北米滞在6日目(カナダ滞在4日目)
さて今朝も5時頃に目を覚まし散歩へ
北米に来てから毎朝の日課になっていますな。ZUYAさんは“朝の匂い”の中を散歩するのがとても好きなので、日本にいる時もよく朝の散歩をする。しかしリバーサイドにある素敵な散歩道と言うのはなかなか機会がない。突然飛び出してくる野ウサギや野リスにビビりながらどんどん歩く(この朝はバッテリーが切れてしまい撮影不可能)
ジョガーや犬の散歩をしている人達とすれ違いざまに気軽に“Good morning ”と声を掛け合う。東京だと最近は知り合い同士しか声を掛け合わないような気がする。最近はトレッキングの最中でも挨拶をしない人たちが多いですよね。昨秋、秩父の宿に泊まって朝散歩をした時、カナダのように皆が挨拶を掛け合い心地よかったなぁ
今日の予定は Gina の実家に行く。 彼女もまたカナダに渡った最初期からの親友であり、今はウィニペグから車で8時間くらいのところに住んでいるのだが、ZUYAさんの訪カナダに合わせて遥々やって来てくれたのだ
1999年にカナダに住み始めた頃、とりあえずのお金欲しさに日本食レストランで仕事を見つけたZUYAさん。オーナーは良い人だったのだが、“イングリッシュ・シャワー”とは程遠い日々で上達しない英語に苦悩していた時に、Times Change にお客で来ていた Gina が彼女が働いていた地中海料理レストランに口を聞いてくれたのだ
それだけに止まらず彼女はZUYAさんが農場で働きたくてカナダに来たことを知り、ファーマーである彼女の両親を紹介してくれたのだ。お陰で彼女の両親はZUYAさんの“カナダの父と母”と言えるほどの関係となった
前回はワイフと訪問し1泊したのですが、今回は日帰り訪問。朝10時に Gina が Brad の家まで迎えに来てくれて出発。今回は彼女の愛犬 Igor も一緒で、彼は直ぐにZUYAさんは害のない人間だと察し、道中ずっと膝の上に居座ることとなる
ひたすらまっ平ら
片目は病気で失った Igor くん
カノーラ畑を突っ走る~
Gina が“そう言えば、あなた猫好きだったわよね?今、ファームに凄く可愛い子猫がいるからきっと喜ぶわよ~”と。ほぉこれは楽しみが増えたぞ。Portage La Prairie と言う町で Igor のトイレを兼ねて一度休憩。のどかな駅舎で記念撮影
彼女の実家に到着し、数日前から庭でキャンプしている彼女の姉夫婦とその友達たちと合流。食事は自分で取る形式。気温28℃ぐらいで湿気がない上に芝生の上にチェアとテーブル...天国ですな
何て名前の鳥だろう?
食事を終えて寛いでいると Gina の母 Jolane が猫のことを思いだし、ZUYAさんを猫達の元へ連れて行ってくれた~
きゃ~~~~~~~!!!!
女性のような悲鳴を上げるZUYAさん。こ、これはちょ~可愛い。しかも3匹もいる。パーティに戻るも猫のことが頭から離れず何度か抜け出して観に行きました
夕食は敬虔なメンノナイトである彼らの伝統的な料理をサンデッキで頂く。近年はお祝い事などのスペシャルな料理なのだが、ZUYAさんが来ると必ず用意してくれる。ファーマー・ソーセージにプロギース(中にチーズが入っている)。ソースはルヴァーブとサワークリーム
再会を約束してウィニペグに戻る。これで午後8時くらいかな。明るいでしょ?
彼らは今はこの家を売りに出しているので今回が最後の訪問かもしれない。でもこの素敵な家族にまた会える日を楽しみにしています~
『 北米への旅 Vol.9 』 に続く...