「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

自戒を込めて!・・・小鉢5個組

2008年05月30日 | 陶芸作品


最初に、友人から5個作って!と頼まれたサンプルはコレ
口径13センチの小鉢。黒陶土にこまち糠白釉。





3月19日の記事にも書いたが、黒陶土が丁度切れていたとはいえ、この頃赤土でもブルーが出るのがわかって
手元にあった信楽赤土でとりあえず作ってみたのが↓の写真。
似たような色合いだがやはり土が違うとブルーの雰囲気も違ってくる。
それよりも大きさ、高さがバラバラ。





やはり友人にも悪いし、何よりも自分自身が納得できない。
そこでもう一度5個組に挑戦したのが最初の写真と↓の2枚の写真。
土は黒陶土から黒泥土に変わったが釉薬は同じくこまち糠白。
ごまかしに一度信楽赤土で作った分、練習になったのか少しはサンプルに近い物??がなんとか5個出来た。






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粉引き・・・浅鉢と湯呑

2008年05月27日 | 陶芸作品


常に自分のテーマとして灰釉とともにこだわり続ける粉引き。
なかなか自分の目標とする器のイメージとはほど遠いままに作り続けています。

今回は2008年2月25日の記事に書いた口径21㎝の浅鉢と湯呑。
ともに信楽赤土に白化粧土、その上に石灰透明釉を掛けました。














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赤土でブルー・・・ビアカップと腰ふり湯呑

2008年05月24日 | 陶芸作品



最初に赤土でブルーが出たのは数ヶ月前。その時は驚いたものです。
それまで黒土でブルーを出すのにいろんな苦労を繰り返したので、
ヒョンなところからいきなりブルーが出てきた感じ。大喜び。棚からボタ餅!!
黒陶土でのブルーに比べて少し弱いのですが、白化粧しか知らない私には捨てがたい赤土のブルー。

確か糠白の師匠は自分の窯では、ブルーは還元で焼くと言われた記憶が??
何故、酸化しか焼けない私にブルーが出るのか不思議です!!

信楽赤土とこまち糠白の組み合わせです。
ビアーカップは見込みを焼締めにしてみました。ビールの細かい泡がポイントです。
















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小品凡才!

2008年05月19日 | 陶芸作品

とりあえず器を作る。
加飾に悩む、釉薬に迷う。
結果、何のとりえもない器が生まれる。
いつもこの繰り返し。
作陶の段階で完成のイメージを持って臨みたいといつも思うのだが・・・





土は全て並信楽。藁白釉に瑠璃なまこを流す。





秋田こまち釉を厚がけした大き目のコーヒーカップ。





土灰釉を厚がけした茶碗。





最後におまけで恥ずかしい失敗作を!

これでも5枚中で一番亀裂が小さかったのだ。
残りの4枚は土に戻した。
亀裂って焼けば焼くほど大きくなるんですね??小さくはなり様がないですが・・

信楽赤土に白化粧土を流す、織部と石灰透明釉をかける。
織部は赤土に効果なし!
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木蔭の貴婦人とヤンチャ坊主

2008年05月16日 | Photo Album










ずっと見つめていたら眼が合ってしまった。それともガンを飛ばされたのか?


 


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粉引いろいろ

2008年05月13日 | 陶芸作品


信楽赤土にこまち糠白をかけた湯呑とぐい呑みの2品。












信楽赤土に石灰透明釉を掛けた茶碗と湯呑の2品。
















並信楽に石灰透明を掛け織部を刷毛塗りした茶碗1品。






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鉄絵で遊ぼう!(2)・・・唐津土

2008年05月09日 | 陶芸作品


久々の更新です。こんなに間が空いたのは確か初めて。
前回その(1)では、土は並信楽。
今回は唐津土を使って鉄絵に釉薬4種類をテスト。

最初は既製の石灰透明釉。茶碗2品と湯呑1品。でも唐津土に石灰透明釉の組み合わせで
こんなに白くなるとは思いもしませんでした。
鉄絵も濃い部分も薄い部分もくっきりと流れずに出ました。










この一品は例のケアレ・スミス君の絵付け。オヤジは描きすぎると言って、見込みにチョットだけ。
「余白の美」などと生意気な事をおっしゃる!














この後の3種類の釉薬は自作土灰釉。
まずはこまち糠白釉。カップ一品。






次に秋田こまち釉。茶碗2品。














最後に黄瀬戸釉。小鉢一品、ぐい呑み一品。















やはり自作の土灰釉では細筆で描いた薄い草木絵柄は消えたりかすかに残ったりしてますが、
濃い絵柄は少しにじんだり流れたりで下手な絵柄をごまかしてくれました(笑)
更新を休んでいたせいか、たまりにたまったものを一挙大公開になってしまいました(爆)
コメント (10)
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