「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

地植えのアジサイ

2006年05月31日 | 園芸

さわやかな春の季節も終わりに近づき、湿度を感じさせる風を含んだ梅雨がそこまで来ています。

それぞれの環境に応じて、庭の草花や木々の花たちやそれに群がる昆虫たちも栄華盛衰を繰り返して往きます。

鉢植えのアジサイはまだ少し早いようですが、地植えのアジサイが咲きだしました。







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My窯焼成 ギリギリセーフ!!

2006年05月30日 | 作陶工程

今日は久しぶりにいい天気です。少し気分も楽になる。

10日ほど前になろうか、たった900gの粘土をこねて体調を崩して以来、
昨日久々に4キロほどの粘土をこねてみた。もちろん体力的に荒練り、菊練り1回30秒づつ。気持ちだけ。

そばで見ていた息子にこれを覚えて、俺を助けてくれといったら、「何か余計、空気の入りよるごたる」といわれ、
3年経っても俺が出来ないのに、息子に期待する自分もイヤになった。



大きく伸ばしてタタラ板で切り分けたら2枚取れた。
案の定、気泡のぶつぶつがあちこちに現れた。



一枚は我が家で使う角皿に、以前からサンマが頭から尻尾までのる皿を作りたかった。
もう一枚は友人から頼まれた家族全員分がのるスパゲッティー皿を作ってみた。

振り替え休日で昼からクラブに行っていた息子が夜、帰るなり作品を見て
「えらい厚かねー」という。
「うん1㎝じゃん」と答えると「うそー」と言い定規で測りだした。「14ミリあるバイ」「えー」

俺はあわててタタラ板の厚さを測る。長い間5ミリと思っていたタタラ板は7ミリだった。どうりで重いはずだ。

普段、片手でらくらく持てる薄い強化磁器の皿を使っている人には、少々重かろう。
しかしこれが本物の陶器の器じゃー、どうじゃー、食洗機なんぞには、入らんぞー。と言ってやろう。

すると息子に食洗機どころか「窯に入るとや?」といわれ、またあわてて作品を計る。
窯のサイズは33×32、丁度作品は両方とも幅33cm、ギリギリセーフ!!

と言うことで今日の朝もヘロヘロ、バテバテ、何でこんなしんどい趣味とりつかれたんやろ??

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自分用の徳利とマグカップ・・・第2回本焼き作品

2006年05月29日 | 陶芸作品

過去に何度も徳利作りに挑戦したが、大きすぎたり、一輪挿しに化けたりとうまくいかなかった。

今回、初めて容量だけは自分に合ったものが出来た。

もはや日本酒はそう量が飲めない私にとっては、これくらいが丁度いい。
計量カップで計ってみたら140㏄である。

自分一人で飲むにはこれでも多すぎる。カミさんにもぐい呑みに1杯分けてやる。少しは機嫌が良くなる。

もちろん技術的には未熟でも、持つときに指が入るヘコミがあって持ちやすい。

前回の記事同様、白化粧土がうまく出なかったが、雪を頂いたチョモランマの風景と思って飲めばよい。

Data: 土-黒陶荒土・白化粧土に呉須で落書き・石灰透明・酸化焼成



こちらは、まだ例のブルーと色化粧土のコラボレーションへの未練たっぷりの作品だが、どちらも振られたようだ。
特に先生秘伝の釉薬の色の出が悪い。(先生に文句を言っているわけではない)

Data: 土-黒陶荒土・色化粧土・釉薬-紫紅、石灰透明・酸化焼成



こちらは、両作品の素焼き前の状態です。

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粉引き、刷毛目?・・第2回本焼き作品

2006年05月27日 | 陶芸作品

上の写真は削りを終え白化粧土を掛けたり、刷毛目で塗ったりしたもので、素焼き前の写真です。

下2つの写真が本焼き焼成終了後の写真ですが、自分の予想よりも白化粧土が出ませんでした。

粉引きとか刷毛目とか自分の窯で試してみたかったのですが、成功か失敗かすらわかりません。

ただ自分がイメージしていたものとは大きく違っていたことは事実です。





Data: 粘土-黒陶荒土・白化粧土・石灰透明釉・酸化焼成

もし、読者の方でお気づきの点がありましたら、ご教示いただければ幸いです。

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一天を得つ、山法師・・・・・T・Mに捧ぐ

2006年05月26日 | Photo Album

いつもランキングの上位を占められていたT山亭M麻呂さん、事情があってランキングからの
撤退を宣言され、すでにその姿はありません。

しばらくはランキングを開いたときに何か物足りない気がすることでしょう。

我が陶酔庵にもいつも遊びに来て頂いて、だいぶ元気をいただきました。

でも、ブログが無くなるわけでなし、これからも「お気に入り」から毎日覗き続けます。

一つの風に我が身を委ねて、飛び立つこの虫たちのごとく生きれたらいいなー。







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一樹得て・・・・ヤマボウシ

2006年05月24日 | 園芸



毎年、この季節になると山法師の花が庭を白く染める。
そしてこの花を見るたびに、一つの俳句が頭の中によみがえる。

「一樹(いちじゅ)得(え)て、一天(いってん)を得つ、山法師(ヤマボウシ)」 

詩人 高橋睦郎さんの句だ。

もう10年以上前になろうか、NHKのガーデニングの番組の中で本人が朗読され
一度聞いただけなのに頭から離れない。

本人の説明によると「山法師という一本の樹を手に入れた事で、季節の移り変わりや自然との深い関わり
までも一緒に頂いた」という意味らしい。



私はこの山法師という一本の樹を手に入れ、下から眺めていると、その後ろにある紺碧の青空までもが
自分のものになったかの様な錯覚を起す。まさに俳句の通りである。



ハナミズキが別名アメリカヤマボウシと呼ばれるように、ハナミズキが外来種
であるのに対して山法師(ヤマボウシ)は和種である。
色は白一色だそうだ。質素でつつましい花である。

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小太り仮面のおじさん、登場!

2006年05月22日 | 交友録

前回の記事で恩着せがましく書いたもんだから、小太り仮面のおじさんが遊びに来た。
疲れきった私を軽い散歩に誘ってくれた。

それから例のスナックエンドウの後片付けを家内と二人でやってくれた。
跡地の草むしりをして堆肥を入れ鍬で耕してくれた。

近いうちにピーマンとトマトの苗を買ってきてくれと頼んだ。
一週間ほどねかせておけば丁度発酵も進み畑もいい具合になる。

さらに私の全身マッサージまでしてくれた。
私の2倍はあろうかと思える彼の親指はくの字に反り返り、エロおじさんの
所以でもある。

普段、言葉のM刺激が好きなおじさんも、この日ばかりはと知り尽くした俺のツボを
攻め立てる。

あの親指はマジックハンドというよりゴールドフィンガー、いやゴッドハンドなのだ。

プロのマッサージにも引けを取らないゴッドハンドに負けない蕎麦猪口を
作ってやろうと決心した。

今度は俺のゴールドフィンガーの出番である。

完成も真夏といわず梅雨明けには間に合わせてやるか!!


ところで、写真の上二つは、家族の「舞(My)皿」5枚のうちチビ子が家内の分まで書いたもので、
5月15日の記事で紹介した。



習字の得意な次男坊はやっぱり習字で勝負した。



CDジャケットのデザインが得意な長男坊は下絵の具ではなく下色化粧土で思いどうりにならなかった様子。



己の欲深さを示す作品。下色化粧土の発色テストじゃ、呉須の色テストじゃと何もかもいっしょくたんに試そうとする、
こらえ切れない性格がアダ!!
図々しくも蛸唐草の物まねまでしおって。

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カマキリさんもピンクがお好き!

2006年05月20日 | 園芸

つい数ヶ月前まで土もあらわだった我が家の庭も、いろんな草花がニョキニョキと芽を出し、
成長して今や土が全く見えないほど緑の葉で覆われてしまった。
その間からいろんな花々が顔を出して楽しませてくれるが、植えたはずの自分でさえ名前がわからない。



ところで、4月28日の記事で紹介したカレー皿、時々コメントをくれる小太り仮面のおじさん夫婦の要望に応えて
作りプレゼントをしたのだが、本来ならこれで完結した話しであった。

ところが夫婦でこの皿で蕎麦を食ったらしい。うまかったらしい。そこで今度は、蕎麦猪口を作って欲しいとの要望だ。

そんなもん我が家にもない。有り合わせの小鉢で済ませているのに。

そこで先日、テレビで見た「美の壺」の古伊万里の染付け蕎麦猪口をもう一度みて、作ってみた。

カレー皿は陶芸教室で作ったもので、もはや同じ白御影の粘土はない。

信楽白土にその上から白化粧土を二重掛け、度を過ぎた白へのこだわり、

具合まで悪くなってこちらが苦労して作陶していることなど、当人達は知る由もない。
しかしこの作品が完成するには数ヶ月掛かりそうだ。作品を作り貯めないと素焼きが出来ない。
というか貧乏性なのでしない。

数日後にはワールドカップが控えている。始まると全てが一ヶ月間ストップする。
いや全ての試合の録画を見終えるには2ヶ月はかかるだろう。

丁度、ざる蕎麦の季節、真夏にはなんとか間に合いそうだ。



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第一回本焼き作品しつこくまとめてホイッ!

2006年05月19日 | 陶芸作品

早くも台風1号が来襲し、ここ数日雨続きである。
特に昨晩から大雨・洪水警報が出るほどの大雨が続いている。
このまま梅雨入りされたら、「春はいつ来たの?」と言いたくなる。

こうなると体調も怪しくなる。喉は痛く熱っぽく関節があちこち痛む。
股関節は油切れを起こし歩くとギシギシ音がする。
思わず呉工業のCRCを探す。
O脚で体が左右にぶれる。
両手の指はパンパンに腫れ上がる。
したがってなんとなくゴリラのような歩き方になり風貌も似てくるのだ。

陶芸どころの話しではないが、しつこくちゃっかり作品紹介を!!







Data: 1枚目  粘土・黒陶荒土、釉薬・紫紅、酸化焼成
   他はすでに紹介済みなので省略。手抜くなー!!おー、熱あるー、リキホルモ!!

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夢を実現したシャイなおじさん!

2006年05月17日 | 交友録

つい先日、昨年12月26日の記事「思わぬクリスマスプレゼント」他で
時々登場したシャイなおじさんが遊びに来てくれた。

いつもなら玄関先でポイと自家製の野菜や卵を渡してすぐに帰るほど
おじさんはシャイなのだが、その日は家に上がってくれた。
私のことを心配して様子を見によってくれたのだ。

それほどシャイなおじさんが自分の山暮らしを紹介するブログを始めました。
シャイで繊細なのですが、馬力はゴリラ並み、風貌も(スンマセン)。
その野性味溢れる生活ぶりを覗いてみてください。

まだ間もないので記事数も少ないのですが、

「ゴリさんの山暮らし日記」・・・・よろしく!!

ところで私の方は、今日も第1回の本焼き焼成作品を紹介します。
相も変わらずチマチマした湯のみ3品です。







Data: 上 黒陶荒土・白化粧土掻き落とし・紫紅・酸化焼成
   中 信楽白土・ワラ灰白萩、いぶし黒釉・酸化焼成・・・・境界線がうまく出ませんでした
   下 信楽白土・青碧・酸化焼成

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孫の手、そして足、作品

2006年05月15日 | 陶芸作品





Data: 3年程前に七輪陶芸で焼成したものです。もちろん手や足を焼いたわけではありません。





Data: 信楽白土・呉須・下色化粧・石灰透明・酸化焼成しか出来ないんです。

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いずれがあやめかかきつばたか菖蒲かアイリスか?

2006年05月13日 | 園芸







Data: 我が家の庭に咲きました。
草花に詳しい友人によると「ひおぎあやめ」というらしい。
   しかし字はわからないそうだ。これも怪しい。
   
   陶芸教室の横にも菖蒲園があり、他にも有名なポイントに
   あちこちカメラを提げて写真を撮りに出かけたが、
   未だにこの区別がつかない。
   要するに調べる気も覚える気もないのだ。

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タタラ作りボール皿 第1回本焼き焼成作品―1

2006年05月12日 | 陶芸作品



Data: 上 直径16cm・深さ3.5cm・黒陶土・紫紅(先生秘伝の釉薬-例のブルー)・酸化焼成

   下 直径21cm・深さ4.5cm・黒陶荒土・色化粧土(信楽白土の泥しょうに青碧の顔料を混ぜたもの)・
     石灰透明・酸化焼成

※色化粧土は普段の白化粧土に顔料を混ぜたものが鮮明なのに比べて、より渋いブルーが出ました。

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喜怒哀楽―2

2006年05月10日 | 園芸

先日、鉢植えの中輪のバラが咲いたことは、4月14日付け「喜怒哀楽」に書いたが、
遅れること1ヶ月、地植えの大輪の赤いバラが咲いた。
種類はHT(ハウステンボスではないよ、ハイブリットティー)と言うらしい。

本当はもっと深いビロードのようなワインカラーを期待していたのだが・・・・



これはMy窯での第一回本焼きの際に焼いた釉薬と粘土との発色テストピースです。

メールで画像を見た先生から「テストピースをL型ににしてまずLの縦の線を一回掛け、
その上部をさらに2回掛けにすると、
釉薬が濃い場合と薄い場合の色合いと流れ具合が同時に確認できますよ」との通信教育を早速していただいた。

テストピースを作る前に尋ねるべきだった。
不精な私はまだ実行してない。新しい釉薬を買ったら試してみよう。



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陶芸教室、最後の作品

2006年05月08日 | 陶芸作品



Data: 上 白御影土、石灰透明、還元焼成
    下 白御影土、鉄赤、  酸化焼成

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