8/26(土)ふくおかウォーキング協会サタデーウォークは、「大橋界隈を歩く」でした。
福岡地方、8月末になってもまだまだ暑いです。この日も34~35度という予報が出ています。いつになったら初秋になることやら・・・・
集合場所は、西鉄大橋駅。参加者24名。やはり暑いからか参加者が少ないです。
現在西鉄大橋駅周辺は、南区に位置し、福岡市中心部天神まで電車で7分という立地条件から周辺には、大学もあり、商業施設も充実しており、福岡でも住みやすい街のベスト3に
入っています。もともと大橋地区は、那珂川河口付近に形成された農業地帯でした。近隣には、野間大池や野多目大池などの灌漑用のため池が現在も点在しています。
「大橋」という地名の由来は、高宮~井尻の旧道と老司川井堰から用水路大溝(老司川)が交差する場所には、当時「大庭大橋」があり(現在は暗渠)この橋が「大橋」の地名の
由来といわれています。
9:30 西鉄大橋駅をスタート。
県立筑紫丘高校は、福岡出身タレント「タモリ」さんの母校です。
このあたりは、九州電力の関連会社の社屋があります。
塩原中央公園で休憩
塩原中央公園には、「潮煮塚碑」があります。「塩原(しおばる)」という地名は、この「潮煮塚」から由来したそうです。
塩原小学校の校歌の2番の歌詞に歌われている
~博多の命 那珂川や 歴史を語る潮煮塚 筑紫文化の跡めぐり・・・~
この潮煮塚というのが、地名の由来だそうです。
続風土記によれば「塩原の由来は、汐原、潮煮塚にあり。この辺まで潮来たり」とあります。その昔、塩原地区は海岸で、海水を煮つめて塩を作っていた場所だったそうです。
その跡地に塚を造り、潮煮塚と呼んだそうですが、潮煮塚の遺跡の場所については色々な説があり分かっていません。
平成16年(2004年)には、地域の方々の熱い想いが実り、塩原中央公園内に潮煮塚の石碑が建てられました。
碑文には、
(図:鎌倉時代に画かれた博多古図の絵馬 住吉神社収蔵)
塩原の由来は、筑前国続風土記などによると、汐原、潮煮塚にあり。いにしえは、このあたりまで潮来たり、潮を焼いた所と言われ潮煮塚を建てたとある。
塩原の地名もこれによっての名なりと言われている。
また、潮煮塚は風土記附録によれば、六地蔵潮煮塚の西三丁往還の側高き所に在りと記されている。
塚の場所は不詳であるが、ここに潮煮塚の跡として記念碑を建立する。
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