なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

3月25日です

2013年03月25日 | Music

『 伝説のギターリスト 』


音楽雑誌やレコード(CD)のスリーブ等に“キャッチフレーズ”的に書かれているのをよく目にしますね。その中の多くが、“ただ目を惹くためだけの...”であることは言うまでもないでしょう


佐野行直


1970年代半ばに伝説のバンド、 『 スペース・サーカス 』 のギター・リストであった人だ

70年代の日本の音楽シーン。海外に追いつき追い越せとばかりに、あるいは違うベクトルへ進む一派も現れまさに戦国時代ならぬ群雄割拠であったわけだ。そんな中で日本人離れしたプレイヤーも次から次へと現れ佐野氏もその一人であり、まさに伝説の名に相応しい素晴らしいギターを弾きます

ZUYAさんはカナダ時代に、わが師から日本に帰った時に必ずチェックするようにと言われたギターリストが2名いました。その一人が佐野氏である。恐れ多くも日本に帰国後初めてのステージを佐野さんと組ませて頂き、確か 『 Hoochie Coochie Man 』 と 『 Shake Your Moneymaker 』 を一緒にやらせていただいた。

この夜はわが師の 『 帰国記念ライブ 』 であり、ZUYAさんも初めて日本のシーンの方々とお会いし緊張のあまりなるべく独りで座っていたのですが(笑)、そこへビ-ル片手に近寄って来てくれた佐野さん。その光景、かけてくれた一言、そして優しさは忘れられませんねぇ


最後にお会いしたのは銀座・TACTにて新介の兄貴と尾形慶次郎氏をリズム隊に従えた 『 Dandelion Hippies (ダンデライオン・ヒッピーズ) 』 のローディを引き受けた時だ。この時のプレーはもうぶっ飛んでましたね。そこに同じく元クリエーションのアイ高野氏(故人)とヒロ小川氏が遊びに来たのだ。なんて豪華なメンツであろうか  


その後、今からもう5年ほど前になるかな。新介さんか一報をもらいカナダに伝え、お通夜に駆けつけた...


今日はその佐野行直氏の命日です。昨年同様なぜか無職なので今日墓参りに伺う予定でしたが、幸運にも面接が入り前倒しで昨日行って来ました。もちろん墓の前で酔っ払ってしまったのは言うまでもありませんね~



FUNKY CARAVAN(紙ジャケット仕様)
クリエーター情報なし
BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)




追記 佐野さんのブギーのアンプはご盟友が大切に保管されているのでしょうかねぇ。実に音圧のある素晴らしいアンプでした