「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

こまち糠白釉厚掛け・・・カップと浅鉢

2009年02月27日 | 陶芸作品

先日、こまち糠白釉厚掛けの定番カップ「ブルーから白へ」を載せましたが、
今回はカタチを変えてチョットポッテリのカップと口径16cmの浅鉢です。














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鉄絵・呉須絵で遊ぶ・・・その8

2009年02月26日 | 陶芸作品


前回(その7)でも書きましたが、回を重ねるごとに笑えるもんが出てきます。
いくら新酒蔵開きのシーズンとはいえ、描くに事欠いて、利き酒ぐい呑みならぬ利き酒飯碗になっちゃいました(爆)
呉須絵で遊ぼうと言ってもネタ切れで遊びもできなくなったんですね!!
きっと。




見込み、利き酒文様。外側は可愛い?水玉。新酒しぼりたてのイメージ??


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本当の春を待つこころ

2009年02月23日 | 雑想


多くの人が春の到来を待つこの季節、木の芽は芽吹き花の芽は動き出す希望に満ちた時節である。
しかし、朝晩の気温の変化、さらには数日ごとに冬に戻ったりいきなり夏のような陽気になったりと
激しく気温が変化するこの季節は私にとってつらい。

例年のことなので今年こそなんとか上手く乗り切ろうと思っていたが、やはりつかまってしまった。
最初は軽い風邪の症状から始まり、ただでも多い服用薬がさらに増える。
次第に身体が重くなり、気力がなえていく。
ここで弱気になっては例年と同じことを繰り返すと転機を伺いながらボチボチでもロクロをまわす。
それもつらくなってきた。

この無理が吉と出れば数週間で元の生活に戻れる事もあるが、ヘタをすると2,3ヶ月を要する。

ヤッカイな肉体を背負いながら精神だけは前を向こうと必死である!!



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調整釉薬の焼成テスト・・その3

2009年02月22日 | 釉薬


今回は土灰藁白釉??・・・こんな名前があるのか、ないのか??
(自作藁白釉No.1とNo.2、自作土灰釉No.5の3種を混合したもの)
それぞれのレシピはわかるが、もう自分にしかわからない世界。
もうすぐ自分でもわからなくなります(爆)
そんなテストに意味があるのかないのか・・・並信楽でテストしてみました。

その昔、最初に使用した白マット釉がタイルのような風合いで嫌いになったトラウマが蘇る!!

これはタイルと言うよりペンキ塗り・・・・もっとヒドイ!ガックリ!!









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鉄絵・呉須絵で遊ぶ・・・その7

2009年02月20日 | 陶芸作品


今回は飯碗と湯呑みの2品。
並信楽に自作の黄瀬戸釉。
呉須絵と黄瀬戸はいまいち相性がよくないですね(笑)

いつものことですが、自分のお気に入りから出していくんで
回を重ねるごとに、笑えるようなものが出てきます(爆)














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こまち糠白釉の厚掛け・・・ブルーから白へ

2009年02月18日 | 釉薬


長い間作り続けているこまち糠白釉を使った「例のブルー」のコーヒーカップ。
私の中では未だに黒土に対してこの釉薬を超えるものが出てこない。
当初は鮮やかなブルーが人気があってずっと作り続けてきた。
ブルーの中を遠慮がちに流れる淡い乳濁が好きだ。

釉薬の濃淡でブルーもいろんな表情を見せてくれる。
先日は二度焼きを試してみたが深いブルーを見せた。

今回は厚掛けをしてポッテリとした温もりの白を狙ってみた。
土はいつもの黒泥土。下半分はこれまでと同じくいぶし黒釉。







一部にポッテリとした白濁が初めて高台まで流れた。











長い間作ってきたにしては、
相変わらず取っ手・カップの成型は一向に上達していない(爆)


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鉄絵・呉須絵で遊ぶ・・・その6

2009年02月16日 | 陶芸作品


今回は鉄絵に織部の共に口径12cmの飯碗二つ。
筆先で鉄絵の升目の間に鉄赤釉を置いて、織部をながしてみました。
見込みは透明釉をかけてますが、外側は口縁部以外は適当に流してほとんど土肌むき出し。

最初は気の赴くままに鉄絵をザット描いたもの。








次にあまりにも大雑把ではいかんなと思い、少し丁寧に升目を描いていったら
模様も律儀にきれいになったが何か面白くないですね!
必ずしもきれいに丁寧にとは限らない。
そのときの気分と勢いだ~~~~~!!












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調整釉薬の焼成テスト・・その2

2009年02月14日 | 釉薬


今回はその1に続き、コナラ土灰釉1000㏄に対しマグネサイト120g・河東カオリン80gを追加して
白土と黒土でテストしてみました。
一応ネーミングはコナラ土灰マット釉。


まずは並信楽。中途半端な白濁と溶けきれていない白いブツブツがところどころに。




黒泥土にも同じく白濁が流れて白いぶつぶつが。






これは使えないな、処分するかと思っていたら、何故かカミさんが黒泥土のぐい呑みを気に入って
「捨てないで~~、捨てないで~~!!」。
「捨てる神あれば拾う神あり」で釉薬の統合整理どころか、微調整釉薬が微量づつ
どんどん増えていきます(爆)


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鉄絵・呉須絵で遊ぶ・・・その5

2009年02月12日 | 陶芸作品


今回は口径14.5cmのお茶漬け用小どんぶり。

何故か特に白土の場合、余白が怖い私は描いて描いて描きまくりました。(笑)
大筆でまるで大蛇のような太く長い線、見込みにはこれでもかと丸々○。
いずれも筆運び云々のレベルではありません(爆)

それでも余白が怖く、織部を流します。













今度の受診の時、先生に聞いてみます。
余白恐怖症に効く薬ってないんでしょうか・・・・??


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調整釉薬の焼成テスト・・その1

2009年02月09日 | 陶芸作品


藁灰・土灰を使ったいろんな釉薬を作っていくうちに、
先輩方にレシピを教えていただいたものは確実に残っていきますが、
自作釉薬の中で次第に使われなくなっていく釉薬があります。

工房が狭いのでなんとかしようと思いますが、例の貧乏性が顔を出し捨てることも出来ません。

そこで混合・合体・調整を試しているのですが、すでに何度も混合が繰り返され
元来がどんな釉薬なのかさえわからない釉薬もあります。
だからたとえ気に入ったとしても再現は不可能なものもあります!!

その中で以前黒釉と呼んでいた釉薬1000ccにマグネサイト120g、河東カオリン80gを
追加してマット調を狙ってみました。


並信楽でこんな発色になりました。黒釉が緑釉に変身か??




信楽赤土でマット調の透明釉??



黒泥土で深い緑のマット調。新ちゃん糠白釉に似た釉調。



赤土と黒土で手をもう少し加えれば、なんとか使えるかも??

釉薬を整理・統合するつもりが、逆に小分けしたテスト中の釉薬がたくさん出来て増えてます(爆)

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雪の名残り

2009年02月06日 | Photo Album


今年二度目の大雪をもたらした先月24日の降雪の中、
雪の降り積もるキンカンの実をついばむヒヨの姿が面白かったので載せました。

いつもはメジロやスズメなどの小鳥たちを追い払い、我が物顔のヒヨドリも
カラスやトンビは怖いのか、あたりを伺いながらキンカンの実を一心不乱についばんでいます。

我が家の狭い前庭で繰り広げられる鳥たちの知恵比べの様子は冬の風物詩です。




















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鉄絵・呉須絵で遊ぶ・・・その4

2009年02月04日 | 陶芸作品


今回は呉須絵の湯呑みと小皿の3品。

今日が暦の上では立春とはいえ、まだまだ寒さの続く中、
少し涼しすぎる絵柄ですがトンボを描いてみました。
(オォー、サブー!!)

















この季節感のズレが何とも私らしくていいのでは(笑)

先日、遊びに来た友人夫婦が「これ、いいね!」って言って手にとって見てくれました。
そして裏側に描かれた草木模様を見て、黙ってもとの場所に戻しました。

やっぱりケアレ・スミスの言うとおり描き過ぎなんですね。
トンボだけにしとけばよかったな~~~(爆)


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新ちゃん糠白釉ドロドロ掛け・・・・釉薬テスト

2009年02月02日 | 釉薬


自作土灰釉 No.10「新ちゃん糠白釉」は普通の濃度でのテストは
12月の4日6日8日と三連ちゃんで掲載した。


今回はそれを敢えて放置し上水を抜きドロドロ状態で
赤土・黒土・白土の3種類でテストしてみた。

最初は信楽赤土。釉ハゼ、釉ちぢれ、釉ハゲ??
この状態を正式にはなんと呼ぶのかワカリマセン。
自作釉薬を始めてこんな状態を経験したのは初めてでした。
焼成の最終段階か冷却中の段階で起きる現象らしいのですが、傾向と対策は今から勉強です(笑)














次は黒泥土の場合。信楽赤土ほどのはく離・めくれはないものの、オホーツクの流氷状態。








最後は並信楽の場合。黒泥土と同じく信楽赤土ほどのはく離・めくれはないもののオホーツクの流氷状態は同じ。








この3品を窯出しした時に、横で見ていたチビ子が近くにあったメモ紙に気持ち悪いと言いながら
「のう(脳)のようなちゃわんが三つできました。」と書きました。
でも今はすぐ上の並信楽の茶碗を飯碗としてご愛用です(爆)
よかった・よかった。


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