「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

近場で紅葉を探す(その3)・・・紅葉の中を飛んだ!

2007年11月30日 | Photo Album


先日の池の周りを散策していたら一匹の水鳥を発見。
のんびりと泳いでいた。



次の瞬間、動いた!
















無事に離陸、イヤ離水というのか・・・・


私はカメラを構えて撮影していると、動く物にすぐ反応する癖があるようだ。
鷲、鷹、トンビ、飛行機、ヘリコプター・・・・・・
ほとんどピンボケ!今回は何とか見られるようだ。
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黄金窯変、出てます、出てます・・・さや鉢焼成(1)

2007年11月28日 | 陶芸作品


先日のさや鉢の左下の器。
信楽赤土に白化粧土を掛け、釉薬は掛けずに試しに焼締め。
他の土のみの3品に比べて特に窯変が出たようです。

「貝殻は本来貝高台や塩を詰める容器として使います。
また、貝殻を近くに配置する事によって黄金色に窯変させる素材として使用します」とのことですが、
その効果やいかに・・・・




「肌合いが気持ち悪~~い」なんていってるのはどこのダレカナ?







写真ではなかなか見にくいのですが、見込みには特に銀色や黄金色が出ています。




高台には貝高台として使ったほたて貝の縞模様が焼きついています。
還元材が多すぎたのでしょうか?高台はブクブク状態です。
焼成としては失敗なのでしょうが、折角のさや鉢焼成できれいな器も面白くない。
激しく失敗した器が面白い・・・などと自分に言い聞かせ慰めております。
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近場で紅葉を探す(その2)

2007年11月27日 | Photo Album


下手な写真ばかりで申し訳ないが、これでも陶芸よりは少しましかな(笑い)




















※くれぐれもカレンダーのような紅葉のA級ポイントの写真と比較しないで下さい。
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さや鉢焼成の跡

2007年11月26日 | 焼成


先日掲載のさや鉢焼成の跡の様子。




燃え尽きた炭や籾殻、木の枝、貝殻など。
貝殻は触るとボロボロと崩れるので、ピンセットで丁寧に回収する。
後に釉薬の原料になる。




小さな器に窯変が見える。
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100均脱出

2007年11月24日 | 陶芸小道具


前回の紅葉探しのドライブのついでに隣町、波佐見にある陶芸材料店によってもらった。
と言うのも白化粧土や釉薬でどうしても100均のふるいでは目が粗く、いわゆる本物を買うことになった。



下の二つが長い間お世話になった100均のふるい。
上の木の丸わっぱで出来たのが本物のふるい。
本物はすごいな~~と思ったのは値段も100均の30倍以上。
30倍以上の効果を発揮してもらいたいものだ。
本当は100番が欲しかったのだが、在庫が60,80,120,140番しかなくて80番で妥協。




ついでに土も2種類、20㎏づつ。ほかに撥水剤、底擦り用砥石、アルミナコーチング剤
などを買って帰ってきた。
これで棚板も修復できるぞ~~~~~。

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近場で紅葉を探す(その1)

2007年11月22日 | Photo Album


先日友人が紅葉を見ようとドライブに誘ってくれた。
例によって片道1時間の範囲内。
春にはこの池は水が満杯であった。
今年は8月以来雨が少なく、我が街も明日から制限給水が始まるが、紅葉も影響を受けたらしい。
完全に色ずく前に落葉を始め、すでにほとんどが落ちていた。
かろうじて残った葉も縮み始めていて、少し遅かった。
























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忘れかけたさや鉢

2007年11月20日 | 焼成


前回のさや鉢はいつだったろうか。
と、さかのぼって調べてみたら今年の3月。
何をどう詰めたのか思い出しながら、半分適当に詰めてみた。
こういう風だから前回の反省・教訓が生かせない。



まず1㎝位の厚さに籾殻を敷き詰めて、入れる作品に合わせてほたて貝を置く。




ほたて貝の周りに適当な大きさの炭や桜の小枝を積み上げ、作品を置く。
周りにシジミ貝などの殻をいれ、さらに小枝、木や竹の皮の削りカス、
果ては松ポックリまでも作品の中に入れてみた。
そして再び籾殻を全体に振り掛ける。
粉引きぐい呑みだけには何も入れなかった。

さや鉢は毎回、独特の表情を見せてくれる。
結構ドキドキ感が味わえる。
窯出しは特に落差が大きい。
悲嘆にくれるか、うぉぉ~~と狂喜乱舞のどちらかが待っている。
知識の無さ故に、予測不可能なのだ!
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これも彩雲??

2007年11月16日 | Photo Album


14日の新聞の地方欄に「逆さまの虹? ぃぇ彩雲です」と言う記事が載った。
何でも「雲が虹のように輝いて見える『彩雲(さいうん)』が13日朝、
当市上空に午前9時頃から1時間にわたって秋空を彩った」と言う。
また「彩雲は太陽の光が雲で屈折して起こる現象」らしい。

私はその5日前の8日の朝、うろこ雲よりも淡い羽衣のような薄い雲に見とれていた。
しばらくすると太陽の周りに虹が出てきたので、あわててカメラを取りに、構えると薄くなる、
しばらくするとまた現れる。
一番美しい状態を撮り損ねたが、これも彩雲だろうか?

だんだんと美しい雲に引き寄せられて、ズームで寄り過ぎ何がなんだか・・・・










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グラインダーでガ~リガリ~~

2007年11月14日 | 陶芸作品


ただでも流れるの分かってるのに、織部を口縁部に二重掛け、結果はご覧のとおり。
玉だれはグラインダーでガリガリと削られました。

お茶漬け茶碗。
唐津土にベンガラで文様を入れ、土灰釉の厚賭け、口縁部に織部を流してみました。
今まで1230℃でも織部の二重掛けは棚板に流れていたので、今回の1250℃では当然の結果。
ベンガラも見事に流れました。相変わらず土灰釉はブツブツガ出没。1250℃でも溶けないことが分かりました。






こちらは御影白土に同じくベンガラで文様、土灰釉を掛けた小鉢。
ベンガラの文様は何を描いたのか本人も思い出せないくらい。
土灰釉のブツブツは出てますが、土が白いので目立たないだけ。






今回もホワイトバランスが不安定、全体的に赤みがかってます。
一番下が本当に色に近いかな?
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赤土の焼成テスト第2弾・・・1250℃

2007年11月12日 | 陶芸作品


前回の1230℃での信楽赤土御影赤土のテストの第2弾。
それほど大きな変化は見られませんでした。

 

口径15cmの信楽赤土の皿に自作白化粧土を刷毛で塗って、こまち釉を施釉。
これも刷毛目と呼んでいいのでしょうか?
下地の色と重なって見にくくてスミマセン。我ながらセンスが悪い。


 

口径13cmのお茶漬け茶碗、信楽赤土の上に自作の白化粧土を掛け、土灰釉を施釉。
前回と同じ汚い系。渋さと超地味が売りの色調がタマリマセン!!
右側の写真は少し赤っぽい。ホワイトバランスも釉薬と同じく不安定!


 

口径13cmの口怪我しても知りませんよてびねり茶碗、御影赤土の上に自作の白化粧土を掛け、土灰釉を施釉。
これもまた超渋い地味系。

今回は全て超地味で渋いな~~でお送りしました。
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「陶酔庵」の一角にミニミニ・ギャラリー完成

2007年11月10日 | 陶酔庵にまつわる話







今年3月の展示会に引き続き「繭玉まつり」「癒しの陶芸展」と5月末までの展示会以来
「風の高原」に預けっぱなしになっていた作品を先週引き上げてきました。

置き場所もなくどうしようかと悩んでいたら、息子が寸法を測って、溝の掘ってある脇板2枚と
棚板2枚を買ってきて、出窓に取り付け、小さなギャラリーを作ってくれました。

整理して並べたら何とか収まりました。

写真右側の押入れには、釉薬原料や陶芸材料がゴッチャゴチャ、手前には作業台、
右手前には電気窯、電動ロクロとごちゃごちゃと散らかった部屋ですが、
お近くの方は、もしよろしかったら是非遊びに来てください。
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高台、ぶっ飛ぶ・・・追加調合・厚掛け・1250℃の効果

2007年11月07日 | 陶芸作品


今回の黒陶荒土の焼成テストは未熟な自作釉のテスト第2弾。
比較して見て頂ければうれしいです。

写真の派手な高台のぶっ壊れ方は例のジグソーパズルの未完成部分に載っていたカップ。
悲惨な姿ではアルが、いいこともあったのだ。



下の写真と同じ窯での焼成、黒陶荒土に自作土灰釉を掛けたものだが、下は薄掛け。
前回の「未熟な自作釉」の下の写真と同様一部にブルーがかすかに見えるが、ほとんど透明釉状態。

それに比べて今回の厚賭けの効果がハッキリとでて、ブルーがだいぶ濃いく安定している。



もっとうれしかったのは、黒陶荒土に自作藁白釉、「未熟な自作釉」に書いたが、藁灰を追加調合。さらに厚掛け。
効果はハッキリと出てくれました。





「未熟な自作釉」の上の写真に比べて、白濁がだいぶ安定して出ています。

簡単に言えば、要するに今までが釉薬の掛け方が薄かったと言う事でしょうが、
そい言ってしまえば、それまで。
一歩一歩、失敗を重ねながら喜びに到達する。まあ一緒に喜んでくださいな!

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秋の気配

2007年11月05日 | Photo Album


朝晩随分冷え込んでもう冬の気配すら感じます。
ストーブを出したり、
灯油を買ったり、
電気カーペットを敷いたり
あわただしい日々が終わって
静かな月曜日。

でもまだ紅くなりません。
陽の光に新緑のごときまぶしき緑。

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流れる、流れる~~!・・・これも危機管理能力の欠如?

2007年11月02日 | 陶芸作品

今回の記事は前回の続き。少し憂鬱。何故かって、前回のお約束どおりお恥ずかしい話の発表!



 


写真は焼成直後を再現したしたものです。少し違うかも。記憶がアイマイ!
まるで完成しないジグソーパズル。アチコチにガラスの玉だれの痛々しい傷跡、これを頼りに再現!

自分でも予想しながらの失敗、正直私は現在、童仙傍などの道具土もアルミナ粉も持っていません。
だから「せんべい」も作ったことがありません。

普段は「アルミナぺーパー」を切って、器の下に敷いています。こんな時に限って流れません。

しかし今回は数が多かったので、ついつい以前に素焼きで亀裂の入った板皿を敷いてしまったのが間違いのもと。
気持ちのどこかに流れないかも?流れた時は流れた時!、と言う安易なスキがありました。
しかし流れたガラス質の玉だれがあれほど強いとは思いませんでした。
丁寧にドライバーを使って軽くトンカチで叩けどもびくともしません。
ものすごい接着力。板皿や器の高台の方がはるかに弱かった。
そこで板皿はばらばらに砕け散る事になりました。
中には高台ごと板皿に付いて割れた物も。

ただ一つの収穫はせんべい代わりに使ったタタラ板皿の白化粧土の質感が気に入った事。
それに、この失敗を経験した事。

 

 



この最後のヤツはチトかわいそうやったナー!!何事も優しく丁寧に!!



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