが、当時から舞踊は苦手、それにフェスのような大きなホールで玉ちゃんだけ見るって、ほとんど見えないような気がして、それには行きませんでした。

 今月のコメントを拝見していると、今回のコンサートのお衣装は玉ちゃんのお見立て、フィレンツェの生地屋さんで注文されたキラキラスパンコール、光りすぎるくらい光っているそうです。今回のコンサート、玉ちゃんのノリノリ・イケイケ感が半端なくて、すっごい気合が入ってます。心して見ないといけません。

 エンタメが月に1本って近年にないことで、ほぼ毎週どこかの劇場に行くクセがついているので、何だかスカスカしています。名古屋御園座の「ワンピース」のチケットが大量に戻っているというのを聞き(C席も戻ってる)、連休中に行こうかと思いましたが、高速バスがいっぱいで予約できずパスです。御園座って4月の高麗屋さんの襲名披露でもギリギリまでチケットを放出せず、結局せっかくの襲名なのに空席が目立つ客席だったと聞きました。

 今月の前売りです。 
 2日(水)「文楽鑑賞教室」
 8日(火)「六月大歌舞伎」
 26日(土)「NARUTO」

 「NARUTO」は8月は歌舞伎座の納涼歌舞伎に行こうと思っているのでついでに見てこようかなと思って。でもまだ「納涼歌舞伎」の詳細がわからないんですよね。7月の歌舞伎座が出たばかりなので(「エビサン」オンステージなので、全く興味ナシ、どうでもいいです)、もうちょっと先になるんでしょうね。

 そうそう、エンタメがないので展覧会に行こうと思っています。京都国立近代美術館の「明治150年展明治の日本画と工芸」と奈良国立博物館の「春日大社のすべて」です。どちらも楽しそうな展覧会です。
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仁左さま@産経新聞

2018-04-30 23:27:36 | その他いろいろ(歌舞伎)
 産経新聞の亀岡典子さんのエッセイ「離見の美」(月に一度産経新聞の夕刊に掲載されている)に孝夫さんが登場しました。「悪い男は魅力的」というタイトルで今月の「絵本合法衢」の大学之助と太平次が取り上げられています。劇評ではなくエッセイなんですが、大絶賛です。ま、孝夫さんって誉めるところしかないんですけどね。

 さらに「色悪」の伊右衛門のことも。「すらりとして長身で凄艶な色気のある仁左衛門が演じるからこそ、客席の女性たちは、悪い男であっても伊右衛門にあらがい難い魅力を感じるのかもしれない」と。さすが新聞記者さん、上手に書かはります。本当にそのとおり!

 客席の女性たちは正直と申しましょうか、孝夫さんの舞台の幕間は、常にも増して婦人お化粧室が混むような気がします。マダ~ムの皆さんお化粧直しに余念がありません。かく言うワタシもいつもは放ったらかしなのに口紅を塗りなおしたりしておりますから。当然っちゃ当然の行動ですが。オホホホホ
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竹本住大夫師匠

2018-04-29 00:23:39 | 訃報
 人形浄瑠璃文楽の太夫で人間国宝の竹本住大夫師匠が肺炎のためお亡くなりになりました。93歳でした。

 今朝は文楽劇場へ向かいながら「そういえば、住師匠の引退公演って今ぐらいやったね。何年前のことになるんやろうか。千穐楽も見に行ったよね」なんてことを思い出していたので、幕間でネットのニュースを見てびっくりしました。

 私が文楽に行くようになったのは、例の文楽と大阪市のことがあってからです。大阪市との交渉では住師匠が矢面に立たれ、その最中(でしたっけ?)に脳梗塞を発症、それを見て「歌舞伎の親元である文楽が大変!」ということで少しでも観客動員に協力できたらと思いはせ参じました。住師匠に文楽に誘われたようなものです。

 ただ、時期的に住師匠はご病気回復後からしか存じ上げず、残念ながら絶頂期は聞いておりません。住師匠も、先代の玉男さんも、ご病気前の簔助さんも、大阪にいたのだからいくらでも機会があったのに行けてないのは不覚でした。見に行けるものは行ける時に行っておかないといけません。

 住師匠のご冥福をお祈りいたします。

 
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今日はここ

2018-04-28 15:56:19 | 観たもの
国立文楽劇場に来ております。「五代目吉田玉助襲名披露」です。

第一部は「本朝廿四孝」、でも八重垣姫ではありませんでした。初めてのお話、事前にプログラムも読みましたが、厳しかったです。まあ、もともと義太夫が子守唄になってしまうワタクシ、最前列の真ん中で爆睡してしまいました。とっても失礼な客です。でも、お隣の方も「寝たわぁ」っておっしゃっていたので、馴染みのない演目ってそうなってしまうんでしょうか? と都合よく思っておきます。

「口上」では簑助さんもお出まし、フューシャピンクの裃がよくお似合いでした。ちょうど、私の目の前にいらっしゃってテンション上がりました。

今から第二部です。こちらは「彦山権現」、孝夫さんで見たことがあります。頑張ります。
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歌舞伎座千穐楽おめでとうございます

2018-04-26 23:06:24 | 観たもの
 本日は「歌舞伎座百三十年四月大歌舞伎」千穐楽でございました。誠におめでとうございます。

 孝夫さん一世一代の「絵本合法衢」も本日が演じ納めとなりました。終演後5分経ってもお客様の拍手が鳴り止まず、孝夫さんのカーテンコールがあったようです。孝夫さんは古典歌舞伎ではカーテンコールは“絶対なさらない”と聞いていたので、ちょっとびっくりしました。

 その模様をタカタロさんがブログで「幕が下りてから五分後?」というタイトルでupしてくださっています。動画で拝見できます。タカタロさん、でかしゃった! GJです。楽屋のモニターを動画で撮影されているので、鮮明な画像ではありませんが、カーテンコールの熱気は十分に伝わってきます。本日歌舞伎座へいらっしゃった方、ウラヤマシです。

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