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「男の隠れ家ー陶酔庵」日記
いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。
長男の手元に行ってました
2011年03月31日
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陶芸作品
寸法を測ろうと現物を探したが見当たらない。
写真の記録で調べていたら、
3月23日の記事のカップ
とともに、長男が先日の帰省の際に持って行ったらしい。
身内とはいえ、誰かに気に入って使ってもらえるのは嬉しいことです。
土は黒泥土・釉薬はこまち糠白釉Ⅱの定番の組み合わせ。
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Luigi Tenco-Se Potessi Amore Mio
コメント (4)
純白・・・もはや自然の中に
2011年03月29日
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Photo Album
昔は純白の無垢の衣装に貴方の色に染まりますなどと言っていたが、
今や、こちらはコントのセリフにしか思えない。
草食男子のセリフに思える。
いや、昔、あなたの色に染まりますなどと純情なセリフをおっしゃった貴女でさえ、
今では立派に貴女の色にお染になったはず。
一計を案じて染まったフリを続けているうちに、本当に見事な染色を見せる御仁もござる。
とりあえず平安に争い事を避けてストレスのない生活を続けることが長生きの秘訣!!
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Vicky Leandros - Ich hab die Liebe gesehn 2005
コメント (7)
素朴なマグカップ
2011年03月28日
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陶芸作品
白いブツブツが表出した素朴としか形容しようのない下手で拙いマグカップ。
あ~~~ら、他にも形容詞があるじゃない!などとおっしゃる声がする(爆)
土は御影赤土・釉薬はこまち糠白釉Ⅱ.
φ8.5㎝・h8㎝。
糠白の出方も中途半端で見込みの厚掛けでも白味が足りない。
棚板とつくのを覚悟してでも、余程の厚掛けを試すしかない。
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Apres Toi - Vicky Leandros - Eurovision 1972
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土の恵み・・春の知らせ
2011年03月26日
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Photo Album
近所の裏山に早いのか遅いのか土筆(つくし)が顔を出していた。
まだまだ肌寒さが残るが、すでに在り春の中を教えているのだろう。
少し採って帰って、ネットでレシピを調べてゆがいて佃煮にして食べてみた。
肝心の佃煮は撮り忘れてしまった。ただほんのチョットになっていた(爆)
土筆を食べたのは初めてで、美味しいのやら、・・やら。
フキノトウも今年は我が家の畑に頭を出したものを何度もテンプラにして食べた。
↑これは時すでに遅しのようである。
塩を付けて食べると抜群に美味しいです。
0%ノンアルコールでも美味しいんですから(笑)
あまりにかわいかったので横になって一生懸命撮ってたら
横から、うちにもある雑草よ!だって。せめて野草と言ってくれ。
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Vicky - L'amour Est Bleu - ESC 1967
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清貧・・・黄水仙の淡さ
2011年03月24日
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Photo Album
本当に久しぶりに玄関を抜けて外界へ出た。
やはり外の世界の空気は脳のどこかを刺激する。
知らぬ間に白も黄色も水仙がほのかな香りとともに満開だ。
なかなかカメラを持つ気にもならなかったが、久々に水仙を撮って見た。
なぜか例年よりも花弁の黄色が淡く危うく見えるのだ。
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3年越しのフリーカップ(2)
2011年03月23日
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陶芸作品
成型が一昨年の9月。小出しで同じようなフリーカップが残り一品。
素焼きが昨年の2月。本焼きが昨年末。
今となっては理由すら忘れたが、なぜか、その間の数回の本焼きに入らなかった。
釉薬を迷って後回しになったか、テストピースとして保存されたか・・・
釉薬は下がいろんな黒を狙った失敗釉の集団であるチョコレート釉に
単純に水を加えて扱いやすくしたら、茶色のマット釉になりました。
上から重ね掛けしたのは例のこまち糠白釉Ⅱです。
透明釉を掛けて口縁部に糠白釉を掛けたように見えますが、
糠白釉の薄掛けが透明釉になってしまいました。
口縁部にだけは腹を据えて厚掛けできたのでしょうね(笑)
φ9㎝・h8.5㎝
私は小物しか作れませんのでどうしても同じようなものばかりになってしまいます(爆)
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クレタ島・・サモス島・・シテール島・・・エーゲ海
2011年03月11日
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映画・音楽
今日はまるでギリシャの観光案内の番宣ブログのような話です。
月曜夜7時BS日テレの「大人のヨーロッパ街歩き『クレタ島』」を何気なく見ていた。
私の好きな「小さな村の物語 イタリア」はこの後です(爆)
NHKのあのカメラを背負って散歩するカメラ目線の不思議な感覚の番組
「世界ふれあい街歩き」がヒットして、アチコチのチャンネルで街歩き番組が増えた。
ちなみに水曜夜8時BS-TBSでは「ゆらり散歩世界の街角」があってます。
見ているうちに、頭の中はギリシャの島々をクレタ島、サモス島、
シテール島、ミコノス島、エーゲ海・・・・へと自由に羽ばたきはじめた。
Google マップは地名が読めずYahoo地図を開く。
クレタ島
はギリシャで一番下(笑・・南)の今話題のアフリカのリビアのトブルクの真上の方の大きな島。
当時、ヨーロピアン・ポップスと呼ばれていた曲のタイトルに確か「クレタ島の砂」と言うのが
あったような気がする。
あの映画「日曜はダメよ」の主演女優であり、ギリシャの軍事独裁政権と闘う闘士でもあり
またギリシャの文化大臣も務めたメリナ・メルクーリが歌っていたような気がする。
サモス島はアテネから200km東方へ、トルコとの国境近く。
私が持っているナナ・ムスクーリのCDアルバム「私のアテネ」に「サモス島の女」という曲が入っている。
念のために確認していたら、カセットにはメリナ・メルクーリの「サモス島の舟」と言う曲もあった。
曲名の翻訳は映画のタイトルと一緒で雰囲気でいかようにも変えられる。
全く別の曲であった。
↓はメリナ・メルクーリの「サモス島の舟」
Les bateaux de Samos - Melina Mercouri
極めつけはシテール島。あまりにも小さいのか地図では見つけられなかった。
音楽の話はいずれも昔の若い頃の話だが、十数年前にギリシャの映画監督テオ・アンゲロプロスの
「シテール島への船出」と言う暗い難解な映画を没頭して観た記憶がある。
係留していた桟橋に年老いた自分の父親?を乗せて、そのままもやい綱を解き
老人は霧の中へと消えていくシーンだけが、正確かどうかは別にして強烈に記憶している。
数ヶ月前にBSハイビジョンで同監督の特集を組んでいたが「霧の中の風景」など数本放送された。
国境と人間がテーマの監督だけにかなり、暗くて重く難解。
人間を隔てる「国境」の愚を憂う作品「こうのとり、たちずさんで」は
「一歩踏み出せば、異国か、死か。それが国境だ」・・・風変りなタイトルの所以。
東西冷戦終結後、「民族・宗教」と言う新たな内的国境が生み出されていることに危惧を発している。
難解さで話せば、映画「去年マリエンバートで」に比べると少しは楽になりますが・・・
いずれまた別の機会に、コスタ・ガブラス、ミキス・テオドラキス、マノス・ハジダキス等の
ギリシャの映画監督や作曲者、ギリシャ音楽の特徴・楽器についてもふれてみたい。
いずれにしてもマイナーでマニアックな話題。
続いて「エーゲ海」、これはちょっと胸をときめかせた御仁も…それともやはりマニアック??
池田万寿夫の映画「エーゲ海に捧ぐ」。新人の主演女優の色香と次回作への期待が
記憶装置に焼き付けられたが、次回作を見た記憶がない。私の胸だけが痛いほど
ときめいたのか・・・・・
今日の朝食べたものも思い出せない私だが、40年ほど前の記憶は漏水の水道のように
とめどなくあふれ出る。
ここいらで蛇口を締めてまた次の機会に・・・いつ漏水が始まるのかわからないが(爆)
そういう訳で行ったこともないギリシャの島々を自由に羽ばたいては散歩して
しかもタダ!!と言うツアーに参加した夢を見た(爆)
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Melina Mercouri - Ta pedia tou Pirea
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そして誰も居なくなった
2011年03月09日
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Photo Album
写真は5年程前に訪れた時に撮ったものです。
西彼杵半島と大島大橋によって結ばれた崎戸・大島。
まだこの大橋の架かる遥か昔の元気な頃、この瀬戸をイカ釣り船で流してました。
すぐ横を大きなフェリーが日に何度も往復していました。
もちろん島には大きな造船所や製塩所があり多くの人が住んでいます。
長崎の
軍艦島
(端島・・世界遺産申請活動中)は現在無人島であるが、
同じような居住地跡の姿である。
現在の中国と同じような経済発展の最先端。
当時の石炭採掘で栄えた往時を偲ばせる住宅が今や廃墟と化している。
多くの家族で賑わったであろう炭鉱住宅の向こう側が透けて見えるのが
何とも痛ましい。
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Pat Metheny & Charlie Haden -Our spanish love song
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白い碗
2011年03月07日
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陶芸作品
現時点で自分自身の最後の窯である昨年末の本焼きの器をアップしているが、
ただでも拙い器の中から気に入ったものを順にアップしていると、
徐々に腰が引けたものになっていく。
釉掛けの未熟さが露呈して、「もっと腹を据えろ~~!!」と声がする。(爆)
ネタが段々少なく、さみしくなっている一方で、
それをアップしなければネタがない辛さはドンドン増していく。(爆)
φ14㎝・h8㎝
土は唐津土
釉薬は例によってこまち糠白釉Ⅱ
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Demis Roussos - Morir al lado de mi amor (Audio Corregido)
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My Donburi
2011年03月02日
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陶芸作品
長い間、初期の頃にてびねりで作ったちょっと深めで大きなドンブリを使っていたが、
昨年末の窯からこのドンブリがお気に入りでマイドンブリになった。
いずれにしても以前のようにたくさん食べれなくなったので、少し小ぶりになって丁度良い。
φ16㎝・h7.5cm
土は黒泥土
釉薬は例によって、こまち糠白釉Ⅱ
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Demis Roussos - Goodbye my love goodbye
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陶芸の魅力の虜になり、自宅にロクロと小さな窯を構えました。それからしばらく体調が良い時に作陶・釉薬作りにハマッテいました。後は地元の土を水簸して・・が夢でした。今は全てを受け入れて・・
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