「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

映画「アラビアの女王 愛と宿命の日々」

2018年01月23日 | 映画・音楽





どうしても体の都合で自宅で映画を観るしかない

今回は珍しくメジャーな映画

と言っても、田舎の映画館で放映されることはない


20世紀初頭、イラク建国の立役者となり、もう一人の「アラビアのロレンス」“砂漠の女王”と呼ばれた

イギリス人女性ガートルード・ベルの生涯を描いている

主演はニコール・キッドマン

まさに砂漠の貴婦人と呼ばれるには十分な風格と気品

「風とライオン」のキャンディス・バーゲンを思い起こさせるがより威風堂々と砂漠を疾走する


驚いたことに映画中にもT.E.ロレンス「アラビアのロレンス」が登場するが

共通するのは、砂漠の魅力にとりつかれ、そこに住むベドウィン 砂漠の民に惹かれる

その理由はと問われ、彼らの自由さ、彼らの尊厳、詩情あふれる生き方と答える


異邦人で砂漠の民に魅せられた二人の理解者

支配する側に立つのではなく、あくまで砂漠の民の自立を願い

二人とも同じようにダマスカスを目指す


果てしなく広がる砂漠の風景に対する憧れは

半世紀ほど昔、最初に映画「アラビアのロレンス」を観た時と同じく

私の心の中で今でも健在である


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映画「アスファルト」

2017年12月28日 | 映画・音楽

ずいぶん前に自宅で映画鑑賞

オムニバスのようでオムニバスでない

同じ集合住宅に住む3組の話が交互に出没する

3組と言っても家族ではない

例えば人のいいおばあちゃんと

空から降ってきたNASAの宇宙からの帰還カプセルから出てきた宇宙飛行士

観ていくうちに、なんとも心が温かくなる不思議な感覚

こんなささやかな人のつながりって忘れかけている


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映画を観ました いやまた観ました

2017年11月28日 | 映画・音楽

先日、私がこのコンビの作品を好きなことを知ってる友人から

薦められて、「ある天文学者の恋文」を観ました

監督ジョゼッペ・トルナトーレ、音楽エンニオ・モリコーネ、主演ジェレミー・アイアンズ

「ミッション」の頃に比べると、ジェレミー・アイアンズの役どころがただただうらやましい限りと申しましょうか、

エンニオ・モリコーネがこんなに静かで控えめな音楽を書いているのに驚くばかり

しかし、ここまで手練手管、手の込んだ事ができるほど愛せる人がいる

隠れ家に住む老人も素直に「いいな~!瀬渡しで渡る孤島に別荘が欲しいな~~!!」

などと一度はざわついた血の気をゆっくりと時間をかけて落ち着かせていました


後日談

それから数日後、今年の5月に一度観ていることに気づく感想メールを発見!!

ショッキング!!と言いたいところだが、こんなことはまだいい方で5月なら時効寸前!!

午前中に観た映画を午後には思い出せない

だから映画は何度でも楽しめる

林家木久扇師匠みたいなオチになってしまいました(笑)


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レナード・コーエンさんのこと

2016年12月09日 | 映画・音楽

カナダの詩人・小説家、あるいはシンガー・ソングライターである

レナード・コーエンさんの訃報を新聞で知った

先月の入院前のことだった

そして数週間がたって退院し、友人から新譜アルバムが出ていることをきいた

それはレナード・コーエンさん自身へのレクイエムという人もいるらしく

そのアルバムを聴いて、彼の渋すぎる重低音のしわ枯れ声が醸し出す音楽世界が

わたしの中で完成された気がした


「YOU WANT IT DARKER」


ボブ・ディランやトム・ウェイツのしわ枯れ声とはまた一味違った世界








色あせて時間を感じさせる新聞の切り抜き





実に若かりし頃とはいえ、外には出せない下手な文字

そういえば、最近若いミュージシャンがカセットテープで新譜を出したり

カセットテープの専門店ができたりと、カセットテープブームが来てるらしい


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テレビにかじりつき・・・・・障害物花火大会(12)

2015年09月18日 | 映画・音楽


昨日はもちろん、ここ数週間、テレビにかじりつくことが多かったが、その合間に

NHKBSプライムで放送された映画「ディア・ハンター」を3時間10分一気に観ました。

久々にクリスファー・ウォーケンに会えたのが何ともうれしかったのが印象に残ります。

一気にとはいっても、10分間のインターミッションは当時の映画は珍しくなかったが、

この映画は一分間。一分間では行けないよ~~~~!!

しかし、そこはビデオは便利なもので一時停止で行けるのです。(笑)


その数週間前には映画「地獄の黙示録」を観ました。これも3時間弱の長さ。

前者は巨匠マイケル・チミノ監督。後者も巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督。

マイケルチミノ監督は4時間近い長尺映画「天国の門」を批評家に酷評されたブレの大きな巨匠。

もちろん両映画ともに若い頃から10回近く観てきたが、観るたびに新しい発見がある。

前回、見えなかった細かい部分が見えたりすることがある。

最近はその発見が楽しくて、数日後にまた観る事もある。


言われる前に言っておく。10回見ても理解できないバカか、何回観てももはや記憶が・・・・??






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ニッポンのトム・ウェイツ発見

2015年05月09日 | 映画・音楽
※画像は象の鼻で記事の内容とは関係ありません。



特派員からの情報でした。

絶対に俺の魂を揺さぶるメロディーだと。


まさに、ニッポンのトム・ウェイツを発見した気分です。

単純なメロディーに単純な歌詞。


なにが、これほど私の心を惹き付けるのでしょうか!!


いつもの事ですが、他の曲もそうかと思うと、やはり違います。


彼はそうやって時々、私の琴線に触れてきますが、

私は触れることができません。

なぜなら、彼の琴線には1,000ボルトの高電圧が流れているのです。







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たまには、メリナ・メルクーリ

2015年04月24日 | 映画・音楽


不思議なもので、私は時々急に〆サバが食べたくなります。

出来るならばサバ寿司で、バッテラでは求めているものが満たされません。

無理な時は、〆サバの刺身で済ませます。

〆ればアニサキスは死ぬのかどうかは知りません。

いったん、胃の中に入ると身をよじって、ねじって、どう暴れてあがいても痛みはとれません。

病院に行って胃カメラで引っ張り出してもらうしか方法はありません。


このアニサキスという青魚に住み着く細いミミズのような寄生虫は名前からして、ギリシャ生まれとしか思えません。

私の知っているギリシャ生まれの有名人は、ミキス・テオドラキス、マノス・ハジダキス、その他多くの人の名前の語尾に

キスとつく人が多いのです。マノス・アニサキスさんが発見したのかも・・・・・。


話は大きくそれましたが、

〆サバと並べては失礼かもしれないが、同じように時々急に、このメリナ・メルクーリの歌声が聴きたくなります。

映画「日曜はダメよ」で一躍日本でも有名になったギリシャのアテネ生まれの歌手であり政治家、

確かフランスの文化相を務めた記憶が。御主人は映画監督のジュールズ・ダッシン。

当時、ギリシャの軍事政権に反発してナナ・ムスムーリなどと同じように多くの歌手や芸術家がフランスに亡命し、

シャンソン歌手と呼ばれることになるが、明らかにシャンソンとは違った香りと情感が存在しました。

それはまさに、ポルトガルの歌手アマリア・ロドリゲスが唄うファドの世界で言う

「サウダーデ(Saudade)・・郷愁・憧憬」そのものでした。



その当時のギリシャの軍事政権との闘争の様子はシャンソン界の超大物イブ・モンタン主演・

コスタ・ガブラス監督政治映画三部作 映画「Z]「告白」「戒厳令」に描かれています。

学生時代に、反骨精神旺盛な青年は権力と闘うこんな映画を観るために映画館通いをしていました。


前置きが長くなりましたが、そういう長い長い訳があって今日はこの一曲をお聴き下さい。

私はギリシャ独特の香りと情感を感じとり、時に涙します!!

耳元で囁かれる様な声と〆サバに弱いのです。


Melina Mercouri & Vangelis - Je te dirai les mots (1973)




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岩手の吉原さん、ありがとう!!

2014年12月15日 | 映画・音楽


若い頃、一目惚れじゃなくって一耳惚れした曲があったが、なかなか想い出せずにいた。

エキゾチックで単純なメロディーの繰り返しが醸し出す不思議な雰囲気に魅了されてしまったとでも言おうか。


数年前に確か「ハービー・ハンコック ハンド・イン・ハンド」だったと思いだし、

喜んでyou-tube検索すれども、すれども出てこない。ヒットしない!!


ところが昨日、録画していたテレビ番組で、かの有名な知っている人は知っている

「岩手から出てきた、一関でジャズ喫茶をやっている吉原さん」という人が

マッコイ・ターナーの事を語り始めた。

思わず「あっ!!」と叫んで夕食中だったので、すぐにメモを取った。

数時間後に「マッコイ・ターナー ハンド・イン・ハンド」検索した結果、ヒットした2曲

は1ヶ月前と1週間前にアップされたばかりのホヤホヤ。なんという運の良さ。


それからは、あの若い頃の一耳惚れの感動がよみがえり、ひたりきっていた。


最近、認知症の寝たきりの高齢者に若い頃好きだった曲を聞かせたら、起き上がって

手でリズムをとり、最後は自分の足で歩くところまで回復したとある番組が言っていた。

ひょっとすると、私も自分の足で歩けるかも???

という希望の裏側で今日のこの空しさはなんなのだろう。



という訳で今日も人の力を借りてなんとか投稿できました!!(笑)



McCoy Tyner - Hand in Hand



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エボラ出血熱

2014年10月15日 | 映画・音楽



異常なのはどうも気象だけではないようだ。


今日のニュースによると、西アフリカその他、近隣諸国からの渡航者や

医療従事者への二次感染がヨーロッパやアメリカでは危機的状態のようである。

二週間後には、現在、一週間に千人から一万人に感染者が急増すると言う。

特に医療関係者は全身防護服でも感染していると言うから、未経験な世界なのだ。

過去に人類が体験したインフルエンザとはどうも様子が違うような気がする。


昨日、例の難病で予約受診をしたが、その際つい前回まで診療科の待合椅子の前の

診察室が閉鎖され、工事が行われていた。救急専門病院への変身を遂げるための

改築工事であるが、ついつい政府の命令で各主要都市の基幹病院にエボラ出血熱

への対策が打ち出されたのでは?などとよからぬことを考えてしまった。

もちろんこれは不謹慎な邪推であります。


などと、想像を膨らませていたら、1976年に公開された映画「カサンドラ・クロス」

主演リチャード・ハリス。ソフィア・ローレン、マーチン・シーン、バート・ランカスター、

レイモンド・ラブロック等々が出演したサスペンス映画です。





感染性の強い病原菌に感染したテロリストの一人が逃走し、

ストックホルム行きの大陸横断鉄道へ逃げ込んだ犯人を乗客ごと全員

廃線となったポーランドのカサンドラ・クロス橋梁へ列車を誘導して

崩壊転落させると言う話ですが、当時の映画館は二本立てでもう一本は

確か「ラスト・コンサート」。美しい少女と有名なピアニストの悲恋物語。


こちらが本命で、もう一本でいい映画に出会うと言う経験はそれ以来、何度も経験するのです。

もうここまで話してくると、頭の中は美しい少女パメラ・ヴィロレージとラフマニノフの

ピアノ協奏曲第3番と勘違いするほどに似た主題曲に占拠され、

エボラ出血熱への恐怖感は消えていたのです。


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イル・ポスティーノ

2014年09月20日 | 映画・音楽


最近、歳を重ねて、涙腺が弱くなってきました。

好きな映画の音楽を聴くだけで涙腺が緩みます。

さらに胸に熱いものがこみあげて、痛みます。

その度に、死ぬ前にこの映画を見れて良かったと思います。

でも、やはりサウンドトラックは映像をバックに流れた時が

一番美しい!!と思います。






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実は私も泣くんです

2013年09月05日 | 映画・音楽



実はここ数日、記事のコメントでどんな映画で泣くの泣かないのって話になって、

元々は「貧乏・動物・子供・不治の病」を使ってお涙頂戴は低俗なやり口だ、

と書いた「タモリ論」からスタートしたバカバカしい話です。

こんな話こそ低俗なんですが、私は泣きません!! って宣言したけど、

若い頃から今でもこの映画のラストシーンになると泣いてました。

イヤ、嗚咽、慟哭ですがね(爆)



精神病院の中でも反権力・反体制を貫くジャック・ニコルソン演じるマク・マーフィーが

最後はロボトミーの手術を施され、そのことを悲しんだインディアンのチーフが見るに見かねて

枕で押さえつけてジャック・ニコルソンを殺し、シャワー室の重い大理石を持ち上げて

窓に投げつけ逃走するシーンです!!

叙情的なラストシーンの盛り上がりとともに余計に涙を誘うのは、ジャック・ニーチェの

ソー(のこぎりを使った)ミュージックです。


映画「カッコーの巣の上で」・・・・私の若い頃の好きな映画のベスト3の一つです。

1975年の映画ですから私も20代!(笑)バリバリの反体制・反権力ですよ。

それにしてもこの頃のアメリカは低予算でいい映画を作ってたんですね。







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Google逆引き辞典

2013年09月03日 | 映画・音楽


あまり詳しくないんで教えてください。

映画のストーリーを書くとタイトル教えてくれませんよね?

皆さん、ご存知の通りBS全 8チャンネルで毎日結構映画が放送されてます。

これを録画して観るんですね。

特にNHK BSプレミアムの映画はCMが入らないのでそのまま気に入れば永久保存できます。


ところで私の頭の中に薄い記憶として、砂漠の真ん中に複葉機の飛行機が

墜落して、昼間の日差しと夜の寒さをしのぐため、一組の男女が岩山の洞窟に

避難します。そしてその一夜の出来事が国際問題に後日発展します。

記憶は定かではアリマセンよ。



余談ですが、この記憶があいまいな一夜を思い出すたびに、

「アラビアのロレンス」でロレンスが捕まったトルコの将校と過ごす一夜。

こちらも一体何があったのかと聞いてみたくなります。

この一夜以来、ロレンスが激しく残酷に変貌して行きます。



私は何度見ても記憶が頭に定着しない「イングリッシュ・ペイシェント」だと思っていました。

アカデミー賞を8部門受賞後、劇場公開で観ました。

その後テレビ放送の度にストーリーを確認するかのように3度観ました。

そして先日5度目の鑑賞。

こんなに官能的な映画だったかな?と・・・・・





飛行機の墜落から岩山の洞窟までは同じなんですが、国際問題に発展しないんですネ。


果たして映画が別の映画なのか??私の記憶が・・・・・・かなりきてますよ~~~

もし思い当たる映画がありましたら、コメント下さい!!


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ガラクタが表現しようとしたもの

2013年08月29日 | 映画・音楽


前回記事に関連して、画像検索をしていたら「死ぬ前に一度は見ろよ! 映画 ミッション」という

映画紹介ブログに出会った。私もこれほどの強気で訴えたい映画がたくさんあるが弱気である。

でもこの映画は私の中の映画史上での最高傑作であり嬉しかった。


その中でも私が一番好きなシーンを我慢して観てください。

皆さんに映画を観て頂きたいので、あえてストーリーは語りません。


貼り付けが拒否されていたので、映画タイトルをクリックしてください。


 映画「ミッション」



私はこのシーンが大好きで、時々ロバート・デニーロが何度蹴り落とされても引き上げ、また蹴り落とされては

引き上げるこのガラクタは何を表現しようとしたのか??


ローランド・ジョフィー監督の意図はわからないが、

自分なりに、生きる上で人が背負うべき重荷であり、

人の業であり、罪であり、贖罪の意識であり・・・・・・と解釈した。

だからあのロープを切られたとき、子供のように泣き崩れ、すべてから解放され赦しを得たのだと思う。


悲しいかな私はまだその解放の喜びを知らない。

多くのガラクタの中に沈没して、小さな心臓の鼓動とともにかろうじて生きているからだ。

しかし誰にでもいずれ解放の日は訪れる。

静かに待ちたい。







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Mr.ビーン お久しぶり

2013年08月27日 | 映画・音楽


何を言いたいのか自分でもよくわからなくなりましたが、

とにかく最近、ほぼ同時に二つの番組を見ました。

一つはよしもと新喜劇や葛飾の寅さん映画でゲラゲラ喜んで笑うチビ子の反応を試そうと

一緒に観た「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 」。案の定大喜び、ロックをして永久保存との指令が出た。私自身久々のビーンさんで

懐かしかったが、やっぱり少しお歳を召したローワン・アトキンソンさん。

チビ子の兄ちゃん達も大好きだった。






この映画の中で監督役で出演していたウィレム・デフォー氏。代表作は「プラトーン」「最後の誘惑」等たくさんの映画がある。





さらには広島・長崎・沖縄と精力的に訪問してきたオリバー・ストーン監督の

NHK-BS1により『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史』 というタイトルで、

50分番組を10回に分けて、3週にわたり放送された番組について、スタジオで討論したもの。

後半紹介された映画「プラトーン」で見かけたが名前が出てこないウィレム・デフォー氏。






かたや、映画「永遠のマリア・カラス」でカラスのプロデューサー役を演じたジェレミー・アイアンズ氏。









映画のラストシーンで二人が別れるシーンで使われた「Casta Diva」







闘うイエズス会の神父ロバート・デ・ニーロに対して決して人を殺すなと教え、

祈る神父役を演じたジェレミー・アイアンズ氏。





言いたかったことは、この二人が名前が出てこないのはもちろん、同じ人物だと思い込んで話して

いる自分がいる。だいぶボケが進んでいると自覚した。






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あるシャンソン歌手の訃報

2013年05月31日 | 映画・音楽


一週間ほど前に新聞の著名人の訃報欄に「ジョルジュ・ムスタキさん」(フランスの歌手・作詞家)

の死亡が掲載された。今で言うシンガーソングライターである。

私と同年配の人なら知らない人はいないほど、テレビドラマの主題曲「私の孤独」や「異国の人」はヒットし、

私もアルバムを購入したが、当時友人の家へ遊びに行くと必ずというほど、この歌手のアルバムが出てきたものだ。

特に女性のファンが多かったような気がする。


フランスのシャンソン歌手と一口に言っても、彼のようにギリシャからエジプトに亡命中に生まれた人や、

エジプトで生まれフランスに渡った歌手や、ギリシャの軍事政権から逃れ亡命してフランスに来た人など様々な人がいる。

有名なフランスの文化大臣メリナ・メルクーリやナナ・ムスクーリなど多数である。

私は本来のフランス生まれのシャンソン歌手とどこか違ったエジプトやギリシャの血が底辺を流れる

メロディーや詩が何とも好きであった。代表的なのが「その男ゾルバ」。


その後、シャンソン歌手の大御所 エディット・ピアフやイブ・モンタン、ダリダなど多くの歌手に曲を依頼された。

なかでも恋多きエディット・ピアフとの恋愛生活はピアフに多くの曲を提供した。

この点はレオ・フェレやシャルル・デュモンと似ている。


なかでも私が驚いたのは大ヒット曲「異国の人」は本来ピア・コロンボのために書かれた曲だったという点だ。

ほとんどの人が知らないマイナーなピア・コロンボを私は大好きだから!!









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