おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

カトマンドゥカリーPUJA

2010-11-30 22:52:43 | 食べたもの
 宝塚歌劇観劇前のランチです。同僚のお嬢さんのお母様のお友達が宝塚にお住まいで、その方からホテル若水の向かいに美味しい“スリランカ料理”のお店があるとの情報をいただき、調べてみるとスリランカではなく“ネパール”だったんですが、たぶんここだろうということで、こちらでランチしました。特に、インド料理にこだわることはなかったんですが、その夜は宴会のお料理、次の日は神戸でフレンチだったので、ちょっと毛色が変わったものがいいかなぁと思いまして・・・。

 こちらのお隣にもインド料理のレストランがあり、インド料理激戦区? 宝塚とインドってもうひとつ結びつかないんですが。

 
 一見、インパクトのある外観のようですが、前から見ると、全く普通の住宅で、一戸建ての住宅の中を改装して、レストランとして営業しているみたいです。

 
 予約をするとラッシーがサービスされました。

 
 スープです。やっぱり、カレー味でしたが、かなりマイルド、やさしいカレー味でした。

 
 PUJAランチです。カリーが2品(挽肉のカリーとほうれん草のカリー)、タンドリーチキン、挽肉のレタス包み(という名前ではなかったかもしれないけど、そういうお料理)、野菜サラダです。カレーは中辛をチョイスしましたが、ココナッツミルクのせいか思っていた程辛くなく、私でも食べられました。なかなか美味しかったです。

 
 ランチはナンが食べ放題でした。ワタクシ、実は味のないものが好物で、結構ナン好きです。ナンだけでもOKなくらいです。焼きたてをどんどん持ってきてくれるので、放っておくと、際限なく食べてしまいそうでした。チーズナンというのもあって、ナンの中にチーズが入っているんですが、トッピングのないピザのようなもので、それだけでもバクバク食べられそうでした。

 
 デザートはフルーツの入ったヨーグルトです。普通に、ブルガリアヨーグルトの中に缶詰のフルーツを混ぜただけ?のようなものでした。

 平日にもかかわらず、そこそこ賑っていました。宝塚歌劇を除けば、ほとんど住宅地といっていい土地柄で、会社があるわけでもなく、やっぱり歌劇を見に行くお客さんなんでしょうか。そんなにお高くもなく、「カレー」という馴染みのあるお料理が行きやすいのかもしれません。お味のほうもちゃんと美味しいですし。
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宝塚歌劇宙組公演「誰がために鐘は鳴る」

2010-11-29 22:26:48 | 観たもの
 毎年、近畿の二府四県で持ち回りで行なっている職員研修(という名の親睦旅行)ですが、今年は兵庫県にまいりました。宝塚歌劇を観劇、宝塚温泉で懇親会、「人と防災未来センター」見学、神戸北野町でフレンチのランチという内容でした。なかなか“ユルユル”な研修でした。

 で、宝塚でございます。私はおそらく30年ぶりの観劇です。いつもちょっと自慢させていただいておりますが、高校時代の同級生が宝塚歌劇団に進みましたので、その彼女の初舞台とその次の舞台を見に行きました。それ以来です。ただ、舞台は見ていないけれど、宝塚歌劇団は気にかけて、彼女が在籍しているときは「歌劇」とか「グラフ」とかの雑誌を立ち読みし、退団後もニュースなんかも結構チェックしていました。それと、宝塚をお辞めになった方は、“女優”の道、それも舞台中心の女優さんになられることが多く、私が見ている舞台でもよく宝塚出身の女優さんが出演されているので、それなりに近しい存在ではあります。

 と言いましても、30年も前の観劇ですので、ほとんど忘却の彼方、初見に等しく、大劇場の中でキョロキョロしてしまいました。開演前の影アナってトップさんなんですね。いきなり、あの男役独特のしゃべり方でアナウンスがあり、「おーっ、宝塚だわ」と思いました。

 ヘミングウェイの「誰がために鐘が鳴る」のお芝居でした。30年くらい前?に鳳蘭と遥くららで演ったお芝居のリメークだそうです。行く前に、宝塚のWebsiteをチェックしていたら、お稽古場情報で、鳳蘭と遥くららが激励に行ったとあり、超久しぶりに遥くららさんを見ました。相変わらずおきれいでした。遥くららさんは、退団後、孝夫さんが「ハムレット」を演ったときに、オフィーリア役でご出演で、とても透明感のあるオフィーリアだったので印象に残っています。確か、ご結婚され、芸能活動をお止めになったと聞いています。

 友人がいるにもかかわらず、宝塚をずっと見なかったのは「苦手」というのが一番(チケ代が高く、学生の身では払えないというのもありました)で、それは30年経っても変わることなく、「ちょっとダメかも・・・」と思いながら見ていました。男役の人のしゃべり方とか、台詞の途中でいきなり歌い出すとか、ね・・・。とはいえ、飽きさせることのない展開で、退屈するとかそういうのではなく、意識を失う直前でちゃんと起きて見ていました。

 通常はお芝居+レヴューのようですが、今回はお芝居だけでした。それでも、フィナーレはあのお約束の、ラインダンス、ミラーボール、大階段、羽飾り、鈴?がご登場で、私の周りは「全く初めて」という方が多かったんですが、そこで一気に盛り上がりました。やっぱりあれを見ないと「宝塚見た」とは言えませんから。

 私たちはA席で後方でしたが、SS席(かぶりつき)は熱狂的なファンの方たちらしく(当たり前?)、トップさんが登場するたびにウェーブのように客席がゆれていて、トップさんの一挙手一投足に反応されていました。

 宝塚の舞台を見ながら、つらつら思ったのは、おそらく「歌舞伎」を今日の私のように感じる人がいるんだろうなぁということでした。だって、歌舞伎って、宝塚と正反対、男性だけで演じるお芝居ですから、女形のしゃべり方がダメって思う方がいらっしゃるでしょうね。さらに、歌舞伎は70歳を過ぎたおじぃさんでもまだ赤い振袖をお召しになって、お姫様役をこなされるので、そういう意味では歌舞伎のほうが"変度"は高いような気がしました。宝塚はトップさんは何年かで交代するので、ある程度若さを保っていらっしゃいますから。でも、やっぱり、私は歌舞伎派です。それを再確認した観劇となりました。

 
 大劇場です。

 
 花の道にあった「オスカルとアンドレ」です。

《オマケ》
 ショップも非常に充実で、私は「舞台写真ファイル」なるものを買いました。歌舞伎の舞台写真を保存するのにちょうど良い大きさで、早速、玉ちゃんと孝夫さんの「助六」、孝夫さんの「綱豊卿」のお写真を入れました。ステキですぅ
 宝塚らしく、花・月・雪・星・宙の模様がついています。

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最後の忠臣蔵

2010-11-28 23:03:45 | 観たもの
 映画「最後の忠臣蔵」を見てまいりました。前々から申しておりますように、舞台は見るけど映画を全くと言っていいほど見ないワタクシでございまして、昨年から「シネマ歌舞伎」を見に行くようにはなりましたが、あれは私の中では「歌舞伎」、NHKの舞台中継を大きい画面で見る感覚でして、映画として撮られた映画を見るのは二十数年ぶりかと思います。

 この映画、今年の夏にシネマ歌舞伎を見に行ったときに、予告編を拝見し、何と!孝夫さんが大石内蔵助のお役でご出演ということがわかり、「これは見なければなりますまい!」と思っておりましたところ、ちょうど試写会の案内があり、応募したら見事当選、行ってまいりました。しかも「舞台挨拶」有りとかで、「えっ、孝夫さんもお出ましなん?」とドキドキワクワクしながら、孝夫さんシフトで、映画にもかかわらず前から2番目の席を取りました。でも、出てきたのは、役所広司、佐藤浩一、桜庭ななみと監督の杉田成道の四氏でした。通常であれば、おそらく佐藤浩一が出てきた時点で「ワー、キャー」ものだったと思うんですが、孝夫さん登場の淡い期待があっただけに、ちょっと肩透かし、がっかりしました

 一応、司会の方がいらして、質問して答えるという形式でしたが、通り一遍というか、お行儀の良い受け答えで、関西人にはちょっとつまらなかったです。

 さて、映画のストーリーです。
  
忠臣蔵として有名な赤穂浪士の吉良邸討ち入りでは46人が主君に殉じ切腹するが、二人の男が生き残った。討ち入り前日に逃亡した瀬尾孫左衛門(役所広司)と、討ち入りを後世に伝えるため逃がされた寺坂吉右衛門(佐藤浩市)。正反対の運命を背負う二人が16年ぶりに再会。瀬尾はなぜ討ち入りから逃げたのか、寺坂は元同志が抱えてきた秘密を知る。

 原作は池宮彰一郎で、監督の杉田成道さんはテレビドラマ「北の国から」の演出をなさっていた方だそうです。何年か前にNHKでもドラマ化されたそうです。

 まだ公開もされていない映画なのでどう書いたらいいのかよくわからないんですが。原作は読んでいないけれど、NHKのサイトを見ると、もともとの主人公は佐藤浩一のほうみたいで、それが映画では役所広司にスポットを当てて描いています。彼は、大石内蔵助の隠し子を託され、育てています。その隠し子が桜庭ななみで、クランクインする前の2ヶ月間で、お琴と所作の特訓を受けたそうで、まあまあそれなりに時代劇らしい女優さんになっていました。

 杉田さんは要所要所で文楽の「曽根崎心中」をはめ込んでいらっしゃいました。舞台挨拶のインタビューでも「そこを見て欲しい」と強調されていました。うーーーん、でも何か少し違うような気がしたんですが。たぶん、そこは生身の人間の俳優の演技では生々しすぎて、文楽の人形の演技で観客の想像力を掻き立てる意味があるのかなぁと勝手に思っていたんですが、その展開に無理があるというか、ラストが容易に想像できるというか。サスペンスでもないし、時代劇なので、ある程度予想がつく話ではありますが。ただ、最後のクレジットを見ると、浄瑠璃は咲太夫さんで、人形が桐竹勘十郎さんだったので(もちろん他にもいらっしゃいました)、ちょっとラッキーと思いました。

 孝夫さんですが、特別出演ということで、冒頭の吉良邸討ち入りと、役所広司に子供を託すところと、そんなに画面にはご登場ではないんですが、出てくるとやっぱり格好いいです。誰よりも時代劇がお似合いで、お芝居もお上手で、子供を託す台詞をおっしゃっているときはうるっときました。

 当たり前のことながら、映像はやっぱり違いますね。いつも舞台でとってつけたような書割を見慣れている目には非常に新鮮でした。動きもスピーディだし、画面が非常に美しいです。一番美しい瞬間を捉えて、映画にされているんですものね。文字通り“絵のような”美しい映像でした。
 
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顔見世配役変更

2010-11-27 23:08:08 | その他いろいろ
 海老サマ、お大変なことになっていますね。あまり素行はおよろしくないみたいというのは、前々からもれ伝わってきていましたが、この前のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」では、成田屋の跡継ぎとしてがんばる旨おっしゃっていたようですし、何よりも結婚して身を固めたので、これからは十三代目團十郎を目指して精進されるのかしらと思っていたら、とんでもないニュースが飛び込できて、びっくりしました。体調不良を理由に記者会見をキャンセルしておきながら、飲み歩きケンカして大怪我って、シャレにもなりません。これはやはりプロ意識の欠如といわれても仕方ないでしょうね。

 南座の顔見世にもご出演の予定でした。私はこのニュースを聞いたとき、まず思ったのは「代役は誰?」で、昨夜は某宝塚温泉で宴会があったんですが、気になって気になって、その最中も携帯でチェックしておりました。

 発表された代役です
  昼の部『阿国歌舞伎夢華』
   名古屋山三  片岡 仁左衛門
  夜の部『外郎売』
   曽我五郎    片岡 愛之助
   小林朝比奈  市川 猿 弥
   梶原景時    市川 寿 猿

 これを見たとき、海老サマやご家族、海老サマファンの方には申し訳ないけれど、私は思わず「よっしゃー」と思いましたね。だって、「阿国歌舞伎夢華」の阿国のお役は玉ちゃんでして、孝夫さんと玉ちゃんのツーショットになるんですもの・・・。しかもこれは恋人同士のお役で、舞踊なんですが、玉ちゃんが孝夫さんと踊ると、どういう踊りになるのか非常に楽しみです。だって、玉ちゃん、孝夫さんといっしょだと、雰囲気変わるんですもの。他の役者さんだと“cool beauty”なんだけど、孝夫さんにはめちゃくちゃ女っぽく、艶かしくなります。昼の部が、俄然楽しみになってきました。

 でも、昼の部は残念ながら二等B席で、3階の4列目なんです。でも、一等席が2回はどう考えても無理なので(5万円になります!)、ここは我慢です

 さらに夜の部は愛之助クンです。「外郎売」は歌舞伎十八番の演目のひとつで、主役の曽我五郎は成田屋さんの持ち役で、これまで十二代目團十郎丈と海老サマ以外では、当代の松緑丈しかないそうで、上方のお家の松嶋屋が江戸の市川家の家の芸を演るってすごいことで、愛之助クンもさらなる飛躍のチャンスなので、頑張って務めてほしいもです。六条亭サマのブログによれば、團十郎丈がじきじきに指導されるそうです。こちらも楽しみです。

 本当に、今年の顔見世は超が10個ぐらいつくぐらい、豪華になりました。12月が待ち遠しいです。
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富山・金沢のお土産

2010-11-26 08:31:52 | お出かけ
 たった1泊2日、しかも出張?でそんなに時間もなかったはずですが、基本「お金を使う」ことに無上の喜びを感じる人なので、今回もまたついいろいろと買ってしまいました。

 
 
 
 わが家の晩ご飯として買い求めたお寿司です。富山のますの寿司は会議場で売られていたもので、パッケージに「幻」と書いてあるように、駅の売店では売っていないそうです。ますの、いわゆる“トロ”の部分をつかってあるそうで、肉厚で脂がのっていて美味でした。たらばの棒寿司は金沢駅で買ったもので、それなりのお値段だったので、蟹の身も非常に甘かったです。

 
 画面上から時計回りに、ミュゼ・ド・アッシュの焼き菓子、小出の「柴舟」、森八の「千歳」、富山の白海老せんべいです。「千歳」は今回初めて買いましたが、私の大好きな求肥のお菓子で、非常に上品な甘さで、さすが加賀藩御用菓子司の森八さんだけのことはあります。

 
 
 不室屋の麩まんじゅうです。あんこよりもお麩が主役のお菓子でした。本当に、美味しいお麩でした。

 《オマケ》
 
 
 金沢駅にある不室屋のカフェです。「不室屋パフェ」がどうしても食べたくて、電車を1本遅らせました。お昼をしっかり食べたいたせいもあるかもしれないけれど、ちょっとビミョーでした。アイスクリームが甘さ控えめのタイプで、私はバニラならサーティワンのフレンチバニラのような濃厚なお味が好みなので、それが不満?かなぁ・・・。アイスクリームの下の黒糖のゼリーやお麩は美味しかったです。
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金沢壽屋

2010-11-25 23:21:37 | お出かけ
 今回の金沢観光のメインエベント?のランチでございます。先日は、ふざけた“おちゃけ”の写真をアップしたところ、壽屋さんからコメントが入り、ちょっと恐縮してしまいました。お店の方がご覧になっていると思うと、若干書きづらい気もしないではありませんが、せっかくのすばらしいお料理でしたのでご紹介いたします。

 
 
 お店の外観&お玄関です。

 
 私一人ではちょっと勿体無いような気もしましたが、贅沢して個室を取っていただきました。この雰囲気は一瞬緊張したけれど、こういう経験はめったにできるものではないので、キョロキョロしないがら食事しました。

 私がいただいたのは「季語にちなんだコース」でした。

 
 先付け:いくら、叩き長いも

 
 
 お吸い物:銀杏真蒸

 
 焼物:やなぎさわら

 
 
 椀物:蓮根饅頭

 
 おしのぎ:韃靼そば

 
 揚げ物:烏賊団子・茄子・青唐辛子
 酢の物:〆こはだ酢味噌

 
 お食事

 
 デザート:黒胡麻のお汁粉

 これで3150円でした。コスパ非常に高いように思います。お料理はもちろん美味しく、日本酒がすすみました。ちなみにお酒は「加賀鳶」でした。特にこだわりはなく、単にお値段が一番安かったので、という理由です。実際に、1合は飲みきれず、少し残しました。まあ、お昼間のことだし、この後電車にも乗らないといけないので、あまり無理をしてはいけません。

 こういってはナンですが、ド平日のランチだったので、お客さんも少なかろうと思っていたんですが、結構お客さんでいっぱいで、賑っていました。優雅なランチタイムを過ごせました。 
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金沢観光 石川近代文学館

2010-11-24 23:51:04 | お出かけ
 兼六園での“撮影会?”も終わり、まだ11時30分のランチまでは間があるので、どこかへ行こうということなんですが、兼六園の周りって、いろいろあるんですよね。石川県立美術館、金沢21世紀美術館、伝統産業工芸館、歴史博物館・・・文化・芸術の香り高い街です。

 金沢は関西から特急で2時間余と非常に行きやすい観光地のひとつで、私も何度か行っておりますが、以前、大学時代の友人と金沢へ行ったときに、その時はまだ卒業して間もない頃で、文学部出身者ばかりだったこともあり、「近代文学館」に行きたいと言いながら、時間の都合で行けなかったことを思い出し、たぶん、こういうチョイスは一人で行った時しか出来ないと思い、「石川近代文学館」へまいりました。元・文学少女の面目躍如です。

 昔は、確か単独で「石川近代文学館」というのがあったように思いますが、今は「石川四高記念文化交流館」の中にあります。「四高」は「しこう」と読みます。兼六園のチケッチ売り場で共通利用券を買ったときに、私が「よんこう」というと、おばちゃんに思いっきり「しこう」と直されました。後で、記念館でDVDを見たら、金沢の人たちはこの「四高」にすごい思い入れがあるようで、昔は街全体で「四高生」の面倒をみていたような雰囲気でした。

 
 
 レンガ造りの建物です。国指定重要文化財に指定されているそうです。

 
 建物の中の廊下です。なかなかステキではありますが、“日本一美しいキャンパス”で学んだ身ですので、申し訳ないけれど「やっぱり、ウチのほうがきれい」とつい思ってしまいます

 
 「石川近代文学と三文豪」というガイダンスのお部屋です。撮影できたのはここだけだったので、一応撮っておきましたが、たぶん、実際を見ないと全然わからないのでは・・・と思うんですが。

 「三文豪」というのは、泉鏡花、徳田秋聲、室生犀星を指します。張り切って行ったけど、実際私が読んだことがあるのは泉鏡花ぐらいで、玉ちゃんが泉鏡花作品をよく取り上げているので、そういうお写真とかないかしらとちょっと期待しましたが、そういうのは皆無でした。泉鏡花は、泉鏡花記念館というのが別にあるのでそちらへ行けば、そういう舞台関係のものもあったかもしれませんね。三文豪以外に、石川県出身の小説家や石川を舞台にした小説を書いた小説家などが紹介されていました。特に好きな作家さんもなく、例によって「一点一秒」でぐるっと回って終わりました

 本当に誰もお客さんがいなくて、石川県が運営している施設だと思いますが、何かもう少しインパクトがあればと思いました。とりあえず、積年の思いを果たしたということで「OK(牧場)」にしておきます。←スミマセン、このギャグ?、私のマイブームなんです。
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金沢観光 兼六園

2010-11-23 22:34:26 | お出かけ
 富山に1泊した後は、金沢へまいりました。もちろん、せっかく富山に行ったので富山で観光したかったんですが、いずれの地も遠いんです。まず、候補に挙がったのが「黒部ダム」でした。私は、黒部に行ったことがなかったので、是非にと思いましたが、その日のうちに大阪に帰ってこられないと言われ、断念です。次に、元・演劇少女としては、早稲田小劇場の鈴木忠志さんのSCOT利賀村へ行くべしとアクセスを調べたところ、JRで1時間乗った後、さらにバスで1時間ということで、“デン”したら帰ってこないといけないみたいで、こちらもパスでした。あちらの観光協会の方にもお聞きしましたが、観光地はいっぱいあるんだけど、何れも遠いということで、泊りがけで行くならともかく、いわば日帰りとなると、ちょっと難しいそうです。懇親会で「おわら風の盆」も見せていただいたので、まあ、富山はそれで「OK(牧場)」ということで、早々にJRに乗り込み金沢を目指しました。

 で、金沢でございますが、とりあえずランチを11時30分に予約してあったので、それに合わせて行動です。金沢といえば、やはり「兼六園」は外せないでしょうということで、まずは兼六園です。さすがに、平日の午前中でしたので、ハイシーズンとはいえ人影はまばらでした。写真も撮り放題でした。

 
 金沢市内を循環しているバスです。昔懐かしいボンネット型のバスでした。

 
 
 琴柱灯篭と虹橋です。

 
 
 冬の風物詩、雪吊りです。

  
 園内をグルグル回っていたら、こういうところもありました。黄葉に太陽の光が透けてステキでした。

 JR西日本調べの「もみじ便り」では、先週の兼六園は「みごろ」となっており、めっちゃ楽しみにしておりましたが、確かに紅葉も黄葉もありましたが、兼六園に植わっている木々は常緑樹が多いようで、京都の寺社仏閣みたいに全部が紅色に染まることはないようです。私は勝手に兼六園に一歩足を踏み入れたら、全園“真っ赤か”だと想像していたので、緑が多くてちょっとびっくりしました。そのコントラストも美しいんですが、京阪電車の紅葉ポスターのような景色を期待していた身には、若干“肩透かし”のような、そうではないような・・・。
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富山観光

2010-11-22 23:00:49 | お出かけ
 富山までは京都からサンダーバードで3時間、大阪からだと3時間30分かかります。「東京より遠い富山」です。しかも、新幹線のように頻繁に出ているわけではないので、始まる時間から逆算すると、どうしても乗る電車というのが決まってきます。できれば誰ともいっしょにならない電車ででかけ、一人でこっそり富山の美術館にでも寄りたかったんですが、そういうわけにもいかず、今回は上司といっしょに富山入りとなりました。富山駅で「私、行きたいところあるんです」と言いたいところでしたが、次の日も勝手に一人で金沢観光に出かけるのに、さすがにそれはいくら“ユルユル”の会社でも部下の態度としていかがなものかと思い、泣く泣く断念しました。

 なので、富山ではいっさい観光はしていないんですが、写真が数枚あるので、記念に載せておきます。この日は本当にお天気の良い日でした。

 
 富山城跡です。会場の真向かいにありました。

 
  
 市内を走っている低床の路面電車「セントラム」です。大阪にも阪堺電車はあるけれど、またちょっと違います。

 
 市営の貸し自転車です。予めパスを買って、それを機械にかざすと借りられるみたいです。観光客なら「1週間/1000円」というパスがあるようでした。この自転車といい、低床路面電車といい、富山って結構“環境にやさしい”街です。

 
 お城のお堀の公孫樹の木が見事に黄葉していました。青空とのコントラストが非常に美しかったです。
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富山出張

2010-11-21 23:21:11 | お出かけ
 先週の富山行きは、一応「出張」、会社からJR代とホテル代を支給してもらいました。しかしながら、“ユルユル”の会社の出張ですので、そこはほれ、出張と申しましても、そこだけがいきなり厳格になることもなく、まったりとした出張でございました。私の仕事は、表彰式があって、ウチの役員が表彰を受けるのでそれの拍手をし、その後のシンポジウムの聴衆になる、というものでした。この出張、毎年ございまして、3年前に広島に行ったのも同じ趣旨の出張でした。その後、仙台・徳島とあり、今年の富山でまたまた私に順番が回ってきました。

 
 こんな会場です。
 
 
 ロビーでは、富山県のミニ物産展が開かれていました。お菓子やますの寿司の試食があって、なかなか楽しかったです。シンポジウムなのに、なぜか日本酒の試飲まであり、せっかくお越しいただいているのに、無碍にするのも申し訳ないので、しっかりいただきました。美味しゅうございました。

 夜は懇親会がありました。シンポジウムではガラガラだったのに、懇親会の時刻になるとどこからともなく人が増えておりました。定番のビュッフェ料理以外に、「郷土の味覚」ということで、「白海老の唐揚げ」や「氷見うどん」「おやき」などの屋台も出ていました。

 
 
 
 ごりの唐揚げです。
 
 デザートは、私としたことが出遅れてしまい、イチゴのムースとフルーツだけでした。

 
 
 
 
 越中八尾の「おわら風の盆」です。おわら保存会の方たちだそうです。以前、高橋治の「風の盆恋歌」を読んで、一度見てみたいと思いながらそのままだったので、思いがけず拝見できてちょっと嬉しかったです。
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