鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

篤人、欠場も辞退せず

2008年05月24日 | Weblog

岡田ジャパン若き両サイド安田&内田欠く
 岡田ジャパンの負の連鎖が止まらない。左の攻撃的サイドバックの切り札安田理大(20=G大阪)が23日、左太もも裏痛のためチームを離脱した。この日合流した右サイドバック内田篤人(20=鹿島)も腰を痛めており、24日のキリン杯コートジボワール戦出場は絶望的でその後も微妙。必勝のW杯アジア3次予選オマーン戦(6月2日=日産スタジアム)を前に、若きサイドアタッカー2人を欠く事態に陥った。

 岡田監督の頭痛の種がまた増えた。この日、安田は病院で検査を受け左太もも裏の軽い肉離れと診断された。22日の紅白戦で控え組の左サイドバックでプレーし、途中で自分から交代を申し出ていた。この日練習を行った豊田スタジアムで岡田監督は「ハムストリングなので危険なところ。大事になるといけないので帰した」と説明した。

 さらに、岡田ジャパンで定位置を確保しつつあった内田が、合流即リハビリの事態に陥った。内田は21日のACLナムディン戦(ベトナム)に出場したが、4月9日に骨折した腰部の復調が思わしくない。この日の練習では軽いランニングとストレッチで完全別メニュー。岡田監督は「リハビリというか、ちょっと…。オマーンに間に合う可能性があるのでチームと一緒にやってもらう」と歯切れが悪い。内田も「腰を曲げるだけで痛いです。この大会に間に合わなくても(6月)2日(のオマーン戦)に間に合えば…」と、悲壮な表情を見せた。

 岡田監督は今回の合宿を含めキリン杯の2試合で、最後の仕上げをする計画だった。しかし、バーゼル中田の招集を右ひざの回復遅れのため見送り。20日の合宿初日にはFW前田が代表を辞退した。内田、安田は岡田ジャパンで台頭してきた攻撃的DF。ホームのオマーン戦で必ず勝ち点を取るには必要な人材だけに、チームにとっては大きな痛手だ。現状では追加招集の予定はなし。いばらの道が続く。
 [2008年5月24日10時5分 紙面から]

岡田って人は選手のコンディションを把握してから呼ぶってことが出来ないのだろうか。