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おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

また台風

2018-09-30 22:13:42 | その他いろいろ
 台風24号が和歌山県に上陸しました。皆様のお住まいの地域は大丈夫でしょうか。前回の21号は本当に大変でした。家は揺れるし、雨が窓の隙間から入ってくるし(暴風で樋が飛ばされたことが原因だそうです。樋ってそんなに重要なんですね。改めてビックリ)、いろいろなものが飛んでくるしで、台風が通過している間、生きた心地がしませんでした。今回は台風の進路の左側(21号は右側)になっているそうで、風雨はずいぶんとましです。

 JR西日本はじめ関西の私鉄各社は昨日から「運休」のアナウンスがあり、百貨店などの商業施設やUSJなどの観光施設も全て臨時休業、本当に何もない日曜になりました。たまっていたブログを書かなくては!と思うのですが、21号のトラウマがすごくて、何か落ち着かず、結局ずっとNHKの同じニュースを見続けてしまい、この時間になりました。

 関東のほうでもJRや私鉄各線が“早仕舞い”だそうですが、今日いきなり言うのはちょっとお気の毒と思ってしまいました。何かにつけ“東高西低”って関西がバカにされる傾向がありますが(被害妄想?)、この台風の計画運休については、関西がリードしております。2014年にJR西日本が初めて実施しました。そのときは空振りで苦情もあったそうですが、それでもめげずに大型の台風が来ることがわかれば前日(前々日から予告有り)に正式な発表があります。先日の21号の時は京阪でも前日に運休のお知らせが出ました。それに合わせて百貨店や観光施設も臨時休業を決定(ウチの会社も)しました。あの台風はすごかったので、外に出なくて正解でした。今回も、21号に倣い、まずJRが運休を発表、私鉄各社も追随、百貨店も書き入れ時の日曜に臨時休業はツライでしょうけれど、アシがなければお客さんも来ないわけで、早々に臨時休業を発表しました。従業員さんの安全確保ってこともありますし。鉄道が動かなければ「鉄道運休により」という言葉が使えるので、そういう意味でも、鉄道が率先して計画運休するのは大きな意義があります。JR西日本、GJです。

 ところで25号が発生したそうで、それがまた24号と同じルートで来るかもと言われております。“台風の道”みたいなのが出来るそうです。ワタシ、来週、東京遠征なんです。ぶつからないように祈ります
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仁左さま@『助六』記者会見

2018-09-24 23:37:00 | その他いろいろ(歌舞伎)
 歌舞伎座百三十年「芸術祭十月大歌舞伎」を前に孝夫さんの記者会見がありました。

 歌舞伎美人のニュースのサイト
 ステージナタリー
 有料だけど毎日新聞

 「今回は集大成の心構えで」とおっしゃっていますね。こちらも心して拝見したいと思います。追善ということで七之助さんの揚巻ですが、言うても詮無いと思いつつ、何度でも言いますが、なぜ玉ちゃんの揚巻ではないんでしょうね。もちろん、同じ演目にご出演なので、ご指導は玉ちゃんがご担当、玉ちゃんのコピーのような揚巻にはなると思うのですが。

 天下の二枚目が歌舞伎で一番の“色男”を演じる、これぞ正しい歌舞伎の姿です。うふっ
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「猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界」第3回フォーラム

2018-09-23 23:13:30 | 観たもの
 京都芸術劇場春秋座で開催された「猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界」第3回フォーラムに行ってまいりました。
 
 フォーラムの概要です。

 ~『奥州安達原』にみる古典の新演出~
 三代目市川猿之助(二代目猿翁)さんから京都造形芸術大学に寄贈いただいた貴重な歌舞伎関係資料をもとに、三代目猿之助の軌跡をたどるフォーラムの3回目。今回は「古典の新演出」をキーワードに、『奥州安達原』を取り上げ、三代目猿之助が渾身の力を注ぎ続けた<伝承>と<創造>について考えます。
 
 プログラム
  第一部 『奥州安達原』ダイジェスト映像上映と解説
  ゲスト:石川耕士(脚本家)

  第二部 三代目猿之助の、古典への取組
  ゲスト:水落潔(演劇評論家)

 一昨年の第1回は亀ちゃんご出演ということで行きましたが、昨年の第2回はパスしております。今年もどうしようかと思っていたのですが、友の会の枠があるということで一応応募したら、当選したので行ってきました。

 春秋座にはいつも京阪三条から5番の市バスに乗っていくのですが、今日が連休ということを失念、十分間に合う時間(お茶する時間があるかも、くらいの時間です)に家を出たにもかかわらず、ほぼ開始の時刻に到着、客席に入ったら司会進行の田口先生がお話されていました。

 希望者が多く、満席と聞いていましたが、結構空席がありました。これって、かなり前に抽選があって入場券が送られてきたので忘れている人も多いんでしょうね。それと、太っ腹で“無料”なので、「ま、いいか」って思う人も中にはいるんでしょう。来たくても来れなかった人がたくさんいたようなので、もったいない感じでした。ただ、私の前とお隣が空席だったので、個人的にはゆっくりと見やすくてよかったのですが。ジコチューでスミマセン。

 プログラムは上記の通りです。第1部は「奥州安達原」の昭和54年の初演と平成11年(?だったと思う)の再演の映像を交互に映し出して、その演出の違いを石川先生が解説してくださるという趣向でした。14列目だったのでオペラグラスは持って行きましたが、昭和の分はさすがに画像がイマイチで、オペラグラスは関係なかったです。よりわかりやすく、より派手に、より面白くなっているのが一目瞭然でした。

 第2部では「四の切」と「碇知盛」の映像が流れました。「四の切」は、襲名披露狂言だったので、亀ちゃんで幾度となく見ています。短い期間にたいがいよー見たので、しばらくはいいかと思っていましたが、今日見たら、また亀ちゃんの「四の切」が見たくなりました。「碇知盛」は新演出だそうで、お能がかりになったり、スモークがたかれたりと見たことのないものでした。うーん、これはオーソドックスな孝夫さんの「碇知盛」のほうがいいです、ワタシは。

 猿翁さんの古典歌舞伎を見たのは初めてです。達者な役者さんというのは聞いておりましたが、本当にどのお役も完璧でした。義太夫も身体能力の高さも半端ではなかったです。スーパー歌舞伎はちょっと苦手意識がありますが、古典は見ておきたかったと思いました。こういう素地があってのスーパー歌舞伎だったんですね。

 最初に田口先生が「最後にサプライズがあります」とおっしゃっていて、私はてっきり亀ちゃんが来るのかしらと思っていたのですが、そうではなく横内謙介さん、市川笑也さん、市川中車さん、市川猿四郎さんがご登場になって、20分ぐらいの座談会がありました。さらに、そのあとに、もっと大きなサプライズで猿翁さんが出て来られました。ビックリしました。お身体は不自由そうでしたが、長い間手を振り続けていらっしゃいました。

 猿翁さんが寄付された資料のミュージアムも出来るそうです。本当に膨大な資料だそうで、中車さんが「これからの若い方に見ていただいて、歌舞伎に来てもらえたら」とおっしゃっていました。若い人ではありませんが、行かせていただきます。

 
 劇場入口です。

 《オマケ》
 
 お彼岸なのでおはぎです。なんとまあ、とらやのおはぎでございます。小倉と黒糖餡です。さすがに上品な甘さで美味しかったです。
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今日はここ

2018-09-21 17:49:39 | 観たもの
国立文楽劇場で「上方花舞台」を拝見しました。何と、2列目の中央の座席でして、亀ちゃんの「黒塚」迫力満点でした。基本、孝夫さんと玉ちゃん以外は三階席なので、亀ちゃんご出演の舞台はよく行くわりにいつも遠くから見ることになるもので…。こんな至近距離は初めてです。ちょっと興奮気味です。無理やり午後休を取って来た甲斐がありました。
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最近の癒し

2018-09-17 23:28:14 | その他いろいろ
 最近のお気に入り、やまざきさんのツイッターです。上野のシャンシャンのライブ映像にBGMと字幕をつけていらっしゃるのですが、プッと吹き出すような台詞が秀逸で、癒されています。毎夜こちらのツイッターを見てから寝るのが日課となっています。
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北陸新幹線

2018-09-17 23:06:20 | Tokyo
 おそらく、この先乗ることはないと思われるので記事にしておきます。(なんてことを書くと、また乗る機会がありそうな気がするのですが)

 金沢から東京まで2時間半。新大阪~東京と同じくらいです。関東圏からのアクセスが格段に良くなり(これまでは米原からサンダーバード?)、観光客が増えたそうです。金沢でタクシーに乗ったら、運転手さんも開業1年くらいのご祝儀景気かと思っていたら、もう3年?4年?経つそうですが、お客さんは減ることはなくウハウハ、新幹線さまさまとおっしゃっていました。コンサートのお客さんが増えたそうです。

 車内の写真が撮れてないのが残念です。前日の本来の出張の日にも金沢から富山まで乗り、それはガラガラで撮り放題だったのですが、「また明日乗るし…」と思って撮りませんでした。東京行きの新幹線はガラガラではなく人がいたので、撮りそびれました。

 
 
 車窓の景色です。東海道とは明らかに違いました(富山県だと思う)。当日も書きましたが、トンネルが多くて、ネットがつながらず、10月の歌舞伎座が…。北陸新幹線内は無料のWi-Fiがつながって、それはよかったのですが。東海道もぼちぼち無料Wi-Fiになるそうで、期待しております。

 
 で、いきなりの大宮駅です。長野県はトンネルが多く、群馬県になってくると、田舎とも都会ともいえない中途半端な車窓で、「撮ってもなぁ…」って感じでパスです。

 
 新幹線ホームは線ごとではなく、「上り」か「下り」で分けてありました。大宮は東京から先の全ての新幹線が止まる駅ですが、東海道ほど本数がなさそうなので(北陸新幹線も東京行きの速いの(止まる駅が少ないの)は1時間に1本)、こういうざっくりしたわけ方をしているのでしょう。

 
 ということで、私が降りた向かいのホームに入ってきた東北新幹線?です。

 大宮からは埼京線の普通電車で新宿へまいりました。途中、赤羽とか板橋とか十条とか紙の上でしかしらない駅を通り、ちょっと「おぉっ」って思ってしまいました。銀座や歌舞伎座や新宿伊勢丹に行ってる限り、まず行きませんからね。(さすがに在来線で写真を撮ることは恥ずかしく、写真はありません。)

 
 今回の切符です。「大阪市内→山科駅」の乗車券です。ネットで「大阪から金沢経由で東京へ行って大阪へ戻ってくるというルート」で調べたら、こういう買い方が「お得」と出てきたのでそれを使いました。大阪/東京の往復運賃に何百円かを足せばいいというくらいの運賃でした。本当に最後までこれで行けるのかドキドキでしたが、無事帰ってこれました(最後、山科→京都は乗り越しで精算)。決して“鉄ちゃん”ではありませんが、面白かったです。
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今年の顔見世(12月分)

2018-09-11 23:45:39 | 先々の予定
 今年の南座の顔見世の12月の演目と出演者が発表されました。

《昼の部》
 第一、菅原伝授手習鑑
     寺子屋
  松王丸     芝 翫
  武部源蔵    愛之助
  戸浪      扇 雀
  涎くり与太郎  中村福之助
  春藤玄蕃    亀 鶴
  千代      魁 春
  御台園生の前  秀太郎

 第二、鳥辺山心中
  菊地半九郎   梅 玉
  若松屋遊女お染 孝太郎
  坂田源三郎   右團次
  若党八介    寿治郎
  お染父与兵衛  市 蔵
  若松屋遊女お花 魁 春
  坂田市之助   左團次

 第三、ぢいさんばあさん
  美濃部伊織   仁左衛門
  下嶋甚右衛門  芝 翫
  宮重久弥    愛之助
  同輩の侍    市 蔵
  同       亀 鶴
  同       松之助
  宮重久右衛門  高麗蔵
  久弥妻きく   孝太郎
  伊織妻るん   時 蔵

 第四、恋飛脚大和往来
     新口村
  亀屋忠兵衛   藤十郎
  傾城梅川    扇 雀
  忠三郎女房   吉 弥
  父孫右衛門   鴈治郎

《夜の部》
 第一、義経千本桜
     木の実
     小金吾討死
     すし屋
  いがみの権太   仁左衛門
  弥助実は三位中将維盛 時 蔵
  お里       扇 雀
  若葉の内侍    孝太郎
  主馬小金吾    千之助
  猪熊大之進    松之助
  弥左衛門女房お米 竹三郎
  権太女房小せん  秀太郎
  鮓屋弥左衛門   左團次
  梶原平三景時   梅 玉
 
 第二、面かぶり
童子      鴈治郎

 第三、弁天娘女男白浪
     浜松屋見世先より稲瀬川勢揃いまで
  弁天小僧菊之助  愛之助
  日本駄右衛門   芝 翫
  南郷力丸     右團次
  鳶頭清次     亀 鶴
  浜松屋伜宗之助  中村福之助
  浜松屋幸兵衛   市 蔵
  赤星十三郎    孝太郎
  忠信利平     鴈治郎

 第四、三社祭
  悪玉      鷹之資
  善玉      千之助

 久しぶりに“たっぷり”って感じです。終演は10時を過ぎるのではないかとツイッターで呟いていらっしゃるのを見ました。ただ“たっぷり”=“ワクワク”かと言われると、それはなかなか難しいところでして、「え、またぁ…」と言いたくなるような、あまり変わり映えのしない演目と出演者で、東西合同なのになぁと、ちと思ってしまいます。私が南座の顔見世を見るようになってまだ10年も経っていないと思うのですが、その短期間で「鳥辺山心中」、3回目ぐらいのような気がします。

 孝夫さんは昼夜ともにご出演、どちらも当たり役でございます。夜の部の「いがみの権太」が楽しみです。ひょっとしたら、これも今回で「納め」かもしれないなぁと思っています。秀太郎さんの小せん、竹三郎さんのお母さんはベストメンバーだと思います。千ちゃんも大学生になって、1ヶ月ご出演ですね。オーパの「権太」をしっかり見ないといけませんね。舞踊も鷹之資さんとご共演です。舞踊の名手、富十郎さんの血を引く鷹之資さんですから、千ちゃんガンバレです。

 夜の部だけ1階に下りようかしらと考えています。昼の部は3階でいいでしょう。今年も暮れていきますね。
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帰ります。

2018-09-09 18:12:59 | Tokyo
帰りの新幹線です。お弁当はいつも煮卵のおにぎりを買う銀座三越のお店で買いました。素朴なお弁当で美味しかったです。

北陸からの東京という少し変則的な上京になりましたが、無事に初期の目的達成することができ(出張の方もね)よかったです。明日からお仕事頑張ります。
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今日もここ

2018-09-09 17:00:24 | 観たもの
歌舞伎座秀山祭の昼の部 を見てまいりました。「金閣寺」は福助さんの復帰公演ということで、福助さんご登場の場面はしっかり拝見しましたが、それ以外はいけませんでした。ワタクシ、過去に何度か「金閣寺」を見ているのですが、自慢じゃありませんが、ネズミが綱を切る場面を まともに見たことがございません。なんかいつも気を失っているんですよね。今日もやはりそうで、目がさめると、雪姫の児太郎さんが自由に腕を動かしておいででした。うーーーん、おかしいですね。

でも、「河内山」は初めてちゃんと見ました。吉右衛門さん、誠によろしゅうございました。幸四郎さん(染ちゃんね)の松江守のキレぶりもちゃんと吉右衛門さんと互角に渡り合っていらっしゃいました。

歌舞伎座はまた来月も来ます。三連ちゃんで孝夫さんの助六です。うふっ。
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今日はここ 【追記】あり

2018-09-08 19:58:29 | 観たもの
歌舞伎座夜の部です。「幽玄」の「羽衣」が終わりました。眠くはならなかったです。でも、正直、なんかよーわからないうちに終わったって感じです。不思議な心持ちです。

吉太朗クンと千次郎さんは確認しました。白塗りのエエお役でした。ま、それが見られたのは、よかったです。

【追記】
全編、玉ちゃんの美意識にあふれたお舞台でございました。三階からの観劇でしたので、ご出演者のフォーメーションや照明の良さがとてもよくわかりました。一分の隙もありません。かなりお稽古をなさったのではないかと思います。お衣装も素晴らしく、「道成寺」の玉ちゃんのお着物は今回新調されたもので(東京の歌舞伎お友だちに確認)、お色目も柄ゆきも玉ちゃんによくお似合いで、それだけでも眼福でした。
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