「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

イナバウアー?

2006年04月29日 | 園芸

我が家では、毎年この時期になると愛らしいハナミズキが満開になる。
淡いピンクの色が庭の新緑の中で一段と映える季節だ。

もう少し遅れて純白のヤマボウシが開花を迎える。今はまだ蕾の状態だ。
ハナミズキよりも樹形が一回り大きなヤマボウシは満開を迎えると我が家の庭を白く染める。








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一ヶ月遅れの卒業式

2006年04月28日 | 陶芸作品

さらば、還元焼成!さらば電動ロクロ!

この私にとって大切な社会の窓口であった陶芸教室をこの4月で卒業することにしました。
(退学ちゃうで、自主卒業やで)
技術的にまだ未熟なこの段階でとお思いでしょうが、色々な事情がありまして、
我が「陶酔庵」でのMy窯焼成に専念することにしたのです。(てなこと言いながらもまだ2回目の素焼きも出来てない。)
前回の記事の通り、その上で先生は秘伝のたれ、いや釉薬を分けてくださったのです。

したがって例の酸化焼成でのブルーは何とか確保できたのですが、
もう一つ私が好きな自称「お寺の釣鐘」、この渋い青銅色、これは黒御影に黄伊羅保の還元焼成なのです。
これが一つ心残りなんですわ。

しかし何も失わずして人生の進路が変換できるわけはない。ここは何かを失ってこそ・・・。
涙をのんで、さらば、還元焼成!!さらば電動ロクロ!!

失ったものの倍は取り返す意気込みで少し釉薬の調合とか勉強したいなー。
あんまり大きなことは言わんほうがええ。そやそや、地道に一歩、一歩、踏みしめてな。

今までも電動ロクロの作品は少なかったのですが、これからはいよいよ手び練り一本。
玉作り、タタラ作り、紐作りの作品を酸化焼成したものになりますが、
これからもよろしく!!

ホンとは今日が教室の最終日、足がなくていけません。
また日を改めて作品の受け取りをかねてお別れを。クククー。
毎週、陶芸教室に一緒に通って送迎してくれたMさん、本当にありがとう。

ということで作品紹介はまだまだ教室の作品が続きます。

白御影の粘土に透明釉を掛け還元で焼いた「カレー皿」です。
すでに友人の手元に嫁いでます。





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先生の来訪!

2006年04月26日 | 陶酔庵にまつわる話

一昨日、陶芸教室の先生が我が陶酔庵に訪問してくださいました。

前日に連絡を頂いた私は、何か家庭訪問を控えた子供のように落ち着かず、そわそわ、ウロウロ。

電気窯を購入したときに先生に一度遊びに来てくださいとお誘いし、「最初の作品が焼けた頃、来ましょうかね。」
との返事を頂いたものの、ご多忙な先生が来て下さるとは、感激でした。
しかも子供達にお土産まで頂いて、恐縮、恐縮。

たった6畳間の畳の上にコンパネを敷き詰め、そこにギャラリーもどき、作陶台、電気窯、作品棚
他諸々の小物を収めた窮屈な工房に驚かれたことでしょう。

さらには先生考案の秘伝の釉薬(例の一連のブルーの作品群)、
本来なら門外不出の秘伝のたれじゃなくて釉薬も無理を言ってお分けいただきました。

とにかくあのブルーに魅せられた私としては、どうしても手に入れたかったのです。
最初は市販品と思い込み作品紹介の折も誰でもわかるものと思って釉薬名を書いていましたが、
後に先生の手による釉薬であることがわかり、
「何とか・・、なにとぞ・・、私の陶芸人生が掛かっております・・・」と手紙やメールで口説いたのでした。

青春時代に女性を口説く時でさえこれほどの努力はした覚えがありません。

還元焼成なら電気窯が焼けないのであきらめたのですが、酸化焼成でのブルー、
しかも一回目の本焼きでほとんど同じ色合いが出たのでなおさらです。

2時間ほど庭の花々からデジタル家電までいろんな話しをして、帰ろうとする先生に何の土産もなく、
どうしようと思っていたら、丁度その時、知り合いのおじさんが「また採りに行ったけん」と竹の子を持ってきてくれました。

失礼な私はその竹の子をそのまま先生にどうぞ食べてくださいと渡してしまいました。

先生、本当にありがとうございました。これに懲りずにまた遊びに来てください!!

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春なのに・・紅葉??

2006年04月24日 | 陶芸作品

3年程前に植木市で購入したもみじです。植木市のおばさんによると「東京もみじ」とか言う品種らしいです。

毎年、早春に鮮やかな真っ赤の葉をつけてくれます。季節の変化と共に葉色は普通のもみじと同じ色に変化します。
少しづつ成長していまでもまだ1メートルほどの背丈です。

今日は教室で作った手びねりのお茶碗を載せます。お恥ずかしい作品ですが。



白御影の荒い粘土に黄伊羅保の釉を掛け、還元焼成しました。



信楽の粘土に古萩を掛け織部を流して、酸化焼成しました。



信楽の粘土に色化粧土でラインを入れ、透明釉を掛けて、酸化焼成しました。

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春の陽気

2006年04月21日 | 笑い話

本格的な春の陽気に誘われて木の芽たちが動き始めました。
我が家のヒメシャラも幼い葉っぱで身を包み始めました。

今日は上品な季節の話題でもと書き始めたのですが、「葉っぱ」でまた思い出しました。

例のハッパかけバカ息子が合宿から帰ってきました。帰ってくるなり「なんかしたや?」「宿題したや?」
と私を問い詰めます。やっと静かな日々を迎えホットして身体を休めていた私は返す言葉がありません。

「どがんやったや?合宿は」と尋ねると「自衛隊に入隊したごたる生活バイ、
毎日パンツ洗うて10時半には寝んばとバイ」

なんでパンツを洗うのか尋ねると、着替えを忘れて履いてたパンツしかなく風呂場で毎日洗って、
スッポンポンでジャージ着て寝て、朝乾いたパンツをはいていたそうだ。

それを担任の先生が男子も女子も全校生徒の前で発表したと大喜び。
先生「いろんなものを忘れもんした生徒がおる。特に○○、昨日の夜中はスースーしたろ?」

今時の普通の子供なら、傷ついたり、イジメと受け取ったりしかねない。
しかし先生もちゃんと見抜いてる。ボケとツッコミが出来ることを。

間違いなく私の血を引いている。
人様が喜んでくれるなら、自分の恥でもなんでもありなのだ。

後日、先生が合宿で面白かったことのランキングがプリントで届いた。
「全く冗談の通じない教頭先生に息子がため口で冗談を言ったときの息子の顔」
がランキング2位だったと誇らしげに報告する。

こんな話しが氷山の一角でないことを祈るしかない。

パンツの話しで終わるのもくさい匂いが残るので、気分治しに庭に咲いたモッコウバラの写真でも。







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不思議な器?

2006年04月19日 | 陶芸作品

すぐにお分かりとは思いますが、これは私の作品です。
もしお分かりにならなかったら、それはそれは光栄な、喜ばしきことなのです。
これは、My窯本焼き焼成の第一回作品の一つです。

4月6日掲載の、「不思議な器」を一生懸命模倣して作ってみたものです。

その過程でやはりどうしたらこうなるのかわからない部分がありましたが、とにかく練習、練習と思い、
誰かの「芸術は模倣から始まる」の言葉を励みに作ってみました。

永年使用された年期というか風合いはとても出ませんが、雰囲気だけはチョビット出たかなー、
なんて自己満足しております。
特に窯出しのときに、一部に掛かっている釉薬が同じ色に発色したのを見て、一同、
「ホー」と少しは見直してくれました。


決して画像を二つ並べてしみじみと眺めるのは止めてください。

スピーカーでもアンプでもCDプレーヤーでも同時にスイッチ一つで切り替えて比較するから、違いがわかるのです。

それぞれ別の場所で聞きゃー、そーそーわかんねー。値段が高いも安いもわかんねー。

お隣の奥様も我が家の奥様も同時に見るから不満が募る。離れてみりゃ―、わかんねー。
これはないなー。ちょっと、いやだいぶずれたかなー。

あんまり調子に乗ると昨晩のように妻の尋問に窮する。
めったにブログなんぞ覗かない妻が、前回の記事をたまたま読んで、
「妻の愛情は息子にはどうすることも出来ず」ってどういうことよ?って質問攻め。

ついつい「他人様に笑ってもらうためには、家族が犠牲にならんばー。」と答えてしまった。
若かりし頃の「笑ってもらうためなら命もいとうな」根性が、まだこの歳で出てしまった。




雨に打たれて地に這うように倒れながらも例のスナックエンドウが実をつけてくれました。
そこですぐにこの器によそってみました。
実を収穫したのも、この器との相性を思いついたのも例の息子ですが。

そーそー、ここ数日静かな日々を送れたと思っていたら、例のハッパかけ息子が入学そうそう合宿に行ってたそうで、
今日帰ってくるそうです。

また何かハッパをかけてくるのではと思うと、戦々恐々としています。



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どちらも百円・・・せこいバカ親子の話し

2006年04月17日 | 陶芸小道具

左右どちらも100円。中央の一日もてないタバコは270円。
左はすでに3月24日の記事に書いたが10個買い、現在使っている2Lのバケツ。
右のバケツは昨日の記事の投稿中、例のハッパかけ息子が電話を掛けて5個かって来てくれたものだ。
正確には5.2L用でふたも下げ柄もついている。

同じ100円ショップだが店舗が違う。♪ あちこち探してみるもんだ。♪

購入している釉薬の容量が2Lと5L単位なので、2Lで購入した釉薬は実際は左の
2Lのバケツにはあふれて困っていた。
そこで今回登場した右側の5.2Lというまさにこのために作られたのではと
思いたくなるほどの絶妙な容量なのである。

5Lの釉薬を購入して、今までは15Lの漬物用バケツに入れてたので、ちょびっとしか溜まらず
なんとなくみじめな思いをしていたのが、この5.2Lのバケツだとほぼ満タンに近く豊かな気持ちになれる。
しかも0.2Lの余裕がでる。数字に強い人なら頭の中にもうバケツのイメージが溢れる、溢れる!。
作品をずぶ掛けする場合この余裕が効いてくる。

50歳も半ばの中年おいちゃんが100円ショップの品物にそんなに感動してどうすんの?
とお思いの方もおいででしょうが、100円だから感動するのです。
今回の買い物はあたりでしたー。しかも私がいなかったのに。

常にハッパをかけて作業を一緒にしていたので、息子も今私が何を必要としているかを把握していたのでしょう。
妻の愛情は息子にはどうすることも出来ず、こういう形で応えたのです。

思わず買って来てくれた息子と手と手を取り合って喜びました。感謝!感激!雨!あられ!
その姿は他人が見ればまるでせこいバカ親子に見えたでしょう。
一緒に買い物をしてくれたはずの妻でさえ、冷たい横目の視線で見ていたくらいですから。

なーに、男の100円ロマンは女ニャーわかるまい!!

でも100円でこんなに喜べるのもいいじゃないですかー!!



ついでにもう一品、刷毛目用に欲しくて探していた小さなほうきも見つけてくれました。これは使えそー。またまた感動!!



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本日、只今本焼き焼成中

2006年04月16日 | 作陶工程

今、My窯での初めての本焼きをしています。
昨晩10時にスタートし、12時間の行程を終え温度が下がるのを待ってます。

スイッチを入れるだけなので何か特別にすることもありません。
その間寝てます。朝起きる頃には焼成は済んでました。

でもわずかな期待と大きな不安を持ちながら温度が下がるのを待ってます。
あーあ、小型電気窯って、こんなもんかー。とならなきゃいいのですが。

例の私にハッパをかける息子がやっと学校が始まり静かな一週間を迎え、
休みになったとたん、私の身を案じて同行したはずの息子が陶芸教室の帰りに、
いきなりホームセンターに寄ってと言い、また材木を買いました。

今度は何を始めるかと思いきや、幅90㎝の昔、押入れだったところに、横板を打って、
その上にコンパネを敷き、焼成前の作品の棚を作ろうと言い出し、コンパネや材木は切って
くれましたが、幅90㎝の狭い押入れに横板を打つのは私。

背中と足を曲げて小さくなって、寸法を取ったり横板を打ったり、挙句の果てはコンパネが入らなかったり、
息子はその仕事のええかげんさにゲラゲラ笑うだけ。

1時間ほどの作業でヘロヘロになりました。
でも出来上がったら作陶中の作品や、釉掛けした作品を棚板に載せて滑らすことが出来て大満足でした。

息子のハッパがなければ何もしない親父に自分が学校に行っている間も
何かをさせようと作戦を練っているようです。と書いたその時、

その息子から電話、釉薬用のバケツを15リットルと2リットルしか持たない私に、
5リットルのバケツを100円ショップで見つけたから何個いるかとの電話。
クシャミをしながら花粉症の息子は電話をかけたのだろうか。

遠くにいてもハッパをかけて来た。怖い、怖いー。



そういうわけでまだまだ教室での作品紹介です。コーヒーカップ3種です。



白御影の荒い土に透明釉薬を掛けました。






同じ土に古萩を掛け、織部を流してみました。
バランス的に皿が小さいのは笑ってみてください。



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喜怒哀楽

2006年04月14日 | 園芸

これまで数種類のバラを地植えで育てたが、花の季節が来ると病気や害虫にやられて、
うまく咲かせることが出来なかった。

昨年11月、四季咲きの大輪と中輪の株を購入し、危険分散を考えて
大輪は今までと同じ場所に地植えをし、中輪を大き目の鉢に植えてみた。これが当たった。

大輪の株はやはり害虫の攻撃を受け花芽が痛んでいる。一方鉢植えの中輪はとりあえず最初に花を咲かせた。

バラは一般的に手がかかり難しいといわれる。不精なおいちゃんには大体向かないのだ。
しかしせっかく咲いてくれたので、うまく手入れが出来れば梅雨を除いて秋まで咲いてくれるだろう。

しかしあまり喜んだり期待したりは禁物だ。

先日、10日の記事に書いた「スナックエンドウ」、当日夜半から2日間にわたった大荒れの天気で
無残にも折れ曲がってしまった。写真にとって報告する気も、起こしてやる気もまだ湧かない。雨続きなのだ。
セミプロよりも背が高く、花芽がついていると威張ったその日に早くも天罰は下った。

やはり人間は謙虚に、喜びも怒りも哀しみも楽しみも程ほどにということか。

そんな人生、おいちゃんはイヤでーす。

大いに喜んで、大いに怒って、大いに哀しんで、その後に大きな楽しみが待っているのでーす。

その繰り返しを大きな荷物を背負ってこれからも繰り返していくのでーす。

今日も作品紹介は後半控えめに! 









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初めての素焼き

2006年04月12日 | 作陶工程

何事でも初めては緊張するものである。しかし久々の緊張もいいものだ。
普段がダラダラな生活だから。

先週の土曜の夜10時から初めての素焼きを行った。
最高温度が780℃と先日の空焚き800℃よりも低かったが、今回は深夜電力時間帯のため
4400Wの電気温水器との兼ね合いが心配の種であった。

4400Wの温水器と3000Wの電気窯が同時に作動するのであるから、理論上は60Aではブレーカーが落ちるはずである。
(この理論も35年ほど前のいいかげんな勉強による理論であるからして、あてにならないが、
一応は理科系であったのだ・・・・・3年間を野郎だけのクラスで過ごしたら俺の青春は取り返しのつかないことになると、
せめて残り半年間を女性徒と過ごしたいと急きょ文科系に移動したもんだから、眼が血走って受験勉強どころではなかった。本当に取り返しのつかないことになってしまった。・・・ことまで思い出してしまった。)

素焼き自体は5時間の行程であるが、その後の徐令降温とやらには参った。
日曜日の午前3時には素焼き自体は終了しているはずなのだが、18時間経過後の午後4時に
メンバーが楽しみに様子を見に来てくれたが、炉内温度が145°。90℃まで下がらないとロックが効いて
扉は開かない。あきらめて帰ってしまった。

しかし21時間経過後に再び様子を見に来てくれた。
炉内温度が130℃。せっかく楽しみに見に来てくれたメンバーのためにもロックを強制解錠して
扉を開き、しばらく待って作品を窯だしした。何とかブレーカーも落ちることなくうまくいった。
90℃まで下がるのに一体何時間かかったのだろうか。(座薬でも入れたろか!!)


今日も作品紹介が遅くなってしまった。
下の3つの作品は同じ信楽の土と同じ釉薬によるものです。
酸化焼成が薄いグリーン、還元焼成がバイオレット、同じ釉薬でこんなに雰囲気が変わるんですね。









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「スナップ or スナック」えんどうのその後

2006年04月10日 | 園芸

よほどネタ不足だったのか、、昨年11月8日11月12日11月19日と3回も記事のネタとなった
「スナップ or スナック」えんどうが実をつけました。まだまだ2cm弱の大きさですが。

雨が降っては挫折し、芽が出ては感動し、挙句の果ては未だに「スナップかスナックか」の調査回答をすることもなく、
またまた図々しくネタになりました。



2階ベランダの下と写真の場所と2箇所に分けて植えたのですが、日当たりのせいでしょうか
写真の場所にはたくさんの花が咲き、実をつけそうです。

以前から苗を買ってはいろんな野菜を植えては失敗していたので、種からここまでこれたのはやはり感動です。

支柱を立てた以外はほとんど何の手をかけることもなくここまで来ました。

自分が植えるまであまり気がつかなかったのですが、セミプロ農家の畑にも結構あちこち見かけるのです。
しかも我が家のほうが背丈も高く、花もたくさん咲いていたりすると、もう、うれしくって・・・・・。

この調子だと間違いなく収穫のときは、また大げさな感動ネタになるのでしょうね。

他人にとってはなんでもないことが、その人にとっては大きな喜びなんてことありますよねー。

そんな問題ちゃうゆうてんねん。まだわからんかー。

すんませーん!!



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貧乏性とおじや茶碗三種

2006年04月08日 | 陶芸作品

ここ一週間ほど胃痛と頭痛に悩まされている。
鼻腔や唇に腫れ物が登場して久しい。一向に治まる気配がない。
日頃薬漬けの私には、消炎鎮痛剤も胃潰瘍の薬も常用でこれ以上飲む薬もない。

一週間ほど前に子供が一泊温泉旅行のお土産に馬刺しと鬣(たてがみ)という白い
脂身のお土産を買って来てくれた。
ここ十年程旅行に出ることもない我が家にとっては、それはそれは珍しいものであった。
二日間にわたってビールのつまみになったのだが、さすがにその脂っこさに子供も手が止まった。

貧乏性の私には残すことが出来ない。「こがん珍しかもん、死ぬまで食えん」と全部たいらげた。
その日の夜中、胃が重くて眠れなかった。

もちろん上記症状との因果関係はわからない。

ただ日頃食えないような高価なものは、身体もビックリするのだろうし、何事も程々にということか。

そういうわけでビールもコーヒーもお預けで、おやじだけがおじやの毎日が続く。





作品紹介が後回しになりましたが、信楽の白土に色化粧土を塗ってあそんでみました。
これでおじやを食うとなんとうまいことか!  あーあ、負け惜しみ。



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不思議な器

2006年04月06日 | 陶芸作品

すぐにお分かりとは思いますが、この器は私の作品ではありません。

黒く荒い土の一部に釉薬が施された焼き締めの作品です。
狭い高台は中央からずれ、扁平ですが妙な安定感を感じさせます。



以前、画商を営んでいた友人が当時お付き合いの陶芸家の個展で購入したそうです。
最初、彼の家を訪れたときなんとなく気になって手にとってはみたのですが、
久しぶりの友人との出会いに話しが弾み、そのまま帰宅しました。

その後、日が経つにつれ次第にその魅力が頭の中で増幅していきました。
そこでその友人に頼んで持ってきていただき、しばらく眺めていたいのでと、借用したのです。

私自身がまだプロの陶芸家の作品を多く見たわけではないので、眼が肥えていないのは事実です。
しかしこの器には私を惹きつける何かが潜んでいるような気がします。

もうしばらくこの器とのニラメッコと会話を続けたいと思います。



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初めてのMy窯焼成に向けて

2006年04月04日 | 作陶工程

先日のヒヤヒヤの空焚きを終えて、初めてのMy窯焼成に向けて少しづつ作品を作っています。

今回は初めての粘土3種類と8種類の釉薬を購入したので、相性や発色や流れの具合を確かめるために
テストピースも同時に作りました。ただいま乾燥中。

My窯焼成の作品の紹介が5月始めに出来ればと思っています。
それまでは、教室の最新作を、またそれからもしばらくは並行して紹介したいと思います。



この作品は黒御影の荒土に黄伊羅保の釉薬を掛け還元焼成したものです。
その雰囲気から私が勝手に愛称「お寺の釣鐘」と名づけた一連の作品で、私の好きな色合いの一つです。

ただ残念なのは、My窯が酸化焼成しか出来ないので、この風景の作品が焼けないのです。
なんとかならんかねー。







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団塊の世代・熟年離婚

2006年04月02日 | 笑い話

昨晩、我が家の多目的ホール「陶酔庵」(6畳間をホールと呼べるのかは疑問?)において、
平成18年度第1回総会が開催されました。

要するに、メンバー4人のうち1人は都合で欠席、残り3人が好みの焼酎や酒の肴を持ち寄って
前回投稿記事の作業台をテーブルにして、ただ呑んだだけのことです。

話題は甲子園での我が県代表の「清峰高校」の活躍に始まり、酔いが回るにつれて
それぞれの熟年離婚に対する不安と傾向と対策等について各人が意見を述べ合いました。

数年後に団塊の世代が定年退職を迎え、その70%が熟年離婚をするであろうという
嘘か真かわからぬ話がきっかけでした。

その場にたとえれば、3人のうち2人は奥さんに捨てられるとあって、
それぞれ自分が残りの30%であることを懸命に主張します。

私以外の2人の優しい性格を考えると、1人目は間違いなく私であると確信しました。


家のことは一切何もしない私に、Mさんはその日に備えて料理を覚えろと説き、
私はそのときの淋しさすら感じる暇がないほど、熱中する何かおもちゃが必要だと主張する。
それは次元が違うと誰かが言う。

ふと何について語っていたのか全員が忘れてしまう。しばらくして誰かが思い出す。「そー、そー」と。



翌日に大学入学のため他県へ旅立つ長女との最後の晩餐を早めに切り上げて出席してくれたHさん、
いつもはベロベロになるまで呑んで我々を質問攻めにするのですが、その日は最後まで酔えなかったようです。
そしてその顔にはただならぬ淋しさがにじみ出ていました。

今日は家に帰っても、寝ている娘の枕元で大声で「Yちゃ~~ん、お~い、Yちゃ~~ん」と
叫ぶこともないでしょう。ただ一人静かに涙するのでしょうか。

いつも途中で寝込むMさん、今日は熟年離婚が話題だったせいかいつもより長くもてましたが、
半眼で返事していたかと思うと、やっぱり完全熟睡してしまいました。

そうやって夜は静かにふけていきました。

翌朝、つまり今日の朝、昼の12時頃目覚めると、家の中、誰もいません。
思わず昨晩の話題が頭をよぎり、早速逃げられたか・・・・・・



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