おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

脇役本

2018-05-27 23:56:57 | 読んだもの
 濵田研吾さんの「脇役本」を読みました。

 内容紹介です。
 旧作映画や往年の舞台で活躍した名脇役たち。かれらに関するたくさんの著書を古本の山から見つけ出す。知られざる素顔や、専門家顔負けの意外な分野での研究、波乱にとんだ生涯などを紹介する。加東大介、志村喬、古川緑波、芦田伸介、徳川夢声、浪花千栄子、伊藤雄之助、岸田森、若水ヤヱ子など七十数人のバイプレーヤー、二百数十冊の本が大集合。単行本を大幅増補。

 最初、このタイトルを見たとき、脇役の役者さんたちを紹介した本だろうと思い、ネットで注文、届いたのを見ると「脇役の役者さんたちが書いた本を紹介する本」でした。ちょっと想像していたのと違うなぁ、読めるかしらと一瞬不安に思いましたが、それは杞憂、さくさく楽しく読めました。本を紹介するってことは役者さんも紹介しているので、ま、そんなに外れてはいませんでした。

 こちらの本、元々は平成17年に発刊されたそうで、それの増補文庫版として今年ちくま文庫から出ました。
 
 著者の濵田研吾さん、1974年生まれ、私よりも10歳以上お若い方なんですが、チョイスしている役者さん、かなりシブイです。私でも見たことがない人が取り上げられていて(もちろん濵田さんもリアルタイムでご覧になっているわけではなくビデオとか本とかでお知りになったようです)、マニアック感ありました。でも、私はそういうマニアックなところ、好きです。

 この本の「脇役」の定義?が、濵田さんが「脇役のうまい役者」「気になるバイプレイーヤー」と思っていらっしゃる役者さんなので、滝沢修や三津田健、志村喬、芦田伸介なんかも入っています。テレビや映画の脇役って、新劇の劇団の人たちが資金稼ぎに出てるってパターンが多いので、この本でも文学座、俳優座、劇団民藝の役者さんが結構取り上げられていて、元・演劇女子高生だったワタクシはちょっと“遠い目”になってしまいました。

 で、急に文学座が見たくなって、来月見に行こうかと、文学座大阪支持会にお願いしました。支持会って劇団の後援会みたいな組織で、花の女子高生時代、杉村春子先生に会いたくて、入ってたことがあります。その時ちょうど文学座創立四十周年で、その記念誌がどうしても欲しくて、父にねだって買ってもらいました。その本、まだ持ってます。文学座はもう創立八十周年を迎えているそうで、私が入っていたのは40年も前ってことになります。“40”っていう数字に我ながらビックリしました。自分がすっごい年寄りのような気がしてきました。

 話が逸れました。役者さんたちですが、自叙伝や芸談、軽いエッセイみたいなのが多いのですが、たまに役者とは全然関係のない「こけし」や「盆栽」、「寿司」の専門書みたいなのもあります。その道のプロフェッショナルっていう役者さんもいらっしゃったようです。あとは「まんじゅう本」と呼ばれるジャンルの本、ご本人がお亡くなりになった後に、遺族や関係者がその人のことを書いた本を制作、それを一周忌とか三回忌とかに配られた本のことをさすそうです。もちろん、私家版、自費出版なので一般に出回ることはなく、古本屋さんで出てくるそうです。私家版と言っても、文集のようなちゃっちいモノではなく、きちんと装丁してあり、題字とか素材とか凝ってるモノも多いみたいです。この本では白黒なので、もひとつその良さがわからないのが残念でした。

 この本に紹介されている本って、基本、古本です。読みたいのがあれば、古本屋さんで探さないといけません。それがチト面倒です。そんなにマメなほうではないもので…。まだまだ取り上げられていない役者さんがたくさんいらっしゃるので、ぜひ、第二弾、第三弾をお願いしたいものです。

 濵田さんのそれぞれの役者さんたちに対する“愛”が感じられ、いろいろな発見もあり、楽しい本でした。です。
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仁左さま@歌舞伎美人

2018-05-26 23:43:40 | その他いろいろ(歌舞伎)
 松竹座の七月のチラシに孝夫さんの拵えの写真がなかったので、歌舞伎美人の記事をご紹介いたします。先日、松竹座「七月大歌舞伎」について記者会見をされたようです。

 孝夫さんの後ろに「御浜御殿」の怪傑ライオン丸、ではなく、綱豊卿のお写真があります。うふっ 6月の博多座はやっぱり行かないので、7月はがんばって1階×2、3階×2で見ます。7月は週末は松竹座へGOになりそうです。
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松竹座のチラシ

2018-05-26 23:31:28 | 先々の予定
 松竹座のチラシが更新されていました。

 七月
 
 高麗屋さんの襲名披露なので拵えの写真は高麗屋さんのみです。

 十月
 
 右團次さんと齊入さんの襲名披露です。藤十郎さん、がんじろはん、亀ちゃん、エビサンがお付き合いなさいます。松竹座、がんばりました。「やれば出来るコ」です。

 この襲名披露公演のことは昨年秋ぐらいに発表されたと思いますが、そのときは「右團次さんと齊入さんの襲名披露」としか出ておらず、正直なところ、このお二人でお客は呼べるのか?と他人事ながら心配しておりましたが、亀ちゃんとエビサンがご出演ならば、反対にチケット争奪戦になりそうです。演目はまだ発表されていませんが楽しみです。

 10月は歌舞伎座が「芸術祭」、御園座が「顔見世」で、さらに永楽館も今年は10月にあります。東京と名古屋は出演者と演目次第ではありますが、もし、行かなければいけないようなことになれば、その順列組み合わせで大変なことになりそうです。
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今年の上方歌舞伎会

2018-05-24 23:28:59 | 先々の予定
 今年の上方歌舞伎会の演目と出演者が発表されました。お芝居と舞踊が2本ずつです。

 今日のお昼過ぎにまず演目だけ発表され、チラ見して「毛谷村」だけ目に入り、松十郎さんの六助に千壽さんのお園、千次郎さんのお幸かしらと勝手に思っていました。夕方になって出演者も発表になり、松十郎さんと千次郎さんはビンゴでしたが、お園は折之助さんでした。千壽さんは舞踊だけなんですね。あのお声が聞けないのはちと残念です。そして、吉太朗クンが舞踊とはいえ、お三輪ちゃんです。美吉屋さん、今回はお二人とも大活躍です。吉弥さんのご指導も熱が入ることでしょう。

 今年は久しぶりに土日開催になりました。有難や、有難やです。4回コンプリートはきついので、土曜の夜と日曜の夜かなぁと思っています。日曜の夜は「指導者ご挨拶」がございます。素の孝夫さんのご挨拶でございます。日曜の夜の競争率、激しくなりそうです。

 東京の歌舞伎座の納涼歌舞伎の出演者もカード会社の案内がツイッターに出ており、出演者(予定)として「松本幸四郎、市川猿之助 中村獅童、中村七之助、市川中車」があがっていました。染ちゃんと亀ちゃんの「弥次喜多」は今年もあるのかしら…。こちらも行く予定でホテルを予約しています。

 8月もどんどん埋まってきました。忙しくなりそうです。
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「国宝 春日大社のすべて」展

2018-05-20 23:07:46 | 見たもの
 奈良国立博物館で開催されている「国宝 春日大社のすべて」展でございます。

 展覧会の概要です。
 
平成30年、春日大社は神護景雲2年(768)の創建以来ちょうど1250年を迎えます。平成28年に第60次式年造替で本殿をはじめとする各社殿が美しく修理造営され、大きな注目を集める春日大社にとって節目の年となります。
 本展は、春日大社ゆかりの地に建つ奈良国立博物館で、春日大社および春日大社に対する信仰の全容を包括的に紹介する、決定版ともいえる展覧会です。
 国宝に指定された古神宝類や数多の奉納品、創建当初の縁起に関わる鹿島や香取の宝物、修理後初公開となる縁高約4メートルにおよぶ「鼉太鼓」、宮廷から村落まで広がった春日信仰の展開を示す美術品や歴史資料などを一堂に展示し、1250年にわたる歴史と信仰の美をたどります。

 奈良博も結構いろいろと楽しい展覧会が開催されているのですが、京都に比べるとちょっと遠い(電車の乗換えが多い)のと、展覧会の後のお楽しみがほぼゼロということで、なかなか行く機会がありませんでした。今月は珍しく劇場通いがなく土日がヒマということもあり、何年ぶりかで奈良博へ行って来ました。

 もともと権威やお墨付きみたいなものに弱いワタクシ、この展覧会も「国宝」ってところにビビッときました。奈良って京都に比べるともひとつ華やかさに欠けるようなところがありますが、「国宝」は多いところです。国宝指定を受けている仏像の8割が奈良にあると以前聞いたことがあります。興福寺にはその名もずばり「国宝館」というのがありますから。

 で、この展覧会ですが、第1室のタイトルは「平安の正倉院」。春日大社には国宝に指定されたお宝がたくさんあり、それの多さや水準の高さから「平安の正倉院」と呼ばれているそうです。何点展示されていたかは数えてはいませんが、ほとんど98%ぐらい、国宝でした。太刀、箏、鏡台、矢、弓・・・、いろいろなものがありました。蒔絵とか螺鈿とか彫りとか、細工がすごいんです。刀の類が多かったので、“刀剣女子”にはたまらないのではないかしらと思いました。(ワタシは“刀剣女子”ではないのですが)

 春日大社本殿第一殿の祭神・武甕槌命は常陸国鹿島から白鹿に乗って春日の地へ降り立ち、第二殿には下総国香取の経津主命が祀られているそうで、関東と深いつながりがあるそうです。全然そういうことを知らないで「春日大社の創建」という部屋に入ったら、いきなり茨城の鹿島という地名が出てきて、「え、なんで?」とちょっとビックリしました。初めて知りました。古代って畿内が一番進んでいて、それ以外は“田舎”って思っていたので、関東から神さんが来られたって不思議な感じでした(その反対で、奈良の神さんが茨城に降り立ったって言われたら納得すると思います)。

 その後も曼荼羅とか絵巻物とか続きます。だんだんと疲れてきたのですが、最後で能装束が展示してあり、その模様が雪持柳と揚羽蝶とそこだけちょっと反応してしまいました。

 こちらのページに主な展示品の写真と解説があります。

 お宝ざくざくの貴重な展覧会でしたが、思ったほど混んでなくて、余裕で見ることができました。ちょっともったいないような気がしました。奈良の地の利を生かした展覧会やねぇと思いながら、でも東博で「興福寺展」ってやったよな、すごい人出だったよなということを思い出し、もし東京で開催したらきっと何時間待ち!みたいな展覧会になるんでしょうね。関西の人、がんばろうよ!って最後は訳のわからない感想を持ってしまいました。です。

 
 鹿と奈良博

 
 奈良博の旧館。常設の仏像館です。一応見に行きましたが、こちらも国宝、重文の仏像がざくざくあります。春日大社展でかなり疲れたので、一点一秒って感じの鑑賞となりました。

 
 鹿さんもお疲れのようです。

 
 春日大社の一の鳥居

 《奈良のおみや》
 
 奈良博オリジナルの一筆箋です。以前「奈良時代の美人」といわれたことがあります。この絵の女性、他人のような気がしません。

 
 
 
 春日庵のさつま焼きと萬々堂通則のぶと饅頭です。ぶと饅頭は三越の菓遊庵でも売っています。

 
 
 春鹿で利き酒をしてきました。買いたかったけれど、重いのと要冷蔵って言われてパスです。
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南座新開場記念2018~2019の公演

2018-05-18 23:27:54 | 先々の予定
 南座の耐震補強改修工事終了後の公演情報が出ました。以前より今年は「吉例顔見世興行」が2ヵ月連続あり、11月は高麗屋さんの襲名披露、12月は通常の顔見世興行というのは出ておりましたが、それ以降来年9月までが発表されました。

 3月に玉ちゃんの「特別興行」とあります。「舞踊公演」とはなっていないので、お芝居の公演になるのでしょうか。舞踊がちと苦手なワタシは有難いです。

 6月に「NARUTO」、8月が「超歌舞伎」、9月が「花形歌舞伎」と歌舞伎公演がまあそこそこあるようです。「NARUTO」は8月の演舞場に行こうかと思っていますが、関西に来るのであればどうしようかとちょっと迷います。「超歌舞伎」は見たことがないので、ぜひ!と思っています。「花形歌舞伎」が愛之助さん・七之助さん・中車さんという組み合わせです。何をなさるんでしょうか。

 ただ、大幹部がご出演の「大歌舞伎」が予定に入っていない(顔見世以外で)のがちょっと「どうよっ」って思わなくもありませんが、とりあえず、関西での公演が増えることは非常に喜ばしいことでございます。松竹座1館だけでは、なかなか心もとない状況でしたから。松竹株式会社さま、期待しております。
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明治150年展 明治の絵画と工芸

2018-05-13 23:43:23 | 見たもの
 京都国立近代美術館で開催されている「明治150年明治の絵画と工芸」を見てまいりました。月初に書きましたが、今月はエンタメ関係が不発で、休みの日に特に何もすることがないので展覧会を調べていたら、このポスターのピンクと花柄の色合いが何だかステキに思われて行ってきました。そんな軽いノリで行ったので、当然のことながら、何が展示されているのかまったく知らないまま美術館へINです。

 特に目玉となるような有名な作品が展示されているわけではないので(そういうのがあれば、京阪電車でそういう広告が出るはずですが見なかったので)、空いているだろうなぁと予想はしていましたが、本当にガラガラでした。見るほうにしたら、とても見やすくて有難いのですが、独立行政法人的には困るんでしょうね。

 展覧会の概要です。
 
1868年に明治時代に入ると、政府主導のもと殖産興業や輸出振興政策が推し進められ、海外での日本美術への関心が高まりました。政府は『温知図録』を制作するなど、国家戦略として工芸図案指導に力を注ぎました。
京都では、地場産業の振興を目的の一つとして京都府画学校が設立され、多くの日本画家が工芸図案制作に携わることで、時代に即した図案の研究が進められました。
本展では、明治の工芸図案とともに、美術工芸作品や工芸図案を描いた日本画家たちの作品を一堂に展示することで、近代化していく社会の中で生み出された明治の美術品を紹介します。

 前半が絵画、後半が工芸とパキッと分かれた展示になっていました。ワタシの無知蒙昧ぶりを露呈することになりますが、ほぼ知らない方たちでした。わかったのは竹内栖鳳と清水六兵衛(六代)、象彦、並河七宝、川島織物ぐらいでした。

 絵画よりも工芸のほうがワタシ的には興味深く拝見しました。象彦からはそれはそれは立派な「源氏物語蒔絵飾棚」が、川島織物からは「試織」の見本帖「からにしき」が出展され、6点の丸帯の原画と試織を見ることができました。これが帯になったらすごいだろうなぁというような複雑な模様と色あわせで、相当な技術がないと織り上げられないものばかりでした。下世話な話で恐縮ですが、いったいいくらぐらいの値段がつくんやろうか?と思ってしまいました。ちなみにこれは川島織物セルコン織物文化館所蔵のものでして、川島織物セルコンって聞くと反射的に歌舞伎座の緞帳を思い出しました。

 工芸ということで、いろいろなものがありました。人の背丈ほどある大灯篭が磁器・染付けで、いわば清水焼で作った大灯篭でして、ビックリしました。こんなのが似合うお庭ってどんなんなんでしょうか。

 象牙の彫り物がまたすごかったんです。↑上の看板の左側に仏手柑がありますが、それです。安藤緑山という人のなんですが、これ、象牙を彫って着色してあります。仏手柑以外に貝尽くし、竹の子、蜜柑がありました。どれも本物と見間違うほどの精緻さなんですが、その中でも蜜柑のすごいこと!本当に蜜柑なんです。ちょっと剥きかけみたいになっていて、凝ってました。これら以外にも伊勢海老とか蓮の葉の上の蛙とか本物と見紛うようなものばかりでした。

 なかなか面白い展覧会でした。

 常設展は写真撮影OKなので、写真があります。
 
 
 
 
 
 
 
 銀のティー、コーヒーセットなんですが、何か“近代美術館”でした。一番上なんて、トレーの持ち手が手?指?になっていて、よく見るとちょっとグロテスクでした。

 
 
 京都のおみやです。ひさごのお寿司と仙太郎の水無月です。お寿司の巻物は竹の子と鯛です。5月限定だそうです。
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第4回あべの歌舞伎「晴の会」

2018-05-10 23:39:23 | 先々の予定
 松嶋屋さんのお弟子さん、松十郎さん、千壽さん、千次郎さんが立ち上げられた「晴の会」、今年も公演が決定しました。

 公演の概要です。
 【日時】8月2日(木)~5日(日)、いずれも11時と16時の2回公演
 【会場】近鉄アート館(あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)
 【演目】『謎帯一寸徳兵衛(なぞのおび ちょっと とくべい)』
 【作】四世 鶴屋南北
 【改訂】亀屋東斎
 【監修】片岡仁左衛門 片岡秀太郎
 【出演】片岡松十郎、片岡千壽、片岡千次郎、片岡佑次郎、片岡りき彌、片岡當史弥、片岡當吉郎、中村翫政、片岡當十郎 ほか
 【料金】前売7,200円 当日7,500円(全席指定)一般発売は6月下旬予定

 今年も鶴屋南北、そして亀屋東斎こと千次郎さんが脚本改訂を担当されています。監修は秀太郎さんと孝夫さん、既に第一稿は見てもらわれ、現在それの訂正をされているそうです。歌舞伎公演に出演しながらの執筆作業はお大変だと思います。頑張っていただきたいと願っています。

 「謎帯一寸徳兵衛」については犬丸治さんがコチラでとっても詳しく解説してくださっています。ちょっと長すぎてまだ全部読めていませんが、見るまでにはちゃんと読むようにします。

 8月は大阪では「晴の会」のほか、「第1回竹之助の会」「上方歌舞伎会」があり、東京では歌舞伎座の「納涼歌舞伎」、演舞場の「NARUTO」があります。文楽も入ってくるかもしれません(7月は松竹座で高麗屋さんの襲名披露があり、孝夫さんが昼夜にご出演、身も心も(そしてお財布も)そちらに注力する予定なので)。忙しくなります。でも、楽しい忙しさです。
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玉さま@産経新聞

2018-05-09 23:47:48 | その他いろいろ(歌舞伎)
 画家の安野光雅さんが毎月第一日曜に産経新聞に連載中の「洛中洛外」に玉ちゃんが描かれていました。昨年の京丹後市での舞踊公演の「羽衣」です。凛とした玉ちゃんの佇まい、その周りの清らかな空気感がステキです。ベストショットな一瞬を捉えられています。

 ↑上の記事を拡大して読んでいただいたらいいのですが、最初の5行の文章がすごいんです。20年以上前にパリのお寿司屋さんで孝夫さんと玉ちゃんが入ってこられたのを安野さんは目撃されています。「お寿司屋さんに孝玉コンビが突然現われた図」を想像しただけで萌え~、息が止まりそうです。安野さんは特に挨拶もされなかったそうですが“充実した一夜”だったと書いていらっしゃいます。そりゃそうよね、素の孝玉コンビをご覧になったんですから。

 その後、特に接点はなかったようですが、昨年の京丹後での玉ちゃんの舞踊公演をご覧になる機会があり、この絵を描かれました。京丹後には安野光雅さんの美術館があるんですよね。そういうご縁からでしょうか。

 今年もまた今月の19日と20日にあります。私は舞踊が苦手なので、せっかくお近くまで来ていただいているのですがパスです。歌舞伎のお芝居なら行くんですが。スミマセンです。
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近頃のおやつ ⑲

2018-05-06 23:44:19 | 食べたもの
 合間にちょいちょいとおやつの写真を載せているのでそれほどご紹介できるおやつはないのですが、甘いものの記事は評判がよいようなので…。

 
 銀座甘楽の三色柏餅
 普通の柏餅もありましたが、何となく三色のほうがお得?なような気がして。ここって、道明寺の桜餅も二色になってます。いわゆるインスタ映えを狙ってるんでしょうか?

 
 銀座甘楽のこいのぼり
 中は求肥と餡子です。

 
 いちりんの柏餅
 シーズン的に柏餅は外せないかと…。

 
 タワニコのクッキー
 会社の近くにある焼き菓子のお店です。季節のタルトが有名なようなんですが、私が行ったときは売り切れで買えるものがこれしかなくて…。コーヒーによく合う美味しいクッキーでした。このお向かいにボニーズベイクショップというやはり焼き菓子のお店があります。今度はこちらで何か買ってこようと思っています。

  
 阪急百貨店のアラカンパーニュのイチゴのショートケーキ(もっと小難しい名前がついていましたが…)
 スポンジとスポンジの間にイチゴをはさんである“王道”のショートケーキでした。これ、1個だけ買ってきました。阪急百貨店に入ってるケーキ屋さんは「1個からどうぞ」と書いてくれているので、堂々と買えます。他だとちょっと嫌そうな顔をされるときがあって、なかなか買いづらく、こういう生ケーキは久しぶりでした。(まあ、阪急のケーキ屋さんはどこもかしこも単価が高いっていうのもあると思いますが)

 これら以外もコンビニスイーツとかおかき系とか(豆源の柿ピーとか北菓楼の開拓おかきとかですね)、いろいろおやつは喰っとりますが、最近あまり写真を撮らないのでこれだけです。こうやってまた肥大化、否、成長していくワタクシです。
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