キランソウは小さな草ですが、瑠璃色の花がキラリと眼を射り、存在を主張する花です。昔から薬草として民間医療に使われていたとのことで、医者殺しの別名があり、良薬のようです。花言葉は「健康をあなたに」です。
健康は、幸福に人生を送るためには何より重要です。子供の頃弱かった私は、健康に気をつけて毎日を送っています。あまり大病をせず、間もなく83歳を迎えようとしています。入院歴は、67歳で頸椎脊柱管狭窄症の手術、76歳で脳梗塞の時の2回で、この脳梗塞が問題でした。
56歳になる1992年、12の有人島からなる八重山諸島の中心地、石垣島に4年間転勤しました。そこで同僚からマラソンに誘われたのです。56歳にして初マラソンは11月の与那国一周24㎞でしたが、20㎞地点で脱水症に陥りダウン。その後は、12月に那覇マラソン42㎞、1月に石垣島マラソン42㎞、2月に西表島10㎞と、4年間島巡りを楽しみました。当初は水分補給方法が間違っており、脱水症を繰り返してしまいました。汗で塩分を失いますので、塩分を補給しなければならないところ、真水を摂っていたのです。これでは薄くなった血液中の塩分を高めるため発汗を促し、脱水症になってしまうのです。活性酸素を大量に発生し、動脈硬化を促進し、右椎骨動脈閉塞、左椎骨動脈狭窄という脳梗塞に結果したと思います。
私は噛む力が異常に強く、顎の骨が激しく変形しています。80歳を過ぎて歯がボロボロになってしまいましたが、口腔外科で変形した顎の骨を削る手術を受けないと、入れ歯もインプラントも適用できないとのこと。ところが脳梗塞再発予防のため服用している血液サラサラ薬のため、手術が出来ないのです。咀嚼困難となり、代わりに食物を細切れにして鵜呑みするような惨めな有様で、食事の楽しみは半減してしまいました。
頑強な体を作ろうと思ったのですが、正に年寄りの冷や水になってしまいました。でも、一病息災と申しますか、仲間を誘って地区公民館に「健康体操教室」を主催し、栄養バランスのとれた食事に心がけ、体調管理に万全を期しています。左股関節の軟骨が摩耗し歩行が辛いのですが、ビッコを引きながらも日平均約5千歩を歩き、脚力を維持しています。現在服用している薬は、血液サラサラ薬2種の他、降圧剤・痛風・めまい防止・こむら返しに関する薬で、これらのお陰でしょうか、内臓には疾患はなく「健康」です。これからも脳梗塞と仲良くしながら100歳まで長生きしたいものです。
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