サッカーW杯 J鹿島・水戸選手ら絶賛
「FK完ぺき」「刺激になる」
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本代表が決勝トーナメント進出を決めた25日、同じプロとしてJ1鹿島やJ2水戸の選手らは、快勝したデンマーク戦の話で持ち切りだった。快進撃に喜び、精度の高いキック、守備陣の頑張りをたたえる声が相次いだ。
福島県のJヴィレッジで合宿中の鹿島の選手らは、休憩時間に日本代表の話題ばかり。午前中から練習があるため、生中継を全部見るのは難しかったようだが、「前半だけ頑張って見た」「後半の開始に合わせて起きた」など、多くの選手が睡眠時間を調整してテレビ観戦した。
2002年W杯の日本代表だった曽ケ端準選手(30)は、本田圭佑選手(24)のフリーキックに「あのブレ球はすごい」と、ゴールキーパーの目線から絶賛。本山雅志選手(31)は、同学年の遠藤保仁選手(30)の追加点に「ヤット(愛称)のフリーキックは曲がり方が完ぺきだった」と喜んだ。
決勝トーナメントに関して、経験者の中田浩二選手(30)は「予選リーグと緊張感も違う。パラグアイは強い相手だし、難しい試合になる」と予想した。
予選リーグで闘莉王選手の貢献度は高く、水戸時代にサイドバックとして一緒にプレーした水戸の木沢正徳ヘッドコーチ(41)は「ピンチの対応などがすごい。見ていてほれぼれする」と感嘆。「水戸の時は点を取られると、攻撃参加してしまったが、今は立場を理解している」とチームプレーに徹する姿をほめた。
水戸のセンターバック、大和田真史選手(28)は闘莉王のプレーに「刺激になる。闘争心、気持ちを大切にしているところを見習いたい」と強調。決勝トーナメントでも活躍を期待した。
日本代表の決勝トーナメント進出を称える鹿島の選手たちである。
FK直接二連発は確実に日本サッカーの歴史に刻まれた。
日本代表は一歩進んだと言えよう。
そんななかで、ユダの目は決勝トーナメントを見ておる。
ユダの経験は貴重であると言えよう。
それを有する我等も経験豊富なのである。
圧倒的な強さを誇りながらミス一つでリーグ優勝を逃した1997年。
鳴り物入りで入団した大物助っ人が機能せず、シーズン途中で契約解除するも三冠を達成した2000年。
アディショナルタイムの失点に泣きステージ優勝出来無かった2003年。
無理矢理な世代交代が祟った2004年。
シーズン前半に圧倒的に勝ち点を積み上げながらも後半戦に失速した2005年。
ジャッジに泣かされ監督が去った2006年。
これら経験の積み重ねで今があり、未来があるのだ。
これからも一歩一歩進んでいきたい。