「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

糠白釉の飯椀

2009年03月31日 | 陶芸作品


前回のマグカップに続いて黒泥土を使った飯椀。
口径12.5㎝・高さ6㎝と私の感覚では少し小ぶりなんですが、
今は飯椀もお米の消費量に比例して小さくなってきているとか。

白土の並信楽では結構気に入った糠白も黒土と赤土では
いま一つ自分の好みすら定まりません。





  応援のワンクリックを   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅立ちの前に・・・最後の置き土産

2009年03月29日 | 陶酔庵にまつわる話


旅立ちを明日に控え、やっと書き終えてくれました。
家を巣立つ前にとせかして書かせたのですが、天然一枚板も間に合わず
陳列する作品もなく、次回の帰省の時でも充分間に合ったようです(爆)

上段は並べる作品もない寂しいギャラリーを見守るギャラリー用の看板。
下段両脇は何年後かに近所のオバサン達を客引きしてくれる宣伝用外看板。
下段中央も何年後かに玄関の表札下に下げられる予定のギャラリー名看板。
外用の下段の看板はともに風雨に耐えるようにこれからニスを塗る予定です。








  応援のワンクリックを   
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

華道 自己陶酔庵流

2009年03月27日 | 園芸


毎年、春になると庭先に花を咲かせる宿根草のクリスマスローズとユーホルビアを生けてみました。
もちろん花生けの心得などありません(爆)

できれば満開の桜の枝を荒々しく生けたいところですが、我が家に桜の木はありません。


  応援のワンクリックを   
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新ちゃん糠白釉のマグカップ

2009年03月25日 | 陶芸作品


最近、白土との相性がお気に入りの新ちゃん糠白釉。少しピンクがかったマット調。
赤土黒土ではまた違った表情を見せてくれる。

今回は並信楽にこの新ちゃん糠白釉を掛けたマグカップ。
マグカップの正式な定義なり形状はワカリマセンがとにかく270㏄入ります。

私が最近お気に入りのコーヒー豆を取り寄せているお店の、
おいしい「コーヒーの入れ方」の説明書によると、一人前が120㏄と書いてあります。
私には当然足りません。でも喫茶店などのコーヒーの量はそんなもんなんでしょうか??
と言うことでとにかく二人前以上入るコーヒーカップは大きいので
単純にマグカップと呼んでいます。

とっては以前掲載したあの時の取っ手です。

そうか~~!!象さんのダンボのお耳のような大きな取っ手のおかげでカップが小さく見えるんですね(爆)

そうか~~!!こんな大きなマグカップで毎晩・毎晩270㏄も濃い目のコーヒーを何杯も飲んでるので、
夜中に胃がシクシクと痛むんですね(納得)

そうか~~!!昨日行った歯医者さんで麻酔をかけてガリガリ削られて、
最後に治療管理アンケートの質問事項に「習慣的飲料物は?」の質問に
こんなに毎日飲んでるのにビールとだけ書いて、コーヒーを書くのを忘れました。

しもた~~~~~!!








  応援のワンクリックを   
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケアレ・スミスの置き土産・・・ミニ・ギャラリー完成!

2009年03月23日 | 陶酔庵にまつわる話


我が「陶酔庵」にメイン(?)ギャラリーがケアレ・スミスとの共同作業で完成しました。
と言っても陳列棚だけで壁や看板・照明はまだ出来てません(笑)
つい先日まで彼が勉強部屋として使っていた畳3畳間の旧玄関、今でも左側には玄関ドアがついたまま。

ギャラリーの陳列棚は出来上がったものの、並べる作品がな~~~い!!

俺が居なくなってハッパをかけられなくても、頑張って作品を作れよ~~!!
と言う彼からのメッセージを込めた置き土産。

小学校2年生から書道教室に通い始め、中学校ではほとんどの子供がクラブ活動や受験のため止めていく中、
サッカーやラグビーのスポーツのクラブ活動と両立しながら高校3年まで続けてきた書道。
この春、「書」の道を夢追い、我が家を巣立ちます。

残り一週間、看板まで書き上げたいと言ってくれましたが、懸案の一枚板が手に入らず、
再びホームセンターの外材SPF材とファルカタ材を購入し、とりあえず代用することに。

いつの日にか立派な一枚板に書いてもらう日までに、お前も腕を上げてくれよ!!
その前にまず私の腕を上げねば・・・・ヌヌヌ















どこから見ても大した変化もないのに、うんざりするほど写真を見せてすみません。
ついついうれしかったもので(爆)

下はこれまでの工房「陶酔庵」の出窓に取り付けたミニ・ギャラリーと言うより
釉薬と土との相性サンプル陳列棚。









  応援のワンクリックを   
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寝込んでしまいました!

2009年03月20日 | 陶酔庵にまつわる話


前回、「残りの作業は明日また頑張ります」と書きながら、やはり疲労で寝込んでしまいました。
今日も途中経過報告の投稿だけでまた寝ます。




その間ケアレ・スミスが一人で奮闘してここまで作業は進みました。
縁台らしきものが二つ完成しました。

最終作業はやはり自分の手でやりたいものです。
近日完成予定!!




  応援のワンクリックを   
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケアレ・スミスとショッピング

2009年03月18日 | 陶酔庵にまつわる話


早く釉薬を掛けたい前回記事の素焼き済みの作品を横目に、
今しか出来ないことに没頭しています。

ケアレ・スミスと近くのホームセンターに行き、以下の品物を買って来ました。


①ファルカタ集成材    18×400×1800  2枚  @2,750円×2枚=5,500円

②ファルカタ集成材    18×300×1800  2枚  @2,050円×2枚=4,100円

③杉荒材         45×45×2000   4本  @300円×4本=1,200円

④Wウッドランバー材   19×90×2000   5枚   @197円×5枚=985円

⑤L型棚受金具    黒  200×300    6点  @340円×6点=2,040円

⑥木工用ボンドCH18        750g  1点   @498円×1点=498円

⑦水性ペンキ(つや消し黒)スーパーコート 0.7ℓ  1点 @1,780円×1点=1,780円

⑧木工用スリムネジ(100個入り)       1点   @180円×1点=180円

--------------------------------------------------------------------------
                     合計        16、283円也


さてさて何が出来るのでしょうか??土素人2人組みの大工ならぬ大八仕事!!

帰宅後、広告チラシの裏紙に書かれた適当な設計図に基づいてケアレ・スミスが材木を切り分けます。
私もリュウマチの手で鋸で切ったり、ドライバーでネジを締めたり・・・・
そして長~~い長~~い時間を経て今日はここまで!!
これほどの大仕事は数年ぶりの事。残りは明日また頑張ります!!

夕食の時、手がガタガタ震えてるのを見てチビ子が
「お父さん、手の震えよらすよ!」と言ってゲラゲラ笑いました。













もちろん我が家の男人足にも手間賃は払いません(爆・爆)!!


  応援のワンクリックを   
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近、フリーカップに凝ってます!

2009年03月17日 | 陶芸作品


相変わらずロクロ成型が苦手な私ですが、最近フリーカップに凝ってます。
もちろんフリーカップの定義も定かではありませんが(笑)
同じ大きさや同じ形のものがなかなか出来ません。
それでも一つ一つの違いを楽しみながら、などと言い訳を自分に言い聞かせて
作り貯めたフリーカップを数ヶ月ぶりに素焼きをしました。

この後、どの釉薬にしようかとまた悩みます。
と言っても、お気に入りの自作釉薬は数種類しかないんですけどね(爆)


  応援のワンクリックを   
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

糠白釉厚掛けの茶碗・・白土

2009年03月15日 | 陶芸作品

今回の糠白釉は何度か登場したこまち糠白釉、秋田こまちの籾殻の灰を使った物。
それを並信楽に厚掛けした口径13㎝の茶碗。
なかなか白土で気に入った釉薬が見つからない中で数少ないお気に入り。
このポッテリとした温もりの白は憧れの白。
同じように釉薬の境目に緋色を見せてくれます。








  応援のワンクリックを   
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

糠白釉の珈琲カップ・・・赤土

2009年03月13日 | 陶芸作品


信楽赤土に新ちゃん糠白釉を掛けた少し大きめのマグカップ並の珈琲カップ。
何故か信楽赤土だけが妙に軽い。
前回の並信楽の釉調は気に入ったが、超地味系の赤土の釉調の評価は未定。
使い込んでいくうちにどう変化するのか?

赤土も粉引き以外にお気に入りの釉薬を見つけたい!!





  応援のワンクリックを   
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

糠白釉の中皿・・・白土

2009年03月11日 | 陶芸作品

並信楽の白土に新ちゃん糠白釉を掛けた口径20cmの中皿。
この深さ、サイズははたして中皿と呼ぶのかどうか?
詳しい器の呼び名でいつも苦労する。正確な定義というものがわからない。

この新ちゃん糠白釉は米糠を本当に燃やした物
自分でもそのマットな釉調は気に入っています。
土灰釉の一つの楽しみは境界線に現れる緋色。
釉の掛かっていない部分にもその成分がしみ込んで影響しているのでしょう。








  応援のワンクリックを   
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の名残りと春の到来

2009年03月09日 | 雑想


冬の名残りと侘しさを感じさせる朽ち果てた植物。それでも春の風に舞って命をつなごうと精一杯!

我が家で最初に春を知らせてくれるのは白梅の小梅ちゃん。すでに花は散り
次に先日まで背丈の低かったスイセンが一気に伸びて開花した。

例年は開花時期をずらして長い間楽しませてくれるスイセン。
今年は黄色と白が同時期に開花しました。
一段と花壇はにぎやかです。



















庭の片隅には質素で可憐な花が!


  応援のワンクリックを   
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呉須絵・鉄絵で遊ぶ・・その10

2009年03月07日 | 陶芸作品





並信楽に弁柄で高島礼子さんで有名な黄桜「呑」マーク。
勢いあまってはみ出しちゃいました(笑)。

釉薬は久々に秋田こまち釉。
この釉薬は写真では上手く捉えてませんが、他の土灰釉とはまた一味違った
ほのかなピンクを秘めた不思議な景色を見せてくれます。
大切な自作釉の一つです!!


  応援のワンクリックを   
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分に電気ショック!・・・釉薬調合

2009年03月05日 | 釉薬


ロクロは下手、絵付けも下手、とりたてて何のとりえもない私の陶芸ですが、
新しい釉薬を使った作品の窯出しの楽しみと言うかあのドキドキする緊張感。

そのほとんどがガックリ状態で終わるのもわかっているのですが、
競馬の万馬券みたいな事がたまにあります。年末宝くじよりもうチョット確率がいいかな(笑)

そういう緊張感とドキドキ感が今日まで私の陶芸を支えてくれました。
体調がトンネル状態の今、なんとか脱出しようと自分への電気ショックを考えました。
体調を超えて気力が動き出し、その気力が体調を超えて自分の身体を動かす。
そして週に3~4個の湯呑みでいいから進めばいい!!
もちろんバクチと同じで丁と出るか半と出るかはわかりません。
いずれにしてもリバウンドが出ます。

そんな思いを込めて久々に釉薬を調合しました。
昨年末の「カオリンマット釉」の釉調が気に入っていたが、テストで少量しかなくて、
チョットアレンジを加えて6種類の釉薬原料4㎏をミキサーにかけました。

最初の頃は既成の粉末原料の説明書に書いてある水の量でやってましたが、とてもじゃない。
ミキサーの場合、あまり水が少ないとドロドロ状態で下で刃だけが空回りします。
そのため水を多めに入れて、渦が巻く状態にしないと攪拌が出来ません。
だから私はたっぷりと水を使って数日後に上水を汲み出します。残す上水はもちろん塩梅です。

ミキサー派のみなさんはどんなやり方をされてますか?





  応援のワンクリックを   
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呉須絵・鉄絵で遊ぶ・・その9

2009年03月03日 | 陶芸作品


今回は並信楽に呉須・弁柄で縦縞(これも麦藁手と言うのでしょうか?)を
描いたチョット深めの飯碗です。

今日は先ほどギャラリー巡りならぬ病院巡りから帰ったところです。
私は一時的症状の発症がない限り、通常は5軒の病院受診を必要とします。

今日はそのうち4週に一度のペースで投薬を必要とする2軒の病院を受診してきました。
どこの病院へ行っても駐車場は満車、院内も患者さんで一杯。
もう一つの病院も満車。こんな時が一番困ります。午前中になんとか2軒を消化したいと必死です。

昔は総合病院でこの5軒分の診療が予約受信で一日で一気に受診することが出来ました。
しかし今はいろんな医療改革で薬も院内ではもらえない、いわゆる医薬分業というヤツです。
病院が薬価差益(仕入れと売値の差)で利益を出そうと患者さんに多くの薬を処方するのを防ぐために分業したのです。
また総合病院も重症患者のみを扱うようになり、慢性患者は開業医へと回されます。
必要な改革ではあるのですが、我々患者には経済的にも肉体的にも結構負担が大きいのです。

調剤薬局でもらう薬は2軒で、スーパーで買い物をしたように大きなビニール袋に一杯になり
誰が見ても買い物帰りにしか見えません。
私が服を着替えて外出する事はめったになく、この5軒の病院を巡るのが唯一の外出のチャンスです。
外の空気を吸える唯一のチャンス、それですら苦になって仕方がありません。

作品紹介が「病院経営裏事情と患者の弱音」と言うタイトル変わってしまいましたネ(笑)
そういう訳で作陶が一向に進みません。


  応援のワンクリックを   
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする