おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

2月の歌舞伎座

2016-11-27 23:42:48 | 先々の予定
 2月の歌舞伎座の予定が早々に出ました。「江戸歌舞伎三百九十年『猿若祭二月大歌舞伎』」と銘打たれています。中村勘九郎さんの二人のご子息の「初舞台」です。亡くなられた勘三郎さんからすればお孫さん、てっきり大親友の孝夫さんと玉ちゃんが揃って出られるものだとばかり思っておりましたが、どちらもご出演ではありません。ちょっと拍子抜けしてしまいました。まあ、孝夫さんは11月から1月まで3ヶ月連続でお舞台をお勤めで、さすがに4ヶ月連続はないと先日ツイッターでも呟かれていたので、そうかなぁと“覚悟”(って大げさ?)はしておりましたが…。孝玉コンビはいったいいつになったらご共演があるのでしょうか…。

 演目と配役はこちらのページの「演目と配役」をご覧ください。

 冷静に出演者を眺めれば“豪華”ではあります。私は上に書いたように孝玉コンビだと信じていたので、ホテルも既に予約しましたが、遠征は考えます。2月は仕事が立て込んでて、平日休みが取れなくて、行くとしても土日しか行けなくて、孝夫さんも玉ちゃんもご出演でないのに、そこまでしなくてもいいかと…。2月は松竹座で花形歌舞伎もあるし(浅草の人たち中心の座組み)、そっちに行くことにしようかと。

 実は12月の遠征が、歌舞伎座だけなので1泊2日で十分なんですが、大阪を出る日が浜松での不発弾処理の日とぶつかり、新幹線が遅れます。1時間程度の遅れなのでおそらく支障はないと思いますが、用心してその前日から行くことにしました。1月も2泊3日だし、これは私には贅沢すぎるなぁとちょっと思っていたので、ちょうどいいっちゃちょうどいいような…。これも天の恵み?と思うことにします。でも、それにしても、あぁ孝玉コンビ
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「いいにざ」の日

2016-11-24 23:29:06 | その他いろいろ(歌舞伎)
 昨日は11月23日、「いいにざ」の日でございました。孝夫さんファンの皆様のツイッターをまとめてくださったページがありましたのでご紹介いたします。

 http://togetter.com/li/1052034

 いろいろな写真がUpされていて、孝夫さんだけでなく、玉ちゃんや勘三郎さんとご一緒の写真もあります。いろいろと楽しめますよ。癒されてくださいませ。
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錦秋文楽公演 【11/27追記あり】

2016-11-23 22:58:27 | 観たもの
 10月29日初日、11月20日千穐楽の「錦秋文楽公演」でございます。私は29日に第1部、3日に第2部、18日に第2部をもう一度見ました。

 スミマセン、第1部は爆睡していて何も覚えていません。珍しい「志渡寺の段」がかかったのに、それも記憶になくて…。29日の帰りの電車では「私って、文楽見たらアカン人間かしら…」と真剣に思ってしまいましたが、懲りずに3日の第2部へまいりました。第2部はほぼ大丈夫でした。「よかった。これでまた文楽見に来てもええんやわ」とほっとしました。

 第2部は「増補忠臣蔵 本蔵下屋敷の段」「艶容女舞衣 酒屋の段」「勧進帳」でした。「酒屋」のお園は勘十郎さんでした。以前、簔助さんがいちばん好きなお役は「お園」とおっしゃっていたので、同じ見るなら簔助さんで見たかったわぁとちらっと思ってしまいました。お正月の公演の「本朝廿四孝」の十種香の段の八重垣姫も簔助さんではなく勘十郎さんになりました。簔助さんは腰元濡衣です。今度は勘十郎さんに失礼にならないように濡衣正面の席を取りたいと思います。でも、簔助さんの八重垣姫の絶品の後姿、もう一回見たかったなぁ…。

 で、今回の錦秋文楽公演のハイライトはやはり「勧進帳」でしょう。文楽で「勧進帳」を見るのは初めてですが、歌舞伎でいやっちゅうくらい見てるので、全然期待せずに臨みましたが、義太夫も人形も、いやぁもうすごい迫力でびっくりしました。私の中では「吉右衛門さんの弁慶×菊五郎さんの富樫」に匹敵する面白さでした。

 もともと文楽には「勧進帳」はなくて、歌舞伎で人気を博したのを見て逆輸入したそうです。花道を使った演出も15年ぶりだったそうで、3日に見たときはぼちぼちのお客さんでしたが、18日は平日の夜にもかかわらず結構な人出でした。幕見もいっぱいでした。新聞各紙に花道を走る弁慶の人形の写真が掲載されたので、そのあたりの影響もあったのでしょうか。

 義太夫は太夫7名、三味線7名と大所帯です。番卒の咲寿太夫さんと小住太夫さん、文字通り頭のてっぺんから声を出したはるような感じで、血管切れへんかしらとちょっと心配になるくらいでした。三味線も7名で演奏されると圧倒されます。すごい勢いでこちらに迫ってきました。太棹、よろしゅうございます。

 人形は、弁慶だけは三人とも出遣いです。玉男さん、玉佳さん、玉路さんでした。「黒子って見えないもの」というお約束、無意識のうちにちゃんとこちらも受け入れているんですね。これまで左も足も動いているけど、動かしている人のことって全く意識にありませんでした(ということがわかりました)。今回のように三人とも顔が見えると、「あー、三人で動かしたはるんやなぁ(←当たり前のことなんですが)」と改めて思いました。三人とも忙しいですね。特に弁慶はいろいろ“仕事”があるので、その段取りだけでも大変そうでした。でも見てるほうは、そのマジックのような動きはとても楽しく、ワクワクドキドキ興奮しました。人形が花道を走るのは、3日は2列目床近くだったので、真横から見ましたが、すごい勢いで、最後の弁慶もちゃんと六方を踏んでました。18日は花道揚幕の横だったので、人形が舞台から花道を走ってくるのをお迎えする席でした。花道って案外狭くて、人形遣い三人だといっぱいいっぱいで、弁慶は七三のところでひとしきり踊る?ので、左の玉佳さん、落ちないかしらとヒヤヒヤしましたが。もちろんそんなことはなく、三人のイキもぴったり、無事に揚幕の中へ入られました。

 文楽の「勧進帳」、なかなかのものでした。機会があればぜひまた!と思いますが、あんまりやると「またかの関」って言われるかなぁ…。

 義経の人形を遣われた豊松清十郎さんがご自身のブログに今回の「錦秋文楽」についてあれこれ書いてくださっています。なかなか興味深い内容です。
 「豊松清十郎、焦らず、怠けず、諦めず
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今日はここ

2016-11-19 18:45:08 | 観たもの
松竹座の直美さんのお芝居です。もっとゲラゲラ笑う喜劇かと思っていたら、全然違っていて、真面目な「女一代記」です。松竹の劇場に、吉本の、あのフンワカフンワカ〜のメロディーが流れていて、なんだか不思議な感じです。

さっき、春猿さんをお見かけしました。緑郎さんを見に来られたんでしょうか。かなり男っぽくてちょっとびっくりでした。
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今日はここ

2016-11-18 18:55:32 | 観たもの
錦秋文楽の第二部、二回目です。「勧進帳」がもう一度見たくて、会社が終わってからソッコーでやってきました。「酒屋」も間に合ったのですが、最後の簑助さんの見せ場を不覚にも寝落ちしたしまいました。

「勧進帳」は花道を使います。なかなか迫力がありました。今日は二等席の一番後ろ、花道のどんつき、揚幕の横の席です。弁慶をお迎えします。
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吉例顔見世大歌舞伎 夜の部

2016-11-15 23:11:45 | 観たもの
 今月の歌舞伎座でございます。先月から引き続き八代目中村芝翫、四代目中村橋之助、三代目中村福之助、四代目中村歌之助襲名披露公演です。もともとそんなに橋之助さん(←お父さんのほうね)のファンでもないし、1月には松竹座でも襲名披露があるので、わざわざ行くこともあるまいと思っておりました。それよりも菊五郎さんと吉右衛門さんの「仮名手本忠臣蔵」のほうが「行っておかなければならない!」と思い、国立劇場のチケットを取りました。当初その終演は4時30分ということで、歌舞伎座には間に合わないから行かないと決めていたのですが、いつの間にか「終演4時15分」というなんだか“思わせぶり”な時間に変わっており、さらに戻りで三階Bのチケットを発見、これは「行きなさい」という神様の思し召し、白塗り二枚目の孝夫さんを見てまいりました。

 前置きが長くなりました。ドキドキ・ニマニマ・ハレホレな孝夫さん見物でした。今回綱豊卿の最初の登場は花道ではなく、上手の奥からだったんですが、お姿よりも声が先に聞こえてきます。その声がした途端、客席のご婦人方は「あ、出てくる!」といっせいにオペラグラスをそちらに向けます。オペラグラスを覗きながらウットリとした表情です。かく言うワタシもふわぁ~と一気に骨抜きにされ、後はずっとワーワーキャーキャー状態(もちろん声は出していませんが)。愛妾お喜世(梅枝さん)の手を取る場面では、ワタシの手を握ってくれてるわけでもないのに、なぜかドギマギしてしまいました。梅枝さん、“世紀の超ドハンサム”な孝夫さんにあんなに至近距離で見つめられて正気でいられるのかしらとちょっと思ってしまいました。

 そうそう今回相手役が梅枝さんというのもよかったです。このところ、孝夫さんの相手役ってタカタロさんのことが多く、見る前から萎えておりました。歌舞伎の舞台はやっぱり見た目重視、美しいことが何より優先されると思っているので、タカタロさんの奇跡の一瞬もないこともないけれど、本当に奇跡なので、できればもとから美しい方が望ましく、今回は安心して見ていられました。もちろん、玉ちゃんがいちばんお似合いなんですけどね。

 「一條大蔵卿」を見たときも思いましたが、あの緩急自在っていうか、高音に抜けていく孝夫さんのお声、素晴らしいですね。9月の秀山祭で吉右衛門さんの「一條大蔵卿」、どの劇評も大絶賛でしたが、こちらは贔屓目もありますが、孝夫さんのほうがもっといいのに、って思っておりました。瞬間的に声を使い分けていらっしゃいます。ついでにお顔の表情も阿呆とかしこの使い分けがちょっと崩したっていうレベルではなく、瞬間的に全く違うものになるので、映像ならそんなこともできるけれど、生の舞台であんなに出来るってすごいですよね。

 本当にステキな孝夫さんに御目文字叶い、これでしばらく生きていけそうです。

 あ、芝翫さんの襲名披露でしたね。「御浜御殿」の後に「口上」がありました。今月は左團次センセーが列座されています。初日からツイッターで情報は流れていましたが、文字で見るよりもずっと面白く、左團次センセー、面目躍如です。先月の「口上」はEテレで見ましたが、皆さん真面目な口上でした。今月はもうちょっと砕けてる?、笑いが絶えない口上の一幕でした。孝夫さんも笑わせにかかっていました。関西人の血が騒ぐんでしょうか。

 帰りの都合で、私が見たのはここまでです。襲名披露狂言の「盛綱陣屋」と「芝翫奴」は拝見しておりません。でも、「御浜御殿」だけで十分価値がありました。

 
 襲名の祝幕です。舞台の後ろの襖絵も斬新な感じでステキでした。

 
 正面玄関前のパネルです。
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岡山後楽園+岡山城

2016-11-14 23:55:07 | お出かけ
 仕事の予定は午後からでしたが、せっかくなので午前中から岡山に行き後楽園と岡山城を見てきました。

 
 JR岡山駅前の桃太郎の像です。岡山県のゆるキャラは「ももっち」というそうです。もちろん、桃太郎から来ています。いぬっち、さるっち、きじっちもいるそうです。

 
 後楽園正門前の郵便ポスト。丹頂鶴がのっかっています。

 
 
 
 
 
 
 後楽園の中です。

 
 
 少しだけ紅葉してました。

 
 後楽園から見た岡山城

 
 岡山城正面

 
 岡山城遠景

 
 
 
 「ウルトラマン展」をやってました。

 
 
 「お城パフェ」です。名探偵コナンも食べた?そうです。

 
 菊花展をやってました。これは文部科学大臣賞の作品です。これら全てをお一人の方が作られたそうです。

 
 路面電車が走っています。運賃は100円。ちょっとびっくりしました。
 
 2時間くらいしか時間がなかったので、とりあえず“でん”して帰ってきたって感じですが。一応「岡山に行った」という証拠です。心はここにあらず、頭の中は東京の歌舞伎のことばかり考えてました。白塗り二枚目の孝夫さん、思い出すといまだにニタニタしてしまいます。
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帰ります

2016-11-12 20:40:30 | Tokyo
帰りの新幹線の中です。東京には24時間おりませんでした。非常に慌ただしい滞在でしたが、とても充実しており、岡山からわざわざ上京した甲斐がありました。

国立劇場の吉右衛門さん、歌舞伎座の孝夫さん歌舞伎界のお芝居上手いツートップを1日のうちに拝見できて至福の1日でございました。国立劇場からはタクシーを飛ばしてなんとか孝夫さんご登場までには間に合いました。やっぱり白塗り二枚目の孝夫さん、ステキ!の一言です。綱豊卿は台詞も多く、口跡爽やかな孝夫さんも堪能いたしました。あー、良かった、大満足の一日でした。


国立劇場50周年の幟です。


めで鯛焼も無事getです。
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お江戸へ

2016-11-11 20:02:08 | Tokyo
岡山から東京へ移動中です。今、新大阪を出ました。大阪を通り過ぎるって、何か不思議な感じです。岡山からは空いていましたが、新大阪からどっとお客さんが乗ってきました。JR東海、よー儲かってますね。

写真は岡山名物のばら寿司です。結構なボリュームでした。
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岡山に来ています

2016-11-11 16:17:50 | お出かけ
出張で岡山に来ています。予定は午後からなので、午前中ちらっと観光してきました。後楽園と岡山城を見てきました。上の写真は岡山城でございます。「晴れの国」というだけあって、きれいな青空です。


岡山城の中のカフェでいただいた「お城パフェ」です。岡山ってフルーツパフェが名物なんですってね。ステキな県です。


追記:岡山城の中になぜかウルトラマンがいました。
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