大阪松竹座の「二月花形歌舞伎」の公演情報が歌舞伎美人に掲載されました。と言っても、↑上のチラシだけなんですが…。11月1日に発行された大阪府政だよりの半額鑑賞会募集案内で松竹座の2月は愛之助さんと壱太郎さんのコンビが主演を勤められるのは知っていましたが、演目は未定でした。2週間ほど前に、演目については読売テレビの「あさパラ!」という番組のホームページで愛之助さんご自身が語っていらっしゃるのは拝見していましたが、正式な松竹株式会社さまからの発表は本日でした。昼の部が「新八犬伝」、夜の部が「GOEMON 石川五右衛門(ごえもん)」です。昼夜とも新作、夜の部では愛之助さんが宙乗り・つづら抜けをされるようです。
「愛之助・壱太郎コンビ」なら、昨年の永楽館の「引窓」か、今年の浅草の「吉田屋」かあたりがかかるのかしらと個人的には期待していましたが、新作2本とは、ちょっと驚きました。昨年の2月の松竹座も染五郎さんの新作がかかったので、2月はそういう月なのかもしれません。お若いファン開拓という目的があるのでしょう。
それにしても、花形歌舞伎とはいえ、松竹直営劇場での松竹座で愛之助さんがピンで座頭って、何だか感慨深いものがありますね。(←もし、過去にされていたのなら、ご指摘ヨロシクです。私が記憶している範囲で記しておりますので。)
「新八犬伝」は11年前に平成若衆歌舞伎第一弾として上演された作品です。それ以来上演されてなかったようです。実は、それ、シアタードラマシティで見ています。その頃はまだ今ほど歌舞伎に入れ揚げてなかった時期で、「新八犬伝」というタイトルに引かれて見に行きました。そうです、NHKの人形劇「新八犬伝」を演る(ストーリーがいっしょという意味です)と思って行ったんです。でも違いました。「我こそはぁ、玉梓がぁ怨霊~」は出てきませんでした。軽くショックを受けた思い出があります。今回はちゃんと歌舞伎として見ます。ちなみに、文楽の太夫の豊竹呂勢大夫さんはこのNHKの「新八犬伝」を見て、文楽の世界に入られたそうです。
「GOEMON石川五右衛門」は昨年の徳島のシスティーナ歌舞伎で上演されたもので、スペイン人を父に、日本人を母に持つ五右衛門が、幼い頃に秀吉により日本を追放された父、秀吉の室となる事を拒んで自害した母の無念を晴らすため、秀吉に復讐を誓い大盗賊となり……という設定の新作歌舞伎です。出雲阿国と恋に落ち、フラメンコまで踊るという“何でもアリ”の歌舞伎です。もひとつ想像がつきませんが。
決まったことを言っても詮無いことですが、できれば、昼夜のうちどちらかは古典歌舞伎でお願いしたかったです。
ちなみに、料金は1等席10,500円、2等席7,350円、3等A席5,250円、3等B席4,200円 と“お財布にやさしく”なっております。
「愛之助・壱太郎コンビ」なら、昨年の永楽館の「引窓」か、今年の浅草の「吉田屋」かあたりがかかるのかしらと個人的には期待していましたが、新作2本とは、ちょっと驚きました。昨年の2月の松竹座も染五郎さんの新作がかかったので、2月はそういう月なのかもしれません。お若いファン開拓という目的があるのでしょう。
それにしても、花形歌舞伎とはいえ、松竹直営劇場での松竹座で愛之助さんがピンで座頭って、何だか感慨深いものがありますね。(←もし、過去にされていたのなら、ご指摘ヨロシクです。私が記憶している範囲で記しておりますので。)
「新八犬伝」は11年前に平成若衆歌舞伎第一弾として上演された作品です。それ以来上演されてなかったようです。実は、それ、シアタードラマシティで見ています。その頃はまだ今ほど歌舞伎に入れ揚げてなかった時期で、「新八犬伝」というタイトルに引かれて見に行きました。そうです、NHKの人形劇「新八犬伝」を演る(ストーリーがいっしょという意味です)と思って行ったんです。でも違いました。「我こそはぁ、玉梓がぁ怨霊~」は出てきませんでした。軽くショックを受けた思い出があります。今回はちゃんと歌舞伎として見ます。ちなみに、文楽の太夫の豊竹呂勢大夫さんはこのNHKの「新八犬伝」を見て、文楽の世界に入られたそうです。
「GOEMON石川五右衛門」は昨年の徳島のシスティーナ歌舞伎で上演されたもので、スペイン人を父に、日本人を母に持つ五右衛門が、幼い頃に秀吉により日本を追放された父、秀吉の室となる事を拒んで自害した母の無念を晴らすため、秀吉に復讐を誓い大盗賊となり……という設定の新作歌舞伎です。出雲阿国と恋に落ち、フラメンコまで踊るという“何でもアリ”の歌舞伎です。もひとつ想像がつきませんが。
決まったことを言っても詮無いことですが、できれば、昼夜のうちどちらかは古典歌舞伎でお願いしたかったです。
ちなみに、料金は1等席10,500円、2等席7,350円、3等A席5,250円、3等B席4,200円 と“お財布にやさしく”なっております。