「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

フジの名所・・・2

2009年04月30日 | Photo Album


前回に続き今回もフジの花。
この名所は我が家から車で15分程の近場にある。
ここ数年で2回訪れたことがあるが、ピークは過ぎていたとはいえ今回が一番美しかった。
それまでは何度も「フジの名所」の看板を見ながら通り過ぎていたのである。
私の場合は面倒くさがりで誰かが連れて行ってくれないとわざわざ自分で見ようという気がない。

今回は「野田白フジ」のフジ棚を中心に載せます。

















県天然記念物指定の「大フジ」、樹齢約800年・高さ30m・幹回り4.6mの神木。





紅白のツツジがここだけは今が盛りとばかりに咲き誇っていました。





桜が終わればフジ・ツツジと風流で花好きな民族は蜂のように花密の香りを追って移動する。
世間の喧騒の中にあって、こういう場所は本当にこころがやすらぐのである。



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フジの名所・・・1

2009年04月29日 | Photo Album


当市にもスケールは小さいがフジの名所がある。
先日、友人が誘ってくれたので一緒にフジの花見としゃれこんだ。

例年はゴールデンウィーク頃に見頃を迎えるフジやツツジも
桜と同様に今年はピークが2週間程早く、すでに一週間遅れらしい。

それでも多くの人が見えていた。
特に介護施設等の車も多く、車イスを使ったり介助を受けながら
高齢者の方々が喜ばしそうな笑顔でフジの花見を楽しまれていたのが印象的でした。

今日は多くの種類のフジの樹の中でも樹齢約150年の「蛇フジ」の下で楽しまれる様子を載せました。

















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フリーカップ・・それぞれ・・3種

2009年04月27日 | 陶芸作品


信楽赤土・コナラ土灰釉に鉄赤を流す。
鉄赤の使い方を再び間違って汚くなりました。
数年前の失敗は頭の中から消滅。







並信楽・瑠璃ナマコ釉に土灰藁白釉を流す。








最後はお馴染み?の定番ブルー、黒泥土にこまち糠白釉・いぶし黒釉。








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定番ブルー・・釉の組み合わせのテスト

2009年04月25日 | 陶芸作品


先日の定番?ブルーのカップの下の釉薬を変えてテストしてみた。
左からカオリンマット、新ちゃん糠白、黒マット。
いずれも悲惨な結果でなんとも落ち着かない不自然な色調である。
まだまだ数が少ない自作の土灰釉の中で、組み合わせようとすると余計に難しい。
新しい釉薬をそろそろ作って見たいが、なかなか気力がわかず体が動こうとしない。
こういうときはじっと待つ。そのうちに爆発する(爆)

















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虹彩雲

2009年04月23日 | Photo Album


本日午後1時15分。
南の空に虹色の雲が現れました。

よく見ると太陽の周りにも虹が・・・こういう現象はナンダッケ?
明日の天気は・・・漁師さんがこういうのって詳しいんだよね!!

いつものことですが、カメラには目の前と同じ鮮やかさはなかなか出てくれません。
それでも、30分ほどの間、魂が昇天するかのような光景を楽しみました。
ひょっとしてお迎えが来る時って、こんなんかも!!




















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定番ブルーのカップ&ソーサー

2009年04月22日 | 陶芸作品














たぶん見飽きるほど登場し、いまや定番?となった黒泥土にこまち糠白釉のブルー。
下はいぶし黒釉。

何回作っても形は不揃い。あえて揃えようと意識もしていない。
それにしても初期の頃の形を越えられない。揃えようと思うほどの形ができない。

他のフリーカップでも言えるのですが、初期の頃にマグレで気に入った形のラインに出会う。
それを再現しようと何回も作るけど越えられない。ここが不思議。マグレだからしょうがない。
修行が足りん!!ということでしょうが、それだけの力がないから、数打ってお気に入りを探す。
この繰り返し。
本当はいいもの以外はボツにしたいんですが、そうすると何も残らないんです(爆)
残された貴重な体力に申し訳ないんで、何らかの形が残っていきます。

今回は六角ソーサーではなく丸いソーサー、でも少し小さかったかな。
中央にいぶし黒釉、こちらも釉の掛け分け部分があいまい。

自己批判の割には反省が足りん!!
だからいつまでたっても上達しません(笑)


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自称陶芸家、百均で陶器を買う!

2009年04月20日 | 雑想




このところ100円ショップネタが続いております。

陶芸を始めて、100円ショップで茶碗を買う人を悲しく思ったりしておりました。
そういう私も陶芸と出会う以前に、2回だけ100円ショップで飯椀を購入しました。
もちろん飯が食えれば何でもいいや~~と思っておりました。
「有田焼」の銘の入った飯椀が100円で手に入るんですね!しかも丈夫で割れない。
 
柿右衛門・今右衛門で有名な有田焼の窯元の中には、大看板を背負わない中小窯元もあるわけで
その人たちも食って生きて行くために一生懸命に方法を探したのでしょうね。
100円ショップで生きていく道を選んだ窯元があるんですね。
苦しい選択だったと思います。「有田焼」の銘を打つことに自責の念もあったことでしょう。
テレビで拝見したんですが、生きていくために100円ショップに特化して、全工程を自動化。
ロボットが器をつかんで釉薬の中にジャボン!!・・・・・・


話がそれましたが数日前に私と一回り年上の兄を数年ぶりに訪ねました。
家に入ると何ともすがすがしい清々とした香り。
もうすぐ古希を迎える兄はお茶を焚いて迎えてくれました。
大きな竹を切り抜いて盆栽を置き、背景にはすだれが下がり侘び寂びの世界。
兄貴も随分枯れてきたな~~と思いました。
その兄貴曰く、まだ脂ぎった現役時代の部下が訪ねてきても、茶香炉の香りにも盆栽にも気付かないとか・・・
嘆いておりました。
それに気づいた私もだいぶ枯れてきておるということの証。

またまた話がそれましたが(一杯入っておりまして・・)
要するに茶香炉のその香りの虜になりました。
いやしくも陶芸を趣味とするものが100円ショップで焼き物を買うとは何事か!
という意識もなく、自分で作ったらいつになるのやら、とにかく自分で早く試したい一心で探しました。

お茶葉専用の香炉はなく、似たようなものを買ってきました。アロマ???とかいうやつです。
ついでにロウソクも買いなさいと兄嫁から言われました。
さらについでにIHヒーターなのになぜかアルミ鍋を。
貧乏症の私は山ほど家にあるロウソクを溶かして流し込むために購入しました。
合計300円。

それが上の写真ですが、ロウソクが香炉に入りません???。
ロウソクの縁のアルミをカットして、なんとか自分でお茶葉を焚いてみました。
茶香炉専用でないのが原因か…すぐに茶葉が焦れて、
兄の家と同じ清々とすがすがしい香りになりません。

ポイントはロウソクの炎の大きさと香炉のバランスにあるようです!!

それ以来、ロウソクを溶かして流し込む加工と茶香炉への挑戦が始まります!!


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土灰マット釉の中皿

2009年04月17日 | 陶芸作品





信楽赤土に土灰マット釉をかけた口径20㎝の中皿です。
いろんな最近の自作釉薬を土や器の形状で試している中での作品です。




出来合いのてんぷらと野菜を載せて・・・
この野菜、ブロッコリーなのかカリフラワーなのか・・・思い出せない(笑)
でも今考えると、先日の粉引きの皿にピンクのミスタードーナツはあまりにもセンスがなさ過ぎました。
恥ずかしい・・・

蛍光灯の下で撮るとホワイトバランスが違って色調も変わります。
上の色調が本当です。


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ついにお世話になりました!

2009年04月15日 | 笑い話


その存在は知っておりました。
しかし15年間その使用を拒み続けてきました。

ここ数年そうも言ってられなくなりました。
友人・家族も見かねてずーっと昔から勧めてきました。

まだ私はしっかりしてるから大丈夫!袋から出してちゃんと飲んでるから。

平常時で服用薬が10種類、これ私が一番健康状態がいい時です(笑)
検査で異常値が出るたびに追加して薬が出ます。
病院から帰る時は、処方薬局から頂いた薬が食料品でも買ったかのようにビニール袋に一杯になります。

それでも、まだ私はしっかりしてるから大丈夫!袋から出してちゃんと飲んでるから。


そんな私が最近、間違って昼間に睡眠薬を飲んで寝てしまったり、
寝る前に飲むのを忘れて一晩全く眠れなかったり、…翌朝テーブルの上に残っていました。
挙句の果ては、朝昼夕食後、飲んだのか飲んでないのか、忘れてゴミ箱をひっくり返して大騒動!

そんな私を見かねてか、騒動に巻き込まれるのに疲れてか、

カミさんとチビ子が百円ショップで買い物をしていた時、
チビ子がこれを見つけて、カミさんの所に駆け寄り
「ねー、お父さんにこれ買おう!!自分が中には詰めるから!!」と
ダンナのプライドを気にする母親を説得して買ってきたそうだ。

本来はパッケージから出して錠剤だけを入れるのだが、
まだ自分はしっかりしているというプライドが邪魔をして、
パッケージから出して何を飲んでいるのかわからなくなるのが怖いのです。

メリット:①一コマが割と小さいのでコンパクト。
     ②外出の時、その日の分だけを持ち出せる。・・これまでそのつど財布の小銭入れに入れてました。
     ③たったの100円。(100円ショップの回し者ではありません!)

デメリット:①一コマが割と小さいので、パッケージごと入れると2錠のとき折り
       たたまないと入らない。(これは自分のせいですね)
      ②まだチビ子を全面的に信頼できないので、週に一度詰めるのが面倒臭い。




まだ、これ以外にも入りきれない薬がたくさんあるんですよ。
たとえばロクロが上手になる薬とか・・・デザインのセンスが良くなる薬とか・・・

どうぞ皆さんもプライドを捨てて使ってみてはいかがでしょうか?


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ビールが美味い!・・糠白・土灰マット釉のコラボ・ビアーマグ

2009年04月13日 | 陶芸作品





ここ1週間ほど夏のような陽気が続き、ビールの味が一層美味い季節になってきた。

先日のビアーマグに続く2作目。
土は信楽赤土。口縁部にカオリンマット土灰釉、下に新ちゃん糠白釉のコラボレーション。
見込は焼き締めで先日のマグ同様にビールの細かい泡がいつまでも続く。

これまで我が家にフリーカップと呼べるものはなかった。
高台のある普通の湯呑みか取っ手の付いたコーヒーカップだけ。
実際に使ってみるとなかなか便利。
お茶を飲むにもコーヒーを飲むにも、またまたビール、焼酎のお湯割り・水割り等
なんにでも使えて便利。なるほど、まさにフリーカップの名前の通り。
ご自由に使ってっちょ!!ってことだ。

このフリーカップ、ボディーラインをもっともっと美しく!!
しばらく凝りそうだ(笑)


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とりあえず並べてみました・・・ミニギャラリー

2009年04月10日 | 陶酔庵にまつわる話

自分で作った器を並べてみたいと夢を見て、
自宅の旧玄関になんとか出来上がったミニギャラリー

ギャラリーと呼ぶ以上はそのレベルの作品ができるようになって
少しづつ器を並べていく予定でした。

しかしそれを待っていたら、あと何年かかるだろう??と思いました。
その間、陳列棚と看板だけあってもデッドスペースになるだけ。
そのうちに家族の衣装ケースが積み上げられても困るので、
工房の陳列棚に置いていた土と釉薬の相性テストピースを、
いわゆるギャラリーの名に似つかわしくない拙い器を並べてみました。

とか言いながらも、近所の友人やおばさんたちは「見に来い!見に来い!」と
無理やりせがまれて、だいぶ迷惑をこうむっている様子です。









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釉薬を変えてみました・・・マグカップ

2009年04月08日 | 陶芸作品


先日のマグカップと土も型もほぼ同じですが、取ってが少し変わって一周してません。
まーるいダンボのお耳から半円形の普通の取っ手になりました。

先日は糠白釉で今回はカオリンマット調の土灰釉。色調は少し白味が増して、よりマット調になりました。
あたりまえかな(笑)
なんとか赤土・黒土でも使えないかと思案中です。








写真の色調が少し変化しましたが、使い込んでいるうちに
見込みにの貫入にも大好きなコーヒーが染み込んで貫禄が出てきました(笑)





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新緑の季節

2009年04月06日 | Photo Album





多くの小学校で今日新学期を迎えた。
我が家でもチビ子が春休みを終えて、「何組になるかな~~?」と楽しみに登校した。
我が家を巣立って新しい生活をスタートしたスミスも今日入学式のはず、
目覚まし時計も忘れて行ったが、無事自分で起きれたら出席しているはず。
3000円で買えるプラスチックの衣装ケースを4000円かけて宅急便で送ってくれという
相変わらずのオトボケブリ。

桜の開花も今からという地方も多い中、こちらの道路は風に舞う桜の花びらで真白。
3週間ほど前に開花を迎えた当地の桜も花冷えのおかげで入学式までなんとかもてそう。

写真は毎年この季節、新緑の中にいっそう映える真紅の東京もみじの新葉と黄金まさきの新緑。
私が体を休めるソファーのすぐ横に春を迎えてうれしそうに紅く輝いている。


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糠白釉の飯椀・・・・赤土

2009年04月04日 | 陶芸作品


先日の飯椀は黒泥土でしたが、今回は信楽赤土の飯椀。

どちらもいまいち自分の評価も好き嫌いさえ定まらない釉調です。
焼成場所の影響か、片側にだけ部分的に釉ちぢれが出ました。











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ビールが美味い!・・・糠白釉ビアーマグ

2009年04月02日 | 陶芸作品





並信楽の白土に外側に新ちゃん糠白釉をかけ、見込みを焼締めたビアーマグです。
ビールの泡立ちがよく、飲み干すまで時間が経っても細かい泡がいつまでも消えません。
このビアーマグで黒ビールを呑むとささやかな贅沢気分が味わえます(笑)


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