「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

黄昏の九十九島(3)

2006年12月29日 | Photo Album





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年忘れ大?本焼きと未公開作品大放出!

2006年12月27日 | 陶芸作品

ちょっとした風邪から始まり気力、体力が次第と落ちていく。
体調が悪く、ここ数日何にも出来ずに静かな日々。
せめてタイトルくらいは景気よく打ち上げよう 

タイトル写真は先日の今年最後の本焼き窯詰めの様子、年内にもう一度さや鉢焼成をしたかったが、
寝込んでしまっちゃ、諦めるしかない。



今回は土が五斗蒔白土で白かったので、ワラ灰白萩を掛けずに、石灰透明釉の上に
瑠璃を流す、なかなか流れない。



同じく五斗蒔白土に青白磁を掛ける。



最後に小鉢、黒泥土に黄伊羅保、ポイントで鉄赤。これは還元だと面白い色が出るが、酸化では透明釉薬と同じ。

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まだあったリベンジ皿と返り討ち丸皿

2006年12月25日 | 陶芸作品

リベンジの理由については、11月24日の記事「自分自身へのリベンジ!!」を見ていただき、
手を抜きたいと思います。
長径30cm・信楽赤土に白化粧の刷毛目(といえるかどうか?)・
そこに例の蓄圧式噴霧器で石灰透明釉の薄掛け・一部に織部。







本日のメインは次のお恥ずかしい失敗作。

同じく信楽赤土の丸皿に、いつぞやプロの陶芸家がテレビでやっていた色化粧土の3色重ね流し
(私が勝手につけた技法名)を思い出し試してみた。
何でもやってみる悪い癖 

プロの陶芸家がその技法一筋に何年も掛けて磨き上げた技、
素人の私ごときに一朝一夕に出来るわけがない。
その事に全く気づかず、ずーずーしくもまねをする。 

3色の色化粧土を1色づつ皿の上の方にポイントで落とし、
さらにその上に下の色が見えるくらい少なく落す。
それを繰り返し、各ポイントから皿の中心へと流すように調整しながら皿をトントン当てる。
言葉にすると簡単だがこれが難しい

結局、色は混ざり合いグチャグチャ、仕掛けたタイミングが悪かったのか、各ポイントから亀裂が 
またまたリベンジのネタが出来ました。



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晩秋のZOO-バイオパーク (2) 

2006年12月24日 | Photo Album

真冬の季節でも温度と湿度の管理されたこのフラワードームでは、たくさんの蝶が舞い、
人間の手や身体にも寄って来て留まります。この中でふ化しているのです。





まず入ったときに眼鏡が曇り何も見えなくなりました。
そしてやがて眼鏡の曇りがとれた頃、熱帯独特の目にも鮮やかな色をした蘭の花々が目に飛び込んできます。





この花は見るたびに「踊るピエロ」に見えます。



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明けても暮れてもカップと湯呑

2006年12月22日 | 陶芸作品

Data:皿山白土・藁灰白萩・織部流し



Data:信楽赤土・藁灰白萩・鉄赤



Data:信楽赤土・弁柄・萩釉



Data:上に同じ

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ファンヒーター爆発!ジューサー忘れる!老人力がつく!!

2006年12月20日 | 笑い話

無言の記事の後には多言の記事がふさわしい。

ここ数週間、着火タイミングが悪く、白い煙(灯油の気化したもの)が出てもなかなか着火できずに、
そのたびに小爆発を起していたファンヒーター。
そのファンヒーターの白い煙がいつもより部屋を覆い、これはチトヤバイかもと少し離れたところで
着火を見守っていたらついに爆発、吹き出し口からこげた綿ゴミと共に火炎が、
さらに驚いたのは灯油缶を出し入れするふたがパタンと開いて炎がボーと燃え上がる!!さすがの俺もビビッた。
写真を撮って掲載したかったがそんな余裕は無い!!
何とか火事にならずに済んだが、部屋中灯油の匂いが充満、一日中とれなかった。

いくら貧乏性とはいえ、ファンヒーター1台のために家と命を捨てるのはもったいないので、買うことにした。

今週の日曜日、カミさんと家電量販店3件を回り値段を調べる。
高々1万円前後なのに染み付いた貧乏性はアチコチで顔を出す。
同時に数週間前から、友人に捨てるジューサーミキサーがあったら俺にクレといっていたが反応が無いので買うことにした。
調合した釉薬に水を混ぜ攪拌に使うのだが、我が家も不燃ごみが有料になる際に捨てたばかりだった。
今は核家族のせいか昔みたいに容量の大きいものが見つからない。せいぜい750㏄だ。仕方ないので買うことにした。

家に帰ってみると娘とカミさんとファンヒーターはあるがジューサーが無い。
不在の間に電話があったらしく1枚のメモが、「○○さんから電話で、ジューサーミキサー探したら押入れの奥から出てきました。」との事。
先日の登り窯で偶然会った同じ教室の奥様からだった。
一足遅かったが、何台あっても助かるのですぐに取りに行きますと電話。それはそーと買ったジューサーミキサーは?????
車を調べる。カミさんに聞くと「知らん」という。
私が店頭でNTT 光ケーブルの販促イベントのお兄さんと話している間に、そこの机においてきたらしい。
生まれて初めての購入物、忘れ物、いよいよボケが始まった。いや認知症が・・・。
イヤ、赤瀬川原平氏曰く「老人力がだいぶついてきた」こう思う事にしよう。

そして再びカミさんに量販店の事務所に受け取りに行ってもらうと、先程○○さんが取りに見えましたよ。
といわれカミさんいよいよ頭に血が上り私に電話でがみがみ。
そういえばNTTのお兄さんに預かってて下さいといったのを伝えるの忘れてました。
その上先程の奥様の家にも取りに行ってといえずに戻ってから一緒に頂きに行きました。

なぜかファンヒーターとジューサーミキサーという些細な買い物のためにトラブル続出の忙しい一日でしたが、
貧乏性の私は新しいものを買い求めると心が暖かくなるのでした。
気がつくと、雪もちらつく夕暮れ時になっていました。

多弁な記事はとかくしょうもないもんです。何の事だか本人以外にはわかりましぇ~んん 

ところでその爆発したファンヒーターは今どこにあると思いますか?
なんと、我が「陶酔庵」にあるのです。まだ捨てられないのです。
これからは、ファンヒーターが爆発するか、自分の器が爆発するかの緊張感の中で器作りに励む事になります。

そして今日、いつも藁灰でお世話になっているゴリさんがクリスマスを前に、大切な名古屋コーチンを
きゅっと〆て、一羽丸ごと丸焼きを届けてくれました。いっただっきまーす 

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九十九島の夕景(2)

2006年12月18日 | Photo Album





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知らずに行ったら登り窯!

2006年12月17日 | Photo Album

今日、イヤ日付上は昨日か、久しぶりに買い物がてら陶芸教室の先生に挨拶に顔を出した。

なんと煙突から煙が上がってる。今日から今年最後の登り窯という事で、まだ3時間ほど経過、一の窯で330℃。
二の窯で100℃であった。生徒さん達が交代で徹夜で窯焚きが続く。

先生は応援が少なく窯の温度管理などの作業で忙しそうであったが、しばらく先生と
水簸作業中の天然藁灰の事や、ポットミルや釉薬攪搬機の代用品の事や、近況を話して、
挨拶を済ませる事が出来た。

そして丁度帰ろうとしたところへ、同じ教室の時間帯の生徒さんだった奥様方が現れて、またひとしきり話し込んでしまった。
やっぱりこういう時間は懐かしいなぁー。自宅工房(もどき)もいいけど人との触れ合いもいいものだ。

幸い写真のすぐ右手は公園でカミさんと子供は退屈せずに遊んでいました。



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好きな組み合わせの重ね掛け

2006年12月15日 | 陶芸作品

私の好きな藁灰白萩に重ね掛けのシリーズ。
コーヒーカップと湯呑とビアマグの3品。
今回、粘土は全て黒泥土。
藁灰白萩に織部を流したいと思った。
上手くいったり、いかなかったり 
だから余計に止められねー  










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晩秋のZOO-バイオパーク (1) 

2006年12月13日 | Photo Album

2週間ほど前に、友人夫婦と子供と久々に長崎バイオパークに行ってきた。
ここのキャッチフレーズは「Zooっと近くにふれあえる動植物園」

それを今頃からシリーズで写真掲載、いつも季節感がずれている事にはすでにお気づきと思いますが、
ネタが無いのでお許しを

せめて写真の動物の名前くらいは正確にと思いますが、もし間違っていた場合はゴメンナサイ 
正直なところ、動物園で何時間もつぶせるような体力もないし興味も無いのです。

いくら眺めてもカバはカバだしキリンはキリン、首の短いキリンがいたとしてもそう感動しない。

その事をいろんな知り合いに話したら「カバをじっと眺めてたら一日居てもいい。」とか
「動物園だったら一日退屈しない。」とかほとんどの人が言う。不思議でならない。 

そんな私が何故動物の写真を紹介するかって??
さっき言ったでしょう  
写真はあるけど、ネタが無いって



これは、自信ないなー、そうだ。「ワオ!キツネザル」



これは自信ある。ベニコンゴウインコ!!  あ、上手く言えた。



えーと、これはね、えーと、そうそう、ルリコンゴウインコ!!
ルリというのは陶芸も一緒だね!!瑠璃なまこって青い釉薬あるでしょう。



これは、ただの紅葉。

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「外壁材じゃあるまいし!」

2006年12月11日 | 陶芸作品

いつも私の作業をなにかと手伝ってくれたり励ましてくれたりする、例のハッパ掛け息子、
手厳しい時にはギャフンとなるような事を言う。 

窯出しを済ませてこの写真のビアーマグを見るなり、

「外壁材じゃあるまいし・・・・植木鉢にでもしたら!」ときつーいお言葉。

あまりのショックに焼き直しをしてみたがグラデーションの出た外壁材。
外壁材には変わりない。 

でも正直な評価はありがたい。褒めてくれた時はお世辞ではないからだ。
客観的な目で自分の作品を見る事が出来ない間は、他人の評価を甘んじて受けるしかないのである。



焼直し後



口割れを起している。

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九十九島の夕景(1)

2006年12月10日 | Photo Album



ここ数週間がこの撮影ポイントもピーク!
この時期は全国からマニアの方が見えるとか。
日没前の夕陽の残照が一番絶好の島々を射抜くのがこの時期らしいです!!
一番オーソドックスな構図かな?

未熟な写真を、自分で自分を刺激するためにシリーズで掲載!!
一日も早く他人を刺激したいのは山々!!

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釉薬原料の調合・・・な~んちゃってね!

2006年12月09日 | 釉薬

昨日、注文しておいた釉薬原料(購入予定の一部)が届いた。
いつものネット・ショップが30k包装しかなく、各原料を30kづつ買っていたら
我が「陶酔庵」は釉薬原料に埋まってしまうし、死ぬまでかかっても使えない。
もしかしてメリケン粉と勘違いして食っても困る。

そこで他を当たっていたら何とか10k包装を発見。
とりあえず福島長石、合成藁灰、合成土灰の3種類を10kづつ買ってみた。
初めてのお取引という事で並漉粘土が1kプレゼント。
うれしいがチト、せこすぎちゃいまっか??ドーンと5kは欲しいとこ。50歩100歩!

そして今日とりあえずテストピースでの試験用にそれぞれ30,40,30g原料合計100gに水60㏄を初めて調合。
藁白釉に挑戦なのだーーー!! というかこの3種類では教科書によるとこれしか出来ないのだー。

もしうまくいって、現在水簸作業中の天然藁灰、天然土灰が来年完成すれば切り替えていくつもりである。

天然藁灰の揺らぎとやらを味わってみたい!! 気合だけはプロ並みなのである。

それからあわててテストピースを作る。

おそらく、プロの陶芸家はこんな作業は日常茶万事、量も種類も私の1000倍位の事を
されてると思うと情けないが、気分だけは陶芸家になったような一日であった。

先輩諸氏のアドバイスが何かあれば喜んでいただきま~す 



15年ほど前に子供が飲んでいたミルクのスプーンも捨てられない貧乏性のくせに、
新聞紙でよいのに新品の白紙を使っては見栄を張る。





貧乏性が出て小さいのを買ったが、この程度の量でアップ、アップ  



藁白釉って、既製品で買った時は、真っ黒だったような・・・・・???

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秘窯の里・伊万里大川内山再訪―(最終回)・・・有田ダム

2006年12月08日 | 紀行

紅葉もまだ早き9月の写真をヌケヌケと12月に掲載する無神経さに寛容さを求む!!

中国の水墨画や山水画によく登場する釣り糸を垂れる仙人のごとき老人の姿に
なぜか見るものは憧れる。

このあたり一体にはどんぐりをひっくり返したような低い山々が点在し、まさに岩肌を露出した、
山水画の静かな風景に出会える。

ここは、伊万里・大川内山の案内図で一番奥手の⑧付近、とんご岩、青螺山、さらには黒髪山を経て
丁度、裏側の有田の街のすぐ近く。
再訪の帰りに中国の山水画を思わせる有田ダムに寄って帰ることにした。




深い緑色の湖面が余計に神秘的な静けさを漂わせる。



こういうかわいい姿も見られる。



この深い緑の湖面の色を「秘色の湖」と詠っている。



有田焼きの陶板に合戦の模様が描かれているが、説明が長くて読む気がしなかった。



道路案内図に「マイセンの森」と書いてある。行ってないので何があるのか分からない。



最初に見た時「ドキッ」とし、最後までこの風景と融和する事は無かった。
桃源郷へ案内する女神なのか?



奥の山の方角が黒髪山、青螺山と先程の逆をたどり、伊万里・大川内山になる。

またまた、最終回が再々訪によって(その27)と変わる日まで、さよーならー!!

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親父の飯腕とフリーカップ

2006年12月06日 | 陶芸作品

さすがにどんぶりで3杯飯を食らう息子には小さかった。直径が13.5cm。
五斗蒔白土に青色の色化粧土の細線を埋め込んで呉須で太線を描いた。
これでやっと自分の作った器で飯が食える。





このフリーカップも五斗蒔白土、同じく青色の色化粧土と呉須を箒の先につけて
殴り書き。飯腕とともに石灰透明釉をその上から掛ける。

最近、白系統の粘土で特に装飾や釉薬で迷い、悩む。何をしていいのか分からない。困った、困った。 

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