おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

44

2012-12-31 17:33:23 | その他いろいろ
 いよいよ押し詰まりました。大阪は雪は降っていませんが、風の強い寒い大晦日となりました。

 さて、年末恒例「今年のお芝居」です。「44」の数え方ですが、昼夜違う演目は2と数えてありますが、2回見たものは2回目はカウントしていません。2回見たものを足すともう2~3増えそうです。玉ちゃんのトークショーが2回、孝夫さんのチャリティ公開稽古が1回、文楽のイベント?的なものが2回、シネマ歌舞伎が4回は含まれていないので、それまで含めると、平均すると軽く月に4回、週1回のペースで何かしら見ている計算になります。よー見ていますね。松竹歌舞伎会も来年はゴールドになるはずです。ちなみに、このブログを始めてから年末に観劇の数を掲載していますが、2007年は26、2008年は25、2009年は29、2010年は39、2011年は39でした。

 内訳ですが、能1、狂言1、落語2、文楽3、歌舞伎ぢゃない6、それ以外は歌舞伎です。統計?を取り始めた2007年は歌舞伎は年に1度しか見ていなかったので、それから比べるとこの5年で歌舞伎観劇はすごい伸びとなっています。

 今年特筆すべきはやはり“文楽再デビュー”でしょうか。大阪市の例の騒動を受けて、「(歌舞伎の)親元の一大事!」とばかりに出かけた文楽でしたが、簑助さんにはまりました。まぁーーー、ステキでございました。文楽のお人形がこんなに素晴らしいとは(スミマセン、義太夫がわかるまでには至っていませんので)、これまで見なかったのはどうして?めっちゃ損したわぁと思いました。せっかく地元に文楽劇場があるのだから、がんばって通いたいと思います。将来的には、東京の国立劇場の文楽も歌舞伎とセットで見に行くことができればいいなぁと思っています。

 歌舞伎ぢゃないお芝居は6本しかありません。三谷幸喜の「90ミニッツ」、蒼井優ちゃんの「サド侯爵夫人」、久しぶりのシェークスピアの「シンベリン」、久しぶりの野田さんの「THE BEE」、篠井さんと薬師丸ひろ子の「すうねるところ」、毎年見ているさんちゃんと生瀬の「PRESS」でした。さすがに厳選?しただけあって、どれもレベルの高いものだったと思います。この歌舞伎ぢゃないお芝居ですが、途切れずに行ってると、行く度にチラシをもらうので「次、何見ようかなぁ」って考えるんですが、一旦途切れると何をどこでやっているのか全くわからなくて、話題になって行こうかしらと思うとあまり良い席がなくてあきらめてしまい、結局途切れたままでここまで来ました。それとチケット代も結構しますからね。歌舞伎は三等席があるので、それは助かります。

 歌舞伎は1月にいきなり東京遠征があって、さらに4月と6月も東京遠征、10月は名古屋遠征がありました。今年は12ヶ月全て歌舞伎を見ていますが、そのうち半分は「襲名披露公演」でした。3月と7月は又五郎・歌昇、6月は猿翁、猿之助、中車、團子、7月・10月・12月は勘九郎でした。松竹株式会社は襲名と追善で稼ぐとは聞いていますが、さすがにこれだけ襲名連発ってどうなん?、有難味も半減しそうです。と書きつつも、それに踊らされているワタクシは来年1月の松竹座と3月の御園座にもまた行くんですけれどね(ついでに4月のこんぴらも狙っています)。

 孝夫さんは4月の国立劇場「絵本合法衢」、7月の松竹座、10月の御園座、12月の顔見世で拝見しました。どれもこれも二枚目の孝夫さんはもちろんステキ、「きゃぁ~~~」モノなんですが、7月の道行初音旅の早見藤太が珍しい三枚目のお役、でもご本人はとても楽しそうで、なぜか印象に残っています。

 玉ちゃんは1月のお三輪ちゃん、5月と6月は南座で「ふるあめりか」と「阿古屋」、9月の松竹座でした。いずれもお若い方たちとのご共演で、玉ちゃんはもちろん素晴らしいんですが、お芝居は「一人でするものではない」ということを再認識させられました。来春の歌舞伎座の新開場が待ち遠しいです。

 その東京の歌舞伎座が開場すると“歌舞伎座建て替えバブル”もいよいよ終わりなんですよね。この3年間はこれまであまり関西にご出勤ではなかった大幹部に方たちが入れ替わり立ち代わりよく関西にいらしてくださいました。私の歌舞伎への急激な傾倒はそのせいもあると思います。来春以降、関西での歌舞伎はどうなるのか、ちょっと心配です。

 シネマ歌舞伎も4回見ています。玉ちゃんの泉鏡花シリーズ3部作と、勘三郎さん・玉ちゃん・孝夫さんの「籠釣瓶」です。ゴールデントリオの「籠釣瓶」でございます。歌舞伎座杮葺落公演では、当然、この組み合わせで「籠釣瓶」がかかると信じて疑わなかったのですが…。何度書いても「残念です。無念です。悔しいです」という言葉になってしまいます。歌舞伎座は建て変わったけれど、中身はこれからどうなっていくんでしょうか。歌舞伎界にとってはかなり深刻な問題だと思います。

 まだまだ書き足りないような気がしますが、本日のNHKの紅白歌合戦、審査員が勘九郎さん、福山雅治さんの歌のところで(23時過ぎらしい)、亀ちゃんと香川照之さんの「猿之助・中車襲名披露口上」があるそうなので、とりあえず本日はここまで、ということで。

 皆様、今年も1年こちらのブログにご訪問いただき有難うございました。さすがに5年も続けていると友人・知人の数をはるかに超える大勢の皆様に読んでいただいておりまして本当に嬉しく、感謝しております。来年も引き続き御愛顧いただきますようお願い申し上げます。良いお正月をお迎えくださいませ。
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山口華楊展

2012-12-31 00:37:32 | 見たもの
 京都国立近代美術館で開催されていた「山口華楊」展を見てまいりました。12月は何だかバタバタと忙しくて行ける日がなくて、9日(日)に顔見世の昼の部を見て、その足で行きました。ずいぶん前のことで、すっかり忘却の彼方なんですが、一応「見た」ということでUPしておこうかと…。

 年を取ったせいか、“日本画”のほうが何となくしっくりする今日この頃でして、前売り券まで買って準備していた神戸のフェルメールの展覧会は何となくめんどくさくなって、そっちは結局パスしてしまいました。展覧会はやはり会期の初めのころに「エイヤー」と行かなければいけないと思いました。

 山口華楊の絵は、以前、青蓮院の樟を描いた絵を見たことがあります。そのときは何かの企画で、お若い時に描かれたものと、お年を召してから描かれたものを二つ並べて拝見したのですが、画面の雰囲気が全然違っていて、同じ画家さんでこうまで変わるものかっ!とびっくりしたことを覚えています。片方はとても肉感的、もう一方は幻想的でした。その印象が強くて、それ以外の作品はほとんど存じ上げませんでしたが、今回、回顧展ということで、100点近い絵を一気に見ることができました。

 私は植物の絵から見たので、そっちの印象が強かったんですが、動物の絵がお得意だったんですね。どれもこれも絵から飛び出してきそうな、生き生きとした瞬間を捉えてありました。展覧会のポスターにもなった「黒豹」も、看板になった「獅子」も今にもこっちに向かって飛びかかってきそうな感じです。同じ花鳥画というジャンルでも、上村松篁の花鳥画とはずいぶん違うものです。

 「下絵」の類も多数出ていました。画面を碁盤の目に区切って、下絵を描いていらっしゃいました。いきなり描くものではないんですね。って当たり前か…。何となく、大きな白い紙にいきなりドバッと描いていらっしゃるようなイメージを持っていたもので。それは書のほうでしょうか。

 犬とか猫とか狐とかとても可愛らしい絵も多くて、もっとゆっくり見たかったのですが、残念ながらあまり時間がなくて、上にも書きましたが、同じ行くなら会期初めにゆとりを持って行くべきでした。ちょっと残念でした。

 
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スタバでコーヒーブレイク中

2012-12-30 13:52:04 | 食べたもの
昨日、とりあえず部屋の掃除(横になっていたものを縦にしただけ?)を無理矢理終わらせたので、今日はちょっとお出かけしております。
久しぶりにスタバにまいりました。最近、家で飲むコーヒーのコーヒー豆はもっぱらスタバなので、ずっと飲んでると言えばそうなんですが。
やっぱりお店で飲むのは違います。何よりケーキ付きですから。生クリームたっぷり、合成着色料たっぷり、この身体にあまり良くなさそうなのがよろしゅうございますわねぇ~。
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當る巳歳 吉例顔見世興行 六代目中村勘九郎襲名披露 夜の部

2012-12-29 22:33:02 | 観たもの
 一昨日、勘三郎さんのご本葬が終わりました。1万2千人が弔問に訪れたそうで、勘三郎さんって本当に皆から愛された歌舞伎役者さんだったんですね。三津五郎さん、大竹しのぶさん、野田秀樹さんの弔辞も、とても心のこもった弔辞で、ちょうど昼休みでテレビを見ていましたが、もらい泣きしそうになりました。

 三津五郎さんの弔辞→YouTubeの映像はコチラ
 大竹しのぶさんの弔辞→YouTubeの映像はコチラ
 
 孝夫さんも弔辞を読まれたそうですが、残念ながら映像は残っていません。孝夫さんと勘三郎さんは本当に仲良しで、お亡くなりになられた直後も本当は東京へいらっしゃりたかったそうですが、病み上がりで無理をして風邪でもひいて勘太郎さんの大事な舞台に穴を開けてはいけないと千穐楽までずっと我慢されていたそうです(ソースはコチラ)。

 前置きが長くなりました。その孝夫さんが27日間無事お勤めになった顔見世の夜の部です。今回は孝夫さんが勘平をなさるということで、「2等B」という席を取りました。2等Aは3階の最前列の正面、Bはサイド席になります。サイドでもできるだけ正面に近い席を取ったつもりでしたが、それでも横から見ることになり見づらかったです。こんなことなら3等でもよかったかしらと思いました。この「見づらい」ってダメですね。最後までそれが気になって気になって、もひとつ舞台に集中できませんでした。

 その期待の「忠臣蔵」五段目・六段目でございます。この五段目・六段目は夏の薪車さんの会でもかかったし、先月も文楽の「忠臣蔵」を見ているので、今年はよく見ています。特に、文楽のほうは、なぜかすっごく興奮しながら見たからか、非常に印象が強く、今回歌舞伎の舞台を見て、「お人形ぢゃない」って少し違和感を感じたくらいで…。

 まあ、もちろん、“天下の二枚目”の孝夫さんが二枚目のお役なので、そこは全く違和感なく「きゃぁ」みたいな感じで、ご病気のせいで少しおやつれになった風情もここではぴったりで、ステキな勘平でございました。時蔵さんも美しいおかるさんで美男美女のカップルでした。秀太郎さんが一文字屋お才という祇園町のおかみさん役で、そのお供に松之助さんが扮していらっしゃいましたが、そのイキがピッタリで深刻な場がそこだけちょっと笑かしていただきました。松之助さん、いいわぁ。結構ファンです。

 引き続き「口上」です。総勢15名の口上で、久しぶりにこんな大人数の口上を拝見しました。私が拝見したのは15日の夜の部で、口上の内容もだいぶ落ち着いていたように思います。團十郎さんが「哲ちゃん(勘三郎さん)とは夜遅くまで、いえ、朝早くまで飲んでおりました」っておっしゃって場を和ませていらっしゃいました。その團十郎さんもお風邪から途中休演、1月公演も休演とお聞きし、心配です。我當さん、秀太郎さん、孝夫さんの松嶋屋三兄弟の口上は、中村屋さんとはとても仲良しだった関係から、おっしゃることにジーンとくるものがありました。扇雀さん、彌十郎さんも平成中村座やコクーン歌舞伎でいつもご一緒されていたので、しんみりさせてくれる口上でした。勘太郎さん、七之助さんお二人の口上もご立派で、あちこちから大向こうがかかっていました。本当に、1ヵ月よく頑張られましたよね。

 次は勘太郎さんの「船弁慶」です。弁慶が團十郎さん、義経が藤十郎さん、舟長が左團次さん、舟子が扇雀さんと七之助さんという、襲名披露狂言にふさわしい超豪華な配役です。孝夫さんが「口上」でこんな豪華な顔ぶれも親のおかげとおっしゃったいました。後半の知盛のほうが力強くて好きかもって思いました(私に好きとか言ってもらわなくてもいいと思うけれど)。

 最後は「関取千両幟」で、関西では30年ぶり、顔見世では初上演となるお芝居です。この時間になると、ずっと横から見ていて疲れ(ストレス?)もたまり、集中力もほとんどなく、あまり記憶に残っていません。そんなにドラマチックなお話ではなかったように思います。翫雀さん、「顔見世の最後の演目に出演」というのが何だか定着してきたようですね。翫雀さんに対しては、個人的には“笑い”を求めてしまうので、もうちょっと面白可笑しい演目を演っていただきたかったと思いました。特に、年の瀬なので、大笑いして送り出してほしいなぁと…。

 
 中村屋さんの襲名披露ではおなじみの飾り絵馬

 
 顔見世だけの「竹馬」

 
 二傳の「半月弁当」
 
 
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今年の忘年会 その3 あら磯

2012-12-28 23:25:16 | 食べたもの
 忘年会第三弾はクエ鍋でした。

 
 ミナミの相生橋筋にある「あら磯」というお店です。

 
 お造り盛り合わせ

 
 
 クエです。肝もあります。

 
 
 雑炊

 生涯初めてのクエ鍋でした。前々から「クエはウマイ」というおウワサは聞いておりましたが、ウワサに違わす、脂がのっていてとても美味しかったです。コラーゲンもたっぷりで女性にはうれしいお鍋でした。〆の雑炊もエエ味で、おかわりしてしまいました。特に今回は天然のクエだったそうで、すっごいお支払いになったのではないかと思います。

 こうやってまとめて見ると、今年は充実の忘年会シーズンを送らせていただきました。贅沢なものばかりで、本当にご馳走様でした。
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今年の忘年会 その2 吉寅

2012-12-27 23:17:04 | 食べたもの
 忘年会第2弾は「うなぎ懐石」でした。

 
 堺筋本町にある、いわゆる“一軒家レストラン”です。

 
 骨煎餅と肝

 
 白焼

 
 うざく

 
 う巻き

 
 うなぎ丼

 
 デザート

 これほどのうなぎを一気に食べたのは生まれて初めてだと思います。肉厚でぷっくりしていて、超美味なうなぎでした。
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今年の忘年会 その1 ブルディガラ

2012-12-26 23:46:20 | 食べたもの
 今年の忘年会の第一弾でございます。12月13日にハービスプラザにあるブルディガラでありました。

 
 お店の前にフランスの国旗が掲げてあるので、一応“フレンチ”というカテゴリーなんでしょうが、パスタも出てくるのでイタリアン?もちょっと入っているみたいです。もともとはワイン屋さんのエノテカが始めたワインレストランでしたが、何回か経営者が変わって、エノテカ経営ではなくなったけれど、一番のウリは“ワイン”のようです。

 
 アミューズ:蕪に何かがのっかっていました。

 
 ワインレストランですが、乾杯はビールでした。

 
 オードブル:蟹と根菜をゼリーで固めたもの

 
 パスタ:内容失念

 
 お魚料理① 鯛

 
 お魚料理② 手長海老
 (鳥獣の類が苦手なので、お魚2品にしてもらいました。)

 
  
 
 ブーランジェリーを併設しているだけあって、パンは美味しくてバクバクいただきました。

 
 チーズ盛り合わせ

 
 
 デザートとコーヒー

 
 ピノノワール種の赤ワイン
 
 ソムリエの人から「果実味が強い赤ワイン」とお勧めいただいた赤ワイン←今回の中では一番好きなワインでした。
 
 タンニンの効いた赤ワイン

  
 
 

 
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當る巳歳 吉例顔見世興行 六代目中村勘九郎襲名披露 昼の部②

2012-12-25 23:30:16 | 観たもの
 何だかずいぶんと日が経ってしまって「今さら感」がなきにしもあらずですが、一応、本ブログは観劇日記でもありますので、ささっと書いておきます。

 12月10日付けのブログでも演目と配役は載せておりますが、後半の「対面」と「吉田屋」だけもう一度記しておきます。
 
 第三 寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
           曽我五郎時致  勘太郎改め勘九郎
           曽我十郎祐成       時 蔵
            小林朝比奈       橋之助
            化粧坂少将       七之助
            喜瀬川亀鶴       壱太郎
           梶原平三景時       市 蔵
           梶原平次景高       薪 車
            近江小藤太       男女蔵
             八幡三郎       愛之助
           鬼王新左衛門       翫 雀
             大磯の虎       秀太郎
          工藤左衛門祐経       仁左衛門

 第四 玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)
    吉田屋
           藤屋伊左衛門       藤十郎
          吉田屋喜左衛門       彌十郎
            女房おきさ       吉 弥
             扇屋夕霧       扇 雀


 「対面」は昨年もかかっていました。「石切梶原」同様「えー、またぁ」って感じではありますが、孝夫さんが初役で工藤を演じられるということで、それを楽しみに待っておりました。この「対面」も幕が開くと、浅葱幕で、それが振り落とされると極彩色のセットとお衣裳で舞台の上は“色の洪水”状態でした。「石切梶原」も同じパターンで、二幕続いて同じような始まりっていいんでしょうか?ってちょっと思ってしまいました。

 孝夫さんの工藤、悪役なんですが、何を演らせてもお上手な孝夫さんですので、悪役でもステキでございます。ちょっと気になったのは、少しお痩せになったような…。少し頬がこけているようにお見受けしました。もともと歌舞伎役者には珍しいスマートなお顔の小さい二枚目さんなんですが、心配です。

 今回の工藤が良かったんでしょうね。来年6月の歌舞伎座新開場杮葺落公演で早速孝夫さんの工藤がかかります。さっすがぁ、孝夫さんです。

 「廓文章吉田屋」は今年のお正月の浅草で愛之助さんと壱太郎さんのコンビを見ました。お二人とも初役、フレッシュな伊左衛門夕霧で、見た目も美しいコンビでした。同じ「吉田屋」ならお若い二人のほうがいいのに、と見る前は思っていましたが、藤十郎さん、伊達に人間国宝・文化勲章・俳優協会会長ではありませんね。なんともいえない“柔らかみ”がありました。“なよなよ”とか“くねくね”とか“ふらふら”とかしているわけではないのですが、身体全体に角ばった、ごつごつしたところがない、すべて丸いというかゴムみたいに変幻自在というか、「あー、これが上方和事っちゅうもんですね」と納得しました。扇雀さんもおきれいでした。ほんと、お母様の扇千景さんそっくりです。

 孝夫さんの上方和事とはまたちょっと違うんですよね。同じ上方歌舞伎でも家々でいろいろ演り方があるんでしょうね。先日、お話をお聞きした河内厚郎先生によれば「廓文章吉田屋」の伊左衛門のお役は江戸の「助六」みたいなものだそうで、上方のお家にとっては大切なお役なんでしょう。

 ところで、来年5月の歌舞伎座新開場杮葺落公演で孝夫さんと玉ちゃんの「吉田屋」がかかります。こちらは“しゅっとした”美男美女です。楽しみでございます

 
 
 この日のお弁当はひさご寿司、おやつは仙太郎のあぶり餅でした。
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世間はクリスマス

2012-12-24 22:49:59 | その他いろいろ
 本日は12月24日、クリスマスイブです。連休になってしまったからか、あるいは節約志向が強まってきているからか、以前ほどバカ騒ぎ的なイベントは少なくなっているような気がします。昨日も、チラッと梅田阪急のアクセサリー売り場を通りましたが、昨年までは売り場にプレゼントを選ぶカップルが鈴なりになっていましたが、今年はそれほど混雑している風でもなく、“お地味感”を感じました。新聞でも「お家クリスマス」とか書いてありましたっけ…。確かにデパ地下は何だかすごかったです。阪神の洋菓子売り場は、どのケーキ屋さんも長蛇の列で、店員さんが「最後尾」のプラカードを持ってあちこちに立っていらっしゃいました。

 最近わが家では両親がケーキの類は「重たい」と嫌がるので、今年もまたクリスマスケーキならぬクリスマスまんじゅうでございます。

 
 俵屋吉富の生菓子を買ってまいりました。上から練りきり、薯蕷、きんとんのお饅頭です。私も並ばなくて済むのでこっちのほうが助かります。お上品な甘さのお饅頭でした。

 
 こちらは今月初めにいただいた大原女家の「クリスマス調布」です。単にベルの焼印を押してあるだけなんですが、求肥好きとしては看過することができず、思わずお買い上げです。材料的には通年のお菓子だと思いますが、何となく「鮎」のイメージがあって、調布って春から初夏にかけて食べるお菓子と思い込んでいるところがあり、こんな寒い12月に調布がいただけるなんて、冬に苺を食べられるようになった気分です。

 
 梅田のルクアのクリスマスツリー

 
 大阪駅の「時空の広場」のイルミネーション

 そういえば、先日「大阪伊勢丹の一部がルクアに」という新聞記事が出ていましたね。今日、上の写真を撮るために久しぶりにルクアの中を通りましたが、すごい人でした。それに対して伊勢丹は一部セールが始まっているにもかかわらず、それほどでもなく…。アクセサリー売り場も閑散としていて、あんなに混んでいる阪急で買わなくても、ここで買えばゆっくり選べるのに…と阪急のお客さんに言ってあげようかとちょっと思ってしまいました。

 セールのほうですが、やっぱり買いたいものがなくて、ブランドの垣根を取っ払ったディスプレイに問題があるようにいわれますが、それよりも買いたいと思える商品を仕入れるほうが先に解決すべき問題では?と思います。個人的には、ひとつの売り場にいろいろなブランドが並んでいるのは比べられるし、“探す楽しみ”もあって好きなんですが、ただ、探しに探して結局なかった、というのは勘弁してほしいです。どっと疲れます。
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京都うろうろ

2012-12-23 23:50:46 | その他いろいろ
 「HANAGATA」が終わったのは夕方5時、21日が冬至だったので、今は1年でも一番日の暮れが早い時期で、外に出るともう真っ暗でしたが、丸太町あたりへ行くことがめったにないので、ちょっとうろうろしてきました。

 オッサレーなお店が増えていますね。カフェやケーキ屋さん、パン屋さんが多くてびっくりしました。最近甘いもの情報に疎くて、どれほど有名店かは知らないんですが、お客さんは結構入っているようでした。雑貨屋さんや服屋さん、器屋さんもあって、それがどれもギャラリーのようなピシッとした雰囲気のあるお店で、あのあたりすごいことになっているんですね。今度はお昼間の明るいときに、ゆっくり巡ってみたいと思いました。

 そんな中で立ち寄ったのは「ひつじ」というドーナツ専門店です。こちらは荒神口にあった「hohoemi」というパン屋さんが開店されたドーナツ屋さんです。雑誌のパン屋さん特集には必ず掲載されていた有名なお店で、この日、会館へ行くのに荒神口を通ったので、「hohoemi」というパン屋さんがあったなぁと思って探したら、貼紙がしてあって、パン屋さんは閉店して「ひつじ」というドーナツ専門店をオープンしましたと書いてあり、「じゃあ、そこへ行ってみよう!」とてくてく歩いて行ってきました。(コチラに詳しい紹介記事あり)

 
 
 
 イートインスペースは付け足しって感じで、お店のほとんどが厨房でした。それだけ力を入れてらっしゃるってことなんでしょうね。「ふわふわの天然酵母のドーナツと、もちもち発芽玄米入りのドーナツ。」が売りのようです。10種類以上あって、迷いに迷って私がいただいたのは天然酵母のほうで、メープルシュガーのトッピングです。ドーナツのほうはほとんど味がなくて、油っぽくもなく、かなりあっさりといただけました。コーヒーも美味しかったです。

 
 お持ち帰りもしました。左上はラスクで、hohoemiからの名物ラスクだそうです。楽しみにしていたら、今日、妹が来て、全部持って帰ってしまいました

 
 
 夷川通を抜けて寺町通に出たら、ちょうどお茶の一保堂があったので、大福茶を買ってきました。年末なので、粗品のお布巾までいただきました。上等のお抹茶を買ったのならともかく、普段用の玄米茶でいただいてしまって、ちょっと申し訳ないような、でも得した気分です。

 
 
 
 さらに京都ホテルまで来ると、ホテル全体がイルミネーションで覆われ、ホテルの前では合唱団?(どうも、ホテルのスタッフも入っていらっしゃるみたいでした)がクリスマスソングを披露していました。

 
 最後に三条の月餅屋直正でお饅頭を買って帰りました。短い時間でしたが、なかなか充実したプチ京都めぐりでした。そういえば、世間は今連休なんですよね。「ひつじ」でも「一保堂」でも地図片手のお若いお嬢さんたちをお見かけしました。

 
 
 京阪電車の神宮丸太町駅から会館へ向かう途中、荒神橋から鴨川を撮りました。“冬”って感じです。

 《オマケ》
 
 京都大学「稲盛財団記念館」です。1階に京都賞ライブラリーがあり、歴代の京都賞受賞者紹介や資料展示がしてあるそうです。玉ちゃんのもあるんでしょうね。残念ながら時間がなくて、前を通っただけです。
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