草場一壽氏の観音力カードの魅力 No076

本日草場一壽氏の観音力カードが届いた。
想像以上にすばらしい出来のカードだった。
占い用のカードでは久々にいいものを手に入れたという
喜びを感じている。
考えてみるとカモワンタロットを手に入れて以来のことだ。
観音の力は法華経で念彼観音力以下で段々と説かれるが
その神通力は痛快ですらある。
釈迦の教えからかけ離れたものだという気はするが
人間は本来不可思議な力を神仏に求めるものだ。
釈迦の本質的な教えは諸行無常＝常なるものは無く
諸法無我＝実体はなく自我も無く
一切皆苦＝絶対的絶望が無限に広がる世界
涅槃寂静＝絶対的絶望を前にしての無限の諦め
それは虚無の闇さえまだ明るいという絶対的絶望からの
逃避方法の確立であったのだと思うが
絶望の果てに彼岸を見るなど凡人である我々には酷な話だ。
我々は救いを祈願するし仏教はその絶対的絶望の封印を
図り三十三観音を産み出したのだと思う。
筆者はありがたいことだと素直に感謝する。
そして常に観音にすがっている。

※添付画像はgoogle検索で
http://www.d3-studio.jp/gallery_blog/archives/photo/%E5%BC%A5%E5%8B%923.jpg
から持ってきています。
要望があれば削除させていただきます。