おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

しらたまや

2020-02-27 22:56:35 | 食べたもの
 毎度おなじみしらたまやさんです。先日は、大学時代の友人と二人でおじゃましました。ただ、当日のお客さん結構濃かったので、友人ちょっと面食らったかも、と申し訳なく思いました。

 
 ビールは常陸野ビール、何かの和え物だったような…。

 
 芹と白子のお吸い物

 
 島根の日本酒の酒造が作られたビール(発泡酒)です。ほんのり甘みがありました。

 
 豚と大根の煮物
 これだけ豚肉が入っているとNGでした。ほぼ残してしまいました。ゴメンナサイ、です。
 
 
 「じゃぁ」と出してくださったカラスミです。

 
 カラスミが出てくると、やっぱり日本酒が飲みたくなります。

 
 ほっき飯
 紅白の梅をイメージしているそうです

 
 干し芋

 毎度毎度、楽しく熱く歌舞伎愛を語ることができ充実の遠征になりました。
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三月の公演

2020-02-26 23:24:40 | その他いろいろ(歌舞伎)
 歌舞伎座は本日が千穐楽でした。おめでとうございます。孝夫さんも玉ちゃんも無事に大役をお勤めになり何よりでございました。文字通り“神々しい”お姿の孝夫さん、拝見しているだけで涙涙でした。

 千ちゃんも玉ちゃんの猛特訓を受けて、苅屋姫にのぞまれたようです。タカタロさんのブログに詳しくそのあたりのことが書かれてありました。玉さまブートキャンプの様子が窺えて、興味深いブログでした。玉ちゃんからは公演の前だけでなく、公演中も毎日ご指導があったんでしょうね。お化粧もずいぶんとお可愛らしくなられました。

 で、孝夫さんはゆっくりされる間もなく、3月も歌舞伎座の公演が予定されています。吉右衛門さんとの「新薄雪物語」、歌舞伎界お芝居上手いツートップのお二人のご共演です。もちろん、遠征予定、とても楽しみにしていますが、この新型肺炎の感染拡大を受けて、どうなるんでしょうね。国立劇場は文科省の要請を受けて、早々に三月半ばまで公演中止を発表しました。それ以外のお芝居も中止が出ています。国立の美術館、博物館も休館するようです。

 松竹株式会社は歌舞伎座だけでなく、南座の「オグリ」もあります(←これも行きます)。劇場を開けていたら何か言われそうだし、閉めても何か言われそうです。それに、3月半ばまでに収束するのかどうかもわかりません。今の勢いを見ていると、無理っぽいような…? 何だか落ち着きません。平穏な日々がもどりますよう、祈ります。
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坂東玉三郎世界のうた2020

2020-02-25 23:30:50 | 先々の予定
 玉ちゃんが今年もまた南座で歌のコンサートを開催されることになりました。コンサートがあることは少し前に桔梗さんのブログで教えていただき、「行くべし」とおもっておりました。

 このコンサート、「京都音マツリ2020」の特別企画として上演されるようです。

 その「京都音マツリ2020」さんが今日からツイッターを始められ、その画面が↓下のスクショなんですが、「昨年に引き続き #きゃりーぱみゅぱみゅ、初登場の #真心ブラザーズ、#クレイジーケンバンド、さらに特別企画として #坂東玉三郎 の出演が決定しました。続報もお楽しみに! #南座」とあり、「え~~~っ、玉ちゃんのコンサートって、きゃりーぱみゅぱみゅと共演なん? え~~~っ、どんな舞台になるん?」と一瞬目が点になりましたが、よく読むと玉ちゃんのコンサートは特別企画として独立しており、他の方たちとの共演はありません。
   

 玉ちゃんって、結構好奇心旺盛、新しいもの好き、時々アッと驚かされることがあるので、「きゃりーぱみゅぱみゅとの共演」もアリなのかしらと信じそうになりました。タカラヅカの方たちとはまた違った舞台になりそう、と密かに妄想してしまいました。慌てモンでスミマセン。

 正確な情報を載せておきます。
 京都 音マツリ2020
 坂東玉三郎 世界のうた2020
   会場:南座
   日程:4月29日(水・祝)・30日(木) 時間はいずれも14時
   【ご観劇料(税込)】 料金:S席12,000円 / A席7,000円(税込)
   前売りは3月6日から
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道明寺

2020-02-24 22:53:25 | お出かけ
 最近、本当に出不精になり、劇場以外はどこも行かなくなっていたワタクシですが、歌舞伎座で孝夫さんと玉ちゃんの「道明寺」を見たら、「そうだ、『道明寺』行こう!」と思い、てくてくとお出かけしてまいりました。

 以前住んでいたところと道明寺は近く、小学生か中学生のころに自転車で行ったことがあり(そういう距離でした)、わが家の初詣の定番、高校受験・大学受験のご祈祷もこちらでした。と言っても、行ってたのは道明寺天満宮の方でした。ずっと「道明寺さん」と呼んでたので、天神さんが道明寺だと思っていました。ま、そういう土地勘があったので、行ってみようかと思いました。

 Wikiからの引用です。
道明寺周辺は、菅原道真の祖先にあたる豪族、土師(はじ)氏の根拠地であった。道明寺は土師氏の氏寺土師寺として建立され、土師神社(現・道明寺天満宮)の南にあった。当時は七堂伽藍や五重塔のある大規模なものであった
延喜元年(901年)、大宰府に左遷される道真がこの寺にいた叔母の覚寿尼を訪ね「鳴けばこそ別れも憂けれ鶏の音のなからん里の暁もかな」と詠み、別れを惜しんだと伝えられる。この故事は、後に人形浄瑠璃・歌舞伎の『菅原伝授手習鑑』「道明寺」の場にも描かれている。道真の死後、天暦元年(947年)には道真自刻と伝える十一面観音像を祀って土師寺を道明寺と改めるが、これは道真の号である「道明」に由来する。この時同時に、土師神社内に天満宮も創建された。
天正3年(1575年)には、兵火で天満宮を含む寺の大部分が焼失するが、後に再興。
寛永10年(1633年)には石川が氾濫したため、道明寺を天満宮境内に移転させたが、やがて両者は一体化していった。
1872年(明治5年)神仏分離することとなり、道明寺の五坊のうち二之室が神職家となって6月に天満宮は土師神社(現・道明寺天満宮)に改称する。翌1873年(明治6年)9月、道明寺はついに天満宮と分離し、道を隔てた西隣の現在地に移転した。


 久しぶりに近鉄南大阪線に乗りました。近鉄南大阪線はあべのハルカスのあるところから出ている電車です。道明寺駅までは20分ぐらい、梅の季節だし、お天気も良いし、連休だし観光客も多いのかしらと思ったら、降りたのは数人、さらに天神さんへ向かったのはワタシ一人でした。天神さんへ行ってわかったのですが、皆さん、車で来られるんですね。駐車場はなかなか入れなくて外まで車が並んでいました。

 
 
 
 神門

 
 注連柱

 
 石鳥居

 
 撫で牛

 
 
 拝殿

 
 宝物館
 国宝を六点も所有しています(いずれも「菅公遺品」)。一応、外は蔵のような感じで火事とかに配慮しているようです。国宝は全部展示してありましたが、ケースは木枠にガラスをはめたもの、温度・湿度管理や地震対策はまったくしてないような感じでした。藤井寺市指定文化財の屏風が展示してありましたが、その隅にはお菓子に入っている乾燥剤(シリカゲル?)が無造作に置かれてありました。なかなかの衝撃でした。国宝って管理が結構うるさいって聞くのですが、いいんでしょうかね?

 
 
 
 
 
 
 梅園
 先週が満開だったようで、結構散ってました。下から二つ目の写真に映っている橋は、上から見られるようにと梅園の中に作られていました。地元のロータリーかライオンズか何かそういう感じの団体が寄贈されていました。

 
 「花より団子」
 梅園に入る手前のところで地元の和菓子屋さんが売店を出されており、そちらで買いました。三色団子・桜餅・古墳外郎です。梅園の中にベンチがあって、そこでいただきました。お弁当をお持ちの方もいらっしゃいました。
このあたり、百舌鳥古市古墳群(ユネスコの世界遺産に登録されたところ)のど真ん中で、昨年(でしたっけ?)指定を受けて、盛り上がっています。天神さんの入り口のところにも無料の観光ボランティアの人が大勢スタンバイ、「古墳、案内します!」の圧がすごかったです。道真公や覚寿様について語っていただけるのなら、ぜひお願いしたかったのですが、そういう雰囲気ではなく…。「今月の歌舞伎座、すごいですよね」ぐらい、言いたかったです。宝物殿ではお若い巫女さんが受付されていたのですが、「菅公遺品」を見て菅丞相様のことお話しようかと思いましたが、どうもそういうのに興味なさげな感じで…。

 天神さんとお寺の道明寺は別場所でして、100メートルぐらい離れていました。

 
 
 
 
 
 
 天神さんのほうは少ないとはいえ、まだ人がわさわさとおりましたが、こちらは本当に人がいませんでした。お寺の方も見かけませんでした。ご本尊は道真公が手ずから刻まれた「国宝十一面観世音菩薩像」だそうですが、公開は毎月18日と25日なので、今日は拝めませんでした。このご本堂の“静謐”な感じ、何となく歌舞伎の「道明寺」の雰囲気と似ているような気がしました。今も尼寺だそうです。本堂には入れませんが、扉の前までは靴を脱いで上がってもいいので、扉のガラス戸越しに必死でのぞいておりました。

 
 こちらにも梅がありました。

 昨年1月には北野天満宮、11月には太宰府天満宮と今月の孝夫さんの菅丞相様を予測していたかのように天神さん詣でが続きました。ファンとしてはちょっと嬉しかったです。で、今回“締め”で道明寺にもまいったわけですが、「道明寺ガンバレ」と言いたい!規模の違いがあるのかもしれませんが、北野の天神さんも太宰府もすごい商売上手、行っててお楽しみがいっぱいありました。特に太宰府は門前の商店街も盛り上がっていましたから。一応、駅からは商店があるのですが、特に天神さんを意識したものでなく、地元の日常のお店ばっかり。せっかく、世界遺産にもなったことだし、もうちょっとテコ入れしたほうがいいのではないでしょうか、と思いました。

 なので、ウチからだともっと時間がかかるかしらと思っていましたが、天神さんと道明寺をお参りするだけでとっとと電車に乗り、さらにあべのハルカスの近鉄百貨店も魅力的ではないので(百貨店愛好家のワタシは「大いなる田舎の百貨店」と呼んでいます)、そちらも地下でチラッと買い物をしただけ、早くお家に帰れてよかったです。

 孝夫さんも次回菅丞相様をお勤めの折には、ぜひ道明寺へお越しくださいませ。義太夫の葵太夫さんはお若い時に道明寺にいらっしゃっています(ツイッターに写真を載せていらっしゃいました)。葵太夫さんは「天拝山の段」も復活したいとおっしゃっていて、それ期待しております。孝夫さん、口から火吹きます?
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ポーラ伝統文化振興財団40周年記念展「無形にふれる」

2020-02-22 22:34:25 | 見たもの
 アーティゾン美術館を見た後、中央通りを京橋から銀座方面に歩いて向かったのは、ポーラミュージアムアネックスです。ポーラビルの3階にあります。京舞やお能の展示があるとツィッターで見かけていたので、それを見ようと思いまして。

 展覧会の内容です
 
伝統文化。この言葉を聞いて、みなさんはどんなイメージを抱くでしょうか?「格調高さ」や「厳かさ」「由緒正しさ」、あるいは「ちょっと難しい」と感じる人もいるかもしれません。
 ポーラ伝統文化振興財団設立40周年を記念して初開催の運びとなった本展『無形にふれる』では、伝統芸能、伝統工芸、民俗芸能という3つのカテゴリーにわけ、こうした従来の「伝統文化」のイメージを一度解体したのち、デザイン的なアプローチで再構築。思想家ルドルフ・シュタイナーの「12感覚」をヒントに、今を生きる私たちの美意識を、驚きや親しみとともに呼び覚まします。


 こちらも全て撮影OKでした。

 
 
 
 京舞井上流

 
 
 三十六世観世宗家 観世清和

 
 九谷赤絵

 
 
 有福神楽
 「大蛇」結構好きなので、間近で見られてテンション上がりました。

 展覧会は終了しましたが、「無形にふれる」のサイトはあります。読み物としてもとても面白くなっています。こちらのミュージアムは無料でした。ポーラ、太っ腹です。

 《オマケ》
 
 早咲きのサクラが咲いてました。

 
 京橋の明治屋です。
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アーティゾン美術館

2020-02-21 21:51:09 | 見たもの
 東京の京橋にあるアーティゾン美術館(ブリヂストン美術館)です。先日上京した折に行ってまいりました。「開館記念展 見えてくる光景 コレクションの現在地」という展覧会をやってました。←展覧会のタイトルはついていますが、まぁ、所蔵品展でございます。以前より広くなったと思いますが、それでも全ては展示されていないと思うので、いったい、どれだけコレクションがあるんでしょうか。ご自分のところの所蔵品ばかりなので、全て撮影OKでした。ということで、バシバシと写真を撮ってきました。ほんの一部を載せておきます。

 
 ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」

 
 モネ「黄昏、ヴェネツィア」

 
 ? たぶん、エジプトの何かだと思う

 
 モネ「睡蓮」

 
 「聖猫」

 
 「洛中洛外図」
 ブリヂストン美術館って印象派、西洋美術のコレクションっていうイメージだったので、これはちょっとびっくりしました。新収蔵品だそうです。草間彌生さんの絵も新収蔵品で展示されていました。それ以外も、結構いろいろあって、とりあえず良さげなものは買っときました、みたいな? ちょっと私の持ってたイメージが変わりました。

 
 
 
 
 館内です。ぜいたくな空間です。一応、事前予約制ですが、当日でも入れるみたいです。予約制のせいか、これ、日曜に行ってるんですが、そんなに混んでなくて、ゆっくり・じっくり見ることができました。今のコレクション展は3月31日までです。東京駅のすぐそばなので、期が変わったらまた寄ってみたいと思います。

 《ミュージアムカフェ》
 
 
 
 
 お昼時だったので、こちらでランチしました。出来合いの、喫茶店に毛の生えたようなカフェではなく、ちゃんとした食事を出してくれました。イカ墨を練りこんだロングパスタで、ホタルイカのソース、上にのってるのはチーズです。サーブしたときに削って散らしてくれました。左奥のパン、バターがめちゃくちゃ美味しかったです。もっとパンが欲しいと思いました。ただ、フォークなんですが、見た目スタイリッシュなんですが、パスタを食べるにはちと食べづらかったです。
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喜劇なにわ夫婦八景 米朝・絹子とおもろい弟子たち 

2020-02-16 22:59:10 | 観たもの
 松竹座で「喜劇なにわ夫婦八景 米朝・絹子とおもろい弟子たち」を見てきました。

 みどころです。
 上方落語とともに歩んだ、桂米朝・絹子夫婦の人生行路が舞台になる!
2015年3月、惜しまれながらもこの世を去った上方落語の巨星・桂米朝。翌年の2016年2月、大阪松竹座では米朝の代表演目のひとつ『地獄八景亡者戯』を舞台作品として上演し、好評を博した。
そしてこのたび、米朝の五年祭を前に、米朝とともに数々の弟子を育てあげた絹子夫人の人生模様を描いた「なにわ華がたり」(廓正子 著)を基に、堤泰之の脚本・演出により、桂米朝・絹子夫婦の人生行路を舞台化、『喜劇 なにわ夫婦八景』ー米朝・絹子とおもろい弟子たちーとして上演する。
 大店の跡取り娘が周囲の反対を押し切って OSK(大阪松竹少女歌劇団、現 OSK 日本歌劇団)に入団し、 “駒ひかる”の名で一世を風靡した華やかな時代から、戦中戦後の混乱期を生き抜き、当時無名落語家であった桂米朝と出会い、人生をともに歩むまで……
 今や上方落語を語る上で欠かせない桂米朝を陰日向となり支え続けた絹子夫人の人生から、これまでに明かされることのなかった米朝の素顔や、息子であり弟子である現・米團治をはじめ、個性豊かな弟子たちとの波瀾万丈ながらも温かな共同生活を描き出す。
昭和の芸能界の変遷とともに歩んだ、米朝・絹子夫妻。桂米朝のアナザーストーリーともいえる、注目の舞台となる。

 原作となった「なにわ華がたり」は産経新聞に連載されており読んでた記憶はあります。もともと枝雀さんファンで、枝雀さんやお師匠さんの米朝師匠のことを書いた本も何冊も読んでいます。今回のお芝居になった内容は大体が“聞いたことある”“読んだことある”ものでした。だからこそ、できれば大阪弁nativeの役者さんに演じていただきたかったなぁというのが見終わってまず思ったことでした。真琴つばささんも筧利夫さんもビミョーに気になりました。内クンは関西の子なのでバッチリだし、ワキを固めたのも三林京子さんはじめ大阪のお人ばかりだったので、よけい際立った?んだと思います。絹子夫人がしゃべったはるのは聞いたことはありませんが、大阪の大店のお嬢さんならば、きっと美しい大阪弁を使ったはったと思うので、そういうのが聞きたかったなぁと…。

 お芝居はうまいこと笑わせたり泣かせたり飽きさせずに最後の人間国宝認定まで描かれていました。ざこばさんエピソードはご本人もご出演ということもありますが、泣けました。本当に波乱万丈、2時間ちょっとでは描き切れない、一つ一つのエピソードがぶちぶちっと切れるので、NHKの朝ドラ希望します。半年ぐらいかけてゆっくりじっくり見せていただきたいと思いました。

 真琴つばささん、さすがに「駒ひかる」時代はバッチリ、やはり華があります。もうちょっと長く見たかったような…。ただ、後ろもいろいろ話があるので、そこばかりっていう訳にはいかないんでしょうね。朝ドラですね。

 枝雀さんのご子息桂りょうばさんが枝雀さんのお役でした。やっぱりよう似たはります。髪型とかしぐさとか周りからご指導があったんでしょうけれど、若かりし頃の枝雀さんでした。枝雀さんファンとしてはウルっときましたね。

 「たこ焼き屋の主人」というのが日替わりゲストになっていて、昨日は米團治さんでした。初日は文楽の勘十郎さんだったそうで、お姉さんの三林京子さんからキツ~イダメ出しがあったのでは?と勝手に想像してしまいました。

 
 
 ロビーには写真や米朝師匠が実際にお使いだった見台が展示されていました。私が感慨深くその見台を見ていたら、若いお嬢さんが「本当にいた人やったんや」と言いながら通り過ぎていき、倒れそうになりました。なかなかのショックでした。
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俳優祭は開催延期

2020-02-13 23:41:20 | その他いろいろ(歌舞伎)
 今年3月末に開催されるといわれていた「俳優祭」が開催延期となったそうです(ソースはタカタロさんのブログ)。まあ、この状況ですので、仕方ないんでしょうね。俳優祭の模擬店なんて、“濃厚接触”のるつぼになりますから。

 「俳優祭」開催については年度初めからウワサになっていて、公益社団法人日本俳優協会の事業計画にそれらしき記載があったそうで、私の勤務先も公益法人なのでわかりますが、事業計画に書いたことは“絶対”なので、きっとあるんだろうなと思っておりました。先日、どうも27日開催らしいと聞き、とりあえずホテルは予約しておりました。ただ、3月は歌舞伎座で遠征することになっており、月に2回の遠征はどうかしらと思っておりました。っていうか、切符が取れるのか?というそもそもの問題もあるのですが。残念な気持ちもありますが、ちょっとホッとしたのも事実です。

 これで3月末の平日有休がなくなったので、4月の孝夫さんの巡業をちょっと考えてみようかなと…。歌舞伎座遠征もあって俳優祭もあって、3月は有休取りまくりになるので、さらに4月も引き続きとなるとさすがに顰蹙かしらと自粛しておりました。ただ、巡業はほとんど発売が始まっていて、今から良い席が取れるんでしょうかね?

 タカタロさんついでに、千ちゃんはやはり玉ちゃんのご指導を受けられているとどちらかの取材でお答えになっていらっしゃいました。女形の声の出し方や所作を習われているそうです。ガンバレ、千ちゃん。

 
記事の内容とは全く関係なく、関西と関東の桜餅の写真です。銀座三越の甘楽で買ってきました。
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帰ります。

2020-02-11 17:45:15 | Tokyo
この「帰ります」の記事、結構皆さんに好評?、不動のエビスビールを楽しみにしてくださっているようです。本日のお弁当は歌舞伎座裏のアメリカンのサンドイッチです。昼の部のランチにしようかと思ったのですが、ずっしりと重く、こんなん食べたら絶対に寝落ちすると思い、帰りの新幹線にとっておきました。すっごいボリュームですね。目の前に出てきた食べ物は全て食べるようにしているので、完食しましたが、最後の二口三口はかなり大変でした。これ、歌舞伎座のお弁当にされる方、ビックリです。

昨日、今日と二日連続で昼の部、孝夫さんの菅丞相さま、堪能しました。今日は一列目7番、花道下で、最後の孝夫さん、真下から見上げながら、泣いておりました。神品、なるほどでございます。玉ちゃんの覚寿さま、婆と言いながら、台詞も動きもかなりあるお役、お大変だろうなと思いました。千ちゃんの刈屋姫、ご自分でもお化粧が上手になりたいとおっしゃっていましたが、ちょっと惜しい、と思いました。これなら我らが吉太朗クンの方が上手だと思いました。玉ちゃんにご指導いただかれたらきっと上手になると思います。吉弥さんも、玉ちゃんとごいっしょした時に、お化粧や着物の裾の扱い方など所作をずいぶんと教えていただいたとおっしゃっていました。

明日から仕事、現実世界に対応できるかちと不安です。
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お江戸へGO!

2020-02-09 11:55:20 | Tokyo
お江戸へ向かっております。絶好の富士山日和でした。なんだか良いことがありそうな、ワクワクでございます。ま、孝夫さんの菅丞相さまと玉ちゃんの覚寿さまに御目文字叶うので、良いことがあるのは決まってるんですけどね。

と言いつつ、新幹線に乗り込むまでは、ヒヤヒヤしておりました。毎年、2月の遠征はインフルエンザと風邪っぴきの脅威に曝されているのですが、今年はこれに新型肺炎が加わり、気が気ではなかったです。ちょっと寒気がしただけで、これって悪寒?単に寒いだけ?とアタフタ…。インフルエンザは菌を貰ったからと言って全員がなるものではなく、自分に免疫力があればならないとお医者さんから言われていたので、出来るだけ早く寝るようにしておりました。

今日は初午、お汁粉とお神酒のお振る舞いがあるそうで、楽しみにしています。←喰い気優先です。


京都を出てのすぐの景色です。これまで暖冬だったので、寒さがこたえます。
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