吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

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封印された縄文神と蘇我氏の信仰 No003

2009-08-08 08:08:18 | 神霊界考察
蘇我氏の考察中に八代の妙見神信仰と
鎮宅霊符神信仰と八大龍王神信仰に
蘇我氏(具体的には武内宿禰の系統)の関与を感じた。
それでこの調査記を「蘇我氏と三光の紋」という章で考察した。
まだ完全検証には至らないが非常に面白い題材だと思う。

縄文神という存在についてはこれから
少しづつ報告していくつもりだが
日本の原初の信仰形態に基づく神霊のことだ。
この縄文の大神は長い歴史の中で封印されてきた経緯を持つ。

蘇我氏はこの荒ぶる縄文神を怖れ敬い防御すべく
祭祀してきた歴史を持つ。
仏教だけを崇敬してきたわけではない。
この時代すでにいろんな神々の信仰は日本にもたらせられている。
蘇我系聖徳太子の仏教信仰にしてもそれだけを信仰していたわけではない。
原始キリスト教もその時代伝わっていたし
聖徳太子の毘沙門天と共に語られる虎虎虎の言葉も
三虎の暗号でミトラ教を暗示している。
ミトラ=ミトラス教は古い古い教義である。
また仏教に取り込まれる以前の弥勒信仰も古いものであるし
道教もすでに伝わっている。
そんな中で日本古来の原初の荒ぶる縄文神をどう祭祀していくかは
ひとえに蘇我氏に係っていた。
蘇我氏が縄文神に繋がるお守りとしての勾玉製作にかかわったのも
そのような経緯からだと思われる。

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