「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

ついに購入!・・・せこい話

2009年09月14日 | 陶芸小道具


つい先日、こんな事になってしまったので、




ホームセンターのチラシをしばらく注目。

1ヶ月前・・8,980円・・「まだ新しい棚板が2枚買えるな~~~」
2週間前・・4,980円・・「まだ新しい棚板が1枚買えるな~~~」
先週・・・・1,980円・・「よし!今が買いや~~~」・・(注)株取引ではありません!

仕事帰りに近くを通る友人にさっそく連絡「買うとって!!」・・引きこもりの特権!
もちろんそれぞれメーカーや品質は違いますよ。
ケチで貧乏ですから、これで充分です(笑)

これまでは釉薬が流れたら、これ使ってました。
友人のオヤジが若い頃使ってたという年代物。
これがどうあがいても、台座から離れない!!
だから茶碗の釉薬の流れは削れたけど、
棚板抱えて持ち上げ、下からのぞいて削るのは至難の業!




そんなこんなでたった1,980円のグラインダーを買って、
大型の地デジテレビを買ったかのように喜んでいるのでした。
さて、ここまで大騒動をして肝心な棚板補修をするまでには
たぶん1年はかかるんじゃ(爆)





まだ試してないんですが、いくら安いからって、
まさか回転板の砥石がUFOみたいに飛んで行きました。
なんて事は・・・ないよネ!!





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湿台(しった)激励! 湿台(知った)事か!湿台(知った)かぶり!!

2009年09月08日 | 陶芸小道具




私は湿台を使った事がない。
と言うよりも使う必要がないと言った方が正確。

(注)湿台とは両端を粘土でロクロに止めて、
   上に作品をのせ高台(底の部分)を削り出す道具で、
   決して頭にかぶるものではありません。

作る数が少ないし、それもテストピース代わりのぐい呑み・湯呑みやカップ。
大きくてせいぜい飯椀、鉢物。
口径でもせいぜい20㎝前後。
一度に同じものを繰り返し作ることはない。注文がないから。
いろんなものをその時の気分次第で作る。
小さなぐい呑みから飯椀まで多い時で週に一回7個。
うまくいかないと全部つぶして0個。
そんな私に湿台は必要ない。
土をくるりと一周巻いて削る。
湿台はほぼ同じ大きさの同じ形のものをたくさん削る時に使うもの。

あー、それなのにそれなのに先週作ってみました。
ロクロの練習を兼ねて作ってみました。
高さ15㎝・口径14㎝・厚さ1㎝。
筒型でこの大きさ(小さいのだが)を挽いたのは初めて。
誰かが3㎏の土で高さ30㎝挽き上げる練習を!!
と書かれたのを覚えているが
まだそんなレベルではない。

たった15㎝の高さでフラダンスのように腰を振る!
あたかも私を挑発するかのように。

小さなものしか作れない私にも
大物とまではいかずとも、中物位挑戦したいという欲が出てきたか?
私にとっては画期的(最近よく登場するね!)な事!!

口径30㎝は無理だとしても25㎝位の中鉢をロクロで挽いて、
横をポンッと叩いて歪ませ少し楕円の偏平鉢を作る。
これは粘土巻では削れない。だから湿台を作ってみた。

俺にだって小さな夢くらいあるんだぜ!!
いや、あったんだぜ!!
今は夏風邪以来どこかへ飛んで行ったけどさ~(爆)
またいつの日か舞い戻ってくるのを待つさ~。
そうするさ~~~。
(少しキャラを見失いつつ・・・)


やっぱり、タダ使わない湿台を作った、で終わるかもしれない話。


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自分で作ったタタキ板の使い勝手

2008年03月17日 | 陶芸小道具


またかよー!と言う声が聞こえてきそうだが、先日自分で作ったタタキ板の使い勝手は抜群!
やはり既製品とは手の馴染みが違う!これ名人の作!取っ手の大きさがバッチリ!
陶芸よりも木工をやったら、と言う声もしないではないが、注文が来ても困る。
と自我自賛のタタキ板で今回も叩く、叩く、リュウマチの手が腫れるまで叩く。
左腕と右足にしびれはアルが、右手は動く。脳も右半分は少し停止??
前回の自己診断「くも膜下出血」もまんざら診断ミスではないのかも??
あの患者まだ居る。何を食っているのだろう?電気自動車ならぬ電気くも?

先日のタタキ丸皿はタタラの亀裂に対していささか恨み辛みを含んだものだったが、今回は軽やかに叩く。
と強がりを言いながらも、先日2種類作った丸ワッパ、小さい方でもピンと張るのは大変な労力。
ここらでもう一つ、小さい丸ワッパを作って30Wにしようかな(笑)




今回は初め蛍光灯の上に置いてみたが、あえてはずして手で少し縁上げ。違った形の器で使い勝手を試そうと!
口径28㎝のタタキタタラ丸皿。








このタタキという方法でどこまで耐えるのか、今回は刷毛塗りではなく、ずぶ掛け。
裏面には撥水剤を塗ったが、全く効果なし。白化粧土がベッタリ??
生生地には撥水剤は効果ナシ?
ずぶ掛にもびくともしない。たくましい。





蛍光丸管の使い道を習って、まだ1ヶ月経っていない。なんと優秀な弟子であろうか?
早くも30W,32W、40Wと3種類の丸管を見事に調達を終えた。
約束は新品を使わない事。チャント守った。
もったいない精神のかくも美しき師弟愛?






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資源の再利用で小道具を作る

2008年03月05日 | 陶芸小道具


前回記事の続き。
前回記事の作陶の発端は、我が家の資源ゴミ担当、例のケアレ・スミスな次男坊が、
学校の帰りに、ゴミ捨て場から32Wの蛍光灯の丸管2本を拾ってきてくれた事に始まる。
本当は40Wが欲しかったがなかったと言う。
しばらくは出来ないと諦めていたが、早速、抑えに抑えていた作陶意欲に火がつき
翌日から手元にあるものを使って、前回の記事の作業が始まったわけである。

制作が終わって、落ち着いて小道具を見直した。
まず蛍光灯の丸管、接続部分に4本のピンがある。ペンチで抜いていて勢い余って
ペンチの端が当たって一本は割れて破片が粉々に。
上手くいった一本にもしもの事を考えて赤い絶縁テープを巻いた。美しい。
これが縁上げに使ったアル物の正体。もちろんこれは秋田の大先輩のアイデア。
ネタあかしも済んだので今日はリンクさせて頂きます。
これまで、角材、スポンジ、竹の半切り、タオルのネジリハチマキ、
等々色々悩みに悩んだとこだけに感激もひとしお!!




次に先日使った既製品のタタキ板には両面に彫り模様が入っていて
邪魔になったし、持ち手が手に合わない
そこで木工職人の友人に要らない板があったら欲しいとサイズを伝え、翌日に数本届いた。
その中に一本既製品より長さが短いが使えそうな物が。すでに切り込み、削りを終えたが、
下の写真、ドリルの穴が2ヵ所空いているが、丁度よけて使えそう。小さな穴に見えるのはペンキ。







ノミを使って持ち手を手に合うように削る。最後にペーパーをかける。
自分の手に合ったタタキ板が完成!





次に白い帆布、要するに運動会の白いテントの生地。これは我が家にはない。
友人にもテント屋はいない。
何かないかと倉庫を探していたら、40年ほど前に原付に乗せて日本一周をしたときの
三角屋根の黄色のテントが見つかった。少し生地が薄く不満だが、まーいいや。とハサミで切り取る。
生地をピンと張って、小さな釘で止めて完成。
まだ使っていないのでこの釘で使用に耐えるかはわからない。







とにもかくにも自分用の立派なタタキ板の完成だ。
試しにカーチャンの尻でもヒッパタイテみっぺ!!
(どうせまた返り討ちだんべ!)・・・ 誰だ、オメーは、いつもツッコミ入れんのは??
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陶芸に挫折し、木工に励む!

2008年02月21日 | 陶芸小道具


釉薬や白化粧土を掛けるたびに欲しいなーと思いつつ、
ステンレスは高いし、今まで我慢してきた釉掛け柄杓。

家の裏に適当な大きさの竹があったので、ノコで切って、
ドリルで穴を開け、穴が少し小さかったので少しずつ彫刻刀で広げて、
よく部屋の四隅の桟に掛けて洋服を掛けるやつ、なんて言うのか
忘れたけど、そのはずれた棒を差し込んで完成。

隙間にはたっぷり木工用ボンドを流し込む。
使い勝手はまだ分かりません。
今度使ってみて、使いにくかったら修正すればいい。

一日のささやかな充実感。これが精一杯!
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100均脱出

2007年11月24日 | 陶芸小道具


前回の紅葉探しのドライブのついでに隣町、波佐見にある陶芸材料店によってもらった。
と言うのも白化粧土や釉薬でどうしても100均のふるいでは目が粗く、いわゆる本物を買うことになった。



下の二つが長い間お世話になった100均のふるい。
上の木の丸わっぱで出来たのが本物のふるい。
本物はすごいな~~と思ったのは値段も100均の30倍以上。
30倍以上の効果を発揮してもらいたいものだ。
本当は100番が欲しかったのだが、在庫が60,80,120,140番しかなくて80番で妥協。




ついでに土も2種類、20㎏づつ。ほかに撥水剤、底擦り用砥石、アルミナコーチング剤
などを買って帰ってきた。
これで棚板も修復できるぞ~~~~~。

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これ、けっこういけまっせ!・・・秘密兵器登場

2006年10月04日 | 陶芸小道具

読者  「なにがやー?」
ansyu 「なにがやって、これでんがなー」
    「なにすんねん?」 
    「こんで、ぷしゅーっとかけまんのやー」
    「何を?」
    「釉薬でんがなー」
    「おま、アホちゃうかー、そんなんこうたらええがなー」
    「何をー?」
    「きりふっきゃー」
    「そない、ゆうたかて、3000円しまんのやでー、わて貧乏症でっしゃろー」
    「そない金おしんどったら、名人にゃならへんでー」
    「そーでっしゃろかー?」
    「おま、ほんまなる気かいなー?」
    「・・・・・・・・・・・」 


陶芸教室にはエアーコンプレッサーのスプレーガンがあった。
カップに釉薬を入れて吹き付ければそれで出来た。
自宅にはそんな高いもんは無い。

釉薬を霧状に吹きかける霧吹きが欲しくて探してみた。
今頃、フマキラーの殺虫剤を持っている人もさすがに無く、
ファブリーズの容器では水でも出が悪い。
購入すると霧吹き(口で吹く)タイプが3,000円、フマキラーの噴霧器が2,200円、
妻は「買えばいいじゃない!」と言う。しかし貧乏症の私は何か代用できるものが無いかと考えた。

倉庫をあせくっていたら、昔、イングリッシュガーデンとやらに憧れガーデニングに凝っていた時期があって、
バラに虫がついた時、木酢液を薄めて噴霧していた蓄圧式噴霧機が出てきた。

なんとも大仰な装置だが、とにかく理屈は同じ。
こんなに大きいのにたったの980円。それにしてはフマキラー、高すぎる。

さっそく石灰透明釉を入れて、試してみた。
ポンプのハンドルを5回も押したら、プシューといい音が

最初こそ透明な水分だけが出てきたが、すぐに真っ白な石灰透明釉が
手元のレバーで操作も出来る。よし、これで行こう。

    「よっしやー、これ、背中にかろたろーかー」
    「保健所の消毒のおばちゃんやー」



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はやる気持ちは空回り!

2006年08月11日 | 陶芸小道具

やっと読み終えた「さや鉢焼成」の本、その成果を見る間もなく、はやる気持ちは次の本へ。



「釉薬づくり」の本の最初のページに「必要なもの」としてデジタル台ばかりが載っていた。
釉薬原料を調合するための計量ばかりだ。

たまたま、その日のホームセンターのチラシを見ていたら、写真と同じデジタル台ばかりが
載っているのを発見。値段はなんと980円!! イチキュパーどころかキューパー、これは安い!!

さっそく、仕事の帰りにそこを通る「小太り仮面のおじさん」にメールを打つ。
「どこどこに寄って、何々を買ってきてくれー!値段は980円!」
その日に手元へ届く。

もちろん釉薬原料など手元にない。なのにデジタル台ばかりだけが手元にある。
果たして、これを使用する日が来るのだろうか?? とてもそうは思えない。

そうやっていつも結果的に不要なものを買ってしまう。
「安物買いの銭失い」とはこの事か?

チョット、ニュアンスが違うんじゃなーい。

後日談 (頭の回転の悪ーい私は、翌日気づきました。このデジタル台ばかりは1g単位で1kgまで計量できます。
私のように手びねりで玉作りをすることが多い方には、1個玉を計量するのに重宝ですよー。
私はよく300g~500gの1個玉を使いますので、そんなに捨てたもんじゃない事に気づきました。)
とさ。

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どちらも百円・・・せこいバカ親子の話し

2006年04月17日 | 陶芸小道具

左右どちらも100円。中央の一日もてないタバコは270円。
左はすでに3月24日の記事に書いたが10個買い、現在使っている2Lのバケツ。
右のバケツは昨日の記事の投稿中、例のハッパかけ息子が電話を掛けて5個かって来てくれたものだ。
正確には5.2L用でふたも下げ柄もついている。

同じ100円ショップだが店舗が違う。♪ あちこち探してみるもんだ。♪

購入している釉薬の容量が2Lと5L単位なので、2Lで購入した釉薬は実際は左の
2Lのバケツにはあふれて困っていた。
そこで今回登場した右側の5.2Lというまさにこのために作られたのではと
思いたくなるほどの絶妙な容量なのである。

5Lの釉薬を購入して、今までは15Lの漬物用バケツに入れてたので、ちょびっとしか溜まらず
なんとなくみじめな思いをしていたのが、この5.2Lのバケツだとほぼ満タンに近く豊かな気持ちになれる。
しかも0.2Lの余裕がでる。数字に強い人なら頭の中にもうバケツのイメージが溢れる、溢れる!。
作品をずぶ掛けする場合この余裕が効いてくる。

50歳も半ばの中年おいちゃんが100円ショップの品物にそんなに感動してどうすんの?
とお思いの方もおいででしょうが、100円だから感動するのです。
今回の買い物はあたりでしたー。しかも私がいなかったのに。

常にハッパをかけて作業を一緒にしていたので、息子も今私が何を必要としているかを把握していたのでしょう。
妻の愛情は息子にはどうすることも出来ず、こういう形で応えたのです。

思わず買って来てくれた息子と手と手を取り合って喜びました。感謝!感激!雨!あられ!
その姿は他人が見ればまるでせこいバカ親子に見えたでしょう。
一緒に買い物をしてくれたはずの妻でさえ、冷たい横目の視線で見ていたくらいですから。

なーに、男の100円ロマンは女ニャーわかるまい!!

でも100円でこんなに喜べるのもいいじゃないですかー!!



ついでにもう一品、刷毛目用に欲しくて探していた小さなほうきも見つけてくれました。これは使えそー。またまた感動!!



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100円shopで小道具を(その1)

2006年03月24日 | 陶芸小道具

今回は電気窯購入後、とりあえず10種類ほどの釉薬を粘土との相性や発色を試すため
試験的に少量(2リットル)購入することにしたので、2リットル用のふたつきバケツを10個購入しました。

他にも400円ほどの15リットル用の漬物用のたるをとりあえず3個購入しました。



これは釉薬を水に溶いて濾すときのふるいですが、何メッシュか表示がなかったので、
2種類買って見ました。

こんなに適当でいいのでしょうかねー?
まー、そのうち答えが出るでしょう。



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