おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

奈良岡朋子さん

2023-03-29 23:56:59 | 訃報
 俳優の奈良岡朋子さんがお亡くなりになりました。93歳でした。

 お舞台を拝見したのは1回だけ、仲代達也さんと共演された「ドライビング・ミス・デイジー」でした。その時の記事はコチラ。新劇俳優大御所のお二人の演技にとても感動していました。ワタシの観劇人生が文学座から始まったわりに、文学座以外の新劇の劇団はほとんど見てないんですよね。俳優座とか民藝はおそらく「労演」でやってて、一般に切符を売ってなかったように思います。それでも50年ぐらい前はまだ新劇も商業ベースの公演があって、俳優座の「ハムレット」や民藝の「セールスマンの死」を見た記憶があります。

 杉村先生をとても尊敬してらして、違う劇団だけど結構指導を受けられていて、何かで「私(奈良岡さんのこと)は、文学座の女優さんより杉村先生からいろいろたくさん教えてもらった」というようなことを読んだことがあります。生前に遺されていたメッセージ(こちらには姪御さんのメッセージも掲載されています)にも「杉村先生とももう一度同じ舞台を踏みたかった」と綴っていらっしゃいます。ワタシもお二人の共演のお舞台、見てみたかったです。あ、でも、テレビでは見てます。東芝日曜劇場で三姉妹が営む炉端焼きのお店の話、シリーズ化されていてずっと見てました。ほっこり、にっこりできるドラマでした(東芝日曜劇場のドラマ全部にいえることですが品の有る良質なドラマが多かったような…)。

 4月5日まで限定で約10分間のドキュメンタリー「ある女優・奈良岡朋子」(2022年製作)を劇団民藝YouTubeチャンネルで公開されています。落ち着いた聞きやすい良いお声ですね。ドラマに出て来られると、途端にその場面が締まったように感じました。

 ご冥福をお祈りいたします。
 
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松本幸四郎家高麗屋展

2023-03-26 23:15:40 | 見たもの
 日本橋高島屋開店90周年特別企画として開催されている「松本幸四郎家高麗屋展」です。歌舞伎座に行く前に寄ってきました。本当は銀座和光の吉右衛門さんの写真展を見たかったのですが、21日で終わったので、仕方なく(失礼な客で申し訳ございません)こちらへ行ってきました。

 金曜のお昼間なので空いててゆったりと見ることができました。と言っても、高麗屋さんにはあまりなじみがないので、一通り見たら「あぁ…」って感じです(重ね重ね失礼な客で申し訳ございません)。幸四郎さんも美少年染五郎クンもわりとよく見てるんですよ。何よりも「伏見の富くじ」があるし、三代同時襲名も8月納涼の「弥次喜多」も「信康」も見たし、とりあえず話題になってるのは見ています。でも、贔屓かって尋ねられると、「う~~~ん」って感じなんですよね

 写真撮り放題でした(一部撮影禁止エリアもあり)。
 
 親子孫の三大で演じられた「車引き」のパネル

  
 高麗屋さんの歴史

 
 「信康」の衣装

 
 「門出祝寿連獅子」の衣装
 親子孫で「連獅子」を踊られたそうです。

 
 「弁慶」の衣装

 
 染五郎クンの弁慶の写真と染五郎クンの描いた弁慶

 
 その弁慶がポストカードになってました。パンフレットといっしょに買ってきました。

 会期は4月3日まで、入場料は無料です。高島屋のお買い物のついでにどうぞ。高島屋のデパ地下も楽しいところでした。
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帰ります。

2023-03-25 18:07:43 | Tokyo
帰りの新幹線です。お弁当は明治座の観劇弁当です。東京駅の大丸の地下で買いました。明治座には行ったことはありませんが、お弁当は美味しいと聞いたので。その通り美味しいお弁当でした。

今日は第一部だけで、久しぶりに銀ぶらなどと思いましたが、どこもかしこもすごい人出、あちこちで行列が出来ていました。外国の人も多くて、歌舞伎座の三階も結構いらっしゃいました。

お芝居は先月に比べると若干お地味感はありますが充実しておりました。玉ちゃんの新作も拒絶反応は起こさなかったので、まぁ良かったのかと。「吉田屋」はとにかく眼福、キラキラと美しいお舞台でした。愛之助さんも初演時よりはずっと柔らか味が増え結構でした。千壽さんのおきさ、あの歌舞伎座の大きなお舞台で拝見でき、秀太郎さんもさぞお喜びかと胸アツになりました。千壽さん、第一部でも堂々と幸四郎さんの 相手役をお勤めで、お江戸の皆様にも認識していただけたかと。

そして、来月はいよいよ孝玉コンビの「切られ与三」です。楽しみしかありませんね。
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お江戸へGO!

2023-03-24 11:51:34 | Tokyo
お江戸へ向かっております。雨は降ってないのですが、富士山はあいにく雲に中でした。

今回は節約モードで一泊二日、今日二部と三部、明日一部を見て帰ります。先日から、仁左玉コンビの舞台写真販売とか、孝夫さんのインタビュー映像とかを見ていると、気分はすっかり4月になってるワタクシ…。

「皆さまのご要望により、今日から急遽『切られ与三』になりました」ってアナウンスがあったら超welcome!、ってちょっと訳の分からない妄想してるくらいなんですが。スミマセン、失礼な客です。

いけません、いけません。玉ちゃんの麗しい尼さんとゴージャスな夕霧でございます。新しい打掛も見せていただけるそうです。雪が少ないから、刺繍を足してもらったっておっしゃっていたものでしょうか。安定の三階席からなのでオペラグラスでガン見してきます。それと、千壽さんのおきさも。見所いっぱいです。頑張ります!


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道頓堀松竹座映画祭

2023-03-23 23:17:30 | 先々の予定
 松竹座は今年開場100周年になるそうで、それを記念してゴールデンウィーク期間中の特別映画イベント「道頓堀 松竹座 映画祭」を開催されるそうです。現在の松竹座は平成9年3月の新築再開場以来、演劇専門劇場になりましたが、その前は映画館でした。ワタシも「風と共に去りぬ」と「E.T.」を見た記憶があります。玉ちゃんもこちらで「E.T.」をご覧になったことがあるとお正月の番附のインタビューで答えていらっしゃったと思います。

 上映作品とスケジュールは以下のとおりです。
 

チケット:一般 1,300円(税込)
      ※前売・当日共通料金、全席自由席、完全入替制
       【シニア(60歳以上)・学生は大阪松竹座「切符売場」にて200円割引優待販売(前売・当日共、全作品対象)あり。要・身分証明書・学生証】
      ※1… 活動写真弁士・ピアノ奏者出演によるサイレント映画作品のみ、特別料金3,000円(税込)
      ※2… 5月3日~7日の各3回目上映作品のみ全席指定席(その他の作品は全席自由席、完全入替制)

 4月7日(金) 10:00より電話・Web・窓口販売開始
   電話予約:チケットホン松竹 ☎0570‐000‐489 (10:00~17:00)
   Web購入:チケットWeb松竹(24時間受付 )
   窓口購入:大阪松竹座「切符売場」(10:00~17:00)
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南座の「かべす」

2023-03-22 22:31:06 | 食べたもの
 南座の花形歌舞伎に行った時の「かべす」です。

 
 昼の部のごはんとおやつです。南座のお隣の祇園饅頭でお赤飯と志んこです。

 
 夜の部のおやつです。鳴海餅本店の三色団子と外郎のお菓子です。

 
 
 
 夜の部の後のごはんは高島屋の糖朝です。なぜかビールといっしょに先にお粥が来てしまい、「ここって基本、飲むところじゃないのね」って思いました。

 おみやげです。
 
 仙太郎の桜のかるかん
 
 鍵善の鍵餅

 京都も充実の「かべす」でした。
 
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三月花形歌舞伎

2023-03-21 23:18:34 | 観たもの
 南座の「三月花形歌舞伎」です。「花形」はお正月の浅草同様、がっつり古典を演るって決めていらっしゃるようで、今年は「仮名手本忠臣蔵」の五段目・六段目を中心に、お芝居に入る前に「解説」がつき、そこで大序から四段目までを紹介し、お芝居の後に「忠臣いろは絵姿」という舞踊?小芝居?がつき、そこで七段目から十一段目までの名場面を見せるという趣向になっていました。今年はお江戸が歌舞伎座に加えFFXもあり、人数が限られる中、うまいこと考えはりました。

 解説では過去の舞台写真を見せながらの説明でしたが、AもBも同じ写真で、できれば上方と江戸と違う写真を用意してほしかったなとちと思いました。もっぱら菊五郎さんが写っていたような…。「え、孝夫さんは!?」って思ってしまったもので…。

 五段目・六段目もAプロ、Bプロとあり、Aは上方、Bは江戸のやり方で上演されます。Aは壱太郎さんの勘平と千ちゃんのおかる、Bは右近さんの勘平と莟玉さんのおかるという配役です。同じ日にABを一気に見ましたが、全然違いますね。こんなに違うものかとビックリしました。ちなみに孝夫さんは上方と江戸のエエトコどりで、どちらとも違うけれど、美しい舞台面ということであれば江戸に近いような気がします。

 上方式は初めて見たような気がします。藤十郎さんがずっとなさってて、それを亀ちゃんが習われたそうです。今回は壱太郎さんは亀ちゃんに教わったと聞いています。お衣装がまず違ってて、“猟師”って感じ、もっさりとしています。台詞の言い方もわりとねちっこい?大仰?、藤十郎さんらしいです。藤十郎さんが昔松竹座で上方式の通し上演をされたことがあったのですが、藤十郎さんが苦手でパスしてしまったんですよね…。せっかく地元だったのに、惜しいことをしました。

 壱太郎さんを立役、しかも前髪でない男性で見るのも珍しいことです。この「忠臣蔵」を演るって聞いたとき、まず思ったのは「愛之助さんの勘平で壱太郎さんのおかるを見たかった」と。失礼な客で申し訳ございません。骨太な立役、壱太郎さんOKでした。成駒家さんも立役も女形も両方なさるお家なので、これからはこういうお役も増えるのかなって思いました。千ちゃんのおかる、タカタロさんに習われたそうなんですが、あまりタカタロさん風味を感じられず、ちと残念でした。もうちょっと突っ込んで演じてほしかったなって…。タカタロさんなら、もっとグイッと入り込んでくると思うのですが。浅草の「引窓」で新悟ちゃんがお早を演ったときはタカタロさん風味満載だったんですけどね。

 千次郎さんがおかやでした。泣かせます。上方歌舞伎会で何度もいろいろな老女を演った経験が生きています。翫政さんが源六で、エエ味出したはりました。上方歌舞伎塾出身の方たちがこうやって活躍されてるって、いいですね。お才は右近さんで、なかなか祇園町の女将さんらしい風情を出したはりました。右近さんも上方のお芝居がお好きだそうで(インスタライブでおっしゃっていました)、「研の會」でも上方歌舞伎をなさっているそうです。

 その右近さんがお江戸の勘平をお勤めになりました。浅黄の着物で、いつも孝夫さんで見るお衣装です。「そういえば、孝夫さんのお着換えの場面、スルスルといいよね」って思ってた失礼な客はワタシです。おかるは莟玉さんです。魁春さんにお習いになったそうで、こちらは情のこもった良いおかるでした。

 Bプロのお才は壱太郎さんで、源六は荒五郎さん、バリバリの江戸っ子、べらんめえ調です。これは初めてです。孝夫さんの時は、大体いつも秀太郎さんのお才に松之助さんの源六なので(いちいち孝夫さんを引き合いに出して申し訳ございません。つい…)。でも、江戸っ子の源六、嫌いではありません。冷静に考えればおかしいんですが、ポンポンッとリズムがついて、聞いていて違和感を感じないんです。荒五郎さん、インスタライブで拝見しましたが、なかなかの男前でいらっしゃいました。
 
 こっそり贔屓の鷹之資さんはAプロでは斧定九郎をお勤めでした。斧定九郎って何となく上背のあるシュッとしたイメージがあって、若干見た目で?となりましたが、所作が美しく声もすごくいい低音で、よろしゅうございました。鷹之資さんは、後半の「忠臣いろは絵姿」で十一段目高家討ち入りの泉水の立ち廻りでメインをお勤めでした。お父様のなさったという小林平八郎で、それはそれは素晴らしい立ち廻りでございました。女物の打掛を腰に巻いてるのですが、それがスカートみたいで、動くたびにとてもきれいな弧を描いていて(洋舞で女性ダンサーのドレスの裾がきれいに翻ってる感じ)、これも体幹がしっかりしていて身体がぶれないからなのかしらと思いながら見ておりました。ものすごいスピードで舞台を右に左に動き回り、「よーこけへんもんやねぇ」と感心しながらオペラグラスを覗いておりました。

 そうそう、舞踊の場面で壱太郎さんと千ちゃんが人形振りで踊るって場面があったのですが、そこはもうちょっとお稽古してほしいというか、文楽勉強して、って思ってしまいました。二人とも上方のお家なんですからね。

 この「花形」も今年で3回目です。これで定着してくれるといいのですが。南座も歌舞伎に最適な劇場にもかかわらず、大歌舞伎は12月の顔見世だけなので。

 
 
 解説に登場した右近さんと壱太郎さんです。この場面だけ撮影OKです。と言っても、三階の10列目なので、こんなに小さくて誰が誰やら?なんですが。10列目はほぼ一番後ろ(てっぺん)で、前から順に埋まっていくので結構周りが空席なことが多くて、わざとこちらを取るようにしています。

 
 
 西側ロビーに撮影ポイントもあります。

 あの手この手で集客に頑張ってらして、インスタライブもされています。今日は寿治郎さんでした。成駒家の最古参のお弟子さん、二代目鴈治郎さんから仕えていらっしゃいます。とてもきれいな上方言葉でした。これぞ上方歌舞伎!でした。いろいろお話してくださって、30分があっという間でした。壱太郎さんと右近さんがいつになく?神妙な顔で聞いていらっしゃるのも興味深いです。
 壱太郎さんのアカウントにアーカイブが残っています。ぜひご覧くださいませ。
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仁左玉コンビの名舞台@舞台写真

2023-03-20 23:35:27 | その他いろいろ(歌舞伎)
 鳳凰祭四月大歌舞伎「与話情浮名横櫛」の上演を記念して、孝夫さんと玉ちゃんが過去に共演されたお舞台の舞台写真が販売されるそうです。少しでも歌舞伎座の収入が増えれば!っていうお二人のご配慮なんでしょうか。

 コロナ禍でよかった、って言うと語弊があるかもしれませんが、と思えるのは孝玉コンビのお舞台が増えたってことでしょうか。それも「桜姫」とか「四谷怪談」とか、“伝説の名舞台”と言われ、この先一生拝見することは叶わないんだろうなと思っていたお舞台が次から次へと上演され、文字通り至福の時間を頂戴しました。それも、劇場が締まり窮地に陥った松竹株式会社の収益を少しでも増やそうというお二人のお気持ちかと…。有難いことでございます

 で、こうやってわざわざ宣伝されるってことは、販売される舞台写真はもちろんツーショットなんでしょうね? お美しい孝夫さんと玉ちゃん、ソロのお写真もいいんですけどね、でもね、やっぱりね、ラブラブのツーショットが欲しいではありませんかっ!!!

 販売期間は4月と5月です。
  4月2日(日)~4月27日(木)地下2階木挽町広場 舞台写真売場
  4月28日(金)~5月27日(土)歌舞伎座オンラインストア
  5月2日(火)~5月27日(土) 5階お土産処 楽座

 軍資金はいったいいくら用意すればいいんでしょうか。「ここからここまで」なんて大人買いはできないので、写真売り場で迷いに迷いそうな気がします。こんなこと書いてると気分はすっかり4月なんですが。いやいや、その前に玉ちゃんの麗しい尼さんとゴージャスな夕霧さんに会いに行かなければ…。今週末です。楽しみです。
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ナミダドロップス

2023-03-19 23:16:22 | 観たもの
 「猿之助と愉快な仲間たち」の第3回公演「ナミダドロップス」を見てきました。とりあえず、亀ちゃんご出演、春秋座での公演ということでまいりました。

 あらすじです。
 ある日、団長・如(ジョ)と月(ゲツ)が率いる漂泊の舞踊集団キサラギが、ある街へと流れ着く。
その中に、ひときわ異彩を放つ踊り子が・・・女の名は、翡翠(ヒスイ)。彼女の妖しい輝きに照らされて、浮かび上がる光と闇、愛憎渦巻く人間模様。
 聖地に聳え立つ鐘楼堂「通圓」を舞台に、堂守・清比古(キヨヒコ)、その主人・帯刀(タテワキ)と若き親衛隊長・陽光(ハルミツ)ら、運命の歯車が回り出す。


 鶴屋南北「金幣猿島郡」とヴィクトル・ユーゴー「ノートルダム・ド・パリ」を融合させて新しい群像劇として新しく書き下ろされた作品だそうです。「金幣猿島郡」も「ノートルダム・ド・パリ」も元々を知らないので、「あ、アレですね」ってピンと来る場面もなく、ボーッと見ておりました。帰ってからヤホーで「金幣猿島郡」を調べてみたけれど、よーわかりませんでした。

 ご出演は、亀ちゃんと澤瀉屋さんのお弟子さんがほとんどで、石橋正次さん、嘉島典俊さん、下村青さんあたりはスーパー歌舞伎でご一緒されていたので、もっと歌舞伎に寄せたお芝居かと(南北だし…)勝手に思っていたら、全然違ってて、現代劇でした。澤瀉屋さんのお弟子さんたち、キレッキレのダンスを踊ってて、「歌舞伎役者もいろんなことせなあかんねんねぇ~」と思っておりました。

 何となく蜷川センセーのお芝居を思い出しました。役者さんが団体で出て来て割台詞を言うところとか、衣装の感じとか、舞台装置の使い方とか、「昔、よく見たなぁ」ってちょっと懐かしい感じがしました。

 松雪泰子さん、とてもお綺麗でした。お衣装もステキです。今回の衣装は京都芸術大学の舞台芸術学科の学生さんが担当されたそうです。京都公演のみ俳優として舞台に立った学生さんもいらっしゃいました。なかなか貴重な経験ですよね。亀ちゃんが芸術監督をお務めなことだけはあります。

 終演後、トークショーもありました。演出を担当された青虎さんが司会で松雪泰子さん、嘉島典俊さん、松原海児さん、立和名真大さんが登場されました。このトークショーってたまにあるのですが、「残ってよかった」って思えるのがあまりなくて…。それぞれがそれぞれしゃべって終わり、みたいな…。もうちょっとクロストーク的な盛り上がりがあるといいのですが。そのあたり司会者の力量?台本の有る無し?によるのかなぁ…。スミマセン、せっかく京都のお客さんのために企画してくださったのに。

 “歌舞伎ぢゃないお芝居”、なかなか見る機会がないので、亀ちゃん目当てとは言え、行けてよかったです。

《オマケ》
 
 お彼岸だったので髙島屋の鳴海餅でおはぎを買ってきました。
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歌舞伎座の「かべす」

2023-03-16 23:32:13 | 食べたもの
 歌舞伎座のおやつとおみやげでございます。

 
 やっぱりコレ、めでたい焼きです。“安定の三階席”の地の利?を生かし、無事にgetです。

 
 歌舞伎座地下の木挽町広場のきんつば

 
 丸の内ローズベーカリーのスコーン
 歌舞伎座の前に静嘉堂美術館に行ったので、その時のランチです。コムデギャルソンのお店の中にあります。「これだけ?」って思いましたが、観劇前にはこれぐらいがちょうどよかったです。

 
 スタバのさくらシフォンケーキ
 銀座シックスの中のスタバです。TSUTAYA書店でエビサンの写真集が飾ってあると聞いて、一応、行ってきました。本当に、見た目は申し分ないんですけどね。・・・です。

 
 船橋屋のくずもち
 
 
 銀座甘楽の桜餅と道明寺

 
 左上からルスルスのフィナンシェ、文明堂のドラえもんのどら焼き、豆源の柿ピー、左下は文明堂の銀座はちみつのバームクーヘン、招き猫のお煎餅

 
 銀座ウエストのクッキー
 
 こうやって見ると甘いものばかりですが、甘いもの好きなので仕方ありません。我ながらなかなか充実の「かべす」でした←自画自賛
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