登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

大子町の天狗山、堂山

2017年03月05日 12時36分27秒 | シモンさんと山探検
H29年3月4日、大子町の天狗山、堂山と福寿草群生地を歩いてきました。

Mさんから大子の山奥に福寿草の群落があると聞いたので一緒させて頂いた。
花散策と合わせて近くの山を歩くと聞いていたが具体的には現地でとミステリーツアーとなった。
自分は大子の県境は未知のエリアだが、精通しているシモンさんMさんUさんと一緒なので大船に乗ったようなもの。
山も花も「こんなところに・・」と思わせる発見の一日でした。

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まずは那珂川町・大子町の県境にある地形図無名の三角点峰・天狗山を歩く。


「宿」四等三角点峰(278.5m)
国道461号線境明神峠を挟んだ北側には鳥居がある。


滑り易い斜面を三角点峰に向かって登って行く。


小さなお社、峠の名前は境の明神ですから明神様でしょうか。


直登は篠竹藪で左から回り込んで上部へ出ます。


ピーク付近の藪の中に。三角点は東のやや低い地点でした。約40分の三角点散策でした。



天狗山(305.8m)
境明神峠に戻り作業道を利用し尾根に出る。天狗山は境明神峠から南東方面の尾根上にある。


規模は小さいが棚田が見られる。すぐに尾根に乗り、距離は短いが、ここからいくつかのピークを越える。


密な篠竹藪


大きな岩の脇を抜け。


背丈ほどの笹薮を掻き分け


「天狗山」三等三角点峰(305.6m)。




見られたのは1本だけだったがダンコウバイが咲いていた。


途中から支尾根を下るが踏跡は途中で消えうせ、蜜ヤブを下ったら砂防ダムの堰堤のところに降り立った。




田んぼ沿いの道を駐車位置に戻った。約1時間半の散策でした。



堂山(305.6m)


作業道から取り付く


沢筋の作業道を行き壊れた鳥居の先に小さな祠があった。


植林の急な尾根


尾根に出ると石の祠、錆びた鉄製の下駄、草履がいくつもある。


倒木の尾根を降り登り返すとピーク


堂山ピーク、展望はない。多くの山名板が下がっていたので訪れるハイカーも多いのでしょう。


南西の植林の尾根を降り、林道との出合にある鳥居に出た。


里を歩き駐車位置に戻った。約2時間10分の山散歩でした。



福寿草群生地
これは素晴らしい~ 陽に映えた鮮やかな金色の福寿草がびっしりと。以前はもっと広大だったとか。






サクラソウ群生地
サクラソウ群生地も案内してもらった。まだ芽も出ていなかったが花時期が楽しみです。


シモンさんMさんUさんに情報が少ない山を、そして貴重な花群生地を案内して頂きありがとうございました。
参加者の皆さんと山と花とを楽しめた一日に大満足でした。