なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

最近気になるギターがあるのだが...

2009年12月05日 | Music
ギターリストなら(いや楽器奏者なら誰でも)数年に一度は必ず掛るであろう“購入病”(笑)ここ最近ZUYAもまたかかりつつある


今回ZUYAが狙っているのは70年代に一世を風靡したAmpeg Dan Armstrong guitarである。



Ampeg Dan Armstorng guitar


この春頃から新しいギターを模索していたのだがどうしてもまだ所有していないレスポールには走れない(笑)エレキ・ギターの王様と言っても過言ではないレスポールに魅力を感じないギターリストは世の中にどれくらいいるのだろうか…
もちろんレコード等でサウンドは耳にするし、良いどころか素晴らしい音なのだが、自分自身が使って出す音のイメージが全くわかないのだ。

んなわけでまぁZUYAは長い間メインはフェンダーのギターにフェンダーのアンプのコンビネーションの訳だ


話はずれたがアンペグである。

写真ではわかりづらいかもしれないがボディ材はアクリルでかなりヘビーらしい。その代わりギンギンのロックサウンドが出るようだ。ピックアップは“カセット式”と変わっていてシングルとハムを交換できるのだ。

初めて見たのは15年くらい前にフェイセズのブートレグ映像(SATURDAY NIGHT live)でロン・ウッドが弾いていたものだ。まだロンがゼマイティスのフロント・ディスク・ラウンドのヤツ(俗に言う“ステイ・ウィズ・ミー”ギターだな)を使う前だ。キース・リチャーズやそのまねのジョー・ペリーも使っていたようだ。

後年のインタビューでロンは『 あのアンペグのギターをデヴィット・ボウイにくれちまったのはとんでもない過ちだったぜ。その時は簡単に代替品が見つかると思ったからな。 』と語っていた。その後近年になってようやく再び良いアンペグを見つけたようだ。


さてともかくこのギター、現在の価格はオールドだと30~50万円、最近リイシュされたものなら20万円、昔の出てたグレコのコピーなら7万円ってとこだ
ただ曲者はリイシュ物でどうやらグレコ生産らしい。一般的にグレコの再生産(例えばGretschもそう)はかなりイマイチだ。ルックスはまだしも音は全く別もんだ。格言うZUYAもGretschのDuo Jetを持っているが...である。しかしリイシュなら何軒かアメリカの楽器屋に問い合わせたが$900ほどで買える。プラス送料は$150ほど。と言うことはトータルで$1050、日本円(1$=90円として)で9万円ちょっとか...う~ん悩むなぁ

となると同じグレコ製造のコピー物で十分かも。さらにこのコピー物はギターとしての完成度もかなり高かったらしいしなぁ。う~ん(>_<)


しかしブルースをプレイするのにアンペグがいるのか?ロックバンドをするならともかく(ロックの仕事など来る気配もないし...)。とごちゃごちゃ考えていると嫁が『 あんたの情けないとこはそこや~。欲しいもんは買うて勝負したらなあかんで~。私が買うたる! 』(注1)などと言い出す。

それでもどうしても買いたいと思えない(笑)つぅことはいらんのか


(注1)ZUYAの嫁は大阪人ではないのでZUYAは上記のように捉えましたが実際には本文中のような大阪弁では話しておりません。