「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

もしかして、ヒントはここに??

2013年02月20日 | 作陶工程




私自身が今日の朝、ふと思いついたのだが、前回の「フロイトに問う」の心理分析、

この風景がふっと頭の中を風が通り過ぎるようによぎったのである。










写真は伊万里大川内山の水車小屋であるが、一子相伝で有名な大分県日田市の小鹿田焼

など日本各地の陶芸の郷で見かける水車小屋の風景は、地元で採れた土を乾燥させ槌で

打って小さな粉にして水簸作業(不純物を取り除くために、水に浸し何度も上水を濾す

作業を繰り返す)を行い乾燥さえせて保存する。


陶芸の一連の作業工程の中でも当時釉薬作りは何とか協力を得てこなし、土灰・藁灰も作った。





しかしこの地元の土を使った粘土作りだけは、物理的にも体力的にも唯一体験できなかった作業です。

これをしてれば一応の流れは全て・・・自分で・・・との思いを抱くこと十年弱。

このことが、もしかして砂に化けたり、そば粉に化けたり、幽霊のごとく我が脳ミソを

彷徨い歩いているのか???

自分が望んでもできなかったことに対する潜在的憧れへの心象風景なのだろうか?


しかし所詮正解のない疑問、推測でしかないので、どこまでもいつまでも広がり続けてとりつくのである。




そういえば、1~2週間前本人(私)は生米を10粒ほど小さな器の水に浸け、米ぬかを落としたつもりであろうが

生のまま前歯でバリバリ食いだしたので、家人たちはついに来るべき時が来たと思ったらしい。

しかしこの不可解な行動も衝動的欲求のマエブレであったのだ!!今度は蕎麦の実を食ってみよう。



人気ブログランキングへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の作陶…土のまま2年間

2013年02月06日 | 作陶工程







友川カズキの記念アルバムに「無名のまま25周年記念」というのがあると本人が言ってましたが、

こちらの作品はほぼ2年前に制作されて、今まで静かに素焼きを待っていた器たちです。

相変わらず醜いつたない下手な器ですが自分の手による器はいとおしいものです!!



なぜか今日思い立って数か月ぶりに陶酔庵(工房)に入って棚を見ると、写真の器がありました。


そして作陶日誌を調べてみたら、湯呑・飯碗・取り皿・大ジョッキ(呑めないのに土でも余ったか??笑)

が2011年3月30日、ロクロ挽き、翌31日に削りと取っ手付けとの記帳。









黒泥土のカップは2011年4月6日にチビ子と制作とありました。

そして翌7日に削りと取っ手付けを終えています。






現在も陶酔庵にはこの時間が止まったカレンダーが下がっています。これが制作の最後のままの様子のようです。


ちなみに最後の本焼きを調べたら2010年12月23日に50回目の本焼き。

クリスマス前に何とかと頑張って焼いた様子が伺えます。


この土のままの器も何とか相方の手をかりてでも、素焼き、ペーパー掛け、

釉掛け、本焼きまで仕上げ、完成の日の目を見たいと思います。

果たして釉薬もほったらかしなんで、使えるかどうか・・・・・


いつになるかワカリマセンガ、その時はまたブログに掲載しますね!!


人気ブログランキングへ・・・・一日一回ポチットな! 応援よろしく!!



(スミス君、少しは陶芸ブログらしくなったでしょう爆)

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

顔料って?・・なにクリント・イーストウッドが回転寿司に??

2010年12月09日 | 作陶工程


水で溶いたら下絵具?になりませんでしたかね??って、お話。
皆さんご存知ないかも?「あのねのね」の
「赤とんぼ、羽根を取ったら唐辛子!」って歌を思い出しましたが(爆)

以前、数色の色化粧土を塗り重ねて、ミクロン単位で削り取り
下の何色が出てくるかの面白さでのめり込んでいた頃、
色化粧土を作るために顔料を8種類ほど買い揃えたものが
あることを思い出した。

というか、その前にチビ子が自分が作った人形や小物に
色付けをしたいと言い出した。
その時点では、呉須と弁柄しかないよ!とその色だけ伝えていた。

それから、素焼き後に色化粧土は塗れないし、などと考えていて
ふと、顔料を水で溶いてやるから数色あるよ!ってことになって
いざ、塗っては見たものの乾燥すれば、元の顔料の粉末に戻るんで
触れる度に手についてきて、気づいたのです。

これは、確か透明釉薬で溶くか、CMC糊を加えるか??どっちかだったかな。
顔料の付着力のなさの問題かな??

いずれにしても、今回は手遅れ!!

とりあえず今回はガッカリさせないためにも透明釉薬を上からズブ掛け
して焼いてみたいと思います。
このことががっかりさせる原因になるのかも(爆)

時間が経つとついうっかり・・大事な事も忘れてる!

自分に画才がない貧乏性は、下絵具はもちろん上絵の具も買いません。
なのになぜ、顔料も白化粧土も必要な、色化粧土という手間のかかる世界に踏み込んだのか???

ワカリマセ~~~ン!!



















ところでチビ子が作った粘土の物語は、クリント・イーストウッドに似た
色男のお父さんが家族を全員車に乗せてシージャ○ク(美味しい回転寿司)
に連れてってくれてるところ!!(爆)
だそうです。




人気ブログランキングへ       一日一回、応援のクリックをお願いします  



All By Myself [Single Version] /Eric Carmen


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

段取り

2010年12月02日 | 作陶工程


最近、一年ぶりに2回ロクロを挽いた。
せいぜい30分も挽けばバテるので、多くても6品ほどが精一杯。
夕方まで置いて、発砲スチロールの箱に直す。

普通の人なら、そのまま棚板にのせておけば翌日には削りができる。
しかしロクロを挽いた翌日は寝込む。
何日後に削れるかワカラナイ!

だからとりあえずスチロールの箱に直し、体調的に削れると思ったら、
乾燥を調整するために裏に返して底を乾燥させたり・・・

それから削る。たまには取っ手付けが伴う。
正直、ロクロ挽きよりも時間がかかるし手間もかかる。
体も疲れる。また数日寝込む。

気力がムラムラと湧いてくる。
のを静かに待つ。

こういった静かで小さな充実感が生きている実感となり
いつ折れるとも知れない危うい自分を支えている。



人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします  



夕暮れ / 高田渡

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箸置き・・・チビ子に付き合って

2010年11月25日 | 作陶工程
最初、見たときコンパネの板が凹んで見えませんでした??私だけ??


昨日のチビ子の粘土遊びに付き合って箸置きを作ってみました。
普通の作陶は土もみが息切れするので、丁度いい機会だと思って
ブログで時々拝見するパターンをパクって見ました(爆)

丸い金太郎飴を切って、丸い棒で押さえたやつ。
少し長めの四角いキャラメルを作って翌日削りを入れたもの。
削りのパターンはたった4個。
どれが使いやすいか試してみようと思います。

全部合わせてもこんな小物がたったの9個。
その内5個は子供の頃、1個50銭・2個1円で買っていた金太郎飴ならぬ
イモチョロキンに似ているのでイモチョロキン箸置きと命名(爆)・・・(穴、恥ずかし!)
(オット!また出てきたぞ! 流行らせて、流行語大賞でも狙うとんのか??)










上のてびねりの丸皿と下のさやえんどうを含む4品はカミさんの作です。
私も七輪陶芸の初期の頃、何にもわからずにこんなもん作ってました。

なのに一言余計な事を!!
「まるで保育園の陶芸体験やね!」

「何をどう作っていいかワカランモン!」
「私はやっぱり向いてないのよね!」
って、工房を出ていきました。

チビ子と顔を見合わせ「しもた~~~!!」って顔したらチビ子にうけました。

普段穏やかなカミさんも、どこか虫の居所が悪かったのか…たまに、こんなことが・・
皆さん、あるんですよ・・・怖いでしょう(爆)

ってこれだけ言っても、悪役は私です。わかってますよ…どうせ!
って、オヤオヤ今度は本人がスネチャッタヨ~~~~!!








人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします  





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チビ子の粘土遊び

2010年11月24日 | 作陶工程





心地良い秋晴れの勤労感謝の日、体がきつくてどこへも行けず
チビ子が陶芸をしたいと言い出した。

粘土を出して自由に遊ばせていたら、家族3人でお寿司屋さんに
行っているらしい。

3人目の私だけちょっと手をだし、帽子をかぶせたり顔を書いたり・・・
後で悔やんだ。やはり子供らしくないし負けている。

そしてまな板にのってイクラや鯛やマグロが出てきた。
みんな自分の好きなネタばかり!!




人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします  





フランソワーズ・アルディ  もう森へなんか行かない

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年ぶりのロクロ

2010年11月22日 | 作陶工程


ただでも苦手なロクロを一年ぶりに挽いた。
体はヘロヘロ。
器もヘロヘロ。

土練り、荒練りの3手目で息が切れる。ヘタレ!!
座り込んで息を整える。
安静を命じる担当医師もまんざら嘘ではないようだ。

菊練りをあきらめ、土を砲弾型に整える。

削るのに中二日の休み。
高給取りのピッチャー並み(笑)
しかし安静を命じる担当医師と自分への挑戦は続けます!

器と呼べるしろものではないが、とにかく釉薬のサンプルが欲しい!!


という訳で海の底を一歩前進、波に流され三歩後退(爆)

でも焦燥感から少し遠のく。



人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします  



私に向かって挑発している、様な気がして生きる元気が出てきたよ(爆)

友川カズキ/生きてるって言ってみろ・・・・東北弁のとりこになってしまった。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀の歩みの実践

2010年10月15日 | 作陶工程





亀の歩みの誓いを実践すべく一年ぶりに轆轤に向かった。

5品ほど挽いたが残ったのは小さな椀と小皿。
ただでも下手で苦手、基礎ができてないので
一年間も御無沙汰するとボロボロ!

悲しいけどこれが現実!!
亀の歩み!
でも一歩前に出た。


カメラもあまりのひどさに同情してか
いい具合にボケてくれた(爆)



人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします  
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年からの忘れもの

2010年06月21日 | 作陶工程


別に忘れていた訳ではないが、
昨年11月に素焼きまでしてホッておいた器を
出して並べてみた。
何とか自分自身を刺激して電流を通すためだ。
左上の白化粧土を掛けたカップは月日が経って汚れている。

冬の冷たい水と例の肺動脈血栓症の発症の頃、
釉薬も掛けたくないほどきつかったのだろう。

一ヶ月程かけてボチボチ釉薬を掛けてやっと
今年の本焼き初窯は6月です(爆)

早く土こねが出来る様になると、いいんだけど息が切れる。
くれぐれもと医者に止められてる。
でもそうばかりもも言っていられない!!






人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散々なる日々・・・土灰釉生掛けリベンジ

2009年10月29日 | 作陶工程


多くても週に6個しか出来ない私の制作ペース
これはこれでどうにもならない事なので諦めがつく。

しかし今週はこの貴重な6個が一日で3個になった。
最近、不注意で本焼き完成までの間に、落としたり、欠けたり、割ったり・・・・

まず6個のうちの小鉢とお猪口。小さかったので乾燥が過ぎた。
小鉢は削りの段階であて土を抑え過ぎて口縁部に亀裂が入り欠けた。
お猪口は高台まで乾燥が過ぎて、彫刻刀で削っていたら向こう側が見えた。

生き残りの4個は先日の白化粧土・土灰釉生掛けのリベンジ
前回は外側に柄杓でかけ、二重掛けになった部分が剥離していたので
今回はズブ掛けにした。

そのうちの1個、花入れ。
先日の土灰の生掛けのタイミングよりも早くして、
白化粧土とのなじみを良くしようと考えて、
白化粧土の乾燥から10分位おいて、土灰釉を生掛けしてみた。
その時、ちょっと欲が出て見込みに入れたのが運のつき。
高台も薄かったのだが、指で持っていた高台部分がへたれて
亀裂が入った。

写真は貴重な生き残り3個のうちの徳利。他にお猪口と花入れ。

よくて週に2日しか出来ない貴重な作業日。それも30分から1時間が限度。
こんな日はなんとなく空しい感じと、取り返しのつかない単純な不注意を悔み続ける。

かと言ってどうなるもんでもなし、また作ろう!!
窯もロクロも逃げやしない!
逃げて行ったのは時間だけ!!


人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします     
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

へたなロクロで徳利に挑戦!

2009年10月14日 | 作陶工程


自己流で湯呑みや飯椀も満足にロクロで挽けないのに、
厚かましくも袋物?の徳利に挑戦してみました。
過去に手びねりで壺・花入れ・徳利は作った事がありますが、
ロクロでの制作は初めての事。
土上げや首を細めたり口の部分まで行くのが大変難しい。
もっと基本に忠実に練習しなさい!!という事でしょうが
そこが自己流の気まま・我がまま・やり放題(笑)

左から徳利1号・2号・3号・5号・6号です(笑)
4号が抜けていますが、そこんとこは後日のネタに(爆)

4号を含めて4個の徳利もどきに白化粧土をかけましたが
口の開いた皿や飯椀に比べて崩壊のリスクは低そうです。
(当たり前じゃ!のクラッカーです)


まだ素焼き前の乾燥中のものばかりですが、
拙い徳利もどきを笑いながら徳利とご覧ください(爆)

注:少し歪んで見えるのは私の腕が悪いのではなく、
  カメラレンズのナントカ歪曲特性?によるものです(爆)





へたなロクロのお陰で副産物もできました。一輪挿しにしようかな!
土上げが上手くいかず、首や口元で薄くてヘロヘロになったり・・・
転んでもタダでは起きない自称貧乏陶芸家(笑)
 
徳利を作ってたんなら、つぶしなさい!!と遠くで声がする。


人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします     
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

へたなロクロ

2009年09月17日 | 作陶工程


今から5年ほど前まで、3年間陶芸教室に通った事があります。
他の生徒さんは電動ロクロの練習を楽しみに通われている方がほとんどでした。

しかし私はロクロの練習をすることはほとんどなく、
ただただ玉作り・紐作り・タタラ作り等の手びねりに明け暮れました。
今、考えるとあの時に充分ロクロの練習をしとけばよかったな~~と思います。
あの時点では、自宅にロクロを購入するなど考えもつかず、
自宅でもできる手びねりに熱中したのだと思います。

だから自宅陶芸を始めた今でも、ロクロは自己流で未だにへたです。
たまたまきれいな形にできることもありますが、
ほとんどが一方は外側へ伸びて開き、反対側は内側に向いてしまいます。

上の写真は口径が22㎝程の浅鉢を真上から見たところですが、
なかなか真円にはなりません。
右下部分の口径が左上部分の口径よりも長いのがわかります。

たぶん土どりから伸ばしの段階で土を均一に伸ばしきれていないのです。
「わかっちゃいるけどやめられない」のです。
ただ、これからも肝心なポイントを理解しないまま、練習を続け
いつの日か、体で覚える日が来るだろうと頑張るつもりですが、
早く上手くなりたいのはやまやまです(爆)


人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミニーちゃんの白眼が剥離!

2009年08月23日 | 作陶工程


チビ子の夏休み作品のミニーちゃん丸皿。
ミニーちゃんの白眼が白内障じゃなくって剥離骨折!
じゃなくって剥離してしまいました。
右眼上部の中央側です。完全に浮いてます。
もうほとんど乾燥してるんで、剥いで塗り直すのも無理!

下絵具は使わないので持たないし、釉薬で出ない色を数少ない色化粧土で塗らせていたら、
はみ出して塗り重ねた部分が剥離しました。

さてさてどうごまかそうかと思案中!
9月1日提出に間に合うのかな??

人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします     
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケアレ・スミスの板皿とカルパッチョ

2009年08月21日 | 作陶工程


久しぶりにケアレ・スミスが帰省しました。
友人と夜遅くまで遊んだりで、なかなか家に居ることはないのですが、
昨日は珍しく、夜遊びの疲れで昼まで寝ていて、昼から「なんか作ってみるか?」
と誘ったら、タタラ板皿を作りました。歯ブラシで表面を荒らしているのを見て 
「なるほど!」と初めて土を触った息子から学ぶオヤジがいました(爆)
現在、縁上げをして乾燥中です!

夜は、スペイン料理のレストランで皿洗いのアルバイトをしながらシェフの料理を見て覚えたという
自称「鯛とサーモンのカルパッチョ」他数品をコースでふるまってくれました。




いつもワサビと醤油ドップリで刺身を食べる私には何の味もしないのでした(爆)
まー、目で盗んだ料理なんでこんなもんかな!素材の持つ味を大切にしてるのかな?
などと思いながら、何の味もしない料理を頂きました(爆)

居酒屋でアルバイトをしている兄の得意な料理は「もつ煮込み鍋」だそうで、
こちらの帰省は今年はなさそうですが、「もつ煮込み鍋」こちらも楽しみです!!

もはや二人の学業に期待することはなく、料理の腕前に期待するのみです(爆)


人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします     
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

取っ手が取っ手も苦手です!

2009年01月19日 | 作陶工程


私が作る器のほとんどが飯碗か湯呑み。たまにカップ。
カップは取っ手が面倒くさくて、一手間増えるし時間もかかる。
かといってカップを作らないと、飯碗と湯呑みの2種類だけ。
それではあまりにもアイテム数(一度言ってみたかった)が寂しい。

長い間その取っ手に悩んできた。なんとか簡単にできないものかと。

かと言って、紐作りの紐さえ均一に丸く出来ない私に、
プロの方が紹介されてる「ひっこき」は難しい!!

普段は紐作りの紐の大きさの同じ部分を切り取って、板で少しつぶしたり、
そのまま取っ手として付けている。

先日、こんな事を試してみた。

ゴミ箱に捨てられる寸前の子供の風邪薬シロップのカップを多数発見。



それを



でカットして、紙ヤスリで磨いて



を作った。
こののこぎり、刃がこぼれたら刃の部分だけを取り替えることが出来る。
またプラスチックや塩ビ管、とうぜん木材なんでも切れる優れもの!!

(ふと考えたら、息子がセンター試験と格闘している最中に、オヤジはシロップのカップと格闘していたのである!)


それから土で小さなダンゴを作り、上下をバスタオルに挟んでタタキ板で叩いて
厚さ5~8㍉の丸ダンゴを数種類作った。
その真ん中に先ほどのシロップカップを使って土をくり抜いていった。
(肝心なところの写真は撮り忘れました。申し訳ない!)・・・なにっ!「参考にならないので必要ない!」
誰じゃ、お前は??

そして本当はこんな取り付け方をしたかった。



これでは昔のダッコちゃんかダンボの耳のようであまりにもカップから飛び出しすぎる。

苦し紛れにこうなった。

  

今回のテストも今後採用されそうな見事なアイデアにはならず、徒労に終わったのである。

それからしばらくして買い物から帰ったカミさんが百円ショップでこんなものを買ってきた。

 

家庭で作るドーナツの型抜き機。
そんなのあるなら早く買って来いよ~~~~~~!!

余計に徒労感が自分の中で膨らんでいくのであった・・・・・・。

そ、そ、そ、そんな時、秋田の師匠は確実な方法で取っ手の型板を制作していた。
2009年ハンドルモデル
しかもヨーロッパ風を意識して。

私のは平成21年式取っ手モデル、縄文時代を意識して。
これじゃーー、名前もヨーロッパにもどうあがいても追い付けね~~~~(爆)


  応援のワンクリックを   
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする