おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

金沢 その3 兼六園

2008-03-31 22:47:22 | お出かけ
 金沢の観光と言えば「兼六園」です。ということで、まずは兼六園へ向いました。

 重要文化財に指定されている石川門です。旧金沢城の数少ない遺構のひとつだそうです。
 

 超有名な徽軫(ことじ)灯篭です。この辺りから雨が降り出しました。画面も暗くて非常に見づらくなってしまいました。
 

 松の木です。って誰でもわかりますが。松葉の緑がきれいだったので撮ってみました。
 

 梅園がありました。これは「紅枝垂」という枝垂梅です。
 

 梅園の中で咲いていた辛夷です。まだほとんどつぼみでしたが、一輪だけ花をつけていました。全部咲いたら、後ろのピンクの梅ときれいなコントラストを描くんでしょうね。
 

 気持ち咲いてくれていた桜です。兼六園は桜の木が多く、よく見れば蕾が膨らみかけていましたが、遠目ではほとんど裸の木って感じで、唯一花をつけていた木がこれです。0.5分咲ってところでしょうか。あの木々に桜の花がつけば、さぞ美しく見事なものになることだと思います。
 

 途中で雨に降られてきたのが大きな原因だと思うんですが、雪吊りも終わったところだし、桜もまだ“蕾固し”で、お庭の中で見るべきものが本当に何もない状態だったので、もうひとつ“見る”という行為に身が入りませんでした。

 それと、日本庭園を見ると、無意識のうちに「桂離宮」と比べているワタクシがおります。兼六園は言わずと知れた『日本三大名園』の一つで、非常に美しく整っていて、実際、ぶらぶら歩くだけで、何となく全部が見られるように配置されていて、素晴らしいお庭なんですが、どうしても桂離宮と比べてしまい、「ふ~ん、こんなものか」と思ってしまいます。兼六園は全然悪くないのに、罪作りな「桂離宮」です…。
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金沢 その2 近江町市場

2008-03-30 22:40:09 | お出かけ
 高速バスだったので、朝早く(大阪駅7時20分発)出発したにもかかわらず、到着はお昼を過ぎていました。着くともうお昼ごはんの時間なので、すぐに近江町市場に直行です。

 ここも京都の錦市場と同様、ほとんど観光地と化しているようです。店先にはヤマトのクール便の伝票があって、いつでも発送できるようになっています。

 

 私たちは海産物を買う気は全くなく、ひたすら食べるところをめざし、近江町市場でも一番有名な「近江町食堂」に行ってみましたが、すごい混みようで、まあそこで必ず食べたいというほどの思いもなかったので、そこはパスです。で、市場の中をフラフラ歩いていて、行き当たったのが「ひら井」というお店です。中に入ってみると、テレ東の旅番組で紹介されたことがあるとかで、大きな写真が飾られていました。

 
 

 「あれっ、何か貧相な海鮮丼」と思われたアナタ、正解です。これはミニ丼です。デザートのことを考えて、小さいサイズにしました。お向かいに座ったお客さんが普通の海鮮丼を召し上がっていましたが、ちらちらと見ていると、どうもごはんの量はあまり変わらず、上にのっているお刺身の量が半分になっていたみたいです。なので、少なめにしたつもりでしたが、かなりお腹いっぱいになりました。お味のほうですが、可もなく不可もなくです。まあ新鮮な海産物を売りにしている市場なので、何か凝った調理をしているのでもなく、こんなもんでしょう。ブログの写真を撮るためにいただいた、というのが正直なところです。
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金沢 その1

2008-03-30 18:01:58 | お出かけ
 金沢に行ってまいりました。

 今回のお連れは、てっちゃんと則ちゃんです。このメンバーでの旅行は、2年前に鳥取の境港へ「鬼太郎」を見に行って以来です。

 金沢には、これまで3回行ってますが、いずれも近くの温泉に行って、そのついでに寄るというパターンで、“金沢だけ”旅行したのは初めてでした。何だかテレビ東京の旅番組みたいで、ワクワクして出かけました。(わが家はテレ東の視聴率が高いもので…

 金沢駅です。
 
 と言っても、私たちはサンダーバードで行ったのではなく、大阪駅から高速バスでした。単に交通費をケチっただけです。だって、JRの片道分の料金で往復乗れるんですから。料金半分のかわりに、時間は倍かかります。帰りは名神の渋滞にひっかかり、乗車時間が5時間を超え、さすがに5時間もバスに乗るのは疲れました。バスは、夜行用の3列独立シートで、フットレストもついている形でしたが。自分たちの年齢も考えましょう、ってところでしょうか。

 この写真を見ると結構晴れているでしょう? てっちゃんと私はどちらかと言えば“晴れ女”で、いっしょに行くと大体晴れているので、今回も「やったー! やっぱり晴れたわ」と喜んだのもつかの間、この後、兼六園で雨に遭いました。2日間とも、雨が振ったりやんだりの繰り返しでした。これが日本海側の冬のお天気の特徴なんでしょうか。時雨れたかと思うと、パーッと太陽の光が射してきます。気温は予報どおり、低かったです。ただ、全国的に花冷えのようで、大阪に帰ってきたときも寒くて、冬の綿入りのジャケットを着ていましたが、ちょうどよかったです。

 傘を差したり畳んだりと面倒でしたが、それにもめげず、写真を撮ってまいりました。また、これでしばらくブログのネタがもちそうです。嬉しいです。
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やっぱり私は痩せられない

2008-03-27 22:30:11 | 食べたもの
 このケーキはファクトリー・ガーネットの「さくらロール」です。本日は母の誕生日ということで、買ってまいりました。ロールケーキの真ん中は桜あんです。写真が暗くてわかりにくいかもしれませんが、上にはイチゴとピンク色のチョコレートが桜の花びらのごとく散らしてありました。今の季節らしい彩りのケーキです。ファクトリー・ガーネットのケーキは、スポンジがふんわりしていて、ロールの巻き加減がちょうどいいんです。美味しいです。

 で、なぜこのタイトルなのかといいますと、今日もまた会社でおやつ三昧でした。ランチのデザートは堺の小島屋の芥子餅、3時のおやつはル・ピノーのシュークリームでした。どちらもお客様のお手土産です。それに、このロールケーキですから、おかげさまで(?)なかなか充実した食生活を送らせていただいています。

 相変わらず、痩せられない(太る)一方のワタクシでございます。
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明日から金沢

2008-03-27 19:35:44 | その他いろいろ
 明日から金沢に行きます

 でも、天気予報は雨、しかもめちゃくちゃ寒いそうです。大阪は桜が咲き始めているというのに、真冬の格好で出かけないといけません

 金沢では、温泉につかって、美味しいごはんとお酒をいただいて、和菓子と加賀棒茶を買ってくる予定です。あっ、21世紀美術館も行きます

 ということで、金曜と土曜は更新できませんので、ヨロシク。
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夫の息子

2008-03-26 23:57:42 | 読んだもの
 藤堂志津子さんの「夫の息子」を読みました。決して、幻冬舎アウトロー文庫のタイトルではありませんので。念のため。

 久しぶりの藤堂志津子さんの本、しかも久しぶりの“恋愛小説”です。元・夢見る文学少女としましては、やはり“恋愛小説”を読まなくては、ね、いけません。

 藤堂志津子さんの本は、一時期、本当によく読みました。おそらく、藤堂さんが会社勤めの経験をお持ちのせいかと思いますが、出てくるのが普通のOLさんで、普通の日常が描かれていて、共感できる部分が多いんでしょうね。それと、恋愛小説につきものの不倫とか浮気とかそういった内容であっても、わりと淡々としたタッチで書かれていて、“さらさら”とした感じがします。

 それに対して高樹のぶ子さんとか藤田宜永さんとかが同じように不倫とか浮気とを書くと、非常に濃厚で濃密で(この二語は同じ意味?ボキャ貧なもので)、“ヒリヒリ”した感じになります。ここ何年かはこの“ヒリヒリ”のほうを好んで読んでいたんですが、久しぶりに“さらさら”を読んでみたくなりました。

 “さらさら”と言っても、この本の内容は結構ドロドロしています。不倫の果てに結婚、浮気、ストーカー、復讐、離婚となかなかすごいお話でした。ただ、読んでいる側はそんなに深刻にはなりませんでした。たぶんに、ヒロインの女性がかなり若くて(と言っても32歳ですが)、私の年齢になると感情移入しにくくなっているせいもあるのかと…。反対に、「そういえば、私もその年齢の頃は、そんな考え方していたのかな」とちょっと“遠い目”をしてしまいました。

 タイトルの「夫の息子」ですが、なぜこのタイトルなのかは、いまいちわかりませんでした。確かに「夫の息子」がトラブルの種だとは思いますが、決定的な原因でもなさそうな感じがしました。初出は新聞小説で1年間にわたり連載されていたようで、途中から展開が変わったのかしらと思ってしまいました。まあ、藤堂さんほどの方になれば、途中で路線変更っていうようなことがないと思うので、やはり何か意味があるんでしょうね。ぜひ、ご本人に聞きたいものです。

 (3月27日)
 あらすじを追記しておきます。
 「15歳年上の高名な建築家と、7年の不倫を経て結婚した三千花。順風満帆に思えた新生活、しかし夫の優先事項は前妻との間の年若い息子だった。手の届かない「かけがえのない」存在に苛立ちを覚える三千花。その上、浮気のかげが見え隠れする。混乱が三千花を情事へと駆り立てる。そして…。」
 というお話です。このあらすじだけ読むと、かなりドロドロしていそうですが、読後感は案外あっさりしていました。

 
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RAAK

2008-03-25 00:34:29 | 見たもの
 手ぬぐい屋さんの「RAAK」です。Citronのそばにありました。この「写真を撮ってね」と言わんばかりの店構え、撮らせていただきました。京都の老舗織物商の永楽屋さんの新しいショップだそうです。

 永楽屋さんって、ほとんど潰れかけていたそうですが、今の社長さんが蔵の奥に眠っていた昭和初期の手ぬぐいの復刻版を作って売り出して、当てはった手ぬぐい屋さんです。

 今では復刻版の柄だけではなく、いろいろモダンな柄の手ぬぐいやポーチ、かばんなども売っていらっしゃいます。下の写真のモノトーンの桜柄、なかなかオシャレだと思いませんか?

 
 
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Citron

2008-03-24 23:55:59 | 食べたもの
 京都の烏丸御池のほう(正確な住所は下記参照)にあるケーキ屋さんです。最近、雑誌などでよく見かけます。私がよく行くTHE GINZAの近くにあるので、これはぜひ一度行かねばと思っていて、やっと行ってまいりました。

 
 可愛らしい外観でしょう? フツーの自転車置き場にフツーの自転車が並んでいるだけですが、それが良い感じになっています。

 
 レモンのタルトとコーヒーをいただきました。いちごのショートケーキにも心惹かれたんですが、お店の人に「オススメのケーキ」を尋ねたところ、やはり店名にもなっているCitron(レモン)を使ったものと言われ、レモンのタルトにしました。レモンのシュークリームも有名なんですが、シュークリームをフォークでいただくって食べた気がしないので、そちらはパスしました。

 なかなか濃厚なレモンクリームでした。酸っぱくもなく、甘すぎることもなく、良い加減の甘酸っぱさでした。コクがあるけどあっさりしていて、もう1個ぐらい軽く食べられそうな感じでした。

 テーブルとか食器とか、なかなか雰囲気があります。古臭いけど新鮮、みたいなところが良いですね。特にお水のグラスが気に入りました。ちょっと惜しかったのが、コーヒーがあまり熱くなかったことです。私が、あーでもないこーでもないと写真を撮っていたせいもあるのかもしれませんが。

 
 お土産用の焼き菓子を並べてある棚です。本当は店内も撮りたかったんですが、お客さんがいっぱいで、何となく撮れなかったです。全てが、カントリー調っていうんでしょうか、こういう雰囲気でまとめられていました。

 次回はぜひ、生クリーム系のケーキを!

 住所:京都市中京区姉小路通室町西入突抜町139 プリモフィオーレ室町1階
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フランス近代絵画名作展

2008-03-23 22:19:28 | 見たもの
 京都伊勢丹の美術館「えき」KYOTOで開催されている「フランス絵画名作展」を見てきました。伊勢丹アイカードで招待券をいただいたので、それで見てまいりました。アイカードに入っていると、年に数回招待券を送ってきてくれるので、美術館「えき」でお金を払って絵を見ることはまずありません。まあ、その代わり、内容も選べませんが…。

 家族にもこの展覧会を見に行くからと言って家を出たんですが、伊勢丹に入って5分後に乳液を、10分後にはネックレスとイヤリングを買ってしまったワタクシは、それですっかり満足してしまい「あとは3階のRe・Styleと5階の解放区と6階のIsetan Mensへ行けば終わりだわ…」と思いながらウロウロしていたら、館内放送でこの展覧会のPRをされていて、「あっ、そうそう、私はこれを見に来たんだ」と思い出して、行ったような次第で、もうちょっとで所期の目的を忘れるところでした

 で、その内容ですが、私が最近こういう類の展覧会に行ってないせいもあるのかもしれませんが、なかなか懐かしい匂いのする展覧会でした。いわゆる“泰西名画”がズラーッと並んでいます。出展作家を並べていくと、コロー、クールベ、マネ、ドガ、モネ、シスレー、ルノワール、ロダン、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、シニャック、マティス、デュフイ、ピカソ、ローランサン、ユトリロ、モディリアーニ、キスリング、フジタ、シャガールetc…です。確かにフランス近代絵画で括れるとはいえ、印象派もフォーヴィスムもエコール・ド・パリも全部いっしょってすごくないですか?

 出展された絵はひろしま美術館が所蔵している絵ばかりだそうなんですが、今、これを書きながらチラシを見ると「フランス近代美術150年を通覧できる貴重なコレクション」とあって、積極的にこういう絵ばかりをコレクションされたようです。ひろしま美術館ってお金持ちですねぇ。

 昔は、よくこういう展覧会があったように思います。とにかく“西洋画”、とにかく“油絵”みたいな…。でも、最近は、印象派なら印象派だけ、モネならモネだけっていうような展覧会や、あるいは、学芸員さんが「いかにも企画しました」的な何かテーマがあるような展覧会が多くなっているように思うんですが、そんな中でこういう展覧会が開催されるって、「百貨店ならでは…」ですよね。
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彼岸団子

2008-03-22 23:57:23 | 食べたもの
 仙太郎の「彼岸団子」をいただきました。

 
 
 
 前回の記事にも書いたように、お彼岸といえばおはぎで、もう一回どこかのおはぎをいただこうと思っていましたが、仙太郎に行ったら「彼岸団子」が売っていて美味しそうだったのでこちらを買ってまいりました。

 もちろん、仙太郎にもおはぎは売っているんですが、仙太郎のはごはんに青しそが入っています。わが家は、どうもこの香りの強いものが苦手で、しそや山椒といった類のものはめったに食べません。なので、仙太郎のおはぎはいつもパスしています。あんこだけでなく、きな粉やゴマもあって、しかも非常に大ぶりで、きっと「食べたなぁ」という気分になれると思うんですが…。残念です

 「彼岸団子」ですが、パッケージにも書いてあるとおり、小粒のよもぎ団子に粒あんがたっぷりとトッピングされています。仙太郎なので、きっと良い小豆なんでしょう、粒が大きく皮も柔らかくふんわりとした食感です。かと言って、甘ったるくもなく、あっさりとしていました。一応、三人家族なので、これを三等分しましたが、一人で全部食べてもいいと言われたら、全然No Problemで食べられると思います。誰か、言ってくれないでしょうか…。

 ちなみに下の写真は明日のおやつに買った桜薯蕷です。明日も楽しみです
 
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