おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

梅田阪急 2期棟オープン

2012-10-30 23:33:21 | 百貨店
 東京の話題も途中ではありますが、やはりここは梅田阪急の2期棟オープンに触れておかなければなりますまい!と思いまして…。先週25日にオープンしましたが、26日と27日は上京していたので、28日にようやく見てまいりました。ただ、その日はあまり時間がなく、知ってる売り場をちらっと見ただけで、日を改めて、十分時間をとって上の祝祭広場や地下のスイーツ売り場を探検したいと思っています。店内はもちろん撮影禁止でしたので、写真はコンコースとショーウィンドーだけです。

 
 
 
 きれいに明るくなりました。

 
 
 
 
 ショーウィンドーです。生のお花が植えられていたようです。

 さて、百貨店の中ですが、コンコース側のエスカレーターが大阪伊勢丹と同じ4列、どちらの方向からでも上り下りできるエスカレーターでした。大阪伊勢丹で、昨年初めてこの4列のエスカレーターを見たとき、とても便利で、唯一「伊勢丹えらいっ!」と感心したところでした。もともとそういう設計だったのかもしれませんが、何となく「ウチも4列や!」って思って変更したような気がしていますが…。梅田阪急のエライさんもインタビューで、後発の強みを生かして云々とおっしゃっていたので、お客の側が便利になるのであれば、“パクリ”でも“二番煎じ”でも他の百貨店の良いところはどんどん取り入れていっていただきたいものです。

 個人的に待望していた「スティルアッシュ」は復活していました。なかなかステキなお洋服がありましたが、お値段のほうもなかなかのもので、バーゲンまで待とうって思いました。婦人服は「スティルアッシュ」しか見てなくて、「うめはんジェンヌ」「うめはんシスターズ」というお若いお嬢さん向けの売り場が何だか面白そうなので、ちょっと行ってみたいかも、って思っています。

 
 1階にあるアクセサリーの「imac」で買ったネックレスとイヤリングです。「imac」は20年近い常連で、私の手持ちだけで店が開けるくらい持っています。店員さんももちろん顔なじみで、つい“ご祝儀”で買ってしまいました。
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雑司が谷鬼子母神

2012-10-29 23:54:08 | Tokyo
 玉ちゃんの写真展を見に行く途中に「雑司が谷鬼子母神」がありました。なぜかワタクシ、お寺とか神社とかを見かけると、できるだけ一瞬でもおまいりするようにしておりまして、今回もせっかくそばを通ったので寄ってきました。東京って、もっぱらお芝居か百貨店にしか行かないので、こういうのってちょっと新鮮な感じがしました。

 
 鬼子母神表参道

 
 奥に見えるのが鬼子母神堂です

 
 境内にある大公孫樹です。樹齢700年と言われ、今も成長しているそうです。

 
 武芳稲荷

 
 鬼子母神は「安産・子育」の神様だそうで、七五三詣りをされている方がいらっしゃいました。

 
 
 鬼子母神名物「おせん団子」です。土日と8のつく日だけ営業されているそうです。「おせん」って、文字を最初見たとき、私は「お煎にキャラメル」の「お煎」がまず思い浮かび、お煎餅を団子にってどんなお団子?と 覗いたら何の変哲もないお団子で、名前の由来を見ると、鬼子母神に千人の子供がいたことにあやかり、たくさんの子宝に恵まれるようにという願いから名づけられたそうです。特に可もなく不可もない普通のお団子でした。お醤油のほうは、関西のみたらし団子と違って、本当にお醤油だけのお味でした。

 
 都電の鬼子母神駅です。この電車、テレビで見かけたことはありますが、実際に見るのは初めてでした。乗ってみたいと思ったけれど、どこに行くのかわからないので、今回はパスでした。でも、南大塚の会場も行くのなら、これに乗って行けたんですよね。普段のテリトリー外のことって、なかなか現地に行ってみないとわからないものです。ちょっと惜しかったです。「次の機会」と行っても、難しいような気がしますが…。
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写真家福田尚武~坂東玉三郎写真展~華麗なる歌舞伎の世界

2012-10-28 23:47:04 | Tokyo
 豊島区の区民ひろば南池袋で開催されている「写真家福田尚武~坂東玉三郎写真展~華麗なる歌舞伎の世界」を見てまいりました。豊島区が今年区制80周年にあたるそうで、その記念事業として豊島区在住の福田尚武さんの写真展を実施されたそうです。私が行った区民ひろば南池袋と区民ひろば南大塚で同時に開催され、両方を合わせて50点の写真が展示されています。

 福田さんは学生時代から半世紀にわたって歌舞伎の世界を撮り続け、玉ちゃんとの写真を通じてのおつきあいは35年にのぼるそうです。今年、小学館から「坂東玉三郎写 舞台」という写真集も出版されています。

 というかなりのキャリアの方で、しかも被写体は人間国宝・坂東玉三郎、であれば、本来ならば銀座の三越や松屋あたりで写真展を開く方だと思いますが、ご自分が住んでいらっしゃる区のために一肌脱がれました。上の写真が会場です。どこかの写真教室の生徒さんが展覧会を開いているような、そんな感じでした。

 
 
 外観はこんなです。私は保育園かと思ってしまいました。区民ひろばっていうのが地域コミュニティの拠点施設で、子育て支援とか高齢者福祉とかを担っているようで、私が行ったときも、小さいお子さん連れの人が何人かいらっしゃったし、写真展の会場の隣では女声コーラスの練習をなさっていました。不思議な空間での展覧会鑑賞でした。

 私が行ったときは、ラッキーなことに福田さんご自身がいらっしゃいまして「何でも聞いてくださいね。何でもお答えしますよ」と気さくにお声をかけてくださいました。

 今回の写真展にあたっては、もちろん玉ちゃんとご相談になって展示する写真をお決めになったそうで、大きなパネルはわりあいに最近のもの、小さいパネルは少し前のものだそうです。そっちは玉ちゃん、ちょっとお若かったです。「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の写真についてお尋ねしたら、歌舞伎座の3階の後ろからお撮りになったもので、玉ちゃんの周りは畳だけでした。1階や2階から撮ると背景や小道具が写りこんでしまうそうで、そういうものを排除して、できるだけシンプルに撮りたくて上から撮ったとおっしゃっていました。大体、2階とか3階とか上のほうから、超望遠で撮っていらっしゃるそうです。そんな中、至近距離でお撮りになったのは「蜘蛛の拍子舞」で、花道のすっぽんの中から上に向かって撮ってありました。歌舞伎座の天井も写っていました。「こういう写真が撮りたいんですが」と玉ちゃんにお願いされて、実現されたそうです。近寄って撮るのは、シャッター音がうるさくて、役者さんは気が散るからと嫌がられるそうです。

 玉ちゃんと写真を選ぶと、後姿とかうつむいているとかの写真がお好みのようで、正面からのきれいきれいの玉ちゃんのお姿は少なくなるそうなんですが、今回は1枚だけ「藤娘」の写真が真正面からの“これぞ玉三郎”って感じで、これはおそらく玉ちゃんからファンの皆様へのサービスでしょうとおっしゃっていました。こういうお心遣い、ステキでございます。

 豊島区のホームページに写真展のことがふれてあって、写真も一部ご覧になれます。コチラからどうぞ。展覧会は30日(火)までです。
 会場の案内です。→
 区民ひろば南池袋
 区民ひろば南大塚
 この2つの会場ですが、都電で行き来できるようです(鬼子母神駅と大塚駅前)。私は残念ながら時間がなくて、南大塚までは行けませんでしたが、もし、明日明後日でいらっしゃる方、ハシゴできますよ。


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修業が足りない!?

2012-10-27 13:12:11 | Tokyo
昨日から東京に来ております。今回は一応「出張」でした。昨夜は懇親会があり、どこにも行けず、今日もう帰るので、ちょっと慌ただしいお江戸となりました。
今日、何をしようかと考えて、せっかく東京にいるのだから、東京にしかないものと思いまして、桔梗さんに教えていただいた玉ちゃんの写真展に行くことにしました。
場所は豊島区の区民広場南池袋、最寄駅は雑司ヶ谷駅です。東銀座に泊まっていたので、銀座線で赤坂見附、丸の内線に乗り換えて新宿三丁目駅、副都心線に乗り換えたところまでは完璧?でしたが、ホームに止まっていた電車に飛び乗ったら、急行で池袋まで行ってしまいました。まあ一駅戻るだけだったのでさほど影響はありませんでしたが、地下鉄に急行があるとはちょっとビックリしました。ずいぶんと東京には慣れたつもりでしたが、まだまだ修業が足りないワタクシ…。
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名古屋の「食」

2012-10-26 22:10:01 | 食べたもの
 どこへ行っても“食い意地”のはってるワタクシですので、今回、名古屋に行くにあたっても、名古屋の某外資系ホテルで2年間お勤めだった友人のA嬢に事前にリサーチし、名古屋名物いただいてまいりました。

  「名古屋名物」と言って思い浮かぶのは「味噌カツ」「味噌煮込みうどん」「手羽先」「ひつまぶし」ってところでしょうか。A嬢によれば、名古屋駅前の名鉄百貨店の9階レストランフロアに手羽先以外の有名店があるということで、名古屋に着くとすぐに名鉄百貨店の9階に直行しました。着いたのは1時過ぎでしたが、どのお店も外に行列ができていました。特に「ひつまぶし」は最後尾はどこ?ってくらいのお客さんで、即却下、一番順番が早くきそうだったのが味噌煮込みうどんの山本家総本家だったので、とりあえずそこに入りました。

 
 
 
 
 卵入り味噌煮込みうどんを注文しました。“ぐつぐつ”しているのわかりますか。洋服が汚れないように紙のエプロンもくれます。一口食べた感想は「からい、かたい」でした。これだけぐつぐつと煮込まれていたら、何となく柔らかいおうどんを想像してしまっていたので、ちょっとびっくりしました。反対にこれだけ煮込んでもかたいおうどんって、何なんでしょうか。卵は「特製卵」と書いてあっただけあって、美味しい卵でした。お隣のお客さんがおでんを注文されていましたが、真っ黒なおでんでした。写真撮りたかったです。どんなお味なんでしょうか。

 
 
 こちらもA嬢に教えてもらった山本屋さんという和菓子屋さんです。御園座の裏手にあります。「薄皮まんじゅう」が看板商品で、遅い時間には売り切れると聞いていましたが、私が行ったのは3時過ぎでしたが、私の何人か後ろで売り切れていました。ギリギリセーフでした。薄皮まんじゅうと道明寺(桜餅の桜の葉がないようなお饅頭)を買いました。餡子ぎっしりで餡子好きにはたまらないお饅頭でした。一応、日持ちは翌日まででしたが、翌日はすでに皮が固くなりかけていました。それだけ何も余計なものが入っていないんでしょうね。

 
 山本屋さんでおまんじゅうを買ったのが3時過ぎで、御園座の開場が3時半、まだ少し時間があったので、御園座1階の大須ういろでういろをいただきました。お抹茶というのも久しぶりで美味しかったです。これ「お抹茶セット」というメニューでしたが、420円で、そのお値段にもびっくりしました。

 
 名古屋のお土産です。味噌煮込みうどんはかたかったので、味噌きしめんなるものを買ってみました。まだ食べていないので(日持ちが来年3月)お味はわかりません。下は大須ういろです。お抹茶セットについていたういろが美味しかったので、そのままお店で買いました。

 《オマケ》
 10月20日は「名古屋まつり」だそうで、広小路通りを通行止めにして、パレードが行われていました。
 
 
 
 
 
 
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第四十八回吉例顔見世 六代目中村勘九郎襲名披露 ②

2012-10-25 23:55:12 | 観たもの
 「口上」が終わると、勘九郎さんの襲名披露狂言「義経千本桜」の「道行初音旅」「川連法眼館」です。7月に松竹座で又五郎さん襲名披露で「吉野山」を見ています。「あぁ、あれね」と思い出そうとしましたが、あのときは“天下の二枚目”(←吉右衛門さん・談)の孝夫さんが三枚目の速見藤太で、そのインパクトが強烈で、孝夫さんしか眼に入りませんでした。静御前と忠信の道行の記憶がほとんどなくて、ワタクシ的には孝夫さんの後ろで又五郎さんと芝雀さんが踊ったはったなぁという程度の記憶…。今回、勘九郎さんと七之助さんを拝見しながら、「へーっ、こんな踊りやってんねぇ」と思っておりました。

 踊りは本当に素晴らしく美しかったんですが、私が気になったのは七之助さんのお衣裳です。「道行」ということで、道行コートの変形のようなお着物で、お色は淡いピンクに古典的な花(桜)模様の刺繍で、お可愛らしいお衣裳でした。踊りの途中で、その片袖を脱いで、下にお召しの赤いお着物を見せる場面がありましたが、その赤いお着物が、玉ちゃんが2年前の南座でのエビサンの「義経千本桜」に静御前でおつきあいなさったときにお召しになっていたお着物かと…。静御前は白拍子でお姫様ではありませんが、なぜか赤姫の格好で登場します。玉ちゃんの赤姫のお着物が、古典的な花柄ではなく、抽象的な井桁をつないだような柄で、金糸銀糸の縫い取りでした。七之助さんのお着物がそれと同じように思うんですが…。玉ちゃんがおふたりにエールを送る意味を込めて、お貸しになった、あるいはプレゼントされたのかしらと勝手に想像しながら拝見しておりました。

 続いての「川連法眼館」は、勘九郎さんと七之助さんはそのままで、源義経は菊ちゃんでした。個人的には菊ちゃんの静御前を見てみたかったんですが。亀井六郎重清が萬太郎さん、駿河次郎清繁が亀三郎さんと、お若い方たちでかためた「川連法眼館」でした。勘九郎さんは、先月の松竹座でも「雨乞狐」で白いふさふさの狐のお役で、今月も同様の狐(雨乞狐は源九郎狐の子孫ですから)のお姿でした。身体能力が優れていらっしゃるので、飛んだり跳ねたりがとても美しく、狐詞も客席から失笑がもれることもなく、きちんとおっしゃっていました。幕切れは、澤瀉屋さんと違い、花道を使います。見るほうも、上見たり下見たりしなくていいので、見やすかったです。来年1月はもう一度亀ちゃんの「川連法眼館」です。続きますね~。

 
 御園座では襲名のご祝儀の幕がずっとかかっていました。2階(実質は3階?)の私の席からの眺めです。見やすい劇場だなぁと思いました。

 
 中村屋さんは飾り絵馬がかかります。

 
 御園座さんの吉例顔見世の口上です。

 
 館内客席での飲食が禁止だそうです。知らないものだから、中で何かお弁当を買おうと思って行ったら何もなく、とりあえず“飢え”をしのぐために、ふかし饅頭をいただきました。

 
 御園座地下の山信さんのいちじくのジュースです。原材料はミルクといちじくだけです。濃厚でおいしかったです。
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来年1月の松竹座

2012-10-23 00:44:42 | その他いろいろ(歌舞伎)
 御園座の記事が途中なので気にはなっていますが、来年1月の松竹座の演目と配役が発表されたので、そっちをUPしておきます。

 演目は、6月・7月の演舞場での襲名披露公演と結構かぶっています。猿翁丈と中車さんのことを考えると、自然とそうなるのかもしれませんが…。中車さん、「楼門五三桐」で古典歌舞伎に挑戦です。15分ほどの短いお芝居とはいえ、歌舞伎の所作や台詞って独特だと思うので、お大変かなぁと思います。

 亀ちゃん(四代目猿之助)は昼夜にわたり「義経千本桜」、昼は「吉野山」、夜は「川連法眼館」にご出演です。澤瀉屋さんですので、当然“宙乗り”があります(勘九郎さんはありませんでした)。1年の間に何れも3回見ることになります。

 澤瀉屋さん以外では、藤十郎さん、秀太郎さん、翫雀さん、扇雀さんがおつきあいなさいます。

 ところで切符代ですが、演舞場が19000円だったので、そのままスライドか?と思いきや、さらに上がって一等20000円だそうです。二等10000円、三等A8000円、三等B6000円です。三等のAとBって何なんでしょうか。松竹座の3階って5列しかないんですが、それを分けるんでしょうか。日程も、1日~26日までと通常の25日公演より1日多いです。松竹株式会社さま、商魂たくましいですよね。稼げるときに稼いでおこうということなんでしょうね。うーーーーーん、どうなんでしょうか、いいんでしょうか…。

 
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来年1月の新春浅草歌舞伎

2012-10-22 01:08:32 | その他いろいろ(歌舞伎)
 毎年1月恒例の浅草公会堂での「新春浅草歌舞伎」のサイトがオープンしています。エビサン座長公演のようですが、個人的にはエビサン・愛之助さんのツートップだと思っています。エビサンも愛之助さんももう卒業かと思っていましたが…。

 
 
 「毛谷村」の愛之助さんの六助と壱太郎さんのお園はちょっと見てみたいかも、とは思うけれど、たぶん遠征はしません。新橋演舞場に孝玉コンビ登場!なんてことになれば、何をさておいてもお江戸遠征になりますが、まずありませんし。何より、大阪は、松竹座で亀ちゃんと中車さんの襲名披露公演があるし、文楽劇場の文楽もあるし、1月は結構こっちで忙しくなりそうです。

 
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第四十八回吉例顔見世 六代目中村勘九郎襲名披露 ①

2012-10-21 22:34:04 | 観たもの
 初めての名古屋遠征でございます。御園座が来年建替えると聞き、これは一度行っておかねば!と思いチケットを取りました。近畿圏外ということで、これまでテリトリーに入っていなかった名古屋ですが、近いです。同じ近畿圏内の出石よりもずっと近いです。帰りはのぞみに乗ったので、名古屋から京都まで30分、御園座からわが家まで2時間で帰ってこれました。お金のことを考えれば、高速バスという手段もあり、「昼の部」の観劇なら、高速バスで往復も可能で(時間はかかるけれど)、往復の交通費は4000円でいけます。もっと早く知っていれば、御園座、もっと行ったのに…とちょっと思いました。御園座での歌舞伎公演は、来年3月に亀ちゃんと中車さんの襲名披露公演がありますが、これはチケットを取るのが大変そうで…。でも「名古屋」っちゅうのもちょっと面白かったので、行くかもしれません。

 さて、かんじんの歌舞伎のほうです。上にも書いたように「昼の部」のほうが(トータルで)お財布にはやさしかったんですが、演目を見ると「夜の部」の「菊畑」のほうが孝夫さんが主役で、菊五郎さんや時蔵さん、左團次さんとがっぷり四つに組むので、そっちにしました。「昼の部」の「伊勢音頭」が、孝夫さんの福岡貢なら迷わずに「昼の部」でしたが…。スミマセン、勘九郎さん…。

 その「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)菊畑」の配役です。
  虎蔵実は牛若丸     菊五郎
  皆鶴姫         時 蔵
  腰元白菊        右 近
  笠原湛海        彦三郎
  吉岡鬼一法眼      左團次
  智恵内実は鬼三太    仁左衛門

 幕が開くと、浅葱幕がかかっていました。浅葱幕って、振り落とされると“桜”というイメージですが、今回はタイトルの通り“菊”でした。舞台真ん中の床机には孝夫さん、番附によれば孝夫さんの智恵内というお役は典型的な色奴という役柄だそうで、「爽やかな男ぶりの良さ」が見どころだそうですが、本当にその言葉のまんまでした。男前で二枚目でハンサムな孝夫さんです。他の奴たちとの殺陣では、歌舞伎らしい「そんなゆっくりしてたら、敵にやられるよ」的な殺陣ですが、それでもバッタバッタと倒していく(倒れてくれる?)さまは非常に格好良く、2階の後ろからのオペラグラス越しとは言え、それを拝見できただけで「あー、名古屋まで来てよかったわぁ。うふっ」って感じでした。今さらながらですが、姿も声も口跡もピカ一と言われることに改めて納得しました。牛若丸役の菊五郎さんの姿が若干(かなり?)キビシイものがあったので、よけいそう思ったのかもしれません。「牛若丸」って聞くと、どうしても紅顔の美少年を想像してしまうので…。菊ちゃんだったらばっちりかも、と思いました。(この後の「義経千本桜」では菊ちゃんが源義経でしたが)

 時蔵さんの赤姫、お似合いでした。深窓のお姫様と思いきや、大胆なところもあって自分から牛若丸に告白します。その風情がお可愛らしく、時蔵さんはまだOKと思いました。まあ、それぞれの見た目はともかく、孝夫さん、菊五郎さん、時蔵さん、左團次さんと文字通り“役者が揃う”と見ごたえがありました。7月の孝夫さんと吉右衛門さん以来の大歌舞伎って感じでした。先月は、ちょっと物足りなかったので…。

 引き続き「口上」がありました。舞台上手から、仁左衛門・彦三郎・菊之助・時蔵・菊五郎・勘九郎・七之助・彌十郎・扇雀・左團次という並びでした。司会進行は菊五郎さんです。やっぱりこういう口上は立役さんの朗々としたお声のほうがいいように思いました。玉ちゃんのファンなのにこんなことを書くのもナンなんですが、女形のか細い声よりは舞台が映えるように思いました。時蔵さんも立役のお姿で、女形さんのいない口上となりました。菊五郎さんの司会から始まって、時蔵さんから孝夫さんに向かって進みますが、皆さんご親戚だそうで、客席の笑いを誘っていました。でも、“笑い”の担当は、何と言っても左團次さんです。「左團次十種」の十種目が「口上」と言われているくらいで、左團次さんに順番が回ると、客席の期待がMAXになります。勘九郎さんが襲名のご挨拶に伺われた時のお話で、「勘九郎さんが4回来てくださったのに、4回とも留守で、それで『左團次のおじちゃん、嫌い』と思われたのか、これまで襲名披露公演によんでもらえなかったけれど、今回やっとよんでもらえて嬉しい」という内容でした。今回は並んでいらっしゃる役者さんのご子息たちが勘九郎さん・七之助さんと同じ世代かその少し下世代なので、そっちの話題が多かったですね。勘三郎さん話題ばっかりではちょっとおかわいそうですものね。

 
 御園座全景です。
 
 昨夜は「満員御礼」でした。
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今から名古屋

2012-10-20 11:09:03 | その他いろいろ(歌舞伎)
本日は御園座へまいります。当初、高速バスで行くつもりでしたが、諸般の事情で上本町から近鉄のアーバンライナーに乗っています。
到着は1時、公演は4時からですので、ちょっとだけ名古屋も見ることができそうです。
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