yoosanよしなしごとを綴る

つれづれなるままにパソコンに向かいて旅日記・斜読・よしなしごとを綴る

2017.10 孫のプレゼント無料宿泊券で長崎へ、カステラ一番電話は二番・文明堂本店を発見

2017年10月19日 | 旅行

2017.10 長崎を行く ①
                             
 娘家族が長崎に遊びに出かけ、にっしょうかん系のホテルで一泊したとき、孫がビンゴゲーム?でにっしょうかん1泊無料招待券をゲットした。その招待券をじ~ば~に贈ってくれた。ありがたいことである。
 好意に応えるべく、長崎に出かけることにした。ほかの予定などと調整し、10月6日・金曜~8日・日曜のJAL便と2泊目の宿を予約した。急だったため?、連休のため?、往路は朝便、復路は最終便しか空きがなかった。
 長崎では世界遺産・軍艦島を見学し、久方ぶりのハウステンボスでイルミネーションショーを実感するぐらいしか決めずに出かけたが、長崎に着いてから7日~9日は長崎くんちの大祭例大祭が行われることが分かった。孫のお陰で、長崎くんちの片鱗も体験できた。

 10月6日、朝5時半起きで簡単に食事を済ませ、家を出る。いつも思うが、羽田空港は意外と遠い。雨模様の天気予報だったが、出かけるときは曇りだった。いつも使っているキャリーバッグのキャスターの一つが、駅に着くころ二つに割れて動きが悪くなった。スーツケース、キャリーバッグはキャスターの故障が多い。悪路をごろごろ押したり引いたりしているから壊れやすいのだろうが、旅の途中で壊れるとお手上げである。だましだまし、キャリーバッグを引いてなんとか羽田空港に着いた。

 10:05発のJAL便は満席で、満席の混雑のため離陸が15分ほど遅れた。混雑を見込んで15分前から登場を始めれば予定時間に離陸できると思うが、航空会社にも言い分があるのであろう。最近は子ども連れが多くなった。若いパパ・ママも休暇を楽しみたいようだ。私たちは、子どもが小さいころは遠出を避けたが、いまは社会全体が子ども連れの外出を支援しているように感じる。少子化の歯止めになることを期待したい。

 
雲が多かったが意外と揺れは少なかった。長崎空港に向かって降下?と思いきや、緊急着陸の飛行があり、上空を旋回していたため、着陸は予定より40分ほど遅れた12:40になった。当初、着陸後すぐに長崎港へ向かい軍艦島クルーズに参加する予定を立てたが、時間が慌ただしいので2日目朝のクルーズを予約した。飛行機の遅れなどを予測して、時間に余裕を持つと気が楽である。

 ゲートを出たときは1時になっていた。長崎市内まで1時間近くかかり、それから昼食をとると夕食までの間が短くなる。空腹感がないと夕食を楽しめない。と言うことで空港でランチを取ることにして見回すと、長崎ちゃんぽんの店が目に入った。人気の店らしく列ができていた。列ができるほどなら味は確かだろうと、列に並んだ。回転は速く、ほどなく海鮮ちゃんぽんを食べることができた。
 「ちゃんぽん」はさまざまな具を混ぜ合わせる意味で使われ、「長崎ちゃんぽん」は中国・福建省の麺料理に由来するとの説がある。豚肉、ネギ・キャベツなどの野菜、海老・イカ・タコ・貝などの海鮮、蒲鉾などの魚肉生産品をラードで炒め、豚骨と鶏がらでとったスープで味を調え、そこにちゃんぽん用の麺を入れて煮立るそうだ。豚骨風スープ、中太の麺、山盛りになった具は癖になるほどおいしい味だった。完食し、スープも飲みきってしまい、満腹になった。夕食は大丈夫かな?・・。

 長崎ちゃんぽんを食べ終わって外に出たら、ちょうど長崎駅行きリムジンバスが出るところで飛び乗った。なんと、補助椅子を使うほどの混みようだったが、30-40分走った長崎新地でほとんどの乗客が降りた。どうやら中国からのツアーグループらしい。きっと長崎に詳しい中国人がガイドになり、リムジンバスを利用したのであろう。このあとも、中国、台湾、韓国を始め、外国人の自由旅行の人に会った。観光立国の推進が着実に進んでいる。

 長崎駅前でコインロッカーに荷物を預ける。手ぶらだし、満腹でもあるので、市電の通り=大波止通りを出島に向かって歩く。ホテル、銀行、オフィスなどが建ち並んでいるが、通りは広く、開放感がある。ところどころの入口に紫系ののれんを下げている。例大祭の準備のようだ。
 大波止交叉点の手前で海に向かって曲がり、軍艦島クルーズ船の受付場所を確認する。右手には準備中の屋台がずらりと並んでいた。左手には大型商業施設が建ち、賑わっていた。大波止交叉点に出る。ここも屋台の準備中で、ごった返していた。向かいに文明堂があった(写真、インターネット転載)。創業明治33年1900年の老舗である。子どものころからカステラ一番、電話は二番に馴染んできた。昔食べた甘みを思い出した・・最近は菓子を食べない・・。外観はいかにも古そう。創業当時の面影かも知れない。

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