なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

北米への旅 Vol.12(The Finale)...

2018年07月30日 | The States & Canada 2018

おはようございます、ZUYAさんです


いよいよ 『 北米への旅 』 の最終回をアップしようと思います。全12回を通して最も内容が薄いように感じるかもしれませんが、本当に楽しかった旅の日記を“締める”ことによりやって来る寂しさへ不安もあります。そう、ZUYAさんは自他ともに認める“センチメンタリスト”でございます

では最終回すたぁと~


          



Winnipeg International Airport



アメリカ大陸9日目(カナダ7日目)。そして最終日である

やはり難なく午前3時に起きれましたよ。念のためにセットしておいたアラームより早くにね。さて帰路も Delta 航空を利用して米・ミネアポリス経由で日本に向かう。この時すでに日本の異常気象については知らされていたが、まさかあそこまでとは...

日本へ(又は日本から)カナダの“フラッグ・シップ・エアライン”である Air Canada を利用すれば直接カナダで発着するので入国・出国手続きも格段に楽だし、便もより選べるので毎度毎度こんなに早く起きる(友達まで起こす)必要はないのですがね

まぁどっちしろウィニペグは日本からの直行便はないので乗り継ぎをする場合はそれほど多くの選択肢があるわけではないのですがね

やはり全ては“金の問題”。金さえあればほとんど全ての苦労や手間は除去することが出来る。うむ、より良いサービスを得るには金なんだ

金さえあれば~


なぁんて夢のない話は止めておきましょう。だいたいZUYAさんが一番知っているのですからね、

世の中お金じゃありません

ってね



さてさて、 Stephanie も問題なく起きてくれて空港に向かう。もちろん道路はガラガラで15分ほどで到着。車寄せで降ろしてもらい彼女に最大の感謝を伝えてハグをして別れる

“See ya!"


最近は24時間前からオンラインでチェックインを済ますことが出来る。大昔ビビりながらやっていた“リコンファーム”なんてもう必要ないようだ。自動チェックイン機で有難みのないペラっペラっのチケットだけ受け取り、後は荷物を預けたらゲートに向かうだけ

往路はギターを“機内持ち込み”扱いにして運び続けたが、復路はミネアポリスで荷物をピックアップする必要もないので預けることにした(まぁ空港で飲むつもりだから“身軽”でいたいと言う噂もあるが...)

さてカナダからアメリカへ飛行機で入国したことのある方はご存知だと思いますが、アメリカ行きの飛行機が出発するカナダの空港内に“アメリカの入国審査場”があるのです。しかしまぁ、ここのスタッフの“ポンコツ度”と言ったら...

国際線を利用する人々はどんなに早朝であろうと2時間前までに頑張ってチェックインしますよね。ZUYAさんも守ってアメリカ行き飛行機の専用通路(ゲート)に向かいますが、先ずセキュリティが開いていない...おいおい早く来させておいて、これかよ~





午前5時頃になって、ようやく扉が開きセキュリティへ。そしてその後、アメリカの入国審査場へと向かうのだが...またもや開いてねぇ

長い列がどんどん延びるも開かない...皆がイライラしだした頃にスタッフがだらだらと登場。“何だ? おたくらポーカーでもやってたのか?”と一言ぐらい言ってやりたいが、ここ(入国審査)だけは“冗談”も“嫌み”も絶対に“NG”ですからね、我慢我慢...





飛行機は既に待機中


夜が明けてきた。遠くにダウンタウンが見える...


ZUYAさんはカナダに来たら必ず食べたい物の一つが 『 Tim Hortons 』 と言うビッグ・チェーン店のドーナッツ屋さんで、今回は完全に機会を逃したと思っていたら最後の最後に出発ロビーで発見~

お陰で少しセンチメンタルになっていた気持ちが吹き飛び、大好きな Tim Bits を懐かしい味のコーヒーと共に流し込むZUYAさん





さてミネアポリスまでは一時間強。短い時間なのでトイレの心配もないから迷わず窓際に陣取りカメラを構える。上空からウィニペグに別れを告げる。また来るよ~





さてミネアポリスに問題なく到着し最新のフライト・スケジュールを確認したが、羽田行きの搭乗開始時刻まで優に3時間はある。さてどうしようかなぁ。現地時間は朝の8時...

飲むだろぉ?

万が一を考えて(何の?)なるべく羽田行きのゲートに近い所にある 『 Stone Arch 』 と言う店に着席。大柄だが愛想の良いウェイトレスが担当になりホッとする。実はカナダに入った日も同じミネアポリス空港の別の店でランチを食べたのだが、その店のウェイトレスは最悪だった。まぁ“どうしようもないウェイトレスがいる”のは世界共通のようだ





とにかくビールを頼む。こちらの店はビールの種類には自信があるようで、メニューも見応えがある。先ずは朝起きてからドーナツしかお腹に入っていないから、軽めの 『 Fulton - Lonely Blonde (アルコール4.8%) 』





次に手を出す(口を付けた)のは 『 Lake Superior Deep Water (アルコール10.3%) 』

そう日本で飲む時のように強めの酒で安く浮かそうと思ったら、こいつは半端ないぞ...酔う酔う。何かもっと腹に入れないとマズいかもと3杯目を頼む時に食べ物も頼むことに。しかし朝の8時だ。渡されたメニューは 『 Breakfast menu 』...

なるべくツマミになりそうなものを捜し、エッグマフィンの“豪華版”みたいなやつをオーダーする。これが意外とビールに合ってしまい、更にビールを頼むZUYAさん。このあと支払いをし、先ほどのウェイトレスにチップを弾んだとこまでははっきり覚えているのだが...





しかし、完全に我に返った時ZUYAさんは既に雲の上...

3人掛けの通路側の席に座っているZUYAさん。何が起こったがよくわからずバッグからチケットを取りだし座席番号を確認、モニターに移る行き先も確認。合っている...記憶が抜け落ちたようだ

しかし横2席には誰もいないのが気になる。山手線で乗り過ごす時のように隣の人にもたれかかったり、何かしでかしたのだろうか...少し落ち着いて周りを見渡すとどうやら空席が多く隣の席のアメニティも未開封のままであった。良かった、とりあえず問題なく飛行機に乗ったようだと


そこへ“ファースト・ドリンク”を逃したZUYAさんの席に外国人のキャビン・アテンダントがドリンクの注文を取りに来た (※会話は英語で行われた)


キャビンアテンダント(以下、CA):何を飲む?

ZUYAさん(以下、Z):バーボンをロックで!

CA:お前はダブルだろ?

Z:え?何故に?


まぁどうせ飲むから良いのだが...プラスティックのカップにたっぷり入ったバーボン


CA:ちょっと氷が少ないが、お前なら大丈夫だろ?


って...やはり我に返るまでに何かしたのだろうか~






今回、一人だけツアーに出てて会えなかった親友 Bernie 。ZUYAさんの乗った飛行機がツアー先のエドモントン上空を通過する時に空からメッセージを送ってみた。帰路は酔った勢いで料金 $20ちょいの機内 Wifi に登録したのだ

飛行時間6時間を過ぎた頃から、往路同様にへルニアが痛み始める。緊張感が解けたのだろうか往路よりもツラい。何度も通路に立ちストレッチを始めるZUYAさん

飛行時間は約11時間のフライト。幸い隣は空席なので肘掛けを上にあげて広々と使っているが、やっぱり眠れない。少し寝てストレッチ、少し寝て軽食、少し寝てストレッチ。そうこうしているとカムチャッカ半島から南下し始めた頃に朝食。そしてまたストレッチをしているとようやく羽田への着陸態勢だとアナウンスが入る

いよいよ灼熱の日本か...と思っていると、機長の現地情報によると東京は雨。気温も30度に届かないと。ZUYAさんの日頃の行いがものを言うたようです~


それでも暑いわ!

何や、この暑さは

もう飛行機からのブリッジで既に暑い


旅慣れてるとは言え、地に足が着いた途端に疲れが出ました。帰りもリムジンバスで池袋まで乗り家に着くと15時半。荷物を置き、とにかく日本のビールが飲みたくて個人的には評価の低い 『 養老の瀧 』 へ。まぁ10日ぶりの日本食だから今日ぐらいは美味く感じるだろうと期待したが、やはり...

疲れが溜まっていたようで大瓶2本でギブアップし、家に帰り遂に5時間寝ましたよ。おかげで10日間で睡眠時間30時間超えました~



こんな感じで、ZUYAさんの10日間の旅は幕を閉じます。このシリーズを読んで下さってありがとうございます。漏れた話は“番外編”や“外伝”やら“スピンオフ”やらで書いていきますね~


Have A Good Day,Folks!