「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

うまい!・・・オミヤです

2017年11月20日 | 交友録





讃岐うどんの本場、香川県坂出市から学生時代の友人が訪ねてくれた

小・中学校の同窓会のためにご夫婦で帰郷

その時に頂いたオミヤです

本業に専念するために日に1時間しか営業しないという

見事に腰の強い信念の「日の出製麺所」

昨晩、食べてみたがやっぱりうまかった

私好みのコシツヨメン!!



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とんだ勘違いでスミマセン!!

2015年11月02日 | 交友録
  

前にも何度か書いたと思うが、小中学校の時の友人「悪ガキ君」から、また宅急便が送って来た。

箱を空けるのは家人やチビ子が戻ってからと思い、とりあえず箱を見て

「美味しいリンゴありがとう!」って、メールでお礼を送った。

しばらくして、「新米が出たんで、果物と詰合せてと頼んだけど、

リンゴだけだった?」と返信があった。

もう正直に言うしかないと思って、家人とチビ子が喜ぶ顔が見たかったので、

実はまだ箱は開けてないことを伝えたら。「その方が良いよ!」との事。


帰って来てから、箱を開けたら、





ご覧のとおり、リンゴはなかった。

ブドウも焼酎渋抜きの庄内柿もチビ子と激しい争奪戦が繰り広げられる。新米もおいしい。

食事制限するようになってから、野菜と果物は私とチビ子の大好物!!

だからチビ子のお礼のメールは「この次も楽しみにしています!!」との

あつかましいもの。だが彼のさわやかなプレゼントに、素直に喜んで頂きますと、

贈る方も、頂く方もすがすがしい。



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昔、畑で大根を盗んで食ってた悪ガキ君

2015年04月22日 | 交友録


先日、つや姫を送ってくれた友人

実は小学校から中学校と同級生でその後お互いに別の道を歩んだが、

よく遊んだ悪友というか悪ガキ腐れ縁で、大人になっても、結婚しても家族同士の交友は続いていた。

その友人が30年程前に家族を残して突然姿を消した。

当時で言う蒸発だ。

残された家族との交流も続いていたが、次第に縁遠くなり時々電話がある位、今では年賀状のやり取りだけ。



それ以来、まったく連絡のつかない状態が30年程続き、先月いきなり我が家の玄関に現れた。

それも玄関フォンも鳴らさず、勝手に家に入り「ご主人はいらっしゃいますか??」と大声で叫んでいる。

私はてっきり、かなり悪質な押し売り業者だと思い込み、酸素吸入のチューブを引きずりながら、

玄関に出れないので、フォンで了解されてから入って下さいと、ブツブツ言いながら出ると、

逆光で顔が見えないその人は「へへへ~~~~!!」と照れ臭そうに立っている。

なんや、○○ちゃんか!!とまだ怒りが収まらない私は、「あがれ!」と一言。

彼なりの精一杯の照れ隠しの芝居だったのだろう。



聞けば、お兄さんが階段から落ちて危篤状態との連絡があり30年ぶりに帰って来たとの事。

家族同士で付き合いのあった私は少々説教じみた嫌な事も言ったろうと思う。


しかし彼は、私と話している数時間、足も崩さず正座のまま。

その後相当な苦労をしたと見えて、はるかに穏やかな落ち着いた人間になっていた。

姿かたちは昔のままだが、こころねが落ち着いて、彼なりに彼らしく立派に生きていた。


今や火宅の人と化して、家人を悩ませ、ただ体裁上家族を演じている自分が恥ずかしくなった。


久々に味わう何とも不思議な人間に対するさわやかな風が通り過ぎた。


それから数日後、彼は私の顔をもう一度見たいからと見舞いに訪れてくれ、

大都会??に帰って行った。


しばらくして、例のものが我が家に届いた。




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久々の紫外線消毒・・・左腕は象の肌

2013年09月24日 | 交友録


小さなタイルでできた1,000m地点のかわいい標識。

先々週の連休に友人が自宅の近くのダムまでドライブに連れ出してくれた。

駐車場から200m地点位がダムの入り口から1,000m地点なのだろう。





車椅子に乗って久々の緑濃い気持ちいい外気。

車椅子のタイヤがパンクしているのも知らず、

20m歩いては空気を入れての繰り返し。乗る人楽々!!

お世話する人フーフー!!





オジサンとチビ子はF-1レースと車椅子の掛け持ちで忙しい。








青空の美しい天気の中で、少しは紫外線消毒ができた(笑)








帰りに車椅子を自転車屋さんに預けて、楽しいドライブは終わりました。

久々のドライブも私にとってはかなりの冒険。

小さな冒険を積み重ねて自信を付けよう。



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伊万里風鈴祭り

2013年07月01日 | 交友録



数週間前の事になりますが、


実は伊万里の大川内山で伊万里風鈴祭りが2か月近くにわたって開かれていることは知っていたのですが、


私の友人がある窯元の喫茶店のカレーを食べに行こうと誘ってくれたのです。


何かイベントがあっている時は、車で店先まで入れないので、また車椅子を押してもらって迷惑をかけるなと


思いながら、日曜日でなかったのでとにかく行ってみることに!!


無事に喫茶店に座ってカレーを注文すると今日はもうなくなりましたとの事。多分観光客の多い


日曜祭日だけのメニューかと思いコーヒーとワッフルを食べて帰ろうとすると、かわいい風鈴に目が行き


お店の人も少々割引をしてくれました。そしてこの文様の説明をしてくれましたが、カレーが食えなかったので


忘れました。


そして手を抜いてビデオカメラのカメラ機能を使ったものでどうしてもピントが風鈴に合わず、背景に


しか合わなかった写真!!








こちらは少しは見やすいかもです(爆)






最近、2週間近く家の中に引き籠っていると、少々たまらなくなります。かといって自分の足で昔のように


近所に散歩行けるわけでなし、自分の車でドライブに行けるわけでなし。そういう訳で私の車を運転して


ドライブに連れて行って、さらに車椅子を押して海を見に連れて行った人にはいいものが当たるよ!!


身体もかなりきついけど、心とバランスをとるためにはどちらも削っていくしかないもんね。



コンフェデ杯も終わっていよいよ昼間に撮り貯めた録画を見る楽しみも終わりました。



次はまた一年先です!!



それまでなんとかだましだまし、楽しみを見つけながら活きましょう!! 


ゾーエ!ゾーエ!!




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NOBU CAFE

2010年11月21日 | 交友録


日記というものは、本来「今日の」出来事の話なのだが、私のブログはいつも
「昨日は」ひどいときは「一昨日は」からスタートする(爆)

昨日は「魚信」さんが、学校を定年退職後に自宅を改装されて始められた「NobuCafe」へ
初めて家族で昼食を頂きに行きました。自宅から車で10分!
以前から早く訪れたいと思ってましたが、しばらくはご多忙だと推察し
ほとぼりの冷めるのを待っていました。

私にとっても12日の総合病院での造影CT以来の外出で楽しみでした。

店の駐車場へ着くまでのアクセスもアトラクション施設に勝るとも劣らない
スリルに満ち溢れたものです。(爆)

昼食はもちろん美味しく頂き、ご夫婦の楽しい会話と楽しい木工細工の作品や苔盆栽に
優しく包まれた山野草の緑に癒されながら本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。
食事後もゆっくりとお話を聞いて頂き、本当に居心地のいい空間に感激でした!!

そして、ここは「私の隠れ家だ!」と決意した隠れ家の主はすべてのリンクを外して
しまいました。

毎日ブログを拝見していると、10年来の友人に会ったかのような不思議な錯覚に陥るもので、
私のマシンガントークを聞かされた大先輩ご夫婦も驚かれた事と思います(笑)

またコーヒーでも飲みに伺いますので、ご主人はそれまでにひも付き木製耳栓を
作ってお待ちください(爆)




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Wilma Goich 花咲く丘に涙して (1965年サンレモ音楽祭)



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シャイなおじさんの復活山暮らし

2008年01月27日 | 交友録

何回かこのブログに登場したシャイなおじさん
何かと私のことを気にかけて無農薬の野菜や自慢のタマゴを届けてくれる。

そのおじさんから、昨年夏ごろ
「熊は寒くなれば冬眠、ゴリは暑くなると夏眠。7月から9月まで夏眠。よろしく。」
とのメールが届いた。
意味はよく分からなかったが、しばらく探すなとの意味だろうと2ヶ月ほど連絡を取らなかった。

2ヶ月ほど経ったある日、
「セッチンの中で夏眠しとったけん、ブログも見とらん。 元気しとーや?」
といよいよ訳のわからないメールが届く。

数日後、見違えるほどやせこけて我が家を訪れ、詳しく様子を聞くと、
大変な手術を受けて2ヶ月間病院に入院してウンコの始末も看護師さんにしてもらう日々が続いたとのこと。

ジックリと考えてみると、シャイなおじさんらしい心配りのある粋なメールである。
それを見抜けず失礼をしてしまった。

写真の両側には自分でコツコツと作り上げた鶏舎に以前は300羽を越す鶏がいたが、
そんな事情でほとんどを人に譲り、わずかに50羽ほどを親戚に面倒を見てもらってたらしい。
手作りの無農薬野菜など全てにこだわったエサを与えているので大変なのだ。
タマゴの黄身の色や張りが全く違う。アレルギーの人もこれだけは食べれると言う。

そんなおじさんも時間の経過と共に、体力を快復し、昔の元気なゴリさんが戻ってきた。
昨年末に、私を迎えに来てくれてこの山暮らしの本拠地の別荘で新しく作ったデッキの上で、
薪ストーブをたいて、もちを焼いたりコーヒーを飲んだりと私を楽しませてくれた。
ほとんど外出できない私に新鮮な山暮らしの雰囲気を味あわせてくれた。
この山小屋は高い広葉樹に囲まれている。




その森を抜けると、広いため池が青々と美しい。鳥達の生息地だ。




逆方向に少し歩くと、陽の光を浴びて緑の恵が輝いている。




シャイなおじさんの元気な山暮らし復帰を心から喜んだ。

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朋あり遠方より来る、故郷の磯にて竿を垂れ、亦た楽しからずや

2007年09月10日 | 交友録


9月5日の記事の文頭に登場した千葉の友人。

小、中、高と同級生で、特に中、高では同じサッカーで汗を流した遊び仲間。
38年前に駅のホームで涙の別れ、そして18年前に一度再会。祝杯を挙げ、我が家に一泊。

その際、彼の夢であったなつかしの故郷の磯で釣り糸を垂れさせる事が出来なかった。
その悔いは18年間続いた。

9月5日の時点で彼は中国のアモイと北京間を仕事で飛びまわっていた。
彼の身内の慶事が長崎で8日にあることは知っていたが、日程的にほぼ無理だと聞き、
18年ぶりの再会はほぼ絶望的と諦めていた。

そこへ7日の夜、関東地方はあの台風一過の晩、何とか帰国したとの連絡。千葉の自宅へついたのは深夜だったらしい。

8日になんとか慶事に出席できそうとの連絡。

9日、長崎市の端の実家から、昔はバスがわが街まで走っていたそうだが、
今や、途中にバス路線が廃止された部分もあり、バスを乗り継ぎ、途中タクシーを使い何とか昼過ぎに着いた。

迎えに行ってまっすぐ、撒き餌、釣りえさ、道具一式の手配を頼んでいたいとこの家へ。

「例の歩いて5分の地磯」である。なんとか二人で釣り糸を垂れる事が出来た。

しかも実質たったの2時間半程度の釣りで彼は28cmの黒鯛をあげた。

18年間の懺悔が少しづつ晴れていく。


世界中の釣り人のバイブルとして300年以上愛読されているアイザック・ウォルトンの名著『釣魚大全』。
その結びの言葉  〝 Study to be quiet! 〟

この言葉を地で行くような穏やかなる友の姿であった。
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秋田の風土に育まれたワラ灰・籾灰 GET !

2007年08月16日 | 交友録


7月30日の記事でご紹介したkarwen16さん。
秋田に不衒窯と言う名の工房を構えられ、
秋田の風土が持つ、豊かさ・暖かさ・優しさ・素朴さ・美しさをを焼物に表現したいと、
黄金色に輝く、秋田こまちの稲穂その稲藁・籾殻・美林秋田杉の皮やコバ、それら秋田を代表する
産品を灰にして創る土灰釉「秋田こまち釉」の探求を続けておられます。

そのkarwen16さんが、その大切な土灰釉「秋田こまち釉」の原料をご好意で送ってくださいました。
まだはじめて自作のワラ灰、土灰で土灰釉を作ったばかりの素人の私に、
自作で作ったものにしか分からない苦労の成果である貴重な秋田こまちのワラ灰、籾灰、秋田杉の杉灰、
それに中国ソーダ長石、溶剤の炭酸ストロンチウムをたくさん送ってくださいました。

大先輩の心優しいご好意に深く感謝しながら、ありがたくいただきました。
このご好意に応えるには秋田こまち釉を再現しその風土に応えた焼き物を焼くしかないと思っております。

このところ、陶芸の先輩方からいろんな頂きものを頂くだけの私で、お返しの目途も立たない状態です。

時、折りしも、「陶芸禁止!」と言う厳しいお達しを頂いた今こそ、秋田の風土をこの手で実感すべく、
西国の地のおいても「秋田こまち釉」の再現なるか??
ど素人の挑戦が始まります!!
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家から歩いて5分の地磯にて

2007年07月23日 | 交友録


その昔、休みがあれば連続3日でも一人で瀬渡し船に乗って、
毎日同じ磯に釣りに出かけていた。
船頭さんから「瀬渡し場の小屋に泊まってよかよ!」と言われるほどであった。

当時2歳と3歳の息子がいたが、母子家庭とでも思っていたのではなかろうか?

そんな私に神様が生活を改めるようにと病気と言うプレゼントを下さったのが
13年ほど前、今では、と言うよりやっと最近、なんとか人の手を借りければ、釣りが出来るようになった。
分かりやすくいうと「殿様釣り」、レジャー用の椅子に腰掛けて、エサをつけて、投げるだけ。
撒き餌も道具も全て準備してくれる。

親切な従兄弟の仲良し兄弟のおかげだ。
今ではお互いに両親を亡くし、それでも子供同士、さらにはそのまた子供との交流が続いている。

先々週の土曜日(14日)、その従兄弟から上の写真がメールで届いた。
60㎝・2.75㎏の真鯛である。従兄弟の家から歩いて5分の地磯である。
この地磯でまさかの過去最高の釣果である。

この写真を見た長男坊は次の日、この真鯛を釣った従兄弟を専属アドバイサーに
横につけて、一人挑戦!
長男は針も結べないし、仕掛けも自分で作れない。目が悪くてウキのアタリもよく見えない。
そんな長男坊でもチヌ・メイタ数枚、小鯛数枚、その他五目を持ち帰った。
下がその息子が釣ったチヌ?・・メイタだな!




そして昨日、私の順番でお誘いが来た。紫外線が禁忌の私は顔が真っ白になるくらい日焼け止めをぬって、
その上にタオルで泥棒が頭からかぶってあごで結ぶほうかむりをして挑戦!

長時間はもてない私のために夕まづめ狙い、神様は私を見捨てなかった。
25cmのキス、40cm近いボラやバリと本命ではなく外道が続く。
しかしここで久々の竿のしなりを感じて興奮。

横では従兄弟が35cmのチヌをあげた。
そして時間も残り少なくなった午後6時半頃、本命チヌ、44cm・1.2㎏が釣れた。
子供達にもなんとかオヤジとしての威厳が保てたと、世話をしてくれた従兄弟達が私をからかう。

下の写真だ。
写真の子供は従兄弟の愛娘。と言ってもこのオヤジも私の昔と同じで暇さえあれば釣り三昧。

家に帰ってこのチヌを見た次男坊、ラグビーの練習で休みもなく、ただ一人釣りにいけない。
先月キャプテンになった次男坊、この次の日曜日にでも
「こがんずんだれた練習ならせん方がまし!!」と啖呵を切って午前中で帰ってきて
釣りに行こうとたくらんでいる。




最後におまけ、15年以上昔の私の勇姿!
この磯は沈み瀬と言って、島ではない。潮が満ちてくると、海に沈んでなくなってしまう。
潮が引いて、最初にこの瀬が姿を現す時は畳2畳ほど、そこへ瀬渡し船から飛び降りる。
北九十九島のなかでも1級磯で奪い合いが激しい。
一度、船頭さんが、帰りの迎えを忘れ、膝まで海に浸かってこれで最後かと覚悟したことがある。
そんな時、福岡発の高速船「ビートル」が前を通ると押し寄せる波が大きく、ずぶぬれだ。
助けてくれるのではない。致命的な大きな波をくれるのだ。




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師匠からの贈り物

2007年07月06日 | 交友録


長い間、私の釉薬と化粧土の師匠(弟子が勝手に任命)を努めていただいております
junさんから昨日、贈り物   が届けられました。

普通は弟子が師匠に贈り物をするのが常識、ところがこの弟子ときたら
junさんがブログに作品を掲載されるたびに、自分で調べるのがうるさいのか、
あれや、これやと無理難題の質問攻め。 
でもそのたびにいつも優しく、丁寧にご教示してくださいます。  

今回も裏技の公開を迫ったところ、ついにあの優しいjunさんがキレました。
公開の条件として、師匠の宝である粉引きの猪口を送りつける事を認めるべし!

私がよだれが出るほど、イヤのどから手が出るほど欲しかったあの白化粧土と鬼板との
コラボレーション、
悔しいかな弁柄では出せない鬼板の白化粧土とのマッチング!!
ところどころに御本が点在し、是非是非、手元に置きたい!

しかしたとえ師匠と言えども、よだれものどから出る手もそう簡単に
見せるわけにはイカン!!
それならばと言う事で条件を呑むことにいたしましたが・・・
まー、冗談はこれくらいにいたしまして、

これまでT山亭M麻呂様とjunさんの作品のやり取りを羨ましげに
指をくわえて見て見ておりました私にとりましては夢のような出来事でありました。

あの猪口がブログに掲載された際、私が欲しいのを我慢してコメントしたのを
見抜いてくださった師匠は、物欲しげな私に「これ上げます!」ともいえずに、
今回、条件と言う形で優しい自分を覆い隠すように送ってくださいました。
その奥ゆかしい優しさに、いつもの事ながら感謝しつつ、
早速、昨晩ご当地の銘酒を冷やで頂きました。 





いっそうおいしゅうございました。

私の腕では当分お返しの品は出来ませんが、期待をせずに数年お待ちいただきますよう・・・・
本当にありがとうございました、junさん、イヤ、師匠!!











この2枚のつまみ小皿も不思議な風合いを持つ、てびねりの味わい深い作品でした。
イカの塩辛なんぞのせると最高  
junさんの自作釉薬が素朴な中に、美しい色合いを出しています。





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ゴリさんとはまちゃん・・・藁灰作りのサポーター

2006年10月17日 | 交友録

あちこちで稲刈り作業が行われる中、稲藁の調達を頼んでいた友人から、昨日、朗報が届いた。
最近は牧畜業の人がエサや敷き藁に買い占めてなかなか手に入らないと聞いていたのでうれしかった。

一つは8月5日の記事でさや鉢焼成のための還元材を届けてくれたゴリさん。
朝から、私のために親戚の畑で稲藁を燃やしてくれているらしい。
「どの程度燃やしたらいいのか?どの位欲しいのか?」との電話。

そして今日朝早く、45リットルのポリバケツに押し込んで藁灰が届く。

写真は同じく45リットルポリバケツであるがその量は届いた藁灰の三分の一、
それでも前回9月24日の記事の初めての精製作業の10倍はあるだろう。
前回小さなバケツで済んだが、今回は45リットルポリバケツでも足りない位。





さっそく、夕方水に浸し水簸作業(精製作業―アク抜き)に入る。
水に浸した後も、しばらくアブクがブクブク出ていた。空気をたくさん含んでいるのだろう。
ついでに山奥の木を燃やした天然の樫灰や松灰、栗灰も届いた。これは楽しみだ。

朗報の二つ目は、七輪陶芸を通して私を陶芸の世界へ導いてくれ、3年間陶芸教室に送迎してくれたはまちゃん、

日曜日に友人の稲刈り作業を手伝い、その折に稲藁を確保してくれたらしい。
その時の電話「稲藁、どの位要る?」「出来ればたくさん」「来年の稲刈りまでのぶんあればよかねー!」
「そうね1年分!!」・・・・

後で考えた。稲藁一年分??

相撲の優勝賞品で米、しいたけ、ビールなどの一年分もどうして計算するのかいつも不思議に思ったけど、
今回の稲藁一年分はもっと分からない話、それでも頼んだ方も、頼まれた方も、それでいいのである。

そういうことで、私のわがままな自家製天然藁灰釉作りも友人に支えられての作業です。
こういう友人のサポートが無ければ元々出来ない挑戦なのです。

さらにはその方法をいつも丁寧にアドバイスしてくださるjunさん、
困った時はブログに質問し、丁寧に答えて下さいます。

この場をかりて、皆さんに感謝します

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殿様釣り・・・プライベート地磯

2006年09月11日 | 交友録

10年程前までは、まず日曜日になれば一人離れ小島の磯に釣り糸を垂れ、
繊細な棒浮きの揺らぎをじっと見つめて一日を過ごしていた。
妻も幼い子供も顧みる事もなく。

家から車で一時間ほどの北九十九島の瀬渡し場から、竿バッグ・まきえバケツ・クーラー・リュックと大きな荷物を両手に抱え、瀬渡し船に乗り込んで、満潮になると海に消える沈み瀬にも上がっていた。

そんな私が病気で紫外線にもあたれず、釣りも出来なくなって10年近くが経った。
仕方なくマイホームパパを演じながら、いつの日か放浪の旅に出ようと静かに自己再生を計る。

昨日、親の代からお互いに行き来し泊まったりもしていて、今や我が子が我が家のように世話になっている従兄弟の家に
お参りに行った。もうお互いに両親を亡くし、それでも行き来は続いている。

その場で「ちょっと釣りに行こうか」という話になった。空を見ると雨曇りで涼しく紫外線も大丈夫。どうにかもてそうだ。
あまり体調もよくなかったが、久しぶりに行くことにした。

竿はもちろん仕掛けからまきえ、えさ、腰掛ける椅子まで準備してくれている。
体一つで付いて行くだけ。それも家から歩いて下って5分で磯に着く。

漁港の湾内で漁船が停泊する堤防の向かい側で、磯の雰囲気も充分。しかしどう見ても何も釣れそうになく、
他に来る釣り人はなく道具も置いたまま帰れるほどのプライベートビーチならぬプライベート地磯なのだ。

午後3時頃から夕まずめの6時頃まで3時間、完全殿様釣りを楽しませてもらった。

釣果は31㎝のメイタを筆頭にメイタ6匹、皮はぎ2匹、バリ2匹、木っ端グロ、アジゴその他。秋磯全開!!。
ヘラぶな釣りの様な棒浮きがピコピコと沈むとたまらない感触。数年ぶりに釣りの醍醐味を味合う事が出来た。

釣果はこれでも今時の地磯では立派なものだ。

釣りを終え、釣ったばかりのメイタの刺身をご馳走になり、久々に釣り談議に花が咲いた。

これも私にとっては大切な日常からの異質の時間なのだ。



これは大昔の私です。ここは大潮の満潮になると完全に海の中に沈みます。

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さっそく山奥から還元材が届く!・・・私の原点

2006年08月05日 | 交友録

「さや鉢の完成」をブログ載せたのは昨日の事、
時々このブログにも登場するシャイなおじさん、
脱サラをして山奥で一人養鶏を営み、山暮らしをしているゴリさんが、その記事を見て
あわてて資材(還元材―籾殻、稲藁、牡蠣ガラ、生木の束)を届けてくれた。
私が依頼してまだ2~3日しか経っていないのに。

つい先日も、玄関先に大きな水イカを15ハイもポイト置いて、
立ち去って電話を入れるくらいシャイでなかなか家にも上がってくれない。

今日も朝早くから山奥で飼っている鶏のエサやりなどの作業を済ませ、
たぶん私のために農家などを走り回って届けてくれたのだろう。
玄関先にそれぞれを大きな米袋に入れて、またまたポイと置いて立ち去った。
しばらくして電話が入って「さや鉢の出来たって書いてあったけん、慌てて持って来たばい」と一言。
つくづくありがたいと感謝する。

しばらくは窯の傷みを少なくするために酸化焼成を繰り返し熱線に酸化皮膜を作ってから
還元をとのありがたいアドバイスを頂きながら、一方で、夢の還元焼成への条件は整い、
一日も早く還元焼成をと、はやる自分がいます。

さてさて、ここは落ち着いて白化粧を掛けた蕎麦猪口にチビ子と絵描きでもしますかな!!



写真は七輪陶芸を始めた頃の私の原点とも言える作品です。
下のはぜた部分が上に溶着しています。炎の魅力です。

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小太り仮面のおじさん、登場!

2006年05月22日 | 交友録

前回の記事で恩着せがましく書いたもんだから、小太り仮面のおじさんが遊びに来た。
疲れきった私を軽い散歩に誘ってくれた。

それから例のスナックエンドウの後片付けを家内と二人でやってくれた。
跡地の草むしりをして堆肥を入れ鍬で耕してくれた。

近いうちにピーマンとトマトの苗を買ってきてくれと頼んだ。
一週間ほどねかせておけば丁度発酵も進み畑もいい具合になる。

さらに私の全身マッサージまでしてくれた。
私の2倍はあろうかと思える彼の親指はくの字に反り返り、エロおじさんの
所以でもある。

普段、言葉のM刺激が好きなおじさんも、この日ばかりはと知り尽くした俺のツボを
攻め立てる。

あの親指はマジックハンドというよりゴールドフィンガー、いやゴッドハンドなのだ。

プロのマッサージにも引けを取らないゴッドハンドに負けない蕎麦猪口を
作ってやろうと決心した。

今度は俺のゴールドフィンガーの出番である。

完成も真夏といわず梅雨明けには間に合わせてやるか!!


ところで、写真の上二つは、家族の「舞(My)皿」5枚のうちチビ子が家内の分まで書いたもので、
5月15日の記事で紹介した。



習字の得意な次男坊はやっぱり習字で勝負した。



CDジャケットのデザインが得意な長男坊は下絵の具ではなく下色化粧土で思いどうりにならなかった様子。



己の欲深さを示す作品。下色化粧土の発色テストじゃ、呉須の色テストじゃと何もかもいっしょくたんに試そうとする、
こらえ切れない性格がアダ!!
図々しくも蛸唐草の物まねまでしおって。

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