「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

ガラクタが表現しようとしたもの

2013年08月29日 | 映画・音楽


前回記事に関連して、画像検索をしていたら「死ぬ前に一度は見ろよ! 映画 ミッション」という

映画紹介ブログに出会った。私もこれほどの強気で訴えたい映画がたくさんあるが弱気である。

でもこの映画は私の中の映画史上での最高傑作であり嬉しかった。


その中でも私が一番好きなシーンを我慢して観てください。

皆さんに映画を観て頂きたいので、あえてストーリーは語りません。


貼り付けが拒否されていたので、映画タイトルをクリックしてください。


 映画「ミッション」



私はこのシーンが大好きで、時々ロバート・デニーロが何度蹴り落とされても引き上げ、また蹴り落とされては

引き上げるこのガラクタは何を表現しようとしたのか??


ローランド・ジョフィー監督の意図はわからないが、

自分なりに、生きる上で人が背負うべき重荷であり、

人の業であり、罪であり、贖罪の意識であり・・・・・・と解釈した。

だからあのロープを切られたとき、子供のように泣き崩れ、すべてから解放され赦しを得たのだと思う。


悲しいかな私はまだその解放の喜びを知らない。

多くのガラクタの中に沈没して、小さな心臓の鼓動とともにかろうじて生きているからだ。

しかし誰にでもいずれ解放の日は訪れる。

静かに待ちたい。







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Mr.ビーン お久しぶり

2013年08月27日 | 映画・音楽


何を言いたいのか自分でもよくわからなくなりましたが、

とにかく最近、ほぼ同時に二つの番組を見ました。

一つはよしもと新喜劇や葛飾の寅さん映画でゲラゲラ喜んで笑うチビ子の反応を試そうと

一緒に観た「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 」。案の定大喜び、ロックをして永久保存との指令が出た。私自身久々のビーンさんで

懐かしかったが、やっぱり少しお歳を召したローワン・アトキンソンさん。

チビ子の兄ちゃん達も大好きだった。






この映画の中で監督役で出演していたウィレム・デフォー氏。代表作は「プラトーン」「最後の誘惑」等たくさんの映画がある。





さらには広島・長崎・沖縄と精力的に訪問してきたオリバー・ストーン監督の

NHK-BS1により『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史』 というタイトルで、

50分番組を10回に分けて、3週にわたり放送された番組について、スタジオで討論したもの。

後半紹介された映画「プラトーン」で見かけたが名前が出てこないウィレム・デフォー氏。






かたや、映画「永遠のマリア・カラス」でカラスのプロデューサー役を演じたジェレミー・アイアンズ氏。









映画のラストシーンで二人が別れるシーンで使われた「Casta Diva」







闘うイエズス会の神父ロバート・デ・ニーロに対して決して人を殺すなと教え、

祈る神父役を演じたジェレミー・アイアンズ氏。





言いたかったことは、この二人が名前が出てこないのはもちろん、同じ人物だと思い込んで話して

いる自分がいる。だいぶボケが進んでいると自覚した。






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過去に経験のない大雨

2013年08月25日 | つぶやき


もう数週間九州地方は成層圏を突き抜けて、深い深い青空が続いています。

と書いた翌日から、バケツをひっくり返したような・・・・この表現はもう古い、

過去に経験のないような命に危険を及ぼす可能性のある大雨が降り出しました。

大雨・洪水・雷・竜巻注意報・警報。土砂災害警戒警報。

一昔前まで竜巻は外国の話だった。

無事に前線が通り過ぎて、大きな災害が起こりませんように。



よりによってそんな二日間、チビ子は校内キャンプ。決行。

山口での就職試験受験二日目で試験会場から遠くの安ホテルに泊まっていたケアレ・スミスは

大雨でローカル線が水に浸かり運休ダウン。タクシーは予約満杯で乗る金もない。

同じ安ホテルに泊まっていた自家用車の客を泣き落して、なんとか試験会場まで、間に合ったとか・・・・(爆)

みんなギリギリところで生きています!!



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武者返し

2013年08月23日 | 表現


各地の城の石垣の築き方を小学生の妹に説き、

その妹も楽しかったらしく、夏休みの自由研究は「熊本城の石垣」。



正直、驚きました!!

私には絶対に撮れない構図です。

城の石垣の石組みに興味津々の息子にしか撮れない写真です。

こんな熊本城もあるんですね。


私が撮ると、こう↓も撮れないかもです。









お盆に休めなかった息子が、その代わりに

休暇をもらって大好きなお城巡りをして来ました。


構図と被写体探しが苦手な私は、露出は少しは勉強したつもりですがかないません。


ところで、もう数週間九州地方は成層圏を突き抜けて、深い深い青空が続いています。

それを籠に閉じ込められた黒いカラスは毎日、二重ガラス越に眺めています。


息子は、iphoneで自由に撮りまくってます。

その楽しそうな姿勢が時に驚くような構図を生みます。

私はデジタル一眼で構えます。

そろそろ重くて持てなくなりました(笑)

だからipad mini で撮ることも。



たぶん、お城の内部と旅館の夕食でしょうか??











まず、親のスネをかじった分を返してから、食べてほしいものです。


親は行ったこともないし、食べたこともないし・・・・・・(爆)




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はったい粉はくせになります

2013年08月21日 | 自称粉末食材研究家



ご存知の通り、私は今年4月頃からお菓子類を食すのを止めて、

砂糖・塩・各種黒砂糖(上の写真)を混ぜ込んだはったい粉を今でも食べています。

習慣性でもあるのか、未だに止められません。(爆)

お菓子類を止めたのでコレステロールや糖が減っているはずと思いきや、

ここ2回ほどの血液検査で血糖とヘモグロビンが高く、糖尿病になってるとの事。

世の中なんと理不尽な・・・・・




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トゥールビヨンの機構(トゥールビヨン脱進機 )

2013年08月19日 | つぶやき






1個1000万円以上もするような時計は、どういう理由でそんなに高い値段がつくのでしょう?
超高級時計といわれるものには、大体3つの特徴があります。


1 永久カレンダー機構
(4年に一度の閏年も機械的にプログラムされている)

2 トゥールビヨン機構
 (エスケープが回転する)

3 ミニッツリピーター機構
 (音によって現在時刻を知らせる)


この3つの特徴のうちのどれか、あるいは全部を組み込んでいる時計は、製品になった瞬間から超高級時計として扱われます。

腕時計でありながら外車一台分、ときには家一件分の価格をつけ、世間の羨望と尊敬と好奇の眼差しを受けることになるのです。

今回はこのトゥールビヨンについて考えてみましょう。

1795年にブレゲが発明したトゥールビヨン(tourbillon)は、一言で言うと特殊なエスケープメント

(ガンギ・アンクル・テンプ)のことです。

トゥールビヨンとは何か

雑誌の誌面などにも、最近たびたび登場する「トゥールビヨン」。フランス語で「渦巻き」を意味するこの言葉は、

時計の専門用語で、特殊な誤差補正機構を指す。また、この機構を搭載する時計自身も一般的に「トゥールビヨン」と呼ばれ、

商品名にも用いられている。

トゥールビヨンの発明者は、現在のブレゲを1775年に創業した時計師アブラアン・ルイ・ブレゲで、1801年に特許を取得している。

機構の詳細については、別の機会に譲るが、仕組みの概要を説明すると、次のようになる。

機械式時計のムーブメントには、正確なリズムを作り出し、歯車の速度を制御する「脱進・調速装置」があり、

時計の姿勢が変わると、この部分に働く重力の影響を受けて誤差が生じる。

トゥールビヨンは「脱進・調速装置」自身を回転させて、重力の影響を相殺し、結果として精度の向上と安定を図る仕組みである。

現代の腕時計では、回転する「脱進・調速装置」が文字盤から見えるようにデザインされ、

トゥールビヨンを見分ける外観上の特徴になっている。


トゥールビヨンの動作は非常にユニークです。簡単に言うと、ガンギ・アンクル・テンプの1セットが回転するのです。

これはその昔(1700年台後半)、現在のように設備の整った時計生産技術がなかった頃、人間の感覚によって作り出された

パーツの誤差に苦しみながら、なんとかして時計の姿勢差を克服したいという願いによって考案された機構なのです。







【トゥールビヨン】
機械式時計の場合、地球の重力による影響から、その置かれる位置、あるいは着用している姿勢が変化するたびに、

微妙に進んだり遅れたりします。それは、時計のムーブメントにかかる重力が一定方向ではないからです。


そうした時計の置かれた姿勢などの変化から、つねに生じる時計の進みや遅れ具合を相殺させることで、

その誤差を解消する時計の機構を「トゥールビヨン」と言います。

そのトゥールビヨンの方式を脱進調速装置=脱進機として、かの有名なアブラアン=ルイ・ブレゲは開発し、

1801年に特許を取得しました。以来、このトゥールビヨンは懐中時計の複雑な機構をもつ時計として特別な存在となりました。

さらに詳しくトゥールビヨンの構造について考えてみますと、脱進機のテンプ内の渦巻状のヘアスプリングが、

ムーブメントが置かれたポジションの変化によっては理想的な収縮運動が妨げられます、

またテンプの回転自体にも微妙な抵抗の変化が生じます。その影響を極力おさえるために、

脱進機を回転するケージ(籠のようなケース)に収め、例えばこれを同軸上で1分間に1回転させるという方式により、

時計の姿勢変化からつねに生じる誤差を相殺するというのが、トゥールビヨンの基本的な構造です。

さて、このトゥールビヨンですが、本来は昔の懐中時計に搭載されていた複雑機構で、

当然ながらその当時はポケットに収められていました。

したがって現在の腕時計のように時計自体が常に腕の動きに合わせて活発に動く、と言うわけではなかったわけです。

ところが腕時計主流の現代において、このトゥールビヨンの機構は積極的に腕時計に組み込まれるようになってきました。

このことは機械式腕時計が復権したことで、現在では時計文字盤の一部に切り込みの円形ホールを施すことや、

時計ケースの裏側からこの機構が見えるシースルーバックという見せる要素と、

さらに進化したトゥールビヨンの機構の登場にもつながりました。



人のお知恵をお借りして説明させていただきました。


私には知識も値段も手におえませぬ!!   お許し下され!! それにしても美し~~い!!



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トゥールビヨン(tourbillon)の響きに魅せられて

2013年08月15日 | つぶやき






前回記事はある好きな番組の録画を見ていて、頭に浮かんだことをダラダラと書き並べたが、

その番組の中でいくつか気になる言葉が出てきた。

ひげぜんまい・テンプ・ムーブメント・脱進機・そしてトゥールビヨン。

特に最後の言葉の響きに魅かれて30回近くの録画番組を見ることになるのだが、

そのうちに、前回の完璧・完成と思われたものがいかに味気ないものかを感じざるを得なくなってくる。


その録画番組というのは 『トゥールビヨン 〜時の仕掛人〜』は、2008年1月から同年3月まで

BSジャパンで放送された教養番組・ドキュメンタリー番組。全13回+番組スペシャル1回。

どうもこの時は見逃したらしいのだが、その同番組が『憧れの機械式時計』として

2010年10月から 2010年12月再放送され、さらに2011年1月から同年3月27日まで同局で放送された

後継番組『続・憧れの機械式時計』を録画したもの。


特に決定打になったのはNHK-BSハイビジョンが放送した『独立時計師たちの小宇宙』という番組の

影響が大きい。その中でいろんな専門用語に出会うし、機構の説明や歴史にも出会う。


理論的には未だにはっきりと理解できないが、何か糸の上を舞う地球ゴマのようなもの・・・

ジャイロ・・・ブレゲという人によって命名されたトゥールビヨンは天体系惑星の自転・公転の

体系であり地球の重力の影響による誤差をふせぐものらしい。



なぜか書けば書くほど、伝えたい美しさの話から遠ざかっていくような気がする。

頭も体力も限界が来たみたいなのでここいらで休憩!!(爆)


徒然草ではないが取り留めもなく書いたが、読み直す、校正する元気もなし・・・・・

後日その気になったらまた勉強してきます。(笑)





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電波ソーラーは完璧ではなかったのか

2013年08月13日 | つぶやき
                 (独立時計師 アントワーヌ・プレディウソの超複雑時計)



腕時計の世界の話である。

我々が若い頃は時計のリューズを巻いていた。これが機械式時計の証し。

しばらくして、時計を振ったり腕を回したりした記憶がある。

そのうちに近所の時計屋さんで電池を替えてもらうようになった。


その後、日本の廉価で正確なクォーツ時計が世界中の時計市場を席巻していく。

そして、それまで圧倒的力を誇ったスイスの機械式時計メーカーが崩壊し始めるのである。

9万人いた時計職人が1万5千人にまで削減された。


そして最近、流行の電波ソーラー時計の普及が浸透する。

動力源も要らないし、全く狂わない完璧な時計。

これで時計の世界は完成だと思った。


しかし理論的機械的完成と人間の感性はときに一致しないのだろうか?


ところが苦しい時代をなんとかしのいで来た手作りの時計に魅せられた職人や

スイスの機械式時計メーカーはしぶとく息を吹き返していた。


さらにはその職人の中から、超複雑時計の全工程(全ての部品(歯車等)の削り出しから

組み立てまで)を一人で作る独立時計師(キャビノチェ)までが生まれてくる。

もし人生がやり直せるなら、独立時計師のような仕事をして見たかった。

まだまだ車椅子に乗ってギアくらい磨けたろうに(笑)


人間は完璧なものはやはり面白くないのか?? 

確かに完璧な美しさを持った女優には飽きがくる。関係ないかな??

自分と同じく少々いい加減な部分が恋しいのか??

イヤ、美しいものが欲しいのだ。

少々ファジーではあってもそのメカニズムの美しさが恋しいのだ。

5千万~1億円を超える世界の話である。とても手も足も出ないので眺めるだけにしておこう!!






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酷暑か浸水か・・・

2013年08月09日 | つぶやき




昔はお天気の話は通りすがりの挨拶言葉であった。


今年の梅雨でもシトシトと雨が降った記憶がない。


梅雨が終わった一部地域では35℃を超える猛暑が続いている。


他方ではもはやゲリラと呼べないどこでもバケツをひっくり返したような


「これまでに経験のない」豪雨によって家が流されたり、土砂が流れ込んだり、


雨が降ったら、床上浸水・床下浸水が当たり前のような状況になってきた。


エアコンの効いた部屋でソファーに座り続けて、かろうじて呼吸を続けている身としては、


いずれにしても、放り出されたら生きていけそうにない。




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たまには物欲を刺激する

2013年08月07日 | おもちゃ



しばらく休みました。


8月に入って初めての投稿です。


昔、長期入院した時に職場の仲間が差し入れてくれた雑誌を思い出しました。


こういう本を見ると少し若返ります(爆)


もちろん手は届かないのですが、見ているだけで楽しいんです。


まさに物欲をゾクゾクと刺激するんですね。(笑)


この雑誌、今もまだあったんですね!!


妻が買い物に行った時に私の注文をチビ子が思い出して買って来てくれました。







表紙も袋とじも「大人のホビー」という文字が踊ってますが、


何故、「大人のおもちゃ」って書かないんでしょうか?


内容は健全そのもの。


袋とじもアッチ系と違って壇蜜さんは登場しません。(爆)



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