なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

ロックゲート(閘門)をご存知ですか?

2024年07月10日 | Camera

東京にあるミニパナマ運河

その存在をひょんなことから知ることになりました。いつも上品、且つ庶民のユーモアのエッセンスも混ぜ込み素敵なブログを綴られているブロ友のlilyさん。彼女がしばしば“水”や“水路”と言ったものをトピックにされているのを見る度に、インスパイアされている今日この頃です

 

扇橋閘門

 

こんばんはZUYAさんです

実は2連休の初日に東京の水路について調べていたら、“ミニパナマ運河”と呼ばれる施設を知り興味を持ちました

早速その「扇橋閘門」を訪れてみたのですが、斬新かつ繊細な切り込みを特徴とするZUYAさんのブログのトピックにするには少々弱くて...

ところが調べてみると、東京にはもう一つ特筆すべきロックゲート(Lockgate)があると...

 

荒川ロックゲート(荒川閘門)

 

ならば2つ同時にブログに書こうと、(2日続けて)東京にある「ロックゲート」を満喫してきました。でも先ずは、

 

ロックゲート(閘門)って何?

 

ですよね

 

説明しよう(←タイムボカンシリーズ風に...)

 

 

日本に限らず地形と言うのは、場所によって全然が違いますよね。よく耳にする「ゼロメートル地帯」。そのエリアに住む人々は実際に海面下(又は河川より低い)で生活を営んでいるわけですよね。同じように河川もそれぞれ流れている場所によって水位が違ってくるのです。その高さを人工的に調整して船を航行させる仕組みが「閘門(ロックゲート)」なのです

ZUYAさんが初めて体験したロックゲートは、25年ほど前に住んでいたカナダででした。Red Riverを船で下って歴史的な地区に行くと言うボート・ツアーに参加した時に途中に大きなダムがあり、その先に進むにはロックゲートを通らないといけませんでした。そうダムの上部から下部まで一気に降下するわけです

この時の詳細はこちら

 

          

 

初日に訪れたのは、江東区内を流れる小名木川にある「扇橋閘門」。1976年に竣工され意外に歴史のある閘門です(最近改修されたそうな)。今回は運良くそれが稼働しているところを見ることは出来ませんでしたけどね。興味のある方には、体験ツアーもあるようですよ 

 

 

 

 

翌日訪れたのが、荒川にある「荒川ロックゲート」。最寄り駅は都営新宿線の「東大島駅」。ええ初めて下車しましたよ。一つ先の船堀駅は、駅前にあるタワーから富士山の写真を撮りに行ったことがありますけどね

この駅は珍しく区境を流れる旧中川を跨いでいて、前方と後方の出口で降り立つ区が違います

 

川の向こうは江東区、こちらは江戸川区

 

 

これが旧ロックゲートらしいです

 

荒川を挟んで船堀タワーが見える

 

さぁ真打ち登場です。荒川ロックゲートに到着しました。こちらは荒川と旧中川との合流地点にあります

初めて来たかなぁと思っていたら、遠い昔に何度か自転車やインラインスケート(ローラーブレード)で河川敷沿いに来たことがあることを思い出しました。でもこのロックゲートが出来たのは、2017年だから...やっぱりお初と言えばお初かな

 

 

 

 

 

日中は上ることが出来るので、最上部へ(以下は上からの写真)。暑さなんぞ忘れる素敵な...景色でしたよ~

 

こちらが河口(東京湾)方面...

 

江戸川区を望む...

 

こちら上流...

 

管理棟と味気ない江東区側を望む...

 

下に降りてから更にじっくり調査しました。災害時に鉄道や道路が使えなくなった時に、水路を使って救援物質や復旧資材の運搬、被災者の救出などを行えるようにするのが目的のようですね

ちなみに荒川と旧中川の水位の差は最大で3.1mほどになるとか。この設備の重要性がわかると思います

 

これ重要

 

 

          

 

さぁて今週は、後は土曜日までの3連勤で日曜日にお休みを頂いております。いよいよ恒例の「ZUYAさん誕生祭」が開幕するわけです(実際の誕生日は29日...)。最大の焦点は、家庭内の不穏な空気を取り除けるかどうか

Have A Good Night,Folks!