yoosanよしなしごとを綴る

つれづれなるままにパソコンに向かいて旅日記・斜読・よしなしごとを綴る

青信号を進んでいても押しボタン式の脇道からの車にぶつけられると1:9の負担、狐につままれた気分

2016年12月12日 | よしなしごと

 2016年11月某日の夕方、カミさんが孫を乗せて、青信号の交叉点を通り過ぎるとき、押しボタン式の脇道から車が出てきて、カミさんの車にぶつかったそうだ。
 幸いカミさんも孫も、軽い衝撃を受けただけで何ともなかったが、車の右側にはへこみと擦り傷がついた。
 相手は高齢者で、赤信号に気づいたが、そのまま交差点に進入したとか。最近、高齢者の事故がよく報道されるが、身をもって体験させられてしまった。
 たとえ押しボタン式であれ、赤信号ならいったん止まり、左右に車がいないかどうか確認するのが原則であろう。
 警察の事故状況の検分でもカミさんが正当で相手の過失が確認されたが、双方の自動車保険会社の折衝の結果は、1:9の比率で修理代を負担することになった。青信号で、警察も相手の一方的過失を認めていても、押しボタン式交叉点の事故の場合の最高裁の判例は1:9だそうだ。
 ???である。狐につままれた気分。
 しかも車を修理しているあいだの代車料金は保険から出ないので、こちら負担とか。踏んだり蹴ったりである。
 私の車はフランスのP 、ディーラーに車を持ち込み事情を話したら、H社の軽自動車を無償で貸してくれることになった。捨てる神に拾う神。拾う神に感謝しながら、2週間の修理中、軽自動車を乗り回すことになった。
 修理は、右側のドア2個の交換+右のトランク側面の塗装で、合計はなんと80万円ほどになった。1:9の負担は自動車保険から支払われるのでこちらの出費はないが、この2週間、拾う神の軽を乗りながら、1:9の不可思議に狐につままれた気分で過ごした。

 人的被害は無かったのは幸いだが、いくら正当でも交通事故は精神的、実質的負担が大きい。皆さんも交通事故にはくれぐれもご用心を。

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