「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

秘窯の里・伊万里大川内山再訪―(その21)

2006年09月30日 | 紀行

今回も、夏のイベント「風鈴祭り」の名残の写真で始まった。

風鈴の涼しい音色を聴きながら、その下にはいろんな恋(鯉)が泳いでいた。
男二人旅には関係ねーやってかー







大川内山の入り口から歩いてきて、この店を左手に見て、メインストリートは大きく右手に曲がる。
その方向が上の写真である。


案内図では④の下の四差路付近である。

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親父の茄子(なすび)

2006年09月28日 | 陶芸作品

見てお分かりの通り絵は苦手である。かといってそう得意なものがあるわけでもない。
昔、桔梗の花をスケッチし、水彩で色を塗ったが、紫一色の濃淡も無いベターとした平面的な絵になり、
子供達から笑われた。それ以来絵は描かないことにした。

小中学校時代のスケッチ大会では、何度も入賞し少しは自信があったのだが・・・

ただ呉須を買ったうれしさから、家族で何なりと描いてみようと挑戦したのが前回の蕎麦猪口と今回の茄子である。

知識は無い、筆は無い、技術は無い、ないない尽くしでのこの茄子、そう思えば
この茄子ですら愛しく思えてくるのであるが・・・・・・





Data:信楽白土・白化粧土・呉須・石灰透明釉・酸化焼成

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伝統の蛸唐草がムカデ唐草に!

2006年09月26日 | 陶芸作品

テレビの番組で「今、京都では喫茶店で蕎麦猪口でコーヒーを出すのが流行っています。」と言っていた。

そこで私もやってみた。もちろん京都の喫茶店のコーヒーはこんな貧相なものではあるまい。
蕎麦猪口の出来はともかくとして、京都の喫茶店のコーヒーよりも、
多分、自分で作り焼いた私のコーヒーのほうが美味いのではとフト思ったりして!!

ほとんど世の中、自己満足の世界なのだ!!



これは伝統の「市松紋様」、私が描いたら「イマイチ紋様」



これも伝統の「蛸唐草紋様」、私が描いたら「ムカデ唐草」、伝統を受け継ぎながら、新しい世界へと発展、後退す。



これは家内が描いたので恐くて何もコメントできない。

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自家製天然藁灰作りに挑む!・・・バーベキューのその後で

2006年09月24日 | 釉薬

昨日、「小太り仮面のおじさん」夫婦が遊びに来て、バーベキューをすることになった。
普段はホットプレートで済ませるのだが、例の次男坊が折角だから七輪に火をおこそうとハッパをかける。
火をおこしながら炎を見ていると、七輪陶芸が懐かしく思えた。
このことが発端である。

終わって七輪の残り火を見ているとふと藁灰の事を思い立ち、残り火で友人達からかき集めた藁の束を息子と燃やした。

それでも今日見てみると下の写真の量しかない。これではあまりにも少ない。



そこで、今日また少し追加して燃やした。それが最上段の七輪の写真。あわせても下の写真の量。

「50歩100歩!」、「目くそ鼻くそエークソ!」とはこの事か!!



とにかくやってみることに意義がある。次は「水簸(すいひ)」と呼ばれる精製作業だ。



灰を水に浸けることで余分なアルカリ分を取り除くと共に粒子を整える作業だが、これが簡単なことではない。

水面に浮いたアクを取り除きながら上水を捨てて新しい水と入れ替える。
これを数ヶ月繰り返すとアクが浮いてこなくなるらしい。

気が遠くなる話である。

あーあーあ、イヤンなっちゃった、あーあーあ、驚いた!!

アクが浮いてこなくなったら、メッシュで濃し、布に包んで乾燥させる。

果たして何グラムの自家製天然藁灰が出来るのやら、いや待て、何マイクログラム・・・・???

数ヶ月先のお楽しみである。ウフフ、エヘヘ、オホホーーーーー!!

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初めての赤土で粉引きに挑む!

2006年09月22日 | 作陶工程







これまで粉引きといっても黒土でしか試したことが無かった。

下の6枚の写真のように、作品が焼きあがる度に白化粧土が薄く、白化粧土の掛からない部分は
透明釉でテカテカになり茶色に見えていつも不満であった。




そこでブログで色々とご教示頂き、今回は白化粧土からは水を抜いて濃目に、
石灰透明釉には多めに水を足して薄めてみた。

今回、初めて信楽赤土で湯のみ5個と昨日成形しておいたタタラの扁平丸皿長径30cmに
高台を付け白化粧土を掛けた。

湯のみはいつもズブ掛け、今回は一個だけ外側に流しがけ、扁平丸皿は皿の隅に白化粧土を貯め、
皿を傾けて流してみたが、イメージどおりにはうまくいかなかった。

それでも赤土での試みは初めて、ワクワクするのだ。窯出しまでは・・・・

素焼きの作品が足りないと、いつもの事だがついついタタラで面積を稼ぐ皿を作ってしまう。
やっぱり今回も4枚の皿を作ってしまった。

そろそろ乾燥したら素焼きが出来るかなー?


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秘窯の里・伊万里大川内山再訪―(その20)

2006年09月21日 | 紀行

ここ伊万里大川内山では、夏のイベント「風鈴祭り」の名残で各店先には風鈴の姿が見られ、
涼しい風の音を聴きながら散策が出来た。

偶然、昨日のNHKのお昼の生中継番組「ふるさと一番!」で、ここ伊万里大川内山から
「伊万里の技法」と題して、献上品の制作や絵付け技術、登り窯、メインストリートの風景などが紹介された。

今後徐々に紹介していく予定だが、私達が先日訪れた際入った喫茶店や最初に訪れた際に絵付けを見学した場所が
今回の献上品の絵付け担当として紹介されるなど、つい最近訪れただけに見入ってしまった。

なかでも昔のたたずまいを感じさせる店の主人に先日の訪問で会えずに、留守番の方に「お元気ですか?」と尋ね、
「元気ですが今日は外出しております」とだけ聞いて帰ったご主人が
ほんのちょっとであったが元気な姿で登場されたのがうれしかった。





案内図では①と②の間あたりになろうか。

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陶芸家?の卵の卵のアンパンマン

2006年09月19日 | 陶芸作品

先月8月7日に「チビ子の染付け」で紹介した蕎麦猪口です。
チビ子はお気に入りでご飯を食べたり、味噌汁注いだり、お茶を飲んだり、何でもアリです。

最近は近づいた保育園の運動会の練習に付き合わされ、残り4人はブリッジさせられたり、
組み体操のピラミッドの馬になって並ばされたり、高校生の兄ちゃん達が笑うと、
「笑ってる場合じゃないでしょう!!」と先生に言われるとおりに我々にわめき散らします。

 



今日も500gで15cmの筒作りに挑戦!!なかなか難しい・・でも少しづつ・・・・

その後、2kgの粘土でオチョコより少し大きいカップを5個作りました。
初めて「えええーくそーー!!」と粘土をグチャグチャに壊すことも無く、ロクロを蹴ったくることも無く、
少々無理やり仕上げた作品もありますが、何とかここまで出来ました。

ボチボチと進歩しているのでしょうか?

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次男坊、粉引き茶碗を強奪す!?

2006年09月17日 | 笑い話

只今、当地では台風13号の直撃を受け暴風圏内真っ只中です。かなり外は荒れています。

高校へ入って勉強ではなくクラブ活動が楽しくて忙しい、例のハッパ掛け息子、そうそうケアレ・スミスな息子です。
身長も158cmの小さな体で、部員たった8人しかいないラクビー部へ入って、水を得た魚のごとく生きいきと頑張ってます。

最近は勉強してるところは見たこと無いのですが、夜11時頃になるとダンベルや筋トレ始めて終わると、
大きな鏡の前でボディビルダーみたいなポーズをして、自分の上半身をみて満足してます。
そして皆から「筋肉バカ」と言われています。

今日もプロテイン買ってきて、頭作りはそっちのけで、体作りだけが気になるようです。
頭でもよくなる薬、買えちゅうねん!!

その次男坊が昨日、学校から帰ると、クラブバッグの汚れ物に包んで何を出すかと思ったら、
なんと粉引きの抹茶茶碗でした。

私はビックリしてどうしたのか聞くと、帰りに習字教室にチョット寄ったら、先生がお茶を点てていて、
茶碗が粉引きだったので「親父に見せたかけん、月曜まで貸してー!!」と言って無理矢理持ってきたそうです。

先生は「粉引きって何ねー?」「ちょっと、ちょっと、どがんすっとねー?」とあわてていたらしい。

数ヶ月余裕が無くて、面白ネタも無かったのですが、ここ数日私にネタを提供してくれるケアレ・スミスな息子です。

最初の写真が先生の抹茶茶碗です。先生曰く「たいしたものではない」そうです。



これは数ヶ月前に時々このブログにも登場する「小太り仮面のおじさん」の家の茶棚から、
「おい、こいもらうぞ!!」と言って盗ってきたものです。
よく似た親子で荒っぽい!!
ご心配なさらずに、その分ちゃんと作品を貢いでますから。




これは唯一、我が家の茶棚から見つかったもので、母が生前に使っていたものと思われます。
どこかの粗品で頂いたのでしょう。

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秘窯の里・伊万里大川内山再訪―(その19)

2006年09月15日 | 紀行

「おい、おい、また来ちゃったよー」なんて言ってるそこの貴方。
過去の事はみーんな水に流してまた新しい気持ちで散策に出発しましょう。
ここは伊万里大川内山の入り口、案内図で言うと、大きな陶板の案内図が見えるので、①あたりかな。



角度をチョット変えると陶板の案内図の上のほうにあの険しいとんご岩も見えてきます。

ところで悪戦苦闘、四苦八苦、七転び八起きの電動ロクロ、苦手意識でほとんど手を出さなかった
陶芸教室時代でさえ高さ12cm位の湯のみくらいは轢けるようになっていたのに、何回やっても手も足もでない。
足がでるのは頭にきてロクロを蹴ったくるときだけ。

昨日、初めてお猪口か湯のみか分からないような高さが5cmくらいの茶碗が3個、
それもぶれたり土が偏ったりしたものを無理やり仕上げたもの。
やはり私には向いていないのだろうか?

今日その3個の茶碗を削ってみたのだが、一つだけうれしいことがありました。
今まで数本のかきベラで削っていたのを、一本のカンナで削れたのです。

皆さんにとっては、「なーんだ、そんな事か」とお思いでしょうが、他に喜べることがないのでしょうがない。

ま、何か一つくらいは進歩しないとね!! 

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饅頭こわい!

2006年09月13日 | 陶芸作品

今年の春頃から急に胃がもたれるようになった。歳のせいだろうか?

私は甘いものが大好きだ。饅頭やアイス饅頭やチョコレート。
饅頭は特につぶしあんの方がこしあんより好きだ。
だから有名な唐津饅頭や川棚饅頭、徳饅頭(知る人ぞ知る当地の名物)よりも
破れ饅頭や回転焼き、たい焼きのほうがたまらない。

次男坊が学校帰りによく私にお土産に近所のコンビニ寄ってふかし饅頭や破れ饅頭を買ってきてくれる。

しかし先日、破れ饅頭を1個食ったら夜も胃が重くて眠れなかった。
次の日、息子に今度はアイス饅頭にしてくれと頼んだ。なんとなく解けて流れてくれそうだったから。あんこはあんこ。

そして数日後に胃カメラを呑む事になるのだが、油物、甘いもの、アルコール、その他人生の諸々の楽しみが禁止された。

それから数日、ビール1缶と葉っぱばかり食っていた。

先日、街へ出かけた次男坊が小遣い銭も持たないのに、有り金はたいて
お土産に一人一個づつよと4個の回転焼きを買ってきた。

店のおばさんに「2個と4個に分けて、4個はお土産だから箱に詰めてください」と言ったら、
「箱は10個からよ」と言われたそうで、湯気でビチョビチョになった紙袋に入っていた。
自分は友達にもおごってその場で食ったそうだ。

久々に食った私はあまりのうまさに自分を抑えることが出来ず、2個目に手を出した。
後から帰ったチビ子も2個食っていた。恐ろしいほどに食い物への執着心が強い。
結局食えないものが二人はぶてた。

話は大きくそれたが、写真のカップはそれまでビール1缶の後に焼酎ロックを1杯飲んでいたので、
焼酎ロックマイカップを作ったが、アルコール禁止で間に合わず未だ使っていない。



DATA: 高さ8cm、口径9cm・粘土-信楽白土・釉薬-藁灰白萩の上に口縁部に瑠璃なまこをつけ流す・酸化焼成

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殿様釣り・・・プライベート地磯

2006年09月11日 | 交友録

10年程前までは、まず日曜日になれば一人離れ小島の磯に釣り糸を垂れ、
繊細な棒浮きの揺らぎをじっと見つめて一日を過ごしていた。
妻も幼い子供も顧みる事もなく。

家から車で一時間ほどの北九十九島の瀬渡し場から、竿バッグ・まきえバケツ・クーラー・リュックと大きな荷物を両手に抱え、瀬渡し船に乗り込んで、満潮になると海に消える沈み瀬にも上がっていた。

そんな私が病気で紫外線にもあたれず、釣りも出来なくなって10年近くが経った。
仕方なくマイホームパパを演じながら、いつの日か放浪の旅に出ようと静かに自己再生を計る。

昨日、親の代からお互いに行き来し泊まったりもしていて、今や我が子が我が家のように世話になっている従兄弟の家に
お参りに行った。もうお互いに両親を亡くし、それでも行き来は続いている。

その場で「ちょっと釣りに行こうか」という話になった。空を見ると雨曇りで涼しく紫外線も大丈夫。どうにかもてそうだ。
あまり体調もよくなかったが、久しぶりに行くことにした。

竿はもちろん仕掛けからまきえ、えさ、腰掛ける椅子まで準備してくれている。
体一つで付いて行くだけ。それも家から歩いて下って5分で磯に着く。

漁港の湾内で漁船が停泊する堤防の向かい側で、磯の雰囲気も充分。しかしどう見ても何も釣れそうになく、
他に来る釣り人はなく道具も置いたまま帰れるほどのプライベートビーチならぬプライベート地磯なのだ。

午後3時頃から夕まずめの6時頃まで3時間、完全殿様釣りを楽しませてもらった。

釣果は31㎝のメイタを筆頭にメイタ6匹、皮はぎ2匹、バリ2匹、木っ端グロ、アジゴその他。秋磯全開!!。
ヘラぶな釣りの様な棒浮きがピコピコと沈むとたまらない感触。数年ぶりに釣りの醍醐味を味合う事が出来た。

釣果はこれでも今時の地磯では立派なものだ。

釣りを終え、釣ったばかりのメイタの刺身をご馳走になり、久々に釣り談議に花が咲いた。

これも私にとっては大切な日常からの異質の時間なのだ。



これは大昔の私です。ここは大潮の満潮になると完全に海の中に沈みます。

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電動ロクロと挫折が一緒にやって来た!

2006年09月08日 | 陶酔庵にまつわる話

夏場から体調を崩し、陶芸に対するテンションが落ちているのを何とかしようと、
迷いに迷ってやっと注文していた電動ロクロが昨日届いた。

陶芸教室時代も何度も挑戦してはうまくいかず、自分に向かないとあきらめては
その度に手びねりに傾倒して行った。

しかし不思議なもので、注文してから届くまでの一週間、頭の中では大皿から大きな壺まで
何でもできるような気になっていた。
イメージトレーニングでは手は見事に動くのだ。

さっそく5K程の粘土の塊をロクロに乗せ土殺しを始めたが、もうこの段階で力を入れども言うこと聞かず。
何とか土殺しと荒のばしまでは出来たが、本のばしで土が偏り、小さな湯のみ一品すら作る事が出来なかった。

届くまでのイメージトレーニングと現実との落差に、挫折も大きかった。
見る見るテンションが落ちていった。

しかしその日の夜、買った以上はもう逃げられない、練習を重ねてるしかないとビデオや教科書の連続写真を見て,
股間の前で、思わず手を動かす自分が居た。

チビ子が「お父さん、なんばしよらすと?」と不思議そうに聞いている声がした。

それにしても、ボチボチ、ゆっくり、自分のペースで楽しもうと始めた自宅陶芸、
準備から後片付けまで大変なものを背負い込んだものだ。

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ビアーマグ 2

2006年09月06日 | 陶芸作品

初めて混合の再生土を使ってみた。これまで単体で再生していたのだが、
だんだんうるさくなって、同じバケツに入れていた。
いつもの土肌とはまた違った色合いに、妙に感動している自分がいます。

彫刻刀で荒々しく削りを入れてみたが、そこを優しく釉薬が流れていった。
釉薬は藁灰白萩釉をかけ、その上に口部に1㎝ほど織部を重ねた。
前回同様、ビールの細やかな泡立ちを期待して、内側は焼締めにしてみた。

DATA:高さ11cm、口径9㎝・釉薬 藁灰白萩に織部を重ねる・酸化焼成







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秘窯の里・伊万里大川内山再訪―(その18)

2006年09月04日 | 紀行

タイトルを見て、「あれー、終わったんじゃないの?」と思われた方は、かなり陶酔庵に精通された方です。

そうです。今年「3月27日」に17回目で最終回を迎えてました。

ここしばらく私の拙い作品紹介ばかりで、陶芸以外のネタが浮かばない日々が続き、
自分が失語症なのではと少し心配になっていたところでした。

丁度そんな時、近所で美容院を営む友人のHさんが私を誘ってくれて再び大川内山へ訪れることが出来ました。

少しは前回と違った角度でシャッターを切ったつもりですが、同じ写真や記事が登場するやも知れません。

「忘却とは忘れ去ることなり」とも申します。お互いに記憶がございませんということで、また笑って見てください。

今回はほとんどの写真がどこで写したかももはや記憶にございません。
いや、かすかな記憶が、確か⑪の上の休憩所辺りです。



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ビアーマグ

2006年09月02日 | 陶芸作品

ビアーマグは焼締めがビールの泡立ちがよくうまいと聞いていたので、
口部以外は内側を焼締めにした。

土は黒陶荒土に藁灰白萩を掛けてみた。
高さ11cm、口径8㎝。





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