「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

探し物は何ですか?

2015年12月02日 | 雑想


自分自身が何に対して反応するかと、小さな桜の盆栽を買ってみたり、

軽度認知症対策ドリルを買ってみたり、いろんな事はしてみるが、

当然のことだが、昔、自作釉薬製作に情熱を注いだような気持ちは湧いてこない。


とにかく、酸素チューブを付ける病状になって、何か行動したり

話したりすると、その後得体のしれない倦怠感に襲われる。

酸素チューブ自体によって、行動も制限される。小さな盆栽に

外に出て水やりすることすらできないのだ。


毎日、ソファーに座って時間ばかりが過ぎていくことにいらだちばかり。

しかしこんな生活が病院から指示されたことであり、自分自身の限界でもある。


たぶんまだ軽度認知症のレベルである頭の中を何物かがさまよい続けている。

限界という壁を爆破するスイッチを探すかのような行程。


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素朴な疑問・・・(にしては長すぎる)

2015年10月09日 | 雑想


ここ数年、これでいいのかね?どうしたもんだろうかね?と思う素朴な疑問がある。

それは、もう一つの別の問題と似ているような気もするのです。

私がまだ若い頃、車を持っている人も少なかったのでしょうね。

職場でも街へ行ってもどこに行っても駐車できました。まだ駐車場

などという概念もなかった頃でしょう。

もちろん薬物暴走や老人の高速道路の逆走など聞いたことも無い時代です。

その代わりと言ってはなんですが、飲酒運転は当たり前だったでしょう。


本題はその時代、新しい道路が開通し、新しい団地が造成され街が発展していきます。

そして同じように、わが街にも東の山の中腹と西の山の中腹を横切る道路が30年近くを

要して開通します。そしてその周辺には多くの新築の家が建ち街が発展していきます。


おそらくその過程はどこの街でも同じでしょう。

そして新しくできた道路からは自分たちの住む街や港、向かいの山などが障害物が無い状態で

スッキリ見えました。それが今はどうでしょう!!道路の両側から大きく茂った木の枝が

道路に垂れ下がり大きなトラックなどには屋根を擦っています。家を覆います。

電力会社の電線に樹木が掛かれば、許可を得て電力会社が剪定をしています。


ややもすると、展望台と呼ばれるところから、樹木の茂った姿しか見えないところもあります。

昨日も自転車心旅の正平さんが折角展望台に登ったのに木々が茂り何も見えませんでした。

馬場正平さんならジャイアントだから、街中見えっぺ!!なんて冗談を言っているのではありません。

観光客の誘致には熱心な行政も観光地からの景観にまでは手が回らないほど忙しいのですネ。


公園や道路の所有者が市町村の場合は、選定・伐採などの手入れは出来ますが、財政的に手がまわりません。

私有地の場合は、景観を守るためであっても、所有者に剪定・伐採の要求はできないものでしょうか?

いわゆる放置状態です。地球が膨張していきます。


人の住まない家屋が放置される時代ですから、耕作放棄地や山の木々が伸び放題なのは当たり前なのかも知れません。

このままだと、ビルやマンションの立ち並ぶ市街地からは緑が消え、その左右の山村部は木々に覆われ日も当たらず、

花火も見えなくなってしまいます。こんな素朴な疑問に答えてくれる方いらっしゃいませんか??


というか、未来の人類の存在に係わるもっと重要な問題が山積する中で、何を言うのか、バカ者が・・・!!

そういえば、100年ぶりに地籍調査が行われ、これから1,000年先までは無いでしょうと言う話でした。

樹木の選定・伐採が行われるはずがありません。・・・・うん・・納得!!

最近、「○○の50文字以内でまとめなさい」という本を読んでいるので随分短くなりました。ネ!!


ところで、障害物も山も木々も何するものぞ!と立ち上がったのが今回の花火シリーズであります。

最近は、反応も悪く前置きを長くしないと花火も掲載できないようなセチガライ雰囲気が

覆っています。大げさな問題提示かと思えばまた花火かよ~~と言っているあなた。

ハイ。返事がいいですね!!


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迷惑をかけないようにバナーの下に置きましょう。(笑)








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PCトラブルの連続と強制終了・・・そしてちょっと花火

2015年10月05日 | 雑想


ここ数週間、PCトラブルが続いている。ネット接続が特に不具合が多い。

再読み込みに長時間かかったり、挙句の果てにはサーバーが見つかりません

とのコメントが出たり、特にフリーズがたびたび起こる。


気の短い主は、昔からすぐに強制終了。ここ数日、何回も繰り返している。

思い返してみると、過去数回、こんな状態から買い替えざるを得なくなることが多かった。

ディスクリーンナップも度々、デフラグも度々、各ドライブの容量もまだ2/3は空いている。

しかし、いつも最後は症状に対して手も足も出なくなる。


もちろん、PCに対する勉強不足と順調に使用している間に、対処法を忘れていく。

それと頭の老化。しかしもう買い替えても取説を読んで設定するのもできるかどうか?

自信がない。とりあえず短気を起こさず、だましだまし根気強く付き合っていこう。


よくよく考えていたら、家人に対しても同じ症状(とくに不具合・フリーズ)が出ては

PCと同じ対処法を繰り返してきた。

しかし、こちらのトラブルも新しい取説を読んで設定するのもできるかどうか?自信がない。

とりあえず短気を起こさず、だましだまし根気強く付き合っていこう。

考えただけで、心臓がフリーズしそうである。









決して、決して過去掲載と同じ写真はアリマセン!!(爆)

「見てもいないし、気にもしていない!!」

アッ!!そ~う~~~!!


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こころの風景

2015年08月03日 | 雑想



俳優・火野正平さんの旅番組「にっぽん縦断こころ旅」のように、依頼のお手紙もチャリオも

ありません。

病院の帰りに気分転換にと家人が私の好きな遠浅の海水浴場へと連れて行ってくれました。

もちろん車から降りる体力もありませんし、砂浜へも行けず車の中のエアコンに頼って、

ただじっと海を眺めているだけでした。








そこまでの途中、

私は心の中で一通の依頼の手紙を書きました。本当のとうちゃこ地点はここだったのです。


NHKの番組解説の言葉を借りれば、


目指すのは、あなただけの「こころの風景」

「人生を変えた忘れられない風景」「大切な人との出会いの場所」

「こころに刻まれた音や香りの情景」「ずっと残したいふるさとの景色」など、

お手紙に書かれたエピソードをもとに、ひとりひとりの心に大切にしまってある「こころの風景」を訪ねます。


そして1日の旅の終わりには、どんな「こころの風景」が待っているのか?


昔々、来たときには、まだ想い出の家が残っていました。

それから数年後に来たときは、草ボウボウの更地になっていました。

そして今は立派な福祉施設でしょうか?


「こころの風景」「わすれられない風景」は時と共に、こころと共に消えてゆきます。



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事実と記憶とのはざまで

2015年05月25日 | 雑想


もはや真実・事実はワカラナイ話です。

もう45~50年程前の話ですから、自分の記憶を確認するために、あるコメントを投げかけてみました。

本来はブログのコメントは見ようと思わなければ、表には出てきませんし、

敢えて表に出すべきものでもありませんが、最近、こんな事が増えているので

ちょっと、確認してみたくなったのです。


この記事の前2回にわたる凧揚げに関する記事のコメントの話です。

私の記憶の投げかけに対して、彼の答えは「記憶にございません。秘書が勝手にやったことなので。」

という笑い転げるほど、ユーモラスな返答でした。しかし私の記憶と同じ宅地造成地での凧揚げの話や、

糸の切れた凧の捜索の話は合致しました。


人間は、(いや失礼しました)私は昔話をするときに、少し面白おかしく編集して、話してしまう

くせがあります。これが勇ましければ武勇伝となりますが、とかく面白おかしく話すためには、例えば

県境の高い山の狭くて細長い頂上で、凧が上手く上がらず、何度も往復して走っているうちに、

ズボンの前は開いてることにも無関心になります。もしも、このシーンを見たのは俺だと言う人は

名乗り出て欲しいものです。


武勇伝どころか人格も品格も落ちるところまで落ちてしまいます。


そんな色付けをして、何度か話しているうちに、本当はどうだったのかが分からなくなってしまいます。

これを心理学用語で・・・・なんというか知りませんが、多々私の脳の中で発生しているのであります。


最たる話は、私が生まれた家から、今住んでいる家に移って来たのは、6歳の時でありますが、

確か事業に失敗した親の借金を取り立てに来る借金取りから逃れるために、夜逃げをして、

しかも帯でくびったなぜか事務用椅子を背中にオブリ、妹の手を引いて夜中に母の実家に

辿り着いたと思い込んでいました。

もう亡くなりましたが、母に話すと上手い作り話に転げて笑ってくれました。


だからと言って、私のブログの話が全部がそうだとは思わないでください。

ただ、昨今事件が起こるたびに、ブログに書いてあることが、あたかも証拠でもあるかのように

取り上げられていることがたびたびありました。

これは一言書いておかねば、というリスクを感じ取る私のセンサーが、今日の記事を書く動機となりました。


出来れば武勇伝の方が良かったのですが、いつも落ちを探して落ちない自分が悲しいのです。



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木漏れ日の道・・・・気ままに特派員報告

2015年04月20日 | 雑想



世界遺産の熊野古道とまではいわないが、

こんな風景の中を、昔の人がそうしたように、

一歩一歩、踏みしめながら、歩いてみたかったな~~。

出来る時には考えもしなかったけど。



我が人生に悔い無し・・なんて人は言うけど、

無限に広がる夢と欲を前に、

そんな事、あり得るのだろうか??


「アリエ~~~ル!!」と誰かを呼ぶ声がコダマする。




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愛おしき人生

2014年09月12日 | 雑想


建設現場から毎日この24時間開業の食堂に通い、最後は酔いつぶれてまた

翌朝、建設現場へと出ていく40代の兄貴。取材時に周りの仲間から兄貴が

緊張してると笑われて照れている。

翌日は血だらけのタオルを右手にまいて、血だらけのTシャツを着て

この店に入ってくる。結婚を真剣に考えていた彼女と別れて

テーブルを血が出るまで叩いていたという。


朝9時、かなり年配の黒いおしゃれなスーツにダンディーな帽子の紳士が登場。

お仕事は?の質問に「アパレル関係」と答える。

飲み方も肩に力が入っているが、まさにダンディーである。

しばらくして、その紳士がいきなり帽子をかぶったままラーメンに顔をもろに突っ込む。

店に入ってきたときと、出ていくときの落差が実に正直で楽しい。



そんな様々な人生模様を狙って、湘南の海やどしゃ降りのガソリンスタンド、

深夜の釣り堀、原発に一番近い駅など様々な場所にカメラを据えて様々な人生模様を

捉えようとするNHK番組「ドキュメント72時間」。


  


なぜか自分でもわからないが、不思議な魅力を感じる。

勇気が湧いてくる。いろんな人がいろんな場所でいろんな理由があって頑張っている。


家に引き籠っているからか、余計にそんな様々な人生がたくましく見えてくる。



NHK ドキュメント 72時間 大衆食堂・24時間営業 2/2 : 鶯谷・東京



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2014年08月03日 | 雑想


   まっすぐな道でさみしい   山頭火


    まっすぐな道で車椅子     闘病斎



5年位前まではこんな道を歩けた。

今は出来ることが、当時の5%位に減った。

酸素チューブに繋がれて、トイレとキッチンが精一杯。


人間とは酸素を吸って口から入れてケツから出す。

実に人間らしい生き方である。




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フロイトに問う

2013年02月18日 | 雑想


何とも大げさなタイトルが付いたが、

実はここ数ケ月前から異様な衝動的欲求に駆られている。

私は写真に出ている蕎麦は、うどんと並んで大好物である。

しかしその事と衝動的欲求は無関係なのだ。


その衝動的欲求の原因というかその心理の裏にあるものを読み解いて欲しいのである。

自分では全く分からないし、理解不能なのである。


その衝動的欲求というのはいわゆる主に食品(でなくてもよいのだが)の粉末、

たとえば、小麦粉・そば粉・片栗粉・だんご粉・打ち粉・強力粉・中力粉・薄力粉等々。

家内に頼んで買い物のついでに買って来てもらった。





とりあえず、時間もなかったので、作り方に書いてあった蕎麦がきとそば湯のうち

そば粉を10gカップに入れてお湯を入れまさしくコーヒーと同じくして飲もうとしたが

だまができて飲めなかった。だまを一粒一粒つぶしていたら嫌になったので一気に飲んだ。

ようはそば粉を食ったのだ。要するにその程度の知識なのだ。


話はずれたが、衝動的欲求の内容は、その食用の粉を手指で思いっきり握りニュギュニュギュすると

指の間から粉が零れ落ちながら、キュッ!キュッ!と擦れ合う音がたまらないのである。

こういうのをそば粉オタクとでもいうのだろうか・・・・・・??

これまでの人生で似たような状況を思い出すと、釉薬を作るときの原料、

例えば長石やカオリン、土灰、藁灰その他多くの粉末原料を混ぜてきた事。

今はできないという現実がそういう食品粉末に対する欲求となって・・・・・。

しかしそれもあまり自信のない分析である。


どうかもし精神分析医のフロイトさん、ご覧になっていれば分析を!!


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若かりし頃

2012年12月19日 | 雑想


今から40年ほど前の夏、その頃は毎年この松林の隙間にテントを張ってこの砂浜で遊びはまっていた。

上の写真の一番左手前、ここが定席。



近くに実家のある仲間が食材にと鶏卵を何十個も取りに行っては、テントに着いたとたんにつまずいて

全部を割ってしまっては皆からからかわれたり、この堤防で一日中背中を焼いてはヤケドになって数日上を向いて

寝られなかったり、想い出は限りなく・・・・・昨日の事は思い出せないのに・・・



カメラ、一度引いてからより直し!!








右手を見ると、磯遊びにはもってこいの岩場がいっぱい!!

(一番手前の小山のような岩のテッペンで純情な僕はただ遠くを見ながら・・・・・・・)







こういう写真を見ていると、「夢は枯れ野を駆け巡り続ける!!」のである。


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小春日和と今日の憂い

2012年12月13日 | 雑想


昔のインスタントコーヒーのコマーシャルではないが、

私の朝は遅い。9時から10時にかけて起き上がる。

私の友人などはこの歳になると4時とか5時とか・・・・

時間的にいうと随分と欲深く生きてらっしゃる!!(笑)






昨晩の放射冷却現象の通り、朝起きたら雲一つない見事な小春日和。

いやそういえば昨日のニュース解説で「小春」というのは陰暦の10月、

現在の11月の事で晩秋から初冬にかけて穏やかで暖かい天気の事を言うらしい。

だから晩冬から初春にかけて暖かくなってくる季節に使うのは誤用との事です。

詳細には昨日までしか使えないことばらしいのです。一日遅れは仕方がないとしても

私にとってはやっぱり「小春」は坂田三吉の嫁さん、「藤純子さん」なのですね~~!!


数年前まではクリスマスはもちろん正月3が日もこんな天気で迎えることが多かった記憶がある。

1月下旬にやっと数㎝の積雪で車も走れず右往左往するのである。

数年前から11月に雪が降ったり、夏の雨はシトシト降らず土砂降りで山肌を剥がし、橋げたを流す。

冬の雪はドカ雪で毎年積雪の記録を更新する。雪下ろしをする一人暮らしの老人が思いやられる。



私の体調も気温が冷えるとやはり呼吸が苦しくなって、体が動かせない分、頭の中が自由に漂泊の旅に出る。

そしてついには枯れ野を駆け巡る事たびたび。


そんな時、開高さんの「今日の憂いは今日にて足れり!」という言葉で頭の中の憂いを追い払い自分を落ち着かす。

ま~~、明日の心配は明日に任せなさいという意味なのだろう。



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冬の海

2012年12月12日 | 雑想





冬の晴れ間に刺す日差しのコントラストが好きだ。


話は飛ぶがエアコンが壊れてしまった。

多分雷様にやられたのかな??


ストーブやファンヒーターを出してこの冬はしのごうと思いつつ、

灯油が空になった時の給油がとてもツライ!!

満杯に給油されたタンクをファンヒーターまで運んだ後しばらく座り込む。

息が落ち着くのには10分はかかる。

給油は家内に頼んでいるが、なかなか家内が居る時に空になってくれない!!




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同じく開高さんを愛する君へ

2011年09月30日 | 雑想



シリーズ釣って、食べて、生きた! 作家 開高健の世界 「第1夜 巨大オヒョウを食らう ~アラスカ・ベーリング海~」











第一夜・第二夜とも3回づつ見たけど、もはやこの人の深い悲しみと味わいは誰にも通じまい・・・

と思い込みブログネタにもする気になりませんでした。

「Oh!! Back Pain!!」です。


たまたま、ここ数日黒沢明の「デルス・ウザーラ」を観ていて、開高さんのベトナム体験ともダブルものを感じながら、

もしも私に狩猟民族の血が流れていたらデルスになりたかったね!!

面接試験で「マタギになりたいです!」と言うんだな。マタギの面接試験なんてないけど(爆)

わざとマイクロソフトとかライブドアとか受験してさ。


やはり生存中の開高さんの小話にはまだこれから新しい小話が聞けるという希望と余裕があった。

のに比べると、やはり想い出話で見せられる小話はどうしても寂しさがぬぐえません。

ある女流若手作家がもう開高さんの新しい作品は世に出てこないので大切に読んでいきたい・・

と話していたのに似ています。


そのせいか、最近NHK が変わっているのは知ってたけどかなりハードコアな小話を流しました。

開高さんがバンクーバーでの釣りの間、ブツブツ小さな声でささやいていたのはこの小話だったのです。

やはり文学者の少しエッチな小話は最高です。でもこれが日本人には通じない。若者でも単純な倫理観の持ち主には通じない。

テレビのスタッフすらどこで笑っていいのかわからない。開高さん流にいえば「日本人のユーモアとエセ教養の限界ですな!」


貴方が処分したはずの「オーパ!」「もっと遠く!」「もっと広く!」の3冊は我が家の家宝になってます。

古本屋に持っていくタイミングをもう何十年も伺っているところです(爆)

「何!!買い取りたい!」・・・・・「相談に乗りますよ!貴方には特に他では言えないくらい安値で・・・」


ところで暖炉の傍らではなく、囲炉裏端で日本酒ちびりちびりの映像でしょう??

あれは確か相手が長良川堰の工事の反対運動の闘士 アマゴ娘 天野礼子さんだったと思います。

当時、私はあの天野礼子さんのガラガラハスキーボイスに恋してましたから(爆)

しかし最後は開高さんが酔っ払っちゃってエッチな小話するけど気が気じゃなくて・・・天野礼子さんも手やいてた。

あの頃反対運動のリーダーに開高さんを担ぎ上げようとしてたんですよ。


それにしても、アイザックウォルトンの「釣魚大全」の言葉「Study To Be Quiet !!」と言う素晴らしい言葉を

教えてくれたのも開高さんですが、その後もお互いしゃべりっぱなしでした。(爆)

開高さんの真似して酔っては話す小話も、友人の奥方には不評で「ムッツリ助○が!!」と小声でささやき沈黙の鬼となるのでした。


今後は私の小声のブツブツは特に横文字でのブツブツは聞き逃すべからず!!ですよ。かなりのハードコア(爆・爆)

「アイ ブーツ アイ ブーツ・・・・・・・・・」


一番美味しいフライドポテトの食べ方を教えてくれたのも開高さん。

イングランドの街路樹の下のテーブルで食べるのだが、その時の包装紙はクルッと丸めたスポーツ新聞。

美人のオッ○○丸出しのページが最高との事。

食べ進んで行くにつれ、隠れていた美人のオッ○○が徐々に現れてくるのが最も美味い食べ方なんだそうです。


今の日本人も少し考えて、衛生面よりももっと大切なことがあるということに早く気づくべきでしょう!!(爆)



今は亡き開高さんの想い出にくれればきりがないけど、もし残された映像でよかったら

全て保存してあるので、いつでも遊びに来てください!!


ただしフライドポテトを忘れずに!!!




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友川カズキ・無残の美

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募る不充足感からささやかな充足感へ

2011年09月26日 | 雑想



昨日、午後から土に水やりをしました。4月以来の事でした。

普通は水をやるのは植木鉢か畑、ガーデニングの土が相場ですね。

いかに作陶作業をサボっているかの証しです。普通に陶芸をしている人は

乾燥にちょっと気を配れば、特別に水をやる必要はありませんし、

陶芸に水やりと言う概念はアリマセン(爆)


今年の夏は全く工房への出入りすらありませんでした。

私がかろうじてハーハーゼーゼーと外を散歩するとカラスがカーカーと上空を飛び回るほどでした。(爆)

もちろん暑さや熱中症に対する警戒と主治医の絶対安静の指示にもよるのですが、

このままでは一生何もできないのではとの思いから、少し涼しくなったので粘土のご機嫌を伺った次第です。

まだ土練りや重いものを持ったりの重労働は無理ですがいつの日にか備えて土だけは・・・(笑)



5種類の白土・赤土・黒土はスプレー程度で済むものから、食パンのように切り糸で切り分け

水に浸して浸透を待つもの、完全にカチカチに乾燥して体力回復後に後日水簸予定のもの等様々でした。

粘土のご機嫌伺いしかできない自分が情けないのですが、もしこれが第一歩になれば

と言う思いからささやかな充足感も感じるのでした。

一日に湯呑を300~500個もロクロを挽く人もいれば、土に水をやるのが精一杯と言う人もいます。

人それぞれとは言いますが、自分のできることを自分のペースでボチボチ大切に歩もうと思います。

今日は柄にもなくキャラクターが変わったような真面目な決意表明???でした。

最近、オヤジも丸くなったな~~~ナンテ事を言う息子達もいますが、

もうスパルタカスの体力はアリマセン!!

時々、チビ子からかわいい~~!!なんて言われて喜んでいる今日この頃です。




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気になる書と篆刻(てんこく)・・・・六県連合書作展(その4)

2011年09月22日 | 雑想


書道そのものについては全く分からないので、ちょっと技法的に変わったものは

どうやって書いたんだろう?と言う単純な疑問と興味がわきます。そこで尋ねてみると、

「わんぱう」と呼ばれる特殊な粉を水で溶いて文字を書くそうです。

その後乾燥してから、裏から墨を吹き付けるのだそうです。


次は篆刻の作品2点です。


篆刻とはウィキペディアによると
篆刻(てんこく)とは、印章を作成する行為である。中国を起源としており、主に篆書を印文に彫ることから篆刻というが、その他の書体や図章の場合もある。また金属(銅・金など)を鋳造して印章を作成する場合も篆刻という。その鋳型に彫刻を要するからである。書と彫刻が結合した工芸美術としての側面が強く、特に文人の余技としての行為を指す。現代でも中国・日本を中心に篆刻を趣味とする人は多い。』










わんぱうにしても篆刻にしても陶芸とは無関係ではなく、わんぱうは陶芸の撥水剤や掻き落しを思わせ

篆刻は陶印を石に彫るのと同じです。陶芸家で篆刻をされている方もいます。



最後に感謝の言葉です。ご来場いただいた皆様本当にありがとうございました!!





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