迷宮からの脱出

人間の自由意志と宿命or運命との織り合いを
考えるうちに深い迷宮の闇に入り込んでしまった。

そしてその闇の中を手探りで彷徨（さまよ）ううちに
一条の光に出会う。そこはのぞき窓。
明るい外界の風景の切り取られたごく一部が見える。
闇になれた眼にはまぶしすぎる。
いや、美しすぎる。

自分が存在したのはこの世界ではない。
再び手探りで闇の中を彷徨う。


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迷宮への誘い

この先には何が？
この地点が人生の現在地点です。

左右にも選択肢があります。

このように人生には自由意志による選択と、
あたかもどうしようもない宿命or運命とが
複雑に織り合って入るように思えるのですが、
私にはこの二つがどのように作用して
現在が形成されているのかわかりません。

そして今、自分が何をほざいているのかも。

そうそう何かに書いてありました。

「思い悩むな！！空の鳥も、
野に咲く花も、何も心配することなく、
空を飛び、咲き誇っているではないか。
明日のことは、明日自らが思い悩む。
その日の苦労は、その日だけで十分である」

そういえば、身近に実践している人がいました。

小太り仮面のおじさんと、うちのカミさんだ。

なるようになるさ！起こってから考えよう！

やはりこれが一番楽みたいです。

なるほどねー。


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眠る男と廻る宿命

昨年の丁度今頃５枚作成した皿の一枚だ。
そのうちの一枚はすでに掲載した。
本来なら美しい緑になるはずが、
焼成方法の違いで赤茶色に出色した。

絵柄を眺めているうちに日々の出来事
に振り回され、眼が回り挙句の果てに
動けない自分の姿に見えてきた。

対峙する宿命は動かない。
しかし自分も動けない。
そこに「受容」と言う白い天使が飛んでくる。
しかし

そこにはただ虚無感が漂う。

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バカ親父のドジな話

前回の記事で治りかけた股関節炎が再発したことは
冗談っぽく触れたが、本当にそろそろ軽い散歩の
リハビリでも始めようかと思った矢先の出来事でした。

明日から入院すると言うメンバーと出征前祝と称して
昼間からビールを飲んでいい気分になり数時間
楽しい時間をすごし、メンバーが帰宅した直後、
数日前からどこに飾ろうか迷っていた写真の
額縁を2枚重ねて持ち上げたかと思うと、
そのうちの一枚の額縁のガラスがスーと落ちた。
かと思うと、右足のくるぶしの上にグッサリ。

その瞬間、血がピューと玉になって飛び
周りは血の海（ちと、大げさかな）。

黒澤明の映画で切られた瞬間、血がパーと吹き出すのを見て
「こんなことはないやろー」といつも思っていたが、
あるんですねー。

少々の傷には驚かない私も、
幅7CM、深さ5CM、この傷を見てこりゃ無理だー。
血は止まらないは、止血はせねば、
病院の手配、車の手配、戸締り、
干した布団の取り込み、と誰もいない家で
一人で血の止まらない足を引きずりながら奮闘す。

こんな忙しいときに一本の電話、困ったときにいつも現れる
正義の味方「小太り仮面のおじさん」だ。すぐに駆けつけて
くれ、急患で総合病院へ連れて行ってくれました。

レントゲン、その他もろもろの検査、傷口洗浄のあと10針縫われました。

看護師さんからしばらく「アルコールだめですよー」
との声、「はいー、今日はもう呑みました」と返事。

結局、動脈が切れ、アルコールも散歩もしばらくお預け、車椅子生活に
再び舞い戻りました。

「小太り仮面のおじさん」もさすがにあきれた様子。

これが情けない中年男の正直な日常です。

ところで最初の写真はなんなの・・
今の話とどういう関係が・・・・ありません

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循環と言う小さな夢

我が家にも狭いながらも庭がある。
季節になると樹木の剪定、草むしり等の作業に伴い
結構なゴミが出る。そのたびにビニール袋に詰めたり
紐でくびったりしてゴミの日に出す。

生ゴミはすでに生ゴミ処理機で堆肥化して利用しており
後はこの草木ゴミを何とか我が家で処理し堆肥化し再利用
したいと言うささやかな計画を持っていた。

昨日、久々にホームセンターへ行き、とりあえず杭を
4本購入、帰ってくると、疲れきっている私にカミさんが
「今日中に作ろう」とハッパをかける。

うちのカミさんは土方仕事が大好きだ。
掃除は嫌いだ。料理も嫌いだ。

ところで杭はあっても周りを囲む板がない。そこで
古い本棚を解体することになり、どうにか板を確保。

カミさんのハッパが無ければ完成は秋になっていた。

昔、イングリッシュガーデンとやらを夢見ていた頃、
ガーデニング番組を見ていると、向こうの庭には５㎡ほどの
コンポストがどこにでもあった。これを作りたかったのだ。

そういうわけで我が家にも0.5㎡の夢の堆肥化工場が誕生した。

早速、枯れ葉を入れてみた。なんともいえない充実感！！

体はボロボロになるほど疲れきっていた。

しかし、この日のビールいや雑酒は何よりもうまかった。

あー、股関節が・・・・・・・やばい！！


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コーヒーカップー最新作（そのー5）

ついに連続掲載の最終日を迎えました。
お付き合いいただいた皆様、お疲れ様でした。
作品自体のグレードは日に日に落ちていくし
庵主にとっても辛い日々でした。
全てを見てもらいたいと言う欲の深さのなせる技、
いいものだけを見てもらえばいいものを、
まあ正直なんだと思って勘弁してください！

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コーヒーカップー最新作（そのー4）

さてさてとうとう４連続まで来ました。残り１個。
皆さん、もうしばらくの辛抱です。

自己満足の世界に浸りきった庵主のわがままに
良くぞ付き合ってくださった。いやまだ早い。
後、一個残ってた。それにしても暑い！暑い！


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コーヒーカップー最新作（そのー3）

連続掲載、日を空けての5連続はさすがに辛いので、
連日の新規投稿となってます。そんなに辛きゃ止めりゃー
いいのに。庵主もだんだん弱気になってます。

「こんな似たよーなもんばっか載せやがって、
どうコメントすりゃーいいんだよー」なんて声が
聞こえてきそうです。ねー、誰かさん！

まーまーそう言わずに、何なりと書いてくれまっせ！！


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コーヒーカップー最新作（そのー2）

連続掲載支持のコメントを受けて
ますます自己満足の世界に浸る庵主
ですが、支持するもしないもコメントは
ありがたいもの。
興味があればこそのコメントです。

どんどんコメント寄せてください。


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コーヒーカップー最新作（そのー1）

このところ続く一連のブルーの作品である。
多分皆さんはもう飽き飽きされてると思うが、
当の庵主は一向に気にすることも無く、
図々しく掲載を続けている。
このコーヒーカップシリーズ5作品を連続掲載、
もう止めてくれと思ったらコメントを！！

ところでこのカップ、取っ手にちょっとした
工夫が、トップを平面にカット、中指の当たる
ところをギザギザにカット、これが以外と
持ったときの親指と中指の指あたりがいい。
もうほとんど自己満足の世界なんで・・・・

お気に入りの一品です。


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湯のみ四兄弟ー最新作です!

最近続いている一連の粘土と釉薬の
組み合わせの作品です。
若干色の濃淡の変化が見られますが、
いささか見飽きた方も、いらっしゃるかも？

もうしばらく続きますが我慢して
お付き合いください。


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電動ロクロの作品ですーその1

これは一年ほど前の電動ロクロの作品です。

写真が少し上のほうから写してあるのに
お気づきですか。

実は高台は見せられないんです。

織部と言う流れやすい釉薬の上にさらに
古萩をかぶせたもんで、
流れて棚板にくっついちゃったんです。

そこで例の禁じ手、グラインダーを持ち出し、
粉ぼこりだらけになって粉闘して３０分、

プロの陶芸家は「気に入らねー」って叩き割ればいいけど
貧乏性の素人は大変なんです！！


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海の中はこんなもんかな！

この皿は二年ほど前の作品で、素焼きを済ませたものに絵を描いてみようと
言うことになったのですが、私には全く絵の才能が無いので息子が書きました。

絵と言っても呉須と言うものを使って書くのですが、その上に透明釉薬をかけて
本焼きをします。

おかげで楽しい作品になりました。サンマがまるごと一匹はのりませんが二つに分けて
使ったり、刺身をのせてくれたり、子供も使ってくれています。

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久しぶりに七輪陶芸の作品です！！

この作品も二年半ほど前の作品ですが、確か釉薬をつけてやってみようと言うことになり、
織部をつけたのです。本来は美しい緑が出るのですが、何せそこが七輪陶芸、酸化、還元の
調整も出来ず、赤くなってしまいました。今になってみれば懐かしい作品です。


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やっと梅雨らしく！

5,6月と全く雨が降らず、田植え前の農家や多くの人が困っていましたが、
ようやく梅雨らしい雨がここ一週間ほど降り、ダムの貯水率も次第に
回復しつつあります。我が家の庭でも今年はアジサイの花が開花前に
枯れてしまって一年間の苦労も水の泡。せめてもと去年のアジサイを
眺めています。


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